2015年もまもなく暮れようとしています。
年の瀬に一年を振り返って・・・
今年もたくさんの方に奈良倶楽部をご利用ご宿泊いただきました。
何度もお越しいただいているリピーターさんや、初夏に行なわれた「キャッシュバックキャンペーン」をきっかけにお泊まり下さった初めましての方、8月にリニューアルしたHPがきっかけで朝のお散歩を楽しみにご宿泊下さった方々・・・。たくさんのお宿の中から奈良倶楽部を選んでくださって、どうもありがとうございました。
奈良倶楽部でのひとときが居心地のいい時間となりますよう心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。
またブログの方でも、奈良の空気や風を感じていただけた時などに時々感想のメールをいただくこともあり、このような交流も嬉しく、ブログを続ける励みとなっています。ご覧いただきありがとうございます。
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トップの画像は二月堂の空高くに浮かぶ白い雲。
30日正午頃、慌ただしい年の瀬を忘れてしまいそうな青空でした。
何気ない風景の中に、今年は特に空の色が美しいなぁと感じた年でした。(こういうところに気持ちが動くのは、ひょっとして年のせい?)
では皆様、どうぞ佳いお年をお迎え下さいませ。
2016年、新しい年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2015年12月31日木曜日
2015年12月29日火曜日
「仏像を撮ってみよう!」奈良博体験イベントのお知らせ*
奈良国立博物館所蔵の仏像の模造品を被写体として、一眼レフデジタルカメラで撮影をする体験イベントのご案内です++
奈良博の撮影スタジオで、専属の写真技師のアドバイスをもとに撮影ができます。撮影した写真は、その場でプリントしオリジナル絵はがきとしていただけます。
開催日:2016年2月14日(日)
時間: 第1回10:00~11:30/第2回13:00~14:30/第3回15:30~17:00
定員:各回10名(撮影枚数は1人2枚)
参加費:無料
申込方法:WEB申込みのみ(こちらから★)
※応募は1名様につき1度限り(重複応募は無効)
※応募者多数の場合は抽選/結果は1月末日までにメールで連絡。
申込締切:1月24日(日)
問合せ:0742-22-4450
詳細はこちらをご覧下さい。
奈良博の撮影スタジオで、専属の写真技師のアドバイスをもとに撮影ができます。撮影した写真は、その場でプリントしオリジナル絵はがきとしていただけます。
開催日:2016年2月14日(日)
時間: 第1回10:00~11:30/第2回13:00~14:30/第3回15:30~17:00
定員:各回10名(撮影枚数は1人2枚)
参加費:無料
申込方法:WEB申込みのみ(こちらから★)
※応募は1名様につき1度限り(重複応募は無効)
※応募者多数の場合は抽選/結果は1月末日までにメールで連絡。
申込締切:1月24日(日)
問合せ:0742-22-4450
詳細はこちらをご覧下さい。
2015年12月28日月曜日
フルコト学校2016「いまことぶみ」募集中!
来年1/30開催の「フルコト学校」
早くにフルコトさんからご案内いただいていたのでしたが、私事でちょっと多忙にしていたものですから、ブログでご案内しそびれてました。興味深い講座やワークショップや天平Barの応募は締め切られているのですが、一つだけまだ募集中のものがあるのです。
それが「いまことぶみ」!
4コマのふきだし部分に台詞を当てはめ、ネタを完成させて下さい。
真面目にでも、ロマンティックにでも、ボケててもOK・・・ということです!また、ぴったりな万葉歌が見つかれば、それをあてはめてみるのもOKだそうです。
3本全部でも1 本からでも一人何口でもご応募できます。
そして、優秀作品として選ばれた方には、
フルコト学校から豪華商品のプレゼントも!
「いまことぶみ」 の詳細と投稿フォームはこちら★から
申込み締切りは1/10までです。
お正月休みの間に「ふることぶみ」ならぬ「いまことぶみ」で遊んでみて下さいね!
早くにフルコトさんからご案内いただいていたのでしたが、私事でちょっと多忙にしていたものですから、ブログでご案内しそびれてました。興味深い講座やワークショップや天平Barの応募は締め切られているのですが、一つだけまだ募集中のものがあるのです。
それが「いまことぶみ」!
4コマのふきだし部分に台詞を当てはめ、ネタを完成させて下さい。
真面目にでも、ロマンティックにでも、ボケててもOK・・・ということです!また、ぴったりな万葉歌が見つかれば、それをあてはめてみるのもOKだそうです。
3本全部でも1 本からでも一人何口でもご応募できます。
そして、優秀作品として選ばれた方には、
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申込み締切りは1/10までです。
お正月休みの間に「ふることぶみ」ならぬ「いまことぶみ」で遊んでみて下さいね!
2015年12月27日日曜日
かまどごはん♫
先日、奈良町にオープンした「鹿の舟」にて竃かまどご飯をいただいて、あらためて竃で炊いたご飯の美味しさに納得しているのですが。
「奈良町にぎわいの家」でも、毎月の「竃体験 」や、1/16には「鹿の舟」の竃も手がけられた左官職人の宮奥さんのお話会が開かれます。
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「奈良町にぎわいの家」の「かまど」関連のイベントは++
◆1/8(金)10:00~12:30「七草粥体験」
参加費:500円/持ち物エプロン/定員7名(要事前申込み)
※多い場合は12/28に抽選、落選の方のみに連絡あり
◆1/16(土)14:00~15:30 町家講座「町家の技術・左官の技」
参加費:無料/定員30名(要事前申込)
講師:宮奥淳司さん(宮奥左官工業)
◆1/22(金)・1/30(土)10:00~12:30「竈かまど体験」
参加費:500円/定員5名(要事前申込)
申込み・問合せは 電話(0742-20-1917)またはメール(nigiwainoie@gmail.com)で、宜しくお願いします。
「奈良町にぎわいの家」でも、毎月の「竃体験 」や、1/16には「鹿の舟」の竃も手がけられた左官職人の宮奥さんのお話会が開かれます。
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「奈良町にぎわいの家」の「かまど」関連のイベントは++
◆1/8(金)10:00~12:30「七草粥体験」
参加費:500円/持ち物エプロン/定員7名(要事前申込み)
※多い場合は12/28に抽選、落選の方のみに連絡あり
◆1/16(土)14:00~15:30 町家講座「町家の技術・左官の技」
参加費:無料/定員30名(要事前申込)
講師:宮奥淳司さん(宮奥左官工業)
◆1/22(金)・1/30(土)10:00~12:30「竈かまど体験」
参加費:500円/定員5名(要事前申込)
申込み・問合せは 電話(0742-20-1917)またはメール(nigiwainoie@gmail.com)で、宜しくお願いします。
2015年12月26日土曜日
春日大社のクリスマスツリー
フェイスブックの友人・保山さんが撮影されたとても美しい「春日大社のクリスマスツリー」。クリスマスはもう過ぎましたが、とても聖らかな映像に心があらわれるようで、何度も何度も見ています。
春日大社のクリスマスツリー
月日磐、苔むす石、水谷川の清流、巨樹の葉先に滴る雨雫、小鳥の囀り、静寂、春日山原生林に降りそそぐ神々しいばかりの陽の光・・・どのような言葉で言い表しても言い尽くせないくらい美しい世界です。
::
先日「鹿鳴人のつぶやき」でもご紹介がありましたが、フリーのテレビカメラマン保山耕一さんはご病気と闘いながら、奈良の四季の美しさを映像に撮ってらっしゃいます。You Tubeにアップされている映像を、ブログにもリンクを貼っておきますので、どうぞご堪能下さい!
奈良の桜 ★
奈良の夏 ★
奈良の秋 ★
春日大社の秋 ★
春日山・御蓋山 ★
大仏池の秋 ★
入江泰吉旧居の秋 ★
春日大社のクリスマスツリー
月日磐、苔むす石、水谷川の清流、巨樹の葉先に滴る雨雫、小鳥の囀り、静寂、春日山原生林に降りそそぐ神々しいばかりの陽の光・・・どのような言葉で言い表しても言い尽くせないくらい美しい世界です。
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先日「鹿鳴人のつぶやき」でもご紹介がありましたが、フリーのテレビカメラマン保山耕一さんはご病気と闘いながら、奈良の四季の美しさを映像に撮ってらっしゃいます。You Tubeにアップされている映像を、ブログにもリンクを貼っておきますので、どうぞご堪能下さい!
奈良の桜 ★
奈良の夏 ★
奈良の秋 ★
春日大社の秋 ★
春日山・御蓋山 ★
大仏池の秋 ★
入江泰吉旧居の秋 ★
2015年12月23日水曜日
年末年始のお出かけ情報③〜新春の秘宝秘仏公開
新春に合わせて特別開帳される秘宝秘仏のご案内です。
◇1/1~1/3 10:00~16:00 霊山寺「薬師三尊特別公開」
かや材一木造りで62cmの薬師如来が公開。
脇侍の日光・月光菩薩の光背には十二神将が描かれている。
◇1/1~1/3 9:00~17:00 慈光院「なき龍 本堂絵天井特別公開」
◇1/1~1/3 法隆寺「舎利殿・絵殿特別公開」
南無仏舎利を納める南無仏舎利塔は13:00〜の法要の間参拝可能。
◇1/1~1/3 聖林寺「秘仏・宝蔵天、弁財天特別開扉」
◇1/1~1/11 9:00~16:00 信貴山朝護孫子寺「毘沙門天王秘仏御開帳」
※祈祷中は拝尊できませんのでご注意下さい。
◇1/1〜1/3 薬師寺「国宝・吉祥天女画像特別公開」
◇1/4~1/15 薬師寺「平成の吉祥天女像」が公開。
◇1/1~1/15「玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿特別公開」
◇~1/3 薬師寺「水煙にまもられた仏舎利展」
◇1/1~1/15 9:00~16:00 喜光寺「宇賀神特別開帳」
毎年7月の暁天講座の時にだけ公開されていた、人頭蛇身の姿の宇賀神がこの時期にも特別公開されます。
◇1/1~1/15 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別開扉」
◇1/8~1/10 浄瑠璃寺「大日如来特別公開」
◇1/8 浄瑠璃寺「三重塔特別開扉」
◇1/1~1/31 9:00~16:30 石光寺「弥勒堂開帳」
◇1/1~1/31 松尾寺「松尾山七福神開扉」「大黒天念持仏公開」
1/1は0:00~17:00 1/2~1/5は8:00~17:00
1/6~1/31の平日は9:00~16:00、土日祝日は8:00~17:00
◇1/1~2/28 談山神社「談峯龍神像 新春特別公開」
◇1/1~2/29 9:00~16:30 當麻寺中之坊「布袋尊百童子屏風ご開帳」
◇1/16 9:00~17:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
※當麻寺の金堂および講堂では正月に修正会が厳修されます。
秘仏の牛王像が祀られる期間は一般の入堂できないため、拝観ができません。拝観不可の期間は以下の通りです。
・金堂:1/1~1/3・講堂:1/4~1/5
◇1/15~2/4 9:00~16:30 西大寺「愛染明王」「聚宝館」特別公開
◇1/1~1/3 10:00~16:00 霊山寺「薬師三尊特別公開」
かや材一木造りで62cmの薬師如来が公開。
脇侍の日光・月光菩薩の光背には十二神将が描かれている。
◇1/1~1/3 9:00~17:00 慈光院「なき龍 本堂絵天井特別公開」
◇1/1~1/3 法隆寺「舎利殿・絵殿特別公開」
南無仏舎利を納める南無仏舎利塔は13:00〜の法要の間参拝可能。
◇1/1~1/3 聖林寺「秘仏・宝蔵天、弁財天特別開扉」
◇1/1~1/11 9:00~16:00 信貴山朝護孫子寺「毘沙門天王秘仏御開帳」
※祈祷中は拝尊できませんのでご注意下さい。
◇1/1〜1/3 薬師寺「国宝・吉祥天女画像特別公開」
◇1/4~1/15 薬師寺「平成の吉祥天女像」が公開。
◇1/1~1/15「玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿特別公開」
◇~1/3 薬師寺「水煙にまもられた仏舎利展」
◇1/1~1/15 9:00~16:00 喜光寺「宇賀神特別開帳」
毎年7月の暁天講座の時にだけ公開されていた、人頭蛇身の姿の宇賀神がこの時期にも特別公開されます。
◇1/1~1/15 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別開扉」
◇1/8~1/10 浄瑠璃寺「大日如来特別公開」
◇1/8 浄瑠璃寺「三重塔特別開扉」
◇1/1~1/31 9:00~16:30 石光寺「弥勒堂開帳」
◇1/1~1/31 松尾寺「松尾山七福神開扉」「大黒天念持仏公開」
1/1は0:00~17:00 1/2~1/5は8:00~17:00
1/6~1/31の平日は9:00~16:00、土日祝日は8:00~17:00
◇1/1~2/28 談山神社「談峯龍神像 新春特別公開」
◇1/1~2/29 9:00~16:30 當麻寺中之坊「布袋尊百童子屏風ご開帳」
◇1/16 9:00~17:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
※當麻寺の金堂および講堂では正月に修正会が厳修されます。
秘仏の牛王像が祀られる期間は一般の入堂できないため、拝観ができません。拝観不可の期間は以下の通りです。
・金堂:1/1~1/3・講堂:1/4~1/5
◇1/15~2/4 9:00~16:30 西大寺「愛染明王」「聚宝館」特別公開
2015年12月22日火曜日
年末年始のお出かけ情報②〜初詣と寺社新春行事
奈良県内の寺社で行われる越年行事や初詣、お正月の伝統行事など
奈良倶楽部にご宿泊のお客様にお奨めしやすいところをご案内致します。(同じ寺社での行事はまとめて紹介しています。)
奈良倶楽部にご宿泊のお客様にお奨めしやすいところをご案内致します。(同じ寺社での行事はまとめて紹介しています。)
また春日大社や東大寺周辺の初詣に伴う交通規制★もご参照下さい。
◇春日大社「初詣」
・1/1は0時~20時 1/2、1/3は6時30分~19時が開門時間です。
・1/1 5:00 歳旦祭 摂末社巡拝 (※拝観は不可)
・1/2 10:00〜「日供始式並興福寺貫首社参式」
神仏習合時代の神前読経が偲ばれる珍しい行事です。
・1/3 11:00〜「神楽始式」
巫女により本社中門前で神楽が奉納されます。
・1/4、1/5の開門時間は6時30分〜18時です。
◇東大寺「大仏殿無料拝観」
・1/1 0:00~8:00
大仏殿中門を開扉。鏡池付近では「とんど」
中門内側大仏殿参道両側の水路では篝火が焚かれます。
◇東大寺二月堂「観音経読経」
・1/1 0:00
鏡池辺りの参道から二月堂まで135基の石灯籠に灯が入ります。
またこの時から3日間、二月堂内では万灯明を灯しています。
・1/3と1/5 10:00~ 「大般若法要」
11:00~13:30 お雑煮ふるまい(万灯明、お鏡餅の申込み者)
◇興福寺「新春護摩祈祷」
・1/1~1/3 14:00頃~ 南円堂そばの不動堂にて(要申込)
・1/2 「春日社参式」
◇護国神社「御火焚祭」
・12/31 から1/3まで
除夜祭の後、浄暗の中、県下一の「大とんど」に点火( 23:30点火)
天高く立ち上る炎のもとでの年越し。
・1/3 11:00〜新春祈願祭 祭典後、古式包丁式を奉納
「大とんど」は3日間絶えることなく燃え続けます。
三が日の参詣者には白神酒が振舞われます。
◇大安寺「除夜の竹明かり」
・1/1 0:00~
除夜の鐘の響きとともに、本堂では大般若会が修されて
松三宝昆布挟みの儀が執りおこなわれ
護摩堂では越年の護摩が焚かれます。
また境内には108本の竹明かりが灯されます。
◇元興寺「国宝五重小塔開眼法要」
・1/1 9:00〜
五重小塔開眼法要参列者を含め先着888名に記念散華の授与あり。
◇唐招提寺「修正会」
・1/1 0:00~2:00 修正会護摩供
・1/3 18:00~20:00 修正会護摩供 餅談義
◇薬師寺「修正会 吉祥悔過法要」
・12/31 23:45~ 「国宝吉祥天女画像」を本尊として金堂にお祀りし、一年の吉祥招福などを祈願する法要。
(771年より1000年を超えて続く法要)
・1/1~1/3 13:00からの法要は一般参拝可。
・1/1~1/3 8:30~17:00「国宝吉祥天女画像特別開扉」
・1/4~1/15は新たに造顕された平成の吉祥天女像を公開
・1/1 0:30~「年頭法話」(東僧房)
・1/1~1/3 9:00~「写経会」(写経道場)
・1/1~1/3 10:00~「初護摩祈祷」(大講堂前)
・1/1~1/3 13:00~「修正会吉祥悔過法要」(金堂)
・1/1~1/3 13:30~「新春法話」(東僧坊)
◇霊山寺「修正会」
・1/1 0:00~5:00(奥の院、本堂、弁天堂)17:00~(本堂)
・1/2・1/3 17:00~(本堂)
・1/1~1/3 10:00~16:00 聚楽殿にて初福茶
・1/1~1/3 10:00~16:00「本堂薬師三尊の特別開扉」
◇帯解寺「修正会」
・1/1 0:30~2:00
◇率川神社「御神火拝戴祭」
・1/1 0:45~
本社・大神神社の繞道祭の御神火を受けて大松明に点火。
火縄に移して家庭に持ち帰り新年の火種にしていただきます。
◇大神神社「繞道祭にょうどうさい」
・1/1 1:00~
拝殿奥・神山三輪山でご神火が切り出され(0:00)
灯篭から大松明と火が移され
三輪山麓の摂社末社18社を大松明を担いで巡拝する。
◇石上神宮「新春初太鼓 神火祭」
・1/1 0:00〜
・1/1 5:00〜「歳旦祭」
◇信貴山朝護孫子寺「修正会」
・1/1〜1/3 17:00〜本堂にて
一山総出仕により、うるしの木を打つ行事はダイナミックです。
・1/1〜1/11 9:00〜16:00 「毘沙門天王秘仏御開帳」
・1/9 4:00「新年初寅」
◇宝山寺「初聖天」
・1/1〜1/3 福財布の授与
・1/1〜1/15 午前中〜14:00 新年特別祈祷会
◇松尾寺「七福神祭」
・1/1 0:00~17:00 1/2~1/5 8:00~17:00
・1/3 10:00~歳旦祭(松尾山神社にて)神楽奉納も。
◇長谷寺 「観音万燈会 」
・12/31 19:00〜 1/1 5:00
仁王門から登廊、本堂に明かりが灯ります。
・1/1~1/3は17:00~20:00(登廊 釣り灯籠のみ)
※大晦日16:30より1/3までは入山無料
◇法隆寺「舎利講」
・1/1~1/3 13:00~(夢殿北、東院舎利殿にて。参拝可)
絵殿も特別公開
◇聖林寺「新春特別公開」
・1/1 ~1/3 「秘仏宝蔵天・秘仏弁財天特別開扉」(通常拝観料要)
◇橿原神宮「御垣内特別参拝」
・1/1~1/5 9:00~17:00(3日は正午から)初穂料 1000円以上
◇大和神社 「新春行事」
・1/1 2:30~「歳旦祭」
・1/1 14:00~「御神楽祭」
・1/3 10:00~「元始祭」
・1/4 13:00~ 「御弓始祭」
※「御弓始祭」祭典前(11:50)から参拝者にぜんざいの接待あり。
(500食限定で、無くなり次第終了。)
◇談山神社「新春行事」(1/1~1/3:入山無料・内庭特別参拝)
・1/1 0:00 開門、初太鼓
・1/1 10:00~「元旦祭」
・1/2 13:00~「神楽式 談山翁」
・1/2・1/3 10:00~15:00「書き初め」
・1/3 9:00「元始祭」11:30「福禄寿大神新春大祭」14:00「雅楽始め」
◇金峯山寺蔵王堂「新春行事」
・1/1 0:00~ 蔵王堂内で初護摩供 御神酒鏡割り
・1/1~1/3 11:00~ 修正会
・1/2~1/3 13:00~ 護摩供修法
◇正暦寺「修正会」
◇春日大社「初詣」
・1/1は0時~20時 1/2、1/3は6時30分~19時が開門時間です。
・1/1 5:00 歳旦祭 摂末社巡拝 (※拝観は不可)
・1/2 10:00〜「日供始式並興福寺貫首社参式」
神仏習合時代の神前読経が偲ばれる珍しい行事です。
・1/3 11:00〜「神楽始式」
巫女により本社中門前で神楽が奉納されます。
・1/4、1/5の開門時間は6時30分〜18時です。
◇東大寺「大仏殿無料拝観」
・1/1 0:00~8:00
大仏殿中門を開扉。鏡池付近では「とんど」
中門内側大仏殿参道両側の水路では篝火が焚かれます。
◇東大寺二月堂「観音経読経」
・1/1 0:00
鏡池辺りの参道から二月堂まで135基の石灯籠に灯が入ります。
またこの時から3日間、二月堂内では万灯明を灯しています。
・1/3と1/5 10:00~ 「大般若法要」
11:00~13:30 お雑煮ふるまい(万灯明、お鏡餅の申込み者)
◇興福寺「新春護摩祈祷」
・1/1~1/3 14:00頃~ 南円堂そばの不動堂にて(要申込)
・1/2 「春日社参式」
◇護国神社「御火焚祭」
・12/31 から1/3まで
除夜祭の後、浄暗の中、県下一の「大とんど」に点火( 23:30点火)
天高く立ち上る炎のもとでの年越し。
・1/3 11:00〜新春祈願祭 祭典後、古式包丁式を奉納
「大とんど」は3日間絶えることなく燃え続けます。
三が日の参詣者には白神酒が振舞われます。
◇大安寺「除夜の竹明かり」
・1/1 0:00~
除夜の鐘の響きとともに、本堂では大般若会が修されて
松三宝昆布挟みの儀が執りおこなわれ
護摩堂では越年の護摩が焚かれます。
また境内には108本の竹明かりが灯されます。
◇元興寺「国宝五重小塔開眼法要」
・1/1 9:00〜
五重小塔開眼法要参列者を含め先着888名に記念散華の授与あり。
◇唐招提寺「修正会」
・1/1 0:00~2:00 修正会護摩供
・1/3 18:00~20:00 修正会護摩供 餅談義
◇薬師寺「修正会 吉祥悔過法要」
・12/31 23:45~ 「国宝吉祥天女画像」を本尊として金堂にお祀りし、一年の吉祥招福などを祈願する法要。
(771年より1000年を超えて続く法要)
・1/1~1/3 13:00からの法要は一般参拝可。
・1/1~1/3 8:30~17:00「国宝吉祥天女画像特別開扉」
・1/4~1/15は新たに造顕された平成の吉祥天女像を公開
・1/1 0:30~「年頭法話」(東僧房)
・1/1~1/3 9:00~「写経会」(写経道場)
・1/1~1/3 10:00~「初護摩祈祷」(大講堂前)
・1/1~1/3 13:00~「修正会吉祥悔過法要」(金堂)
・1/1~1/3 13:30~「新春法話」(東僧坊)
◇霊山寺「修正会」
・1/1 0:00~5:00(奥の院、本堂、弁天堂)17:00~(本堂)
・1/2・1/3 17:00~(本堂)
・1/1~1/3 10:00~16:00 聚楽殿にて初福茶
・1/1~1/3 10:00~16:00「本堂薬師三尊の特別開扉」
◇帯解寺「修正会」
・1/1 0:30~2:00
◇率川神社「御神火拝戴祭」
・1/1 0:45~
本社・大神神社の繞道祭の御神火を受けて大松明に点火。
火縄に移して家庭に持ち帰り新年の火種にしていただきます。
◇大神神社「繞道祭にょうどうさい」
・1/1 1:00~
拝殿奥・神山三輪山でご神火が切り出され(0:00)
灯篭から大松明と火が移され
三輪山麓の摂社末社18社を大松明を担いで巡拝する。
◇石上神宮「新春初太鼓 神火祭」
・1/1 0:00〜
・1/1 5:00〜「歳旦祭」
◇信貴山朝護孫子寺「修正会」
・1/1〜1/3 17:00〜本堂にて
一山総出仕により、うるしの木を打つ行事はダイナミックです。
・1/1〜1/11 9:00〜16:00 「毘沙門天王秘仏御開帳」
・1/9 4:00「新年初寅」
◇宝山寺「初聖天」
・1/1〜1/3 福財布の授与
・1/1〜1/15 午前中〜14:00 新年特別祈祷会
◇松尾寺「七福神祭」
・1/1 0:00~17:00 1/2~1/5 8:00~17:00
・1/3 10:00~歳旦祭(松尾山神社にて)神楽奉納も。
◇長谷寺 「観音万燈会 」
・12/31 19:00〜 1/1 5:00
仁王門から登廊、本堂に明かりが灯ります。
・1/1~1/3は17:00~20:00(登廊 釣り灯籠のみ)
※大晦日16:30より1/3までは入山無料
◇法隆寺「舎利講」
・1/1~1/3 13:00~(夢殿北、東院舎利殿にて。参拝可)
絵殿も特別公開
◇聖林寺「新春特別公開」
・1/1 ~1/3 「秘仏宝蔵天・秘仏弁財天特別開扉」(通常拝観料要)
◇橿原神宮「御垣内特別参拝」
・1/1~1/5 9:00~17:00(3日は正午から)初穂料 1000円以上
◇大和神社 「新春行事」
・1/1 2:30~「歳旦祭」
・1/1 14:00~「御神楽祭」
・1/3 10:00~「元始祭」
・1/4 13:00~ 「御弓始祭」
※「御弓始祭」祭典前(11:50)から参拝者にぜんざいの接待あり。
(500食限定で、無くなり次第終了。)
◇談山神社「新春行事」(1/1~1/3:入山無料・内庭特別参拝)
・1/1 0:00 開門、初太鼓
・1/1 10:00~「元旦祭」
・1/2 13:00~「神楽式 談山翁」
・1/2・1/3 10:00~15:00「書き初め」
・1/3 9:00「元始祭」11:30「福禄寿大神新春大祭」14:00「雅楽始め」
◇金峯山寺蔵王堂「新春行事」
・1/1 0:00~ 蔵王堂内で初護摩供 御神酒鏡割り
・1/1~1/3 11:00~ 修正会
・1/2~1/3 13:00~ 護摩供修法
◇正暦寺「修正会」
・1/3~1/5 13:00~16:00
年頭祈願、五穀豊穣を祈る薬師悔過法要。
正暦寺に古くから伝わる独特の声明によって法要を勤修。
◇1/5 10:30~ 率川神社阿波神社「初戎祭」
奈良市内最古の夷さま。吉兆福笹授与、お神酒・甘酒の振舞い有り。
(1/4 15:00 宵戎祭)
◇1/5 7:00~ 南市恵毘須神社「初戎 」
年頭祈願、五穀豊穣を祈る薬師悔過法要。
正暦寺に古くから伝わる独特の声明によって法要を勤修。
◇1/5 10:30~ 率川神社阿波神社「初戎祭」
奈良市内最古の夷さま。吉兆福笹授与、お神酒・甘酒の振舞い有り。
(1/4 15:00 宵戎祭)
◇1/5 7:00~ 南市恵毘須神社「初戎 」
2015年12月21日月曜日
年末年始のお出かけ情報①〜大晦日「年越大祓式」と「除夜の鐘」
まずは大晦日に行なわれる「年越大祓式」 のご案内を**
・春日大社 15:00〜 春日大社内 祓戸神社
・護国神社 15:00〜
・大神神社 14:00〜 祈祷殿前斎庭
・石上神宮 15:30〜
・談山神社 15:00〜
次に「除夜の鐘」のご案内ですが**
奈良倶楽部通信では、ご宿泊のお客さまが徒歩や車で動ける範囲のお寺で撞ける除夜の鐘のみご案内しています。その他、奈良県下の寺院の除夜の鐘につきましてはこちらをご参照下さい。
◇「五劫院」の除夜の鐘◇
奈良倶楽部の2軒お隣、23:45より参加者全員が順番に撞けます。
甘酒・福酒の振舞いや合格鉛筆、破魔矢の授与
また、五劫思惟阿弥陀仏像も拝観できます。
五劫院の鐘
◇「般若寺」の除夜の鐘◇
23:45頃から、参加者全員が順番に撞けます。
元旦1:00頃まで本堂無料公開、福茶のふるまい有り。
◇「東大寺」の除夜の鐘◇
22時半頃より整理券配布され、先着800名まで。
元旦の0:00より、8人一組で撞きます。
※整理券配布時間は人出の具合で決めるため前後する可能性あり。
また、列から離れると整理券は無効になります。
◇「興福寺」の除夜の鐘◇
南円堂と菩提院大御堂の2ヶ所で撞けます。
23:00より各先着100名(計200名)に整理券配布。
◇「薬師寺」の除夜の鐘◇
23:00より東僧坊で番号札を全員に配布。(越年写経の方優先)
23:45より5人一組で鐘を撞きます。
鐘を撞いた方にはお餅の接待もあり(数量限定です)
◇「唐招提寺」の除夜の鐘◇
23:00より南大門で先着108名に番号札を配布。
23:40より鐘をつくことができます。
参詣者には千手観音の御守札を授与。(拝観無料)
◇「西大寺」の除夜の鐘◇
23:45頃より開始。整理券なしで参加者全員が撞けます。
・・・・・・・・・・・・・・
大晦日から元旦にかけて、奈良倶楽部は門限フリーにしております。
奈良で迎える新年をどうぞお楽しみ下さい。
・春日大社 15:00〜 春日大社内 祓戸神社
・護国神社 15:00〜
・大神神社 14:00〜 祈祷殿前斎庭
・石上神宮 15:30〜
・談山神社 15:00〜
次に「除夜の鐘」のご案内ですが**
奈良倶楽部通信では、ご宿泊のお客さまが徒歩や車で動ける範囲のお寺で撞ける除夜の鐘のみご案内しています。その他、奈良県下の寺院の除夜の鐘につきましてはこちらをご参照下さい。
◇「五劫院」の除夜の鐘◇
奈良倶楽部の2軒お隣、23:45より参加者全員が順番に撞けます。
甘酒・福酒の振舞いや合格鉛筆、破魔矢の授与
また、五劫思惟阿弥陀仏像も拝観できます。
五劫院の鐘
◇「般若寺」の除夜の鐘◇
23:45頃から、参加者全員が順番に撞けます。
元旦1:00頃まで本堂無料公開、福茶のふるまい有り。
◇「東大寺」の除夜の鐘◇
22時半頃より整理券配布され、先着800名まで。
元旦の0:00より、8人一組で撞きます。
※整理券配布時間は人出の具合で決めるため前後する可能性あり。
また、列から離れると整理券は無効になります。
◇「興福寺」の除夜の鐘◇
南円堂と菩提院大御堂の2ヶ所で撞けます。
23:00より各先着100名(計200名)に整理券配布。
◇「薬師寺」の除夜の鐘◇
23:00より東僧坊で番号札を全員に配布。(越年写経の方優先)
23:45より5人一組で鐘を撞きます。
鐘を撞いた方にはお餅の接待もあり(数量限定です)
◇「唐招提寺」の除夜の鐘◇
23:40より鐘をつくことができます。
参詣者には千手観音の御守札を授与。(拝観無料)
◇「西大寺」の除夜の鐘◇
23:45頃より開始。整理券なしで参加者全員が撞けます。
・・・・・・・・・・・・・・
大晦日から元旦にかけて、奈良倶楽部は門限フリーにしております。
奈良で迎える新年をどうぞお楽しみ下さい。
2015年12月19日土曜日
おん祭2015*「お旅所祭」
仕事の傍らに時間を作っては毎年少しずつ「春日若宮おん祭」を拝見しています。今年は「お旅所祭」の前半部分のみでしたが、このお祭の中に身を置くことができました。
お渡り式が終わる午後3時頃にお旅所入口に到着。
神饌、宮司の奉弊・祝詞奏上、日使の奉弊・祝詞奏上、お渡り式でお旅所に入って来られた方々の拝礼などが2時半頃から行なわれて、その後、御巫神楽が舞われます。
この神事の間は一般の人はお旅所にまだ入れませんので、入口付近から覗いて見たりしています。(私も人混みの間から一枚パチリ)
その後4時頃からお旅所の中に入れていただくことになります。
この時「おん祭保存会」に入会していると、御假殿前の舞台のすぐそばまで入れていただけます。
若宮さまへ奉納される芸能の各々を 御假殿のお側近くで時間の許すまで拝見させていただきました。以下に拙い写真ですが、春日大社サイトよりそれぞれの芸能について書かれた解説をコピーして最後に添えています。(青字で表しています)
::
東遊あずまあそび
安閑天皇の御代、駿河国の有産浜に天女が降り、舞い遊んだという故事から起った東国の風俗舞といわれる。
青摺の袍に太刀を佩き、巻纓の冠をいただいた舞人四人(童児)が凛々しく「駿河舞」と「求子舞」の二曲を舞う。子どもが舞うのは他に例がなく、珍らしい。
::
田楽でんがく
田楽の起源については、神に五穀豊穣を祈る楽であるとか、農民を慰労するために演じた所作であるとか、田舞から出たもの、又は散楽(奈良時代に中国から伝わった曲芸の類)から転じたものなど種々の説がある。春日田楽はおん祭が行われた当初から奉納されており、かつては田楽能もあり、名人もいた。世阿弥が12才のとき、おん祭前日に行われる装束賜りの能に田楽の喜阿弥が尉を演じるのをわざわざ見に行って感服したと「申楽談義」にのべている。
はじめは本・新座それぞれからの奉幣で、一が五色の大幣を各一束ずつ神前に献じる。次いで「中門口」の囃子を奏し、曲芸の「刀玉」「高足」となる。このあと「もどき開ロ、立合舞」という短い能を演じる。
::
細男せいのお
神功皇后の故事にちなむもので、筑紫の浜で、ある老人が「細男を舞えば磯良と申す者が海中より出て干珠、満珠の玉を献上す」と言ったのでこれを舞わしめたところ、磯良が出てきたが顔に貝殻がついていたので覆面をしていたという物語りが伝わっており、八幡神系の芸能と考えられている。
白い浄衣を着けた六人の舞人が白い布を目の下に垂らし、うち二人が小鼓を胸から下げ、二人は素手でいる。あとの二人は笛の役である。小鼓を打ち、袖で顔を覆いながら進み、また退きして拝舞する素朴なものであるが、独得の雰囲気をかもし出す実に神秘的な舞である。わが国芸能史のうえでも他に遺例のない貴重なものである。
::
神楽式かぐらしき
神楽式とは、翁を略式にしたものである。翁は新年や大事な演能会・神事の能のはじめには必ず行われて、天下泰平を祈願する儀式である。
常の翁はすべてがぎょうぎょうしいものであるが、この神楽式はシテの翁と三番目三が白の狩衣(浄衣)に白の大口をはき面はつけずに舞う。千歳は出ない。地謡や囃子方は裃を着、大鼓はなく小鼓は一丁になる。
後見が最初に正先へ鈴を出し、囃子方と地謡が座に着いてから、シテの翁と三番三がある。三番三は翁返りのあとすぐ鈴の段を舞う。
明治の初年、時の大夫金春広成が、金剛の大夫氏成と協議の上定められ、おん祭お旅所神前の特別な翁として現在に至っている。
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舞楽〜振鉾三節えんぶさんせつ
舞楽の始めに舞われる曲で国土安穏、雅音成就を祈る。まず鉾を持った赤袍の左方舞人、ついで緑袍の右方舞人がそれぞれ笛の乱声に合わせて舞い、最後に二人が鉾を振り合わせる。
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舞楽〜萬歳楽まんざいらく
隋の煬帝が楽正自明達に作らせたもので、鳳凰が萬歳と唱えるのを舞に表したものといわれている。慶賀の際には必ず舞われる荘重閑雅、気品の高い曲である。舞人は四人、赤の常装束に鳥甲を冠っている。
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舞楽〜延喜楽えんぎらく
延喜年間(901~22)に山城守藤原忠房が作曲、敦実親王が作舞したもので、高麗楽の形式によっている。四人舞。緑色の常装束で萬歳楽と一対となり、同じく慶賀必奏の舞である。
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舞楽〜賀殿かてん
仁明天皇の嘉祥年間(848~850)に遺遭唐使判官藤原貞敏が琵琶の譜によって習い伝えた曲に、楽人林真倉が舞を振りつけたといわれている。すこぶる変化のある動きの早い舞である。四人舞。袍の両肩をぬいだ形で、裾と前掛をつける。
::
この後、長保楽ちょうぼうらくが続き、和舞やまとまい、蘭陵王らんりょうおう、納曽利なそり、散手さんじゃ、貴徳きとく、抜頭ばとう、落蹲らくそん・・・と、夜の10時半過ぎまで神遊が行なわれ、深夜の11時過ぎに 若宮の神様は また若宮社へとお還りになられるのでした。
途中まででしたが、この続きはまた来年以降のお楽しみにということで、有り難い思いでお旅所を後にしたのでした。
お渡り式が終わる午後3時頃にお旅所入口に到着。
神饌、宮司の奉弊・祝詞奏上、日使の奉弊・祝詞奏上、お渡り式でお旅所に入って来られた方々の拝礼などが2時半頃から行なわれて、その後、御巫神楽が舞われます。
この神事の間は一般の人はお旅所にまだ入れませんので、入口付近から覗いて見たりしています。(私も人混みの間から一枚パチリ)
その後4時頃からお旅所の中に入れていただくことになります。
この時「おん祭保存会」に入会していると、御假殿前の舞台のすぐそばまで入れていただけます。
若宮さまへ奉納される芸能の各々を 御假殿のお側近くで時間の許すまで拝見させていただきました。以下に拙い写真ですが、春日大社サイトよりそれぞれの芸能について書かれた解説をコピーして最後に添えています。(青字で表しています)
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東遊あずまあそび
安閑天皇の御代、駿河国の有産浜に天女が降り、舞い遊んだという故事から起った東国の風俗舞といわれる。
青摺の袍に太刀を佩き、巻纓の冠をいただいた舞人四人(童児)が凛々しく「駿河舞」と「求子舞」の二曲を舞う。子どもが舞うのは他に例がなく、珍らしい。
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田楽でんがく
田楽の起源については、神に五穀豊穣を祈る楽であるとか、農民を慰労するために演じた所作であるとか、田舞から出たもの、又は散楽(奈良時代に中国から伝わった曲芸の類)から転じたものなど種々の説がある。春日田楽はおん祭が行われた当初から奉納されており、かつては田楽能もあり、名人もいた。世阿弥が12才のとき、おん祭前日に行われる装束賜りの能に田楽の喜阿弥が尉を演じるのをわざわざ見に行って感服したと「申楽談義」にのべている。
はじめは本・新座それぞれからの奉幣で、一が五色の大幣を各一束ずつ神前に献じる。次いで「中門口」の囃子を奏し、曲芸の「刀玉」「高足」となる。このあと「もどき開ロ、立合舞」という短い能を演じる。
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細男せいのお
神功皇后の故事にちなむもので、筑紫の浜で、ある老人が「細男を舞えば磯良と申す者が海中より出て干珠、満珠の玉を献上す」と言ったのでこれを舞わしめたところ、磯良が出てきたが顔に貝殻がついていたので覆面をしていたという物語りが伝わっており、八幡神系の芸能と考えられている。
白い浄衣を着けた六人の舞人が白い布を目の下に垂らし、うち二人が小鼓を胸から下げ、二人は素手でいる。あとの二人は笛の役である。小鼓を打ち、袖で顔を覆いながら進み、また退きして拝舞する素朴なものであるが、独得の雰囲気をかもし出す実に神秘的な舞である。わが国芸能史のうえでも他に遺例のない貴重なものである。
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神楽式かぐらしき
神楽式とは、翁を略式にしたものである。翁は新年や大事な演能会・神事の能のはじめには必ず行われて、天下泰平を祈願する儀式である。
常の翁はすべてがぎょうぎょうしいものであるが、この神楽式はシテの翁と三番目三が白の狩衣(浄衣)に白の大口をはき面はつけずに舞う。千歳は出ない。地謡や囃子方は裃を着、大鼓はなく小鼓は一丁になる。
後見が最初に正先へ鈴を出し、囃子方と地謡が座に着いてから、シテの翁と三番三がある。三番三は翁返りのあとすぐ鈴の段を舞う。
明治の初年、時の大夫金春広成が、金剛の大夫氏成と協議の上定められ、おん祭お旅所神前の特別な翁として現在に至っている。
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舞楽〜振鉾三節えんぶさんせつ
舞楽の始めに舞われる曲で国土安穏、雅音成就を祈る。まず鉾を持った赤袍の左方舞人、ついで緑袍の右方舞人がそれぞれ笛の乱声に合わせて舞い、最後に二人が鉾を振り合わせる。
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舞楽〜萬歳楽まんざいらく
隋の煬帝が楽正自明達に作らせたもので、鳳凰が萬歳と唱えるのを舞に表したものといわれている。慶賀の際には必ず舞われる荘重閑雅、気品の高い曲である。舞人は四人、赤の常装束に鳥甲を冠っている。
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舞楽〜延喜楽えんぎらく
延喜年間(901~22)に山城守藤原忠房が作曲、敦実親王が作舞したもので、高麗楽の形式によっている。四人舞。緑色の常装束で萬歳楽と一対となり、同じく慶賀必奏の舞である。
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舞楽〜賀殿かてん
仁明天皇の嘉祥年間(848~850)に遺遭唐使判官藤原貞敏が琵琶の譜によって習い伝えた曲に、楽人林真倉が舞を振りつけたといわれている。すこぶる変化のある動きの早い舞である。四人舞。袍の両肩をぬいだ形で、裾と前掛をつける。
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この後、長保楽ちょうぼうらくが続き、和舞やまとまい、蘭陵王らんりょうおう、納曽利なそり、散手さんじゃ、貴徳きとく、抜頭ばとう、落蹲らくそん・・・と、夜の10時半過ぎまで神遊が行なわれ、深夜の11時過ぎに 若宮の神様は また若宮社へとお還りになられるのでした。
途中まででしたが、この続きはまた来年以降のお楽しみにということで、有り難い思いでお旅所を後にしたのでした。
2015年12月18日金曜日
工場跡で「Ponte de pie ! 」
今年の冬も 「Ponte de pie ! ポンテデピエ」の靴下が
奈良倶楽部ご近所の「工場跡」さんで展示販売されています。
勿論「藝育カフェsankaku」AYAさんのPaper Artも一緒に展示中!
奈良の靴下の産地・広陵町より、毎年この時期に奈良きたまちの工場跡さんに出店して下さって、その履きやすさ丈夫さにすっかり虜になっている 「Ponte de pie ! ポンテデピエ」の靴下。毎年少しずつ買い足して、これも年末のちょっとしたお楽しみになっています。
展示販売は、 12月27日(日)までの金•土•日•祝日
11時〜17時半まで。場所はwarehouse工場跡倉庫です。
::
そしてちょうど今、東京南青山の「TOBICHI」にて
NAOTの靴と一緒に展示販売会が開催中です!
こちらは12/20まで、11:00~19:00です。詳細はこちら★
::
工場跡お向かいの戒壇院では栴檀の実がたわわに実っていました。
奈良倶楽部ご近所の「工場跡」さんで展示販売されています。
勿論「藝育カフェsankaku」AYAさんのPaper Artも一緒に展示中!
奈良の靴下の産地・広陵町より、毎年この時期に奈良きたまちの工場跡さんに出店して下さって、その履きやすさ丈夫さにすっかり虜になっている 「Ponte de pie ! ポンテデピエ」の靴下。毎年少しずつ買い足して、これも年末のちょっとしたお楽しみになっています。
展示販売は、 12月27日(日)までの金•土•日•祝日
11時〜17時半まで。場所はwarehouse工場跡倉庫です。
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そしてちょうど今、東京南青山の「TOBICHI」にて
NAOTの靴と一緒に展示販売会が開催中です!
こちらは12/20まで、11:00~19:00です。詳細はこちら★
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工場跡お向かいの戒壇院では栴檀の実がたわわに実っていました。
2015年12月17日木曜日
開山忌と練行衆発表
15日の夜、たまたま奈良にお泊りになられたお客さまに、夕方のおん祭の「御湯立神事」や、翌朝の東大寺開山忌の秘仏公開などをご案内させていただきました。
どちらにも大変感銘を受けて下さり、来年は16日に泊まって遷幸の儀に参列したいです!とおっしゃって下さいました。
そう言って頂けるのが、奈良のコンシェルジェとして一番嬉しい瞬間です。ありがとうございました。
::
さて、来年の修二会の練行衆が発表されました。
和上 平岡昇修・上之坊住職
大導師 狹川普文・北林院住職
咒師 上司永照・持宝院住職
堂司 森本公穣・清凉院住職
北衆之一 上野周真・真言院住職
南衆之一 尾上徳峰・祥明寺住職
北衆之二 池田圭誠・金龍寺副住職
南衆之二 狹川光俊・上生院住職
中灯 筒井英賢・新禅院住職
権処世界 平岡慎紹・金珠院住職
処世界 北河原公慈・中性院徒弟
開山忌に練行衆の配役を知ると、気持ちは一気にお水取りへ。
トップの画像は開山堂の糊こぼし。椿も早く咲き始めて、冬を飛び越え春を迎える修二会を楽しみに待つ気分です。
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