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2012年4月29日日曜日

5月のお出かけ情報③〜イベント案内と季節の花

                   
◇5/3〜5/6 10:00~16:30「平城天平祭」
会場:平城宮跡
イベントスケジュールや会場案内などはこちらで。
会場へのアクセスはこちらでご確認下さい。

◇5/12〜5/20 「今井町並散歩」
会場:橿原市今井町(重要伝統的建造物群保存地区内)
問合せ:0744-22-1128(今井町町並み保存会)
毎日、イベントは様変わりします。
※5/20(日)の主要な行事
・重文民家・伝統的建造物の内部公開
・観光ガイドウォーク
・スタンプウォーク・クイズラリー
・今井六斎市
・茶行列など

◇5/18〜5/31 (月曜 休み)「ならまちナイトカルチャー」
町家の面影を伝える「ならまち」で
伝統芸能の鑑賞や工芸体験などを日替わりで
夜のひと時に楽しめる催しです。
会場:ならまちセンター
定員:毎回100名(先着順・当日の19:00まで電話予約可)
鑑賞料:500円〜1575円
問合せ申込み:0742-27-1820(ならまち振興財団)
内容:
5/18・5/25  20:00~21:00「落語鑑賞」
5/19・5/26  18:00~20:00「工芸体験」
(奈良筆づくり、透し楽彫り、白磁勾玉梵字書き込み、
にぎり猫、匂い袋、ガラス細工ストラップなどの工芸体験)
5/19・5/26  20:00~21:00「奈良の民話ミュージカル絵巻鑑賞」
5/20・5/27  20:00~21:00「ならまち能鑑賞」
5/22・5/29  20:00~21:00「奈良の舞と奈良の唄鑑賞」
5/23・5/30  20:00~21:00「狂言鑑賞」
5/24・5/31  20:00~21:00「雅楽鑑賞」

その他に・・・風薫る5月の花便りもどうぞ++
(下の画像は今が見頃の般若寺の山吹です。写真は昨年撮影
石楠花や牡丹やさくら草、薔薇など寺社の花まつりについて。
◇「ぼたん祭」
・當麻寺4/15~5/15(當麻寺FBの開花情報はこちら
・石光寺4/15~5/15(石光寺の開花情報はこちら
・長谷寺4/21~5/13(長谷寺の花便りはこちら
金剛寺4/下旬〜5/下旬(平重盛創建、100種1500株の牡丹園)
◇「石楠花祭」
・岡寺4/14~5/6(岡寺のシャクナゲ/四季はこちら
・室生寺4/下旬~5/上旬(室生寺の春景色はこちら
◇「つつじまつり」
神野山周辺5/3~5/4
鳥見山公園5月上旬
・葛城山ヤマツツジ開花5月中旬
◇「日本さくら草まつり」
高鴨神社4/20~5/10
◇「春のバラまつり」
・おふさ観音5/15~6/30(バラまつりについてはこちら
・霊山寺5月第2週〜6月第2週(バラ庭園はこちら
◇最後に・・・春日大社萬葉植物園の藤の開花情報はこちら
今年はGW終盤から見頃を迎えるそうです。楽しみですね!
トップの画像は「依水園」の新緑とツツジ(2010年5月撮影)

2012年4月28日土曜日

「工場は生きている〜お花見」展*工場跡事務室

2年半にわたった神戸新聞の人気連載「工場の歩きかた 産業ツーリズム入門」が、昨年8月に「工場は生きている-ものづくり探訪」として刊行されました。
イラストレーターの綱本武雄さんが絵を、神戸新聞経済記者の加藤正文さんが文章を担当し、およそ10年で120ヶ所、大小あらゆる分野の工場を探訪した記録が一冊の本になったのですが、今回、その挿絵原画が「工場跡事務室」さんで『工場は生きている~お花見』展と題して展示されています。

久しぶりに「工場跡ギャラリー」にお邪魔しました。
あぁやっぱりここは素敵な空間だこと!
時が止まったような場所なのに、懐かしさや人の手の温もりが感じられて・・・。この空間に、挿絵原画がまたよく似合っていて
ずっと前から置かれていたような、そんな雰囲気の展覧会でした。

会場の様子を許可を得て撮影させていただきました。
挿絵原画の味わいとギャラリーの雰囲気を少しですがご覧下さい。
ところで、展覧会名『工場は生きている~お花見』展の
「お花見」って何かわかりますか?
こちらのお花のようなランプ。
町工場で作られた大阪コバルトブルーのHANAの新作ランプなのです。

今回は挿絵原画とHANAランプとのコラボレーション。
工場繋がりの展覧会を通して
日本の「ものづくりの現場」に触れて、感じて下さいということです。

最後に展覧会関連イベントのお知らせです*
「工場は生きている-ものづくり探訪」の著者お二人による
トークショーが5/12に開催されます!
◆トークイベント「ものづくりの現場から』
日時:5/12(土)14:00〜15:30(会場13:30)
会場:工場跡
入場料:1500円(ワンドリンク付)※事前予約制
◆挿絵原画の「工場は生きている〜お花見」展 の開催日時は
日時:4/27から5/13までの期間中の金土日祝日のみ。
11:00〜18:00
詳細は「工場跡」HPのこちらを参照して下さい。

2012年4月27日金曜日

5月のお出かけ情報②〜GW期間中の寺社伝統行事

いよいよゴールデンウィークですね。
5月のGW期間中の寺社伝統行事についてまずご案内致します。
5月2週目以降の伝統行事についてはまた後日にアップしますので
よろしくお願いいたします。

◇5/1 11:00~(舞楽14:00)氷室神社「献氷祭」
この日は夜18:30~22:00頃に「氷献灯」も行なわれます。
問合せ:0742-23-7297


◇5/1〜5/10 宝山寺「大般若会式」
問合せ:0743-73-2006

◇5/2 13:00~ 東大寺「聖武天皇祭」
8:00~11:30頃に天皇殿で法要
この法要中、天皇殿を屋外から参拝することが出来ます。
13:00~式衆僧侶や稚児による練り行列
13:30頃 鏡池水上舞楽台にて舞楽奉納

◇5/3 東大寺「山陵祭」
8:30に東大寺大仏殿を出発
東大寺一山の僧侶が佐保御陵に参拝されます。
11:00~裏千家による献茶式
大仏殿東回廊の施茶席では参拝者にお抹茶が振る舞われます。
(大仏殿を参拝された方は自由に席に入ることができます。)
約4000人分準備され15:00頃には終了します。

◇5/3 11:00~ 船宿寺「花まつり」
千株の平戸ツツジや石楠花、牡丹やツツジが美しい池泉回遊式庭園のある境内で法要の後、本尊薬師如来像が特別開扉される。(~17:00)
問合せ:0745-66-0036

◇5/3 大峯山寺「戸開式」
修験道の祖・役小角が開いた山上の大峯山寺の戸が開けられる。鍵渡し式のあと人馬を組んだ講中が本堂の3つの戸の鍵を取り合う荒々しい行事。女人禁制の大峯山は9月23日の戸閉式まで賑わう。
問合せ:0747-64-0001

◇5/3 久米寺「二十五菩薩練供養」
聖徳太子の弟、来目皇子の創建という久米寺は久米仙人の伝説でも名高い。護国道場から金堂にかけた来迎橋を、観音・勢至など25菩薩に扮して渡る。
問合せ:0744-27-2470

◇5/3 11:00~ 信貴山朝護孫子寺「空鉢護法大祭」
問合せ:0745-72-2277

◇5/4 18:00 薬師寺「最勝会」
大講堂で行われます。無料
平成15年に500年ぶりに復興された法要で、
勅使役を迎えての大行列などの見どころあり。
問合せ:0742-33-6001

◇5/4 人麿神社 「すすつけ祭り」
橿原市地黄町の人麿神社の氏子によって伝えられたもので
長い墨つけ棒にひたした墨を同社境内などで子供たちに
塗り付け、豊作などを祈る江戸時代よりの伝統行事。
橿原市地黄町(近鉄八木駅より徒歩10分)
問合せ:0744-22-4001

◇5/5 薬師寺「玄奘三蔵会」
法相宗の祖、玄奘三蔵を顕彰する行事。
17:00~伎楽の奉納
18:00~20:30 万燈供養 
問合せ:0742-33-6001

◇5/5 春日大社「菖蒲祭」
10:00~端午の節句祭
13:00~舞楽演奏会 神苑にて

◇5/5 8:00~16:00 野口神社「蛇穴さらぎの汁かけ祭り」
昔は参詣者にワカメの味噌汁をかけ豊作を祈ったので汁かけ祭という。現在は御所蛇穴の各家をワラでつくった長さ10メートルの大蛇を子供達が担いで回り野口神社の蛇塚に収める。頭部は前日の朝、胴体は当日に作り12:00頃から町内を練り歩く。
問合せ:0745-62-3346

◇5/5 11:00~12:00  田原本町内「綱掛」
前日に当家の表口から裏口までの長さの綱を作り、綱一面に藁を垂らす。又、村の家の数だけ鍬と鋤のミニチュア農具と牛の木版画を作る。当日に農具や牛五穀豊穣や牛馬の健康を祈願し、綱をかついで村中を練り回り、最後によのみの木にこの綱をかけて行事を終える。

5月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

新緑の美しい季節になりました。
風薫る五月の奈良では、先月に引き続いて
多くの寺社で秘宝秘仏が特別公開されています。
GWは奈良へ・・・。
緑の中を歩きながら、悠久の時間もお楽しみ下さい。


ではまず先月より開催中のものからご案内します++

◇~5/6 興福寺北円堂 春の特別開扉
問合せ:0742-22-7755
 
◇〜5/6 9:00~17:00 史跡頭塔「春の特別公開」
通常は要予約ですが期間中は予約不要で見学できます。

◇〜5/6 橘寺「聖倉院での伝・日羅立像特別公開
◇〜5/6 安倍文殊院弁財天と秘仏十二天特別開帳
金閣浮御堂の内陣拝観もできます。
問合せ:0744-43-0002

◇〜5/6 宝山寺獅子閣特別公開
問合せ:0743-73-2006

◇~5/8 正暦寺宝物殿瑠璃殿と秘仏公開
問合せ:0742-62-9569

◇〜5/18 法隆寺「夢殿秘仏救世観音特別開扉 」
問合せ:0745-75-2555

◇〜5/20 石光寺日本最古の弥勒石仏特別公開
問合せ:0745-48-2031

◇~5/20 浄瑠璃寺「吉祥天女像特別開扉 」
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390

◇〜5/20 長谷寺「本尊御影大画軸特別拝観」
日本最大級縦16m46cm。奈良県指定文化財
問合せ:0744-47-7001

◇~5/20 當麻寺中之坊中将姫展
中将姫に関する宝物を一堂に展示。
また當麻曼荼羅鎌倉本もご開帳。
問合せ:0745-48-2001

◇〜5/27 榮山寺本堂の薬師如来坐像特別開帳

◇〜5/31 西大寺聚宝館 特別開館
問合せ:0742-45-4700

◇~5/31 長谷寺「長谷寺大観音特別拝観」
大観音特別拝観、大観音の大画軸(高さ16m)も公開。
問合せ:0744-47-7001

◇〜5/31 壺阪寺秘仏・子島荒神像初公開
壷阪寺に伝わる子島荒神像は、江戸中期に東大寺大仏殿中門内の二天像を再建した大仏師により造立されたものであり、製作されて290年来初めての一般公開となります。

◇〜5/31 安倍文殊院「春の寺宝展」
金閣浮御堂の内陣拝観もできます。
問合せ:0744-43-0002

◇〜5/31 不退寺在原業平朝臣画像特別開帳

◇〜6/7 金峯山寺 蔵王堂「秘仏ご本尊特別拝観」
問合せ:0746-32-8371

◇〜6/9 法華寺国史跡名勝庭園特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇~6/30 法隆寺法隆寺秘宝展(春)
国宝・重文指定される宝物が2300点余りある法隆寺で
通常拝観できない寺宝が春と秋の年2回特別公開されます。
問合せ:0745-75-2555

◇~6/30 薬師寺「玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画特別公開 」
平山郁夫画伯の大唐西域壁画の公開です。
問合せ:0742-33-6001

◇〜来年1/14 東大寺ミュージアム「不空羂索観音立像 宝冠

そして、今月から始まる特別公開は・・・++

◇5/1〜5/9 海龍王寺「十一面観音特別開帳」
問合せ:0742-33-5765

◇5/1〜5/31 璉珹寺「阿弥陀如来立像特別公開」

◇5/3 船宿寺「本尊薬師如来特別開扉」
問合せ:0745-66-0036

◇5/8 浄瑠璃寺「三重塔 薬師如来坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2390

◇5/13〜5/15 當麻寺「曼荼羅堂・金堂・講堂特別公開」
5/14の練り供養にあわせ當麻寺曼陀羅堂において、3日間、特別公開が行われます。天平時代に国宝の當麻曼陀羅を貼り、今も糸が残る秘仏裏板曼陀羅や、 平安時代の仏像大工房の証拠となる板光背(重文)などを展示。また本年は文亀本曼陀羅の修理にともない、初公開となる貞享本曼陀羅がご本尊としておまつり されます。
問合せ: 0745-48-2008

◇5/15 称名寺「珠光忌」本堂ご本尊二像と茶室獨慮庵公開
 問合せ:0742-23-4438

◇5/15〜6/30 おふさ観音「秘宝生き人形」
問合せ:0744-22-2212

◇5/19 唐招提寺「覚盛上人坐像」特別公開
 問合せ: 0742-33-7900

◇5/20 霊山寺「薔薇会式」薬師三尊像特別公開
問合せ:0742-45-0081

◇5/28 不退寺「多宝塔特別開扉」
問合せ:0742-22-5278

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特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。
印はブログ内の関連過去記事です。

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また寺社の秘宝秘仏特別公開ではありませんが・・・++

◇4/28〜5/8 9:00~16:00 唐招提寺 御影堂供華園「瓊花」特別公開
※花の状態によって期間の変更もあるそうです。

◇4/29〜5/5 9:00~16:00 奈良女子大記念館一般公開

2012年4月26日木曜日

東大寺 知足院のナラノヤエザクラ*

咲き始めました!
知足院の守屋長老様と親しいKさんからお花見のお誘いを受けて
あの急な上り坂を駆け登りきって知足院へ。
今 息を切らしていたのも忘れるくらいの、そこには
ナラノヤエザクラが美しい花を咲かせていました。

「ここから見ると綺麗に見えるんですよ。」と守屋長老の指図で
あっちから、こっちからと見る場所を変えてしばしお花見会。
「こんな曇り空では花の色が綺麗に映えない。」とおっしゃる長老様。
本当にこの桜の木が可愛くてとても大切に思ってらっしゃるのですね。

::

先日もお知らせしましたが
「奈良八重桜ナラノヤエザクラ」についてNHKでテレビ放映されます。
 ◆4/27(金)11:30〜12:00「ぐるっと関西おひるまえ」(関西県内向け)
昨日すでに奈良県内向けに放送されたものですが
この中に「百人一首」が登場します。
かなり古くて、それがまたいい雰囲気で映っているのですが
実はこの百人一首は私の小学校時代のモノなのです。
実際は紙魚だらけですがテレビ映りがよかったのでほっとしています。





思い出のアルバムの一コマに*


新婚旅行で奈良倶楽部にご宿泊いただいたお客さまに
「おめでとうございます!」のメッセージを添えて
小さなフラワーアレンジメントをお部屋に飾らせていただきました。
お二人の人生の門出の幸せの一コマとして
奈良倶楽部を思い出していただければ嬉しいです。
ご宿泊いただきましてどうもありがとうございました。

::

お花を活けたり飾ったりするのが大好きで
私のホテルの仕事の中でも、花活けは小さな楽しみになっています。
・・・といっても勝手な流派で自分で喜んでいるだけなのですが
お客さまに「館内のあちこちに活けてあるお花が素敵でした」と、時々
褒めていただくこともあって、これもまた小さな喜びになっています。
「勝手流」ですが、楽しんでいただきましてありがとうございます!

2012年4月25日水曜日

大仏池の亀さん*

昨日のお散歩で、大仏池周辺の緑が日増しに色鮮やかになって
何とも美しいなぁと、対岸の新緑の写真を撮っていたら・・・。

足元の水面でバッシャバッシャと水の跳ねる音がするのです。
「あ、亀さん!」
この池でこんなにたくさんの亀を見かけたのは初めてかもと思いながら
岸辺を歩いていると、ずっとバシャバシャという音が続きます。

よく見ると水面近くの岸辺にずらっと甲羅干し軍団が!
こちらは気がつかないのに、人の気配を察知しては
すばやく水中に飛び込んで行くのですね。びっくりしました。

すいすいと安全なところへ泳ぎ逃げて行きます。
でも中には・・・
目と目があったり
ジロリと睨まれたり・・・。
ざっと数えて30匹はいたでしょうか。
猿沢池には亀さんたちがたくさんいますが
こちらの大仏池にもたくさんいたのですね・・・。

2012年4月24日火曜日

「ナラノヤエザクラ」咲き始めました!

追記:今日の午後の「奈良八重桜」を下段にアップしています。
午前中と同じ場所ではありませんが、もっと咲いてました!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雨で中止になりましたが、22日に開催予定だったイベント
「きたまち奈良八重桜巡り」の企画から参加していたこともあって
「奈良八重桜ナラノヤエザクラ」が一輪でもイベント当日の22日に咲いて!
と気を揉み続けたこの一週間。

ふーっ。やっと今日の朝、花が開いているコを見つけました。
まーったく、産みの苦しみとはこのことぞ。とか思いながら
無事出産して花が開いてくれてありがとう!と桜に呟く私って(笑)
取り急ぎ、今朝 撮ってきた「ナラノヤエザクラ」をご覧下さい。
(開花しているものだけをズームで撮ってます。まだほとんどの花は開いていませんので。)

順不同で一番咲いている所から・・・。

戒壇院前*


南向きの陽当たりのいい桜の木にたくさん咲いていました。

正倉院南側、通称「おかっぱ桜」の北にあるナラノヤエザクラ*
この手前の木です↓。本当に少しだけなのでよ〜く探してみて下さい。

 鼓阪小学校前*

正倉院西側の塀沿い*


そう、本当にまだまだ産まれたての赤ちゃんでしょう。
この様子だと、この週末が一番の見頃かな?と思っています。

「なべかつ」HPのこちらに「きたまち奈良八重桜巡り」のマップが
ダウンロードできるようになっています。きたまちエリアだけですが
マップを参考に可憐で美しい花を楽しみにどうぞお越し下さいね。

そして最後にお知らせです。
「奈良八重桜ナラノヤエザクラ」についてNHKテレビで2回放映されます!
◆4/25(水)18:10〜19:00「ならナビ」(奈良県内向け)
◆4/27(金)11:30〜12:00「ぐるっと関西おひるまえ」(関西県内向け)

おまけの画像>>
講堂跡のカスミザクラが満開でした。
ちなみに「奈良八重桜」はこのカスミザクラが重弁花したものです。

追記:
気温が高くなった午後から見て回るともっと咲いてました。
みどりい池*

文化会館前*
「あっ」という間に咲いてしまいそうですね。
GWまで楽しめればいいのですが・・・。

2012年4月23日月曜日

光と影のファンタジー「藤城清治 影絵展」

奈良県立美術館で開催中の「藤城清治 影絵展」に行ってきました。
雑誌や広告で目にしたことはありましたが
影絵の原画を見るのは初めてです。

実はこの展覧会を2日続けて2回鑑賞しました。

初期作品から最新作まで200点以上の作品のボリュームや
県立美術館の会場の概念を変える迷路のような展示の仕方に
ほわ〜っと影絵作品だけを見ていた一度目だけでは消化しきれず
影絵絵本の「お話」の文章も読み切れなかったので
二度の展覧会鑑賞となったのですが
二度目はじっくり間近でカミソリの刃の痕跡を味わうという余裕も!

ある作品は、木の葉だけで10万枚以上切ったとキャプションにあり
(使用したカミソリの刃も5万枚以上ですって!)
 勢い余って切り損ねた箇所も見つけると
手仕事の膨大な仕事の積み重ねや
集中して制作されていた息づかいも伝わり
メルヘンチックでファンタジーな味わいだけでない
多彩な表情から汲み取れるものに興味がつきなかったです。

それぞれの作品には、作者の想いがキャプション展示されて
その中でも印象に残った作者の言葉があります。

作者が20代の時に初めて出版した「ぶどう酒びんのふしぎな旅」という絵本のモノクロの影絵を60年ぶりにカラーで制作し直されたものが展示されていました。
そこにあった『・・・60年間の重さと深さと厚みと凄みが出ていなければ再び作り直す必要などないだろう。・・・今の自分が内に向かってどこまで奥深く真実を掘り下げているかだろう・・・』 という言葉が、今の自分の心に響くものでした。

影絵の作品自体では、絵本「マボロシの鳥」の影絵作品がよかったし
「軍艦島」などの大作にも惹かれました。

また、奈良展のために打ち合わせで奈良に来られた今年1月に
県内の寺社でスケッチされた作品もどれも素晴らしかったです。
雪の長谷寺や室生寺の絵・・・88歳のお年で屋外でスケッチされる
エネルギーとパワーに私も元気をいただきました。
会期は6/24までと長いので、3度目の再訪ができればと思いました。

会期中には作者のサイン会も開催されます。
(4/29  4/30  5/20  6/2  6/3  6/23  各13:30〜)
県立美術館のサイトには入館料の割引き特典もあります。→
詳しくはこちらのサイトでご確認下さい。

2012年4月22日日曜日

緑雨*

新緑の若葉に今日は雨。

日ごとに緑 鮮やかになり、雨の日の散策もまた楽し。

                               緑の桜、緑の新芽。
こんなに美しい自然を放射能で絶対に汚してはいけないと思う。

予定していた「奈良八重桜巡り」が中止になったので
いつも心の中で思っていることを
今日は勇気を出して「原発反対!」と声に出してみた。
デモ初参加☆
(ラテンのリズムに乗ってシュプレヒコール。小難しいことなく単純明快でいいですね。そして参加者は30~40代の若い人達が中心なのも驚きでした。三条通りをデモして歩くと通りのお店から応援の拍手や手を振って下さる人も多かったです。)

「きたまち奈良八重桜巡り」中止のお知らせ

*追記*
本日配布予定だった「ナラノヤエザクラ」の資料は
「なべかつ」HPからダウンロードできるようになっています。
ご応募いただいた皆様、こちらの資料を参考に
またナラノヤエザクラ巡りをお愉しみくださいませ!

本日開催を予定していました「きたまち奈良八重桜巡り」
天候不良のため中止となりました。
このブログをご覧頂いてお申し込み下さった方もいらっしゃいますので
こちらでもお知らせ致します。
ご応募いただいた皆様、どうもありがとうございました。

上の写真は昨年の「ナラノヤエザクラ」。(鼓阪小学校前にて)
こちらは一昨日の「ナラノヤエザクラ」の様子です。(みどいい池にて)
「ナラノヤエザクラ」が開花していく様子は
またブログでもお知らせしていきたいと思っていますので
どうぞよろしくお願いします。