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2016年4月30日土曜日

奈良博「なら仏像館」がリニューアルオープン

改修工事を終えて、4/29にリニューアルオープンした「なら仏像館」。
今回の改修では、外壁のクリーニングと補修、すべて免震機能を備えた展示ケースと展示台の導入、展示ケースのガラスは低反射フィルムを貼付した高透過ガラスに。(←これはスゴイ透明度でした。もしかして硝子がないのでは?と確認した程のクリアな展示ケースです!)
また中心の展示室では展示ケースなしで安置して、仏像がより身近に感じられるようにされていました。これは見事で圧巻な何とも荘厳な展示空間となっていました。
照明設備では、天井照明や間接照明、スポット照明を多用し、全てLED照明に一新。照明によって仏像の立体感を出し、より魅力的に見せられるように工夫がされています。
確かに、以前からいらっしゃる仏様と少し印象が違って感じたり、仏像の内面からその時代の精神性まで感じ取れたりして、興味がそそられました。
ただ、ちょっと惜しいなぁと感じたのは 照明器具を取り付けるために、内壁と天井を展示室の内部に新たに作られたことによって、重要文化財「旧帝国奈良博物館本館」の館内の雰囲気が少し損なわれたように思ったのです。(天井の隙間から、雰囲気を感じ取れますが)
でも奈良国立博物館は大好きなところ、奈良にあることを誇りに思っています。
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「なら仏像館」リニューアルオープンを記念して、4/29〜5/1の3日間に限り各日先着200名に記念品がプレゼントされます。詳しくはこちら
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奈良博お向かいの氷室神社では献氷祭の準備がされていました。
いつもとちょっと違った雰囲気。
ご本殿の東側に2本のナラノヤエザクラがあることを知りました。

「奈良かき氷ガイド」をわけていただきました。
かき氷巡りで夏の奈良も楽しんでいただけると思います。

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 その後は奈良公園を通り抜け
緑の空気を胸いっぱい吸い込んで
名残のナラノヤエザクラを愛でて帰りました。
三月堂前↑ と大仏池ほとり↓

「大和しかバス七変化」のご案内*

日帰り観光バスツアーの新しいスタイルとして、奈良県と奈良交通がタッグを組んで作られた「大和しかバス七変化」 ツアーとは??

①大和八木駅から奈良駅まで移動する路線バスの役割 ※一部コースを除く
その季節ならではの観光スポットを組み入れたツアーバスの魅力
募集型ツアーでありながら、申込み人数にこだわらず必ず出発
また空席さえあれば間際申込み可能な定期観光バスの利便性
▶▶▶これらを合わせもった新しい観光ツアーバスのかたちです!!

季節感にこだわった地元スタッフおすすめ企画
出発日によってコース内容が七変化!

③出発地(大和八木駅)から到着地(奈良駅・他)まで
 全行程ベテラン専任添乗員同行!※バスガイドなし
 ハイキングツアーの歩く区間では案内ガイドも同行。

昼食は「柿の葉寿司(お茶付き)」を出発時に渡されますので、車中または下車観光途中にお召し上がりください。 (観光をより長く楽しむために、昼食のための下車はありません。)

⑤全コース集合場所は近鉄大和八木駅「奈良交通八木旅行センター」
全コース 11:10集合/11:30出発
「奈良交通八木旅行センター」は大和八木駅南口から東へ徒歩1分

当日申込みもOK!(但し空席がある場合のみ)
当日申込みは 奈良県ビジターズビューロー「しかバス」デスクへ
お電話(0742-81-8680)で! 営業時間 9:00~17:00
その他に、24時間受付可能なWEB予約はこちら

⑦4月〜9月の土・日・祝日に運行され、
日帰りツアーは、1名様の参加もOK!

⑧大台ケ原やみたらい渓谷、十津川村など現地宿泊を伴うツアーもあり。また、日帰りツアーはJR・近鉄奈良駅が 解散地になっていますので、その日は奈良市内でご宿泊いただけます!

・・・と、一人では中々行きにくい奈良県南部方面を中心としたバスツアーです。ツアー内容もかなり融通のきくスタイルになっていますので、どうぞご利用下さいませ。
 「大和しかバス」公式サイトはこちら


2016年4月29日金曜日

5月のお出かけ情報②〜秘宝秘仏公開

新緑の美しい季節になりました。
風薫る五月の奈良では、先月に引き続いて
多くの寺社で秘宝秘仏が特別公開されています。
緑の中を歩きながら、悠久の時間もお楽しみ下さい。

<<公開中の秘宝秘仏は・・・>>
◇〜5/5 橘寺「聖倉院での伝・日羅立像特別公開
問合せ:0744-54-2026

◇〜5/5 當麻寺奥院御影堂落慶記念特別拝観
問合せ:0745-48-2008

◇〜5/8 興福寺国宝北円堂特別開扉
問合せ:0742-22-7755

◇〜5/8     薬師寺仏教と刀」展
問合せ:0742-33-6001

◇〜5/8 金峯山寺蔵王堂秘仏本尊特別開帳
問合せ:0746-32-8371

◇~5/8 正暦寺宝物殿瑠璃殿と秘仏公開
問合せ:0742-62-9569

◇〜5/8 頭塔 特別公開 
問合せ:0742-27-9866

◇〜5/8 不空院不空羂索観音坐像特別開扉 
問合せ:0742-26-2910

◇〜5/8 如意輪寺「後醍醐天皇御霊殿特別公開」
問合せ:0746-32-3008

◇〜5/10 般若寺白鳳秘仏特別公開
問合せ:0742-22-6287

◇〜5/15 元興寺「春季企画展」
問合せ:0742-23-1377

◇〜5/18 法隆寺「夢殿秘仏救世観音特別開扉 」
問合せ:0745-75-2555

◇〜5/20 石光寺日本最古の弥勒石仏特別公開
問合せ:0745-48-2031

◇~5/20 當麻寺中之坊霊宝館での春季特別展
問合せ:0745-48-2001

◇~5/20 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別公開」
吉祥天女像厨子の扉絵も一見の価値ありです。
問合せ:0774-76-2390

◇〜5/29 榮山寺「本堂の薬師如来坐像特別開帳

◇〜5/31 西大寺「聚宝館 特別開館」
問合せ:0742-45-4700

◇〜5/31 岩船寺秘仏弁財天・羅刹天特別公開
問合せ:0774-76-3390

◇〜5/31 談山神社春の社宝特別公開
問合せ:0744-49-0001

◇~5/31 壺阪寺三重塔初層特別公開
問合せ:0744-52-2016

◇~5/31 不退寺春季特別公開
在原業平画像や伊勢物語、古今和歌集などが公開される。
問合せ:0742-22-5278

◇~5/31 安倍文殊院春の寺宝展
問合せ:0744-43-0002

◇〜6/10 法華寺国史跡名勝庭園特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇〜6/30 薬師寺玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画公開
平山郁夫画伯の大唐西域壁画の公開です。
◇〜6/30 薬師寺西塔初層内陣 釈迦四相像特別公開
問合せ:0742-33-6001

◇~6/30 法隆寺大宝蔵殿での秘宝展
国宝・重文指定される宝物が2300点余りある法隆寺で、通常拝観できない寺宝が春と秋の年2回特別公開されます。
問合せ:0745-75-2555

<<今月から始まる特別公開は・・・>>
◇5/1〜5/5 9:00~16:00 寳山寺「獅子閣公開」
問合せ:0743-73-2006

◇5/1〜5/9 海龍王寺「十一面観音特別開帳」
問合せ:0742-33-5765

◇5/1〜5/31 璉珹寺「阿弥陀如来立像特別公開

◇5/3 10:30~17:00 船宿寺「本尊薬師如来特別開扉」
問合せ:0745-66-0036

◇5/8 浄瑠璃寺「三重塔 薬師如来坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2390

◇5/14〜5/29 9:00~16:00 室生寺「秘宝展」
問合せ: 0745-93-2003

◇5/13〜5/15 當麻寺「裏板曼荼羅や板光背」
問合せ: 0745-48-2008

◇5/15 称名寺「珠光忌」本堂ご本尊二像と茶室獨慮庵公開 
問合せ:0742-23-4438

◇5/15〜8/31 おふさ観音秘宝生き人形
問合せ:0744-22-2212

◇5/15 霊山寺薔薇会式」薬師三尊像特別公開
問合せ:0742-45-0081

◇5/19 唐招提寺「覚盛上人坐像」特別公開
問合せ: 0742-33-7900

◇5/28 9:00~17:00 不退寺「多宝塔特別開扉」
問合せ:0742-22-5278
 
特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。
印はブログ内の関連過去記事です。

2016年4月28日木曜日

5月のお出かけ情報①〜GW期間中の寺社伝統行事

風薫る5月、GW期間中の寺社伝統行事についてご案内致します。
GW以降の伝統行事についてはまた後日にアップしますので
よろしくお願いいたします。

◇5/1 11:00~ 氷室神社献氷祭
14:00~15:00 舞楽奉納
日没〜21:00前後「氷献灯」
問合せ:0742-23-7297


◇5/1〜5/10 宝山寺大般若会式
問合せ:0743-73-2006

◇5/2 13:00~ 東大寺「聖武天皇祭」
8:00~11:30頃に天皇殿で法要
この法要中と法要後の14時まで天皇殿を屋外から参拝可。
13:00~式衆僧侶や稚児による練り行列
大仏殿到着後「聖武天皇御忌法要」
13:30頃 鏡池水上舞楽台にて舞楽奉納

◇5/3 東大寺「山陵祭」
8:30に東大寺大仏殿を出発
東大寺一山の僧侶が佐保御陵に参拝されます。
11:00~裏千家による献茶式
大仏殿東回廊の施茶席では参拝者にお抹茶が振る舞われます。
(大仏殿を参拝された方は自由に席に入ることができます。)
約4000人分準備され15:00頃には終了します。

◇5/3 10:30~ 船宿寺「花まつり」
千株の平戸ツツジや石楠花、牡丹やツツジが美しい池泉回遊式庭園の
ある境内で法要の後、本尊薬師如来像が特別開扉される。(~17:00)
問合せ:0745-66-0036

◇5/3 3:00~5:00 大峯山寺「戸開式」
修験道の祖・役小角が開いた山上の大峯山寺の戸が開けられる。鍵渡し式のあと人馬を組んだ講中が本堂の3つの戸の鍵を取り合う荒々しい行事。女人禁制の大峯山は9月23日の戸閉式まで賑わう。
問合せ:0746-32-5011(桜本坊)

◇5/3 15:00~  久米寺「二十五菩薩練供養
聖徳太子の弟、来目皇子の創建という久米寺は久米仙人の伝説でも名高い。護国道場から金堂にかけた来迎橋を、観音・勢至など25菩薩に扮して渡る。
問合せ:0744-27-2470

◇5/3 11:00~ 信貴山朝護孫子寺「空鉢護法大祭」
問合せ:0745-72-2277

◇5/5 薬師寺「玄奘三蔵会」
法相宗の祖、玄奘三蔵を顕彰する行事。
13:00〜伎楽隊・出仕僧大行列
13:30~玄奘三蔵会法要・14:30〜伎楽奉納
19:00〜21:00(5/4・5/5)万燈会(玄奘三蔵院伽藍)
問合せ:0742-33-6001

◇5/5 春日大社「菖蒲祭」
10:00~端午の節句祭
13:00~萬葉雅楽会 神苑にて

◇5/5 12:00~ 野口神社「蛇穴さらぎの汁かけ祭り」
昔は参詣者にワカメの味噌汁をかけ豊作を祈ったので汁かけ祭という。現在は御所蛇穴の各家をワラでつくった長さ10メートルの大蛇を子供達が担いで回り野口神社の蛇塚に収める。頭部は前日の朝、胴体は当日に作り12:00頃から町内を練り歩く。
問合せ:0745-62-3346

◇5/5 10:30~11:30(時間は目安)  田原本町内「綱掛」
前日に当家の表口から裏口までの長さの綱を作り、綱一面に藁を垂らす。又、村の家の数だけ鍬と鋤のミニチュア農具と牛の木版画を作る。当日に農具や牛五穀豊穣や牛馬の健康を祈願し、綱をかついで村中を練り回り、最後によのみの木にこの綱をかけて行事を終える。
問合せ:0744-32-4404

◇5/5 10:00~ 往馬大社「御田植祭」
問合せ: 0743-77-8001

◇5/5 14:00~ 売太神社「人形昇天祭」
大切にしてきた人形に感謝しながら別れを告げる「人形昇天祭」
地域住民の要望を受けて始まった行事で、毎年5月5日の子どもの日に行っている。
問合せ:0743-52-4669

◇5/5 11:00~ 信貴山大本山玉蔵院「出世毘沙門天大祭」
問合せ: 0745-72-2881

◇5/5 11:00~ 大神神社久延彦神社「就学安全祈願祭」
子供の日に因み、智恵の神様・久延彦神社で学力向上、学業安全を祈るお祭り。参列者には学業安全鉛筆が授与される。
問合せ:0744-42-6633

2016年4月27日水曜日

ナラノヤエザクラ*まだまだ綺麗!

藤の花に夢中になって忘れていた訳ではないのですが
ナラノヤエザクラ、まだまだ綺麗に咲いていますよ。
かぎろひさんのブログに「遠目には目立たないナラノヤエザクラですが、じっと見つめる人だけにその魅力が伝わるかのよう。」という一文があって、思わず頷いてしまいました。
本当にそうなんです。この桜の魅力は「ぱっと見」ではちょっと伝わりにくいかなぁと。でも至近距離で見るととっても愛らしい。
例えば・・・転害門裏のナラノヤエザクラ。
 遠目に見ると、赤みがかった葉に隠れて小さな花の目立たないこと!
これくらいの距離でもちょっとわかりにくいでしょうか・・・。

でも、よーく近づいて見ると何て可愛いの!
まだ蕾もあるので、もうしばらく楽しめそうですよ。
是非近くでじっと見つめてあげてくださいね。 (撮影は4/27)

2016年4月26日火曜日

春日大社「萬葉植物園」の藤の花

この季節のお楽しみは、春日大社「萬葉植物園」の藤の花。
やはりこちらも今年は開花が早く
早咲きの藤はほぼ満開。中咲きの藤も開花が進んでいました。
苑内に入った途端に、藤の花のかぐわしい薫りに包まれて
夢中でカメラに収めて歩いてました。
 たくさん撮った写真の整理が追いつかず、取りあえず順不同でアップ。























 それにしても、綺麗な花を見ているだけで幸せな気分になれますね!

「萬葉植物園」
開苑時間:9:00〜16:30