先日、奈良在住のn*さんより「柿最中」をいただきました。
これがあまりにも美味しかったので
買われたお店を聞いてみますと・・・
「吉野いしい」という柿の専門店で
私の大好きな柿の乾燥スライス「柿日和」を作っているお店だったのでした。
三条通に新しく出来たチャレンジショップ「なら青二彩」の中に入っているというので、近くの銀行へ所用があったついでに、早速行ってみることにしました。
柿を使った奈良漬けやケーキ、柿酢に葛餅・・・と
柿好きにはあれもこれもと迷うくらい色々な商品が。
こちらが柿最中。
中にはいっている柿餡があっさりとした甘さで美味しいのです♪
チャレンジショップ「なら青二彩」というのはHPによりますと
ものづくりに情熱を持った出店者が集った施設ということで
1F
まったりプリン一筋 元祖プリン屋 [プリンの販売]
奈良バリアフリー観光案内所 [世界の身体が不自由な方のツアーデスク]
香鈴都「かりんと」 [奈良県の障害のある方々が作った小物・お菓子・食品の販売等]
奈良吉野いしい [奈良の柿のみを使用したお菓子の販売]
DELI&CAFE 鳴鹿 [セルフスタイルカフェ&テイクアウト(飲食・小物の販売)]
バーマンズ [生チョコ・アイス等の販売]
2F
野音 [オリジナルイラストを使用した雑貨の製作販売]
三思家ギャラリー [ボックス&アートショップ]
旅のお手伝い楽楽 奈良事業所 [旅のお手伝い楽楽]
PS-WorkShop [ハンドメイドコスチューム仕立専門店]
ネイチャーランド [無農薬、有機栽培の果実・野菜・お茶等の販売]
hananonaジュエリーショップ [ジュエリー・アクセサリーの販売]
Montano ARTS / halo-halo [オリジナルなら絵&フィリピンオリジナル雑貨の製作販売]
R-Drive.com [エレクトロニクスサポートデスク]
BF
大和酒shop&bar [日本酒等の販売・試飲]
赤膚焼「正史窯」大塩正志 [陶芸(製造・販売・実演)]
・・・と、このようなお店が出店されています。
もう少しゆっくり他のお店も見たかったのですが
この日は「いしい」さんだけ覗いただけ。いつかまた来てみます。
::
で、時間がないないと言いながら、もう一軒。
奈良町にあるアジアン雑貨の「サマサマ」さんが
こだわりの布を扱ったお店「満布まんぷ」を
もちいどのセンター街にオープンされました。
ちょうど『満布の2010年秋冬の企画展』として
「真木テキスタイルスタジオ秋冬の布と衣」展が開催中でした。
「満布」
tel:0742-24-8160
営業時間:10:30〜18:00
定休日:木曜日
ちなみに「サマサマ」を紹介したブログ内記事はこちらです。→★
::
もちいのどのセンター街まで来たのだからご挨拶をと
ブログ「鹿鳴人のつぶやき」さんのお店もちょこっと覗いたり。
::
その後、東向き商店街を抜けて駐車場まで。師走を前に街はすっかり
「おん祭」モードとクリスマスモードに包まれていました。
2010年11月30日火曜日
2010年11月29日月曜日
久しぶりに・・・
本の紹介などを。
といっても、どれも奈良関連のものばかりです。
まずは、これ。
林業のこと、ちっとも知らなかったけれど
この本を読んで「林業ってすごい!」 と俄然興味を持ったのです。
物語の舞台「神去村」は奈良県との県境にある三重県の架空の村で
それがどうして奈良関連の本なの?って思われるでしょうが
奈良県南部は林業が盛んな土地で、
なのに私は林業のことを何も知らなかったので、この本を通して
林業に携わる人達の日常の仕事や暮らしぶり、山の神さまへの畏敬の念、木々を育てることの大変さなどに想いを馳せることができたこと。
林業の仕事の一つ、枝刈りについての描写や
せっかく育てた木を間引いてこそ良質の木材を生産していけるなど
ここらへんを読むと、吉野の間伐材で作られた割り箸をもっと使おうと思ったのでした。
その吉野の割り箸については『日々ほぼ好日』さんが
「林業・割り箸」というカテゴリーで詳しく書いてらっしゃいます。
けっこう専門的だったりして難しそう・・・と、今まで
このカテゴリーを敬遠していたのでしたが(すみません)
『神去なあなあ日常』のおかげで吉野の林業について
もっと知りたいなぁと思えたのでした。
本の帯に宮崎駿監督が「ぼくのおすすめ・・」と書かれていますが
これを映画にされたら・・・ひょっとすると・・・林業は・・・
若者の間ですごい人気の職業になる・・・かもしれない・・・。
Amazonで本を注文するついでに
奈良倶楽部のことも掲載して下さった
『結び会 もうひとつの奈良観光』も一緒に注文する。
7月の終わり頃に、多彩な魅力あふれる『きたまち』というページの
取材中に寄って下さって、奈良倶楽部も取り上げていただいたのでした。でも取材協力店に本の贈呈はできないから購入して下さいねと言われていて、すっかり忘れていたところに
これも『日々ほぼ好日』さんで取り上げてらっしゃったので
もう一冊興味を持った『おひとり奈良の旅』と一緒に購入。
『結び会』の帯には「だれも知らなかった“もうひとつの奈良” そこにいきづく人たちの“ドラマ“ 光あるもの50選!」とあります。
丹念な取材で紹介された「光ある」50選。
その内容をリストアップしますと・・・
景観・町並・街道編:
日本一ホットなロードレース(上北山村)
世界遺産の小辺路ウォーキング(野迫川村)
今日も笑顔。果無のおばあさん(十津川村)
秋の香ただよう『山の辺のあかり』(天理市)
日本の原風景の中の原風景(桜井市など)
絶景かな。歴史的空間(天理市)
こだわりの技。工房街道『三茶屋』(吉野町)
道を守る『伊勢本街道保存会』(御杖村など)
多彩な魅力あふれる『きたまち』(奈良市)
再生。喫茶スペース『工場跡事務室』(奈良市)
一棟貸宿泊施設も『紀寺借家』(奈良市)
静謐、活力『宗教学園都市天理』(天理市)
飲食・食材・宿泊編:
現代に生きる僧坊酒『正暦寺』(奈良市)
一石三鳥の芋焼酎造り(平群町)
五つの徳『五徳味噌』(奈良市)
伝統、こだわりの醤油(奈良市、山添村)
古代の調味料『醤』(奈良市、五條市ほか)
伝統の食『朴の葉寿司』(黒滝村)
明治創業の行者宿『朝日館』(川上村)
南和の宿(川上村、上北山村)
みんな笑顔に。神納川の農家民泊(十津川村)
日本酒ミニ博物館『つぼ』(天理市)
隠れ家。喫茶『コックピット』(田原本町)
地の味を。フレンチ『めしあがれ』(奈良市)
自然・農業・林業編:
『達っちゃんクラブ』大活躍(川上村)
銘木店を和菓子職人が応援(下市町、奈良市)
先人の思い継ぐ『森野旧薬園』(宇陀市)
夢は農の広域連携『王隠堂』(五條市)
動植物と共生『むろう大沢農場』(宇陀市)
『山野草の里づくりの会』(桜井市)
『笹ゆりギャザリング』(上牧町)
荒れる竹を竹炭に(大和郡山市、天理市)
独立を選び邁進する村(山添村)
アートで村おこし『ふるさと元気村』(宇陀市)
天からの贈り物『結崎ネブカ』(川西町)
色も鮮やかな『片平あかね』(山添村)
きらびやかな『宇陀金ごぼう』(宇陀市)
東京の『大和野菜』を見る目(築地市場)
歴史・伝統・文化編:
何百ものホタルが舞う「蛍能」(宇陀市)
鎮守の杜『葛木御歳神社』(御所市)
600年の伝統行事『蓮取り行事』(大和高田市)
漆復興を。『ぬるべの郷』(曽爾村)
桃太郎生誕の地は活力みなぎる(田原本町)
悲恋物語、再生物語。新町通り(五條市)
『茶筌の里』高山の伝統工芸(生駒市)
絶えざる和紙への挑戦。植和紙(吉野町)
よそを知る跡継ぎ息子『倭太鼓 榛』(宇陀市)
盛況。大衆演劇『弁天座』(大和高田市)
『銭亀堂』のお祈りおばさん(平群町)
皇居跡が残る『賀名生の里』(五條市)
・・・私自身、知らなかった世界がそこにはいっぱいあって。
今、丁寧に読んでいるところなのですが
奈良の地力、これが中々面白い!
そしてもう一冊『おひとり奈良の旅』も『日々ほぼ好日』さんでお奨めとあり、一応チェックしておかなければと注文したのでしたが。
これがまた!中々どころか、「お主、若いのにできるのぉ」と
羨ましいのを通り越して感嘆の溜息。
これはガイド本というより、奈良大和路紀行・・というか随筆ですね。
本を読んでいるだけで、そこに奈良が匂い立ってくるような錯覚。
旅の始まる前に是非手に取って奈良を感じ取ってほしいし
旅から帰ってから読んでも「ああ奈良よかったなぁ」としみじみと思い出に浸れるのではないでしょうか。
一応仕事柄、奈良本を手にしたらまず見るのは宿泊施設の欄。
著者お奨めの一人旅の宿はどこ?とページをめくってみると
あぁ、奈良倶楽部もご紹介して下さっているのですね!
存じ上げずに失礼しました。そしてどうもありがとうございます!
奈良倶楽部を取り上げて下さった本といえば、こちらも。
ちょこっと簡単にご紹介いただいています。
こちらは首都圏で人気の雑誌だとかで、我が家のお嫁ちゃんもよく買っていて、何気に見ていて奈良倶楽部が載っていたのでびっくりしたと連絡がありました。
こういうサプライズって嬉しいですね。
掲載していただきどうもありがとうございました。
長くなりましたが、本の紹介がてら最後に
奈良倶楽部では寮美千子さんが編集された詩集
『空が青いから白をえらんだのです』を取り扱っています。
図書室の蔵書がお客さまの間でちょっとした人気者になって
それだったら少しだけでも置いてみようかということになりました。
よかったらどうぞ手に取ってみて下さい。一冊1575円です。
(この詩集についてのブログ内記事はこちらです。→★)
::
とりとめもなく長文になってしまいましたが
最後までお付き合いありがとうございました。
秋のシーズン中はさすがに読書もままならず
本をもっと読まなければと気持ちだけ焦ったりしていました。
これからの季節、お部屋を暖かくして本の世界に翼を広げて行こうと
今から楽しみにしているところです。お奨めの本などがありましたら
読友さ〜ん。また貸して下さいねー♪♪(←最後は業務連絡でした)
::
長文ついでに・・・
奈良倶楽部のお客様のIさんや、しをんさんや、sankakuさんのブログで
知った、吉野の檜シート で作られた「坂本尚世さんの灯り」も
ひょっとして端材を利用して作られるのかしら?
といっても、どれも奈良関連のものばかりです。
まずは、これ。
林業のこと、ちっとも知らなかったけれど
この本を読んで「林業ってすごい!」 と俄然興味を持ったのです。
物語の舞台「神去村」は奈良県との県境にある三重県の架空の村で
それがどうして奈良関連の本なの?って思われるでしょうが
奈良県南部は林業が盛んな土地で、
なのに私は林業のことを何も知らなかったので、この本を通して
林業に携わる人達の日常の仕事や暮らしぶり、山の神さまへの畏敬の念、木々を育てることの大変さなどに想いを馳せることができたこと。
林業の仕事の一つ、枝刈りについての描写や
せっかく育てた木を間引いてこそ良質の木材を生産していけるなど
ここらへんを読むと、吉野の間伐材で作られた割り箸をもっと使おうと思ったのでした。
その吉野の割り箸については『日々ほぼ好日』さんが
「林業・割り箸」というカテゴリーで詳しく書いてらっしゃいます。
けっこう専門的だったりして難しそう・・・と、今まで
このカテゴリーを敬遠していたのでしたが(すみません)
『神去なあなあ日常』のおかげで吉野の林業について
もっと知りたいなぁと思えたのでした。
本の帯に宮崎駿監督が「ぼくのおすすめ・・」と書かれていますが
これを映画にされたら・・・ひょっとすると・・・林業は・・・
若者の間ですごい人気の職業になる・・・かもしれない・・・。
Amazonで本を注文するついでに
奈良倶楽部のことも掲載して下さった
『結び会 もうひとつの奈良観光』も一緒に注文する。
7月の終わり頃に、多彩な魅力あふれる『きたまち』というページの
取材中に寄って下さって、奈良倶楽部も取り上げていただいたのでした。でも取材協力店に本の贈呈はできないから購入して下さいねと言われていて、すっかり忘れていたところに
これも『日々ほぼ好日』さんで取り上げてらっしゃったので
もう一冊興味を持った『おひとり奈良の旅』と一緒に購入。
『結び会』の帯には「だれも知らなかった“もうひとつの奈良” そこにいきづく人たちの“ドラマ“ 光あるもの50選!」とあります。
丹念な取材で紹介された「光ある」50選。
その内容をリストアップしますと・・・
景観・町並・街道編:
日本一ホットなロードレース(上北山村)
世界遺産の小辺路ウォーキング(野迫川村)
今日も笑顔。果無のおばあさん(十津川村)
秋の香ただよう『山の辺のあかり』(天理市)
日本の原風景の中の原風景(桜井市など)
絶景かな。歴史的空間(天理市)
こだわりの技。工房街道『三茶屋』(吉野町)
道を守る『伊勢本街道保存会』(御杖村など)
多彩な魅力あふれる『きたまち』(奈良市)
再生。喫茶スペース『工場跡事務室』(奈良市)
一棟貸宿泊施設も『紀寺借家』(奈良市)
静謐、活力『宗教学園都市天理』(天理市)
飲食・食材・宿泊編:
現代に生きる僧坊酒『正暦寺』(奈良市)
一石三鳥の芋焼酎造り(平群町)
五つの徳『五徳味噌』(奈良市)
伝統、こだわりの醤油(奈良市、山添村)
古代の調味料『醤』(奈良市、五條市ほか)
伝統の食『朴の葉寿司』(黒滝村)
明治創業の行者宿『朝日館』(川上村)
南和の宿(川上村、上北山村)
みんな笑顔に。神納川の農家民泊(十津川村)
日本酒ミニ博物館『つぼ』(天理市)
隠れ家。喫茶『コックピット』(田原本町)
地の味を。フレンチ『めしあがれ』(奈良市)
自然・農業・林業編:
『達っちゃんクラブ』大活躍(川上村)
銘木店を和菓子職人が応援(下市町、奈良市)
先人の思い継ぐ『森野旧薬園』(宇陀市)
夢は農の広域連携『王隠堂』(五條市)
動植物と共生『むろう大沢農場』(宇陀市)
『山野草の里づくりの会』(桜井市)
『笹ゆりギャザリング』(上牧町)
荒れる竹を竹炭に(大和郡山市、天理市)
独立を選び邁進する村(山添村)
アートで村おこし『ふるさと元気村』(宇陀市)
天からの贈り物『結崎ネブカ』(川西町)
色も鮮やかな『片平あかね』(山添村)
きらびやかな『宇陀金ごぼう』(宇陀市)
東京の『大和野菜』を見る目(築地市場)
歴史・伝統・文化編:
何百ものホタルが舞う「蛍能」(宇陀市)
鎮守の杜『葛木御歳神社』(御所市)
600年の伝統行事『蓮取り行事』(大和高田市)
漆復興を。『ぬるべの郷』(曽爾村)
桃太郎生誕の地は活力みなぎる(田原本町)
悲恋物語、再生物語。新町通り(五條市)
『茶筌の里』高山の伝統工芸(生駒市)
絶えざる和紙への挑戦。植和紙(吉野町)
よそを知る跡継ぎ息子『倭太鼓 榛』(宇陀市)
盛況。大衆演劇『弁天座』(大和高田市)
『銭亀堂』のお祈りおばさん(平群町)
皇居跡が残る『賀名生の里』(五條市)
・・・私自身、知らなかった世界がそこにはいっぱいあって。
今、丁寧に読んでいるところなのですが
奈良の地力、これが中々面白い!
そしてもう一冊『おひとり奈良の旅』も『日々ほぼ好日』さんでお奨めとあり、一応チェックしておかなければと注文したのでしたが。
これがまた!中々どころか、「お主、若いのにできるのぉ」と
羨ましいのを通り越して感嘆の溜息。
これはガイド本というより、奈良大和路紀行・・というか随筆ですね。
本を読んでいるだけで、そこに奈良が匂い立ってくるような錯覚。
旅の始まる前に是非手に取って奈良を感じ取ってほしいし
旅から帰ってから読んでも「ああ奈良よかったなぁ」としみじみと思い出に浸れるのではないでしょうか。
一応仕事柄、奈良本を手にしたらまず見るのは宿泊施設の欄。
著者お奨めの一人旅の宿はどこ?とページをめくってみると
あぁ、奈良倶楽部もご紹介して下さっているのですね!
存じ上げずに失礼しました。そしてどうもありがとうございます!
奈良倶楽部を取り上げて下さった本といえば、こちらも。
ちょこっと簡単にご紹介いただいています。
こちらは首都圏で人気の雑誌だとかで、我が家のお嫁ちゃんもよく買っていて、何気に見ていて奈良倶楽部が載っていたのでびっくりしたと連絡がありました。
こういうサプライズって嬉しいですね。
掲載していただきどうもありがとうございました。
長くなりましたが、本の紹介がてら最後に
奈良倶楽部では寮美千子さんが編集された詩集
『空が青いから白をえらんだのです』を取り扱っています。
図書室の蔵書がお客さまの間でちょっとした人気者になって
それだったら少しだけでも置いてみようかということになりました。
よかったらどうぞ手に取ってみて下さい。一冊1575円です。
(この詩集についてのブログ内記事はこちらです。→★)
::
とりとめもなく長文になってしまいましたが
最後までお付き合いありがとうございました。
秋のシーズン中はさすがに読書もままならず
本をもっと読まなければと気持ちだけ焦ったりしていました。
これからの季節、お部屋を暖かくして本の世界に翼を広げて行こうと
今から楽しみにしているところです。お奨めの本などがありましたら
読友さ〜ん。また貸して下さいねー♪♪(←最後は業務連絡でした)
::
長文ついでに・・・
奈良倶楽部のお客様のIさんや、しをんさんや、sankakuさんのブログで
知った、吉野の檜シート で作られた「坂本尚世さんの灯り」も
ひょっとして端材を利用して作られるのかしら?
2010年11月28日日曜日
12月のお出かけ情報②〜「寺社伝統行事」と「イベント情報」
いよいよ12月、師走です。
何かと気ぜわしく感じる季節ですが、一年の締めくくりを
悠久の時が流れる奈良でというのもいいかもしれませんね。
では、12月に行われる伝統行事やイベント情報などを。
奈良への旅の参考にどうぞ・・・☆
<伝統行事のご案内>
◇12/1 0:00~14:30 宝山寺「聖天厄除大根炊き」
◇12/5 談山神社「厄除大根だき」
◇12/7 吉野山口神社「秋祭り」
◇12/8 13:00~ 霊山寺 「納薬師法会」
◇12/8 石上神宮「お火焚祭」
◇12/8 10:00~ 法隆寺 金堂・大講堂・夢殿「お身拭い」
◇12/9 矢田寺「仏名会」
◇12/14 8:30~12:00 二月堂「仏名会」
◇12/14~12/16 金峯山寺蔵王堂「仏名会三千仏礼拝」
◇12/15 9:00~ 唐招提寺「お身拭い」
◇12/15~12/18 春日若宮「おん祭り」
おん祭りについてのブログ内記事はこちら。→★
春日大社のおん祭りについてのサイトはこちら。→★
16,17日とも奈良倶楽部では深夜のお出かけに対応しています!
是非ご宿泊して「おん祭り」の神秘な魅力に触れてみて下さいね。
◇12/16 10:00~11:00 宝山寺「大鳥居注連縄奉納」
◇12/18 岡寺「納め観音」
◇12/19 13:00~14:00 吉野脳天大神「納め脳天」
◇12/22 10:00~14:00 正暦寺「冬至祭」
◇12/29 13:00~ 薬師寺「お身拭い」
◇12/31 県内各寺社の「年越大祓式」や越年行事や
奈良県内のお寺で撞ける「除夜の鐘」情報は後日にご紹介します。
<イベント情報>
◇「鹿寄せ」 12/1~12/4と12/6〜12/14 毎朝9:30から約15分ほど
ホルンの音色でどこからともなく集まってくる鹿たち。
奈良でしか見ることのできないのどかな光景を楽しみながら、
朝の散歩はいかがでしょうか。
郷土料理の茶粥のご用意もあります。奈良の朝をたっぷりお楽しみください。
茶粥ふるまい:春日大社参道 (無料)
◇12/1〜1/9 17:00~21:00 天理市「光の祭典」
場所:天理駅前広場
問合せ:天理市商工会(0743-62-1945)
◇12/18 17:00~20:00「冬彩2010」
場所:香芝市今池親水公園
問合せ:香芝市役所(0745-76-2001)
◇12/22 4:00~ 「かぎろひを観る会」
場所:かぎろひの丘万葉公園
問合せ:大宇陀観光協会(0745-82-2457)
何かと気ぜわしく感じる季節ですが、一年の締めくくりを
悠久の時が流れる奈良でというのもいいかもしれませんね。
では、12月に行われる伝統行事やイベント情報などを。
奈良への旅の参考にどうぞ・・・☆
<伝統行事のご案内>
◇12/1 0:00~14:30 宝山寺「聖天厄除大根炊き」
◇12/5 談山神社「厄除大根だき」
◇12/7 吉野山口神社「秋祭り」
◇12/8 13:00~ 霊山寺 「納薬師法会」
◇12/8 石上神宮「お火焚祭」
◇12/8 10:00~ 法隆寺 金堂・大講堂・夢殿「お身拭い」
◇12/9 矢田寺「仏名会」
◇12/14 8:30~12:00 二月堂「仏名会」
◇12/14~12/16 金峯山寺蔵王堂「仏名会三千仏礼拝」
◇12/15 9:00~ 唐招提寺「お身拭い」
◇12/15~12/18 春日若宮「おん祭り」
おん祭りについてのブログ内記事はこちら。→★
春日大社のおん祭りについてのサイトはこちら。→★
16,17日とも奈良倶楽部では深夜のお出かけに対応しています!
是非ご宿泊して「おん祭り」の神秘な魅力に触れてみて下さいね。
◇12/16 10:00~11:00 宝山寺「大鳥居注連縄奉納」
◇12/18 岡寺「納め観音」
◇12/19 13:00~14:00 吉野脳天大神「納め脳天」
◇12/22 10:00~14:00 正暦寺「冬至祭」
◇12/29 13:00~ 薬師寺「お身拭い」
◇12/31 県内各寺社の「年越大祓式」や越年行事や
奈良県内のお寺で撞ける「除夜の鐘」情報は後日にご紹介します。
<イベント情報>
◇「鹿寄せ」 12/1~12/4と12/6〜12/14 毎朝9:30から約15分ほど
※今年は「奈良マラソン」のため12/5の鹿寄せは行われません。
場所:奈良公園飛火野(春日大社参道南側)ホルンの音色でどこからともなく集まってくる鹿たち。
奈良でしか見ることのできないのどかな光景を楽しみながら、
朝の散歩はいかがでしょうか。
郷土料理の茶粥のご用意もあります。奈良の朝をたっぷりお楽しみください。
茶粥ふるまい:春日大社参道 (無料)
☆例年通り、2011年2/1~3/10の期間中も「鹿寄せ」は開催されます。
◇12/1〜1/9 17:00~21:00 天理市「光の祭典」
場所:天理駅前広場
問合せ:天理市商工会(0743-62-1945)
◇12/18 17:00~20:00「冬彩2010」
場所:香芝市今池親水公園
問合せ:香芝市役所(0745-76-2001)
◇12/22 4:00~ 「かぎろひを観る会」
場所:かぎろひの丘万葉公園
問合せ:大宇陀観光協会(0745-82-2457)
2010年11月27日土曜日
12月のお出かけ情報①〜「祈りの回廊 秘宝秘仏特別開帳」
<「祈りの回廊」として引き続き特別開帳中のもの>
◇〜12/9金峯山寺「金峯山寺の特別な百日」8:30~16:30(16:00)★
◇~12/12 談山神社 「桃山時代の能面などの特別公開」
◇~12/12 長谷寺 「長谷寺大観音特別拝観」9:30~16:00
◇~12/18 壷阪寺「三重塔初層内陣」9:00~16:30
◇〜12/31 新薬師寺「香薬師如来像」9:00~17:00(16:50)
<12月の特別開帳>
◇12/4〜12/26 室生寺「金堂外陣からの特別拝観」9:00~15:00★
◇12/16 9:30~ 東大寺「特別開扉」
東大寺開山良弁僧正の忌日にちなみ
一日限りの特別開扉が行われます。
開山堂では・・・国宝 良弁僧正坐像(拝観無料)
法華堂では・・・国宝 執金剛神立像(入堂料500円)
俊乗堂では・・・国宝 重源上人坐像(入堂料500円)
※法華堂での拝観は、今年は内陣の中へ入堂できませんので
例年とはまた違った拝観の形式になるようです。
◇12/22 10:00~16:00 正暦寺「冬至祭特別開扉」
宝物殿「瑠璃殿」と秘仏の公開
::
平城遷都1300年祭記念事業として、普段は拝観できないような
秘宝秘仏が今年は惜しげもなく特別公開されました。
こんな機会は滅多にないかもしれないと、時間の許す限り
私自身も大いに「祈りの回廊」巡りを楽しんでいました。
お客さまも特別開帳にお出かけの方が多くいらっしゃって
秘宝秘仏談義(!?)に花を咲かせるのも楽しいひとときでした。
この遷都1300年祭記念事業も残すところ、後一ヶ月。
多くの方に好評だった「祈りの回廊」も、
もうこんなラインナップで こんなボリュームで公開されることはないかもしれませんが、でも、できれば来年以降も何らかの形で継続していってほしいなぁと思います。
(実際、今年は忙しくてすべてを拝観できたわけではないので
来年以降、祈りの回廊メグラーの私自身がもっと楽しみたいのです。)
トップの画像は東大寺戒壇院近くの水門町にて撮影。
2010年11月26日金曜日
みんなにっこり♪ハイチーズ♫
東大寺境内 東塔跡に立つ大銀杏。
みんなニコニコ笑顔でハイポーズ☆
春日野園地から東塔跡の方を狙っているカメラマン。
どういう構図で撮るのかな。
彼のレンズの先はこんなところ。↓
今日も「お買い物に郵便局、銀行に行ってきま〜す。」と言いながら
最初の立寄先は奈良公園。
だって青空なんだもの。心が欲しているんだもん。
奈良公園が呼んでいるんだもーん。
どこもかしこも美しくて、そこにいる人みんなにっこり嬉しそう。
私も歩きながら自然と頬が緩んでウフフのフなのです。
吉城川沿いの見事な紅葉の下でお弁当もいいだろうなぁ。
忙しい中でのちょっとした息抜きのひととき。
新公会堂に駐車して、半時間程の紅葉散歩を今日も楽しみました。
2010年11月24日水曜日
錦秋の浄瑠璃寺*
秋色の当尾の里。
所用があって近くまで来たのでもう少し足を延ばして浄瑠璃寺へ++
つい先日ご宿泊のお客さまが「浄瑠璃寺がとても綺麗でした」と。
本当だ。浄土式庭園の中心、池の周囲をゆっくり回りながら
阿弥陀堂と楓を、三重塔と楓を・・とカメラに収める。
色とりどり、さながら錦の織物のよう。
錦秋とはよく言えた言葉だと今さら実感してしまう。
九体阿弥陀堂(国宝)では秘仏・吉祥天女像(重文)が特別開帳中。
久しぶりにご本尊の阿弥陀如来像 (国宝)にもお参りできて
清々しい気持ちでお寺を後にしました。
おまけの画像:
こちらが清川妙先生が雑誌「いきいき」に書かれたピンクの馬酔木の花。たくさんの花芽をつけていましたので来年の春が楽しみです。
所用があって近くまで来たのでもう少し足を延ばして浄瑠璃寺へ++
つい先日ご宿泊のお客さまが「浄瑠璃寺がとても綺麗でした」と。
本当だ。浄土式庭園の中心、池の周囲をゆっくり回りながら
阿弥陀堂と楓を、三重塔と楓を・・とカメラに収める。
色とりどり、さながら錦の織物のよう。
錦秋とはよく言えた言葉だと今さら実感してしまう。
九体阿弥陀堂(国宝)では秘仏・吉祥天女像(重文)が特別開帳中。
久しぶりにご本尊の阿弥陀如来像 (国宝)にもお参りできて
清々しい気持ちでお寺を後にしました。
おまけの画像:
こちらが清川妙先生が雑誌「いきいき」に書かれたピンクの馬酔木の花。たくさんの花芽をつけていましたので来年の春が楽しみです。
ラベル:
祈りの回廊〜秘宝秘仏特別公開,
京都府南部方面,
奈良の紅葉便り
2010年11月23日火曜日
2010年11月21日日曜日
キラキラ光ル*
いつものお散歩コースの大仏池周辺。
ここは銀杏の葉が美しい黄色の絨毯を織りなすところとして
よく知られたスポットなのだけれど。
実は 隠れたもみじの名所でもあるのです。
照葉の向こうに黄色の銀杏。
陽の光の中でキラキラ煌めいている秋の妖精たち*
きっと本当にいると思うのです。輝葉の中に 照葉の陰に。
(写真は11/20撮影)
ここは銀杏の葉が美しい黄色の絨毯を織りなすところとして
よく知られたスポットなのだけれど。
実は 隠れたもみじの名所でもあるのです。
照葉の向こうに黄色の銀杏。
陽の光の中でキラキラ煌めいている秋の妖精たち*
きっと本当にいると思うのです。輝葉の中に 照葉の陰に。
(写真は11/20撮影)
2010年11月19日金曜日
日本茶の魅力発見 五感で満喫 お茶TIME
日本茶インストラクター協会の竹西さんより
イベントのお知らせが届いていますのでご紹介します。
平城遷都1300年祭 第64回 全国お茶まつり奈良大会
<日本茶の魅力再発見 五感で満喫 お茶TIME>
開催日時:11月21日(日)9:00~16:00
場所:なら100年会館 時の広場(100年会館の外)にて
お茶の淹れ方セミナーやお茶の有効利用法等のセミナー
お茶とあうスイーツなど、お茶に関する情報がいっぱい☆
毎年開催されている「全国お茶まつり」が
今年は1300年祭記念行事として奈良で開催されるというもの。
平城宮跡での1300年祭イベントは11/7で終了していますが
2010年の今年いっぱいは、奈良県下のあちこちで
こういった1300年祭関連記念行事が開催中だったりします。
そして、平城宮跡会場でのイベントで好評を博した「天平茶会」と同じ、煎茶道 美風流お家元の解説を聞きながら
奈良時代、遣唐使が持ち帰ったお茶を再現した天平茶と
お菓子をいただく『天平茶の宴』も行われますよ!
『天平茶の宴』の受付けは9:00より(開催は10:00~)
当日、「なら100年会館のLai Lai Cafe」で整理券が発行されるそうです。
2010年11月18日木曜日
「祈りの回廊」円照寺庭園特別拝観
普段は非公開ですが、平城遷都1300年を記念して特別に公開されることになった「円照寺庭園特別拝観」に行ってきました。
15日から19日まで、事前に抽選で選ばれた1000人を対象に実施されたのですが、私は運がなくて抽選漏れ。(ハズレは毎度のことです。)
でも「チーム・祈りの回廊巡ラー」(またまた勝手にこんなチームを結成^^)で応募したので 運良く当選の(こちらもいつものことで、羨ましいかぎり) 相方さんと一緒に参加しました。
大和三門跡の一つに数えられる円照寺は
江戸時代初期(1641年)に、後水尾天皇の皇女 文智女王が出家して営んだ京都の草庵が始まりで、その後しばらくして(1669年)現在の場所に移されました。
余談ですが、三島由紀夫の小説「豊饒の海」に登場する「月修寺」のモデルとされています。
特別拝観参加者は各回50名。
県庁に集合して貸し切りバスで現地に向かいました。
上の写真の手前の建物が「奥御殿」。1849~1851年の建築で
現在の円照寺の諸建築の中心をなすものです。
手前の八畳3室はお庭から見学可能で、「御座の間」などは
いかにも高貴なお方がいらっしゃる・・という雰囲気でした。
調度品や室礼なども女性らしいもので整えられていました。
奥御殿の右側の建物が「葉帰庵」という庵室で、安政の大地震で
倒壊後、明治になって現在のところに新築されたものです。
二つの建造物は手入れが行き届いているせいか
100年から150年も前の建立とは思えないのでした。
奥御殿の庭園、このサツキが花盛りの頃はさぞかし華やかなのでしょうね・・・。
奥御殿の向こう、塀越しに見える茅葺きの建物が本堂の円通殿。
次にこちら、本堂の庭園を鑑賞しました。
こちらのお庭には山茶花が咲いていました。
門跡寺らしい品格と静謐。
そのような印象を受けた庭園を鑑賞する機会に恵まれて感謝です。
この日の最終組で見学しましたので、帰りの頃には
晩秋の陽も傾いて、この山里を美しく彩り輝かせていました。
15日から19日まで、事前に抽選で選ばれた1000人を対象に実施されたのですが、私は運がなくて抽選漏れ。(ハズレは毎度のことです。)
でも「チーム・祈りの回廊巡ラー」(またまた勝手にこんなチームを結成^^)で応募したので 運良く当選の(こちらもいつものことで、羨ましいかぎり) 相方さんと一緒に参加しました。
大和三門跡の一つに数えられる円照寺は
江戸時代初期(1641年)に、後水尾天皇の皇女 文智女王が出家して営んだ京都の草庵が始まりで、その後しばらくして(1669年)現在の場所に移されました。
余談ですが、三島由紀夫の小説「豊饒の海」に登場する「月修寺」のモデルとされています。
特別拝観参加者は各回50名。
県庁に集合して貸し切りバスで現地に向かいました。
見学できる庭園は2箇所で、2グループに分かれて
如意輪観音坐像を安置する本堂・円通殿の庭園と
奥御殿の庭園を順に拝観します。
周りの山々を借景とした枯山水で廻遊式として造園されました。
春は桜・椿・藤・さつき。夏は百日紅。秋は紅葉。冬は山茶花。
あいにく訪れた時分は、ほとんど花が咲いていない時期で
枯山水に「侘び」「寂び」という形容詞が似合う様子でした。
こちらは樹齢200年の「熊谷椿」↑
春は桜・椿・藤・さつき。夏は百日紅。秋は紅葉。冬は山茶花。
あいにく訪れた時分は、ほとんど花が咲いていない時期で
枯山水に「侘び」「寂び」という形容詞が似合う様子でした。
こちらは樹齢200年の「熊谷椿」↑
10cmほどの大輪の赤い花を咲かすそうです。↓
上の写真の手前の建物が「奥御殿」。1849~1851年の建築で
現在の円照寺の諸建築の中心をなすものです。
手前の八畳3室はお庭から見学可能で、「御座の間」などは
いかにも高貴なお方がいらっしゃる・・という雰囲気でした。
調度品や室礼なども女性らしいもので整えられていました。
奥御殿の右側の建物が「葉帰庵」という庵室で、安政の大地震で
倒壊後、明治になって現在のところに新築されたものです。
二つの建造物は手入れが行き届いているせいか
100年から150年も前の建立とは思えないのでした。
奥御殿の庭園、このサツキが花盛りの頃はさぞかし華やかなのでしょうね・・・。
奥御殿の向こう、塀越しに見える茅葺きの建物が本堂の円通殿。
次にこちら、本堂の庭園を鑑賞しました。
本堂前には白砂の庭園が広がり中央には舟形の平石が置かれています。
これは「弥陀の来迎石」といって開山の宮様がご生母の冥福を祈願して
置かれたものです。この石の前方には東西に広がる池を配し
池泉鑑賞式広庭として造園されました。
池の手前(本堂側)に東から阿弥陀堂に向かって25の石があり
これは二十五菩薩聖衆来迎を表しているということです。
庭の奥から阿弥陀堂(左手)を見たところ↓
阿弥陀堂の障子にも菊の御紋。これは「弥陀の来迎石」といって開山の宮様がご生母の冥福を祈願して
置かれたものです。この石の前方には東西に広がる池を配し
池泉鑑賞式広庭として造園されました。
池の手前(本堂側)に東から阿弥陀堂に向かって25の石があり
これは二十五菩薩聖衆来迎を表しているということです。
庭の奥から阿弥陀堂(左手)を見たところ↓
こちらのお庭には山茶花が咲いていました。
門跡寺らしい品格と静謐。
そのような印象を受けた庭園を鑑賞する機会に恵まれて感謝です。
この日の最終組で見学しましたので、帰りの頃には
晩秋の陽も傾いて、この山里を美しく彩り輝かせていました。
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