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2015年2月23日月曜日

3月のお出かけ情報①〜寺社伝統行事

春の訪れが待ち遠しい季節になりました。
奈良に春を呼ぶといわれる東大寺二月堂の「お水取り」から、春爛漫の花々咲き誇る頃の薬師寺「花会式」まで、3月に行なわれる伝統行事をご案内します。
また、3月からは春日大社「第六十次式年御造替」記念祝賀特別企画も始まります。(◆印)
注:式年御造替特別企画のほとんどは、旅行社を通して申込む有料企画になっていますのでリンク先を参照にして下さい。
◇3/1~3/14 東大寺二月堂「修二会(お水取り)」
修二会の主な行事予定についてはこちらを参照に→
またブログの過去記事は「奈良倶楽部通信」
「奈良倶楽部通信Part:II」の修二会のラベルを参照して下さい。

◇3/1~3/18 法華寺古代ひな人形展
歴代天皇より賜った御所人形など約100点が展示されます。
問合せ:0742-33-2261

◆3/1 10:00〜15:00 春日大社「木作り始め式」
御造替事始の儀式である木作始式は、新殿の御用材の調整はじめを開始するという意味を持つ重要な儀式です。これに先立ち石荒神社で古式に従い、荒神祓之儀が行われ、陰陽師代の修祓があり、その後、御本殿前の東庭で釿始之儀が行われます。
参列後「ホウソウコン」と呼ばれる特別な祝儀膳が饗せられます。
事前予約制、詳細はこちら

◇3/2 10:30〜 喜光寺行基会大祭
中風除・ガン封じの祈祷・住職の法話や、おぜんざいの接待
14:00~柴燈大護摩会 ・火渡り
問合せ:0742-45-4630

◇3/4 13:00〜14:00 浄見原神社「国栖奏
毎年旧暦 正月14日に応神天皇が吉野の宮を訪ねた際、国栖地方の里人が一夜酒を作り、歌い舞ったという故事にちなんだ伝統行事
問合せ: 0746-39-9237

◇3/5 10:00~ 興福寺本坊北客殿「三蔵会
問合せ:0742-22-7755

◇3/6 調田坐一事尼古神社「お田植え祭」

◇3/7 14:00〜 大安寺馬頭観音厄除法要
馬が牧草を食むように諸々の悪を食いつくし災厄を除く厄除の仏様として信仰されている馬頭観音像。法要では護摩が焚かれ災厄除けの「秘文神符」が授与される。
問合せ:0742-61-6312

◇3/7 二の午(初午)厄除祭
慈眼寺8:00~19:00・西大寺9:00~15:00 ・松尾寺5:00~17:00
岡寺11:00~

◇3/8 10:00~11:30 宝山寺般若窟柴燈大護摩供
問合せ:0743-73-2006
 
◇3/9 14:00~15:30 正暦寺人形供養
問合せ:0742-62-9569

◇3/11 14:30〜 東大寺大仏殿「東日本大震災物故者慰霊法要」
被災地の復興を祈り、亡くなられた方々への廻向を行います。

◇3/13 9:00~ 春日大社「春日祭(申祭)」
王朝絵巻さながらの春日大社の例祭です。
参道からのみ拝観可能。
問合せ:0742-22-7788

◇3/15 11:00~ 春日大社「御田植神事」

◇3/19 二の午厄除祭
松尾寺  ・岡寺

◇3/21 12:00〜 菅原天満宮「筆まつり」
毛筆作りの元祖として仰がれている中国の蒙恬画像を拝殿に掲げ、祭典が行われ、その後参拝者は書の上達を祈願する。当日は使用済みの筆を無料で新しい筆と交換してくれる。使用済みの筆は筆塚の前に集めて供養され、筆に感謝の意をささげ、護摩火の中に投げられる。
問合せ:0742-45-3567

◇3/21 8:00~ 長谷寺弘法大師 正御影供
問合せ:0744-47-7001

◇3/22~3/24 13:00~ 法隆寺「お会式」
聖徳太子の遺徳を讃えて行う法要。
聖霊院では本尊聖徳太子摂政像が開扉。
問合せ:0745-75-2555

◇3/23 13:00~ 薬師寺金堂「お身ぬぐい」
問合せ:0742-33-6001

◇3/25・3/26 9:00~17:00 安部文殊院「文殊お会式」
両日とも16:30から智恵のお餅まきが行われる。
問合せ:0744-43-0002


◇3/25~3/31 薬師寺金堂「修二会 花会式」
2012年にお詣りしたブログ内記事はこちら→
修二会薬師悔過法要 3/25~3/31:各日19:00~/3:00~/13:00~
※3/25は19:00~の法要のみ
※3/31の19:00~の法要に限り、堂内に入るには整理券が必要です。

◇3/27 春日大社「仮殿遷座祭」
◆3/28 春日大社「第六十次式年御造替」記念祝賀特別企画
    仮殿遷座を祝う「御慶之舞楽」
事前申込み制、詳細はこちら★ 
◆3/29〜4/5 春日大社「御神宝特別拝観」
※4/1~4/5は国宝御本殿も拝観できます。

◇3/31 20:30頃〜花会式結願を飾る「鬼追い式

2008年の「鬼追い式」のブログ内記事はこちら→

2015年2月22日日曜日

二月堂修二会2015*「社参」「試みの湯」「注連縄張り」

昨日は「お水取り」の練行衆が行中の無事を祈願して
境内諸堂を参拝して回られる「社参」がありました。
今年は久しぶりに、最初から最後まで
練行衆の方々を追いかけながら廻ることができました。
写真が大変多くなっていますが、ご一緒にどうぞご覧下さい。
戒壇院別火坊を出発して、八幡殿参拝。


大仏殿参拝。

大仏殿から南大門の方へ、天皇殿参拝。

大仏殿東の石段(猫段)中程で、平衆が法螺貝を吹きます。

鐘楼の南側や
四月堂の側でも法螺貝を吹きます。
開山堂参拝。
閼伽井屋の前辺りでも法螺貝を吹かれます。
そして、湯屋に向って「試みの湯」
練行衆の方はここで参籠の意思を確認するのですが、硯と文巻を持参した小綱が、湯屋の外で再び入室の合図を待っています。
丁度その頃、童子さん達による、松明用の竹の並べ替えが行なわれていました。(これはたまたまその時にされたようです。)
昨年、奈良倶楽部奉納の松明を担いで下さったKさんの姿も。
こうして見ると、竹の大きさがどれほど長いものかよくわかります。

湯屋から出て来られて。また和上を先頭に二月堂へ上ります。
この時、登廊の石段下で法螺貝が吹かれます。

二月堂には入堂せずに、舞台から聖武天皇陵参拝。


南の石段を通って興成社の前を通り、普段は食堂南の広場で解散されるのですが、今年は新入のある年なので、解散せずにそのまま一同別火坊へ戻られます。
粛々と、練行衆の皆様の歩いて行かれる姿が本当に美しいです。
大仏殿裏を西に向って進んで行かれるという図は
新入さんのある年だけに貴重なショットですね。

この時、大仏殿北西の角でも法螺貝が吹かれます。





新入さんは社参に参列されずに別火坊で待ってらっしゃるので
帰坊した練行衆による新入見舞いや、衣の祝儀などが行われます。
同じ頃に二月堂では注連撒きが行なわれています。
別火坊から二月堂へ戻った時間には、注連撒きはすでに終わっていて、結界の注連縄が張られているところでした。







帰りの道中、練行衆の自坊には注連撒きで撒かれた注連縄が。
そして、馬酔木の花がほころびかけていました。
春がすぐそこに来ているような陽気な一日でしたが、お昼間はぽかぽかと暖かでも、夜には気温が下がって、まだまだ冷え込みます。お水取りが始まっても奈良の底冷えは厳しいものがありますので、修二会にお出かけの際には、防寒に充分お気をつけてお出かけ下さいませ。