まずはこちら!
「タラブックス展~インドのちいさな出版社とゆかいな本づくり」
11月中は忙しくて伺えず、それでも無理してでも、展示されている本の販売日に伺えばよかったと後悔しきりの素晴らしい展示でした。
タラブックスはインドの南東部の都市チェンナイにある、ちいさな出版社です。タラブックスが出版するインド土着の芸術や各地の民俗芸術をモチーフにした出版物は、他に類を見ないものとして注目されています。出版・編集手法も独特で、企画から印刷、製本にいたるまで、一貫して職人さながらの本づくりに徹して仕事をしています。特に手漉きの紙にシルクスクリーンで印刷し、一冊ずつ手製本で仕上げられたハンドメイド本は、世界中で高い評価を受けています。(サイトより引用)
自然や動物と人間の共生、経済成長と開発などをテーマにしたタラブックスの本や、インド文化からインスピレーションを得て、司書が選書した関連図書などが展示されていたり。
こちら↑は、タラブックスの名を世界に知らしめた代表作「夜の木」
漆黒の手漉き紙に鮮やかに手刷りされた木々が芸術作品のよう!
こちら↑は、グジャラート州のブロックプリント職人のコミュニティ・ヴァガリに伝わる技法でつくられた女神の布のミニチュア版を観音開きの本としたもの。精緻な工芸品のような素晴らしさ!
タラブックスの絵本の多くは、インドの少数民族のアーティストの手によって描かれているそうで、民族によって絵のタッチや文様の描き方はさまざま。こちら↑は色んな民族の画家に描いてもらった猫をあつめて一冊の絵本にしました。
タラブックスの仕事場や印刷工程の解説などのパネル展示
刷り損じの紙も無駄にせず、ランダムなコラージュになった紙を表紙に手づくりノートブック「フルークブック」が出来上がったり。
巻物紙芝居ポトゥアでつくられた「つなみ」は日本語版も。
それにしても手漉きの紙にシルクスクリーン印刷の感触が素晴らしすぎて、離れがたいものがありました。
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図書情報館のイベントあれこれ、その他には・・・
15日16日にはこんな素敵なイベントも!(10:00~16:00)
「トショカン ノ クリスマス」
奈良を中心に活躍する、手作り作家、お店、パフォーマーなど約30組が集まる、本と雑貨のクリスマスマルシェです。
マルシェの参加店舗さんや詳細はこちら★をご覧ください。
2Fエントランスホールには「宇宙椅子」「日+月+星」さん達が作られた『クリスマスノ星』クッションオーナメントが展示されています。
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正面玄関では、映像作家 保山耕一さんの 2018年12月の映像『古墳の美』が上映されています。保山耕一さんが綴る映像詩『奈良、時の雫』からセレクトした作品を月替わりで常設上映されているのですが
12月は「古墳の美」(上映時間約24分、リピート再生)です。
保山さんの心の目を通して撮影された古墳のある風景。
悠久の時の流れや儚げな自然の美しさが素晴らしいです。
(願わくば玄関スペースではなく、もう少しゆっくり見られるところだったらと思わずにはいられませんでしたが。)
外に出たら、すっかり落葉して枝ぶりの美しさが際立つ木々。白い実が点々としてイルミネーションが灯ったようでした。
2018年12月13日木曜日
2018年9月18日火曜日
「奈良に息づく祈りのこころとかたち」
9月17日。ご近所の工場跡倉庫で「奈良に息づく祈りのこころとかたち」と題して、今年3月に出版された書籍「神饌ー供えるこころー」の文章と編集を担当された倉橋みどりさんのお話会がありました。
今回は写真家の野本さんとのトークではなく、倉橋さんお一人での講座でしたが、取材・編集の中でのエピソードや編集者としての苦労など、この本が生まれるまでの経緯をお聞きすることができ、「神饌」について、その心をも、より一層深く学び知ることができました。
でも、会場には写真家の野本さんもいらっしゃって、要所要所で貴重なお話を伺うことができました。
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伺ったお話として・・・
まず、「神饌」とは、お祭りなどで神様に献上するお食事のこと。
日本のお祭りの特徴の一つに「神人共食しんじんきょうしょく」という、神様をおもてなしして、そのお下がりを参列した人たちでいただく行為がある。「神饌」を長くお供えしたままにするのでなく、美味しいうちにいただくのが大事なのだそうです。
この本を作ろうとした経緯について。
祭とワンセットの神饌の本はあるが、神饌に特化したものはなく、専門の本を作りたかった。本ができるまでに1年半くらいかかった。
本を作る中で苦労したのは、野本さんの写真がどれも素晴らしくまた大量にあり、選ぶのが大変だったということ。
例えば表紙にする写真が中々決まらなかったという嬉しい苦労も。
まぼろしの表紙の中には、裏表紙や中表紙になっている写真もあり。
(本をお持ちの方は探してみてくださいね。)
倉橋さん自身は「神饌」について最初は、神様への御供えとしては、お酒・生米・塩などの白いイメージだったので、野本さんの写真を通してカラフルな色使いの神饌に触れて大変驚いたと。
本の章立てを考える時に、カラフルな色で驚いたので、本の中でも「神饌の色色」を第一章に持ってきた。
また、上の写真↑のように、県内4か所で同じデザインのお供えがあり、野本さんが、ある神社で「あそこの神社と同じお供えですが、祀られている神様が同じなのですか?」と尋ねて、ある神社の方はそれを知らなかったので大変びっくりされたというエピソードも。
野本さんは、「嫁入りなどで他所から来た人のアイデアをもらって、デザインが同じになったのでは?」と推測されていました。
神様にその季節の美味しいものをお供えして召し上がっていただく。盛り付けにも工夫して綺麗に飾って喜こんでいただく・・・ということに、そこに理由はないということです。
また、まぼろしの表紙の中で出てきた山の神へのお供えの写真↑について、山の神は醜いおばちゃんだそうで、ヤキモチを焼かないためにも美しいものは供えないのだそうです。
神様に喜んでいただくだけでなく、神様を怒らせないというのも大事なポイントなのですね。
章立ての工夫では、舞や音、水や火など、食べ物でないお供えについて、本の中に神饌としていれるかどうかも悩んだそうです。
ただ、野本さんの写真は水や火を撮ったのが大変素晴らしく、神様に喜んでいただくためにという思いが一緒なので紹介されました。
::
ここで休憩
お茶菓子には萬林堂さんの「春日ふたつ梅枝」をいただきました。
::
後半部分は、談山神社「嘉吉祭」の神饌「百味の御食ひゃくみのおんじき」について詳しいお話でした。
この3色の毛のようなもの↑一体何だと思われますか?
これは「荒稲あらしね(別名・毛御供けごく)」と言われ、禾のぎ(籾に付いている毛)の長い品種の古代米を一粒ずつ貼り付けて作ります。黒色・白色・紫色は自然の色で染めていないそうです。
こちらは「和稲にぎしね」↑で、一台につき米粒3000粒を使い、四色に染め分けた米粒を一粒一粒貼り付けて作ります。
この「荒稲」と「和稲」は神職さんが、一人一部屋に詰めて集中して作ります。その他の神饌は氏子さん達が10月になってから神社に集まって作っていくそうです。
嘉吉祭は10月の第2日曜日。今年は10/14に行われます。
当日は、十三重塔から本殿へ、これらの神饌を10数人で手渡ししながら受け渡していく献饌の様子が見どころでもあるので、是非9時頃から行って見てくださいと、野本さん。
祭が終わった後は、拝殿のショーケースに入れて一年間飾られるので、嘉吉祭当日でなくても是非ご覧になってください。
この「百味の御食」は明治以前は文字通り100種類もの神饌が用意されたそうですが、今は50種類二組が用意されています。
このように材料の変遷は、時代によって変わることもあり、大事なのは美味しいもの・近辺で採れたものを召し上がっていただくという心。
お供えする時の先頭は「無垢人むくびと」と呼ばれる人形で、手にしている釣り竿は以前からこれを持っているのかどうかはわからない。
上の写真↑の右側、向こうには鶏頭の花が供えられていて、倉橋さんの印象として、鶏頭の花がお供えではよく見かけるということでした。
::
当日のメモを参考に長々と書き留めましたが、最後に、倉橋さんが神饌の取材を通して教えられた大切なこととして
「人間ではなく神様のためにしている。先人が続けてきたことは続けていく。理由はいらない」ということを挙げておられました。
私も「神饌ー供えるこころー」の本を持っていて、神饌の写真もよく眺めていたつもりでしたが、こうしてお話を聞いてみると、神様にお供えすることの真髄がより一層よくわかって、大変有意義な時間でした。
どうもありがとうございました。
::
10月初めのお祭りとしては
10/5 手向山八幡宮転害会(前日夜の宵宮では奉納舞も)
10/8 奈良豆比古神社翁舞(翌日は神事相撲19時頃)
1014 談山神社嘉吉祭
ぜひお出かけになってみてくださいね。
今回は写真家の野本さんとのトークではなく、倉橋さんお一人での講座でしたが、取材・編集の中でのエピソードや編集者としての苦労など、この本が生まれるまでの経緯をお聞きすることができ、「神饌」について、その心をも、より一層深く学び知ることができました。
でも、会場には写真家の野本さんもいらっしゃって、要所要所で貴重なお話を伺うことができました。
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伺ったお話として・・・
まず、「神饌」とは、お祭りなどで神様に献上するお食事のこと。
日本のお祭りの特徴の一つに「神人共食しんじんきょうしょく」という、神様をおもてなしして、そのお下がりを参列した人たちでいただく行為がある。「神饌」を長くお供えしたままにするのでなく、美味しいうちにいただくのが大事なのだそうです。
この本を作ろうとした経緯について。
祭とワンセットの神饌の本はあるが、神饌に特化したものはなく、専門の本を作りたかった。本ができるまでに1年半くらいかかった。
本を作る中で苦労したのは、野本さんの写真がどれも素晴らしくまた大量にあり、選ぶのが大変だったということ。
例えば表紙にする写真が中々決まらなかったという嬉しい苦労も。
まぼろしの表紙の中には、裏表紙や中表紙になっている写真もあり。
(本をお持ちの方は探してみてくださいね。)
倉橋さん自身は「神饌」について最初は、神様への御供えとしては、お酒・生米・塩などの白いイメージだったので、野本さんの写真を通してカラフルな色使いの神饌に触れて大変驚いたと。
本の章立てを考える時に、カラフルな色で驚いたので、本の中でも「神饌の色色」を第一章に持ってきた。
また、上の写真↑のように、県内4か所で同じデザインのお供えがあり、野本さんが、ある神社で「あそこの神社と同じお供えですが、祀られている神様が同じなのですか?」と尋ねて、ある神社の方はそれを知らなかったので大変びっくりされたというエピソードも。
野本さんは、「嫁入りなどで他所から来た人のアイデアをもらって、デザインが同じになったのでは?」と推測されていました。
神様にその季節の美味しいものをお供えして召し上がっていただく。盛り付けにも工夫して綺麗に飾って喜こんでいただく・・・ということに、そこに理由はないということです。
また、まぼろしの表紙の中で出てきた山の神へのお供えの写真↑について、山の神は醜いおばちゃんだそうで、ヤキモチを焼かないためにも美しいものは供えないのだそうです。
神様に喜んでいただくだけでなく、神様を怒らせないというのも大事なポイントなのですね。
章立ての工夫では、舞や音、水や火など、食べ物でないお供えについて、本の中に神饌としていれるかどうかも悩んだそうです。
ただ、野本さんの写真は水や火を撮ったのが大変素晴らしく、神様に喜んでいただくためにという思いが一緒なので紹介されました。
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ここで休憩
お茶菓子には萬林堂さんの「春日ふたつ梅枝」をいただきました。
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後半部分は、談山神社「嘉吉祭」の神饌「百味の御食ひゃくみのおんじき」について詳しいお話でした。
この3色の毛のようなもの↑一体何だと思われますか?
これは「荒稲あらしね(別名・毛御供けごく)」と言われ、禾のぎ(籾に付いている毛)の長い品種の古代米を一粒ずつ貼り付けて作ります。黒色・白色・紫色は自然の色で染めていないそうです。
こちらは「和稲にぎしね」↑で、一台につき米粒3000粒を使い、四色に染め分けた米粒を一粒一粒貼り付けて作ります。
この「荒稲」と「和稲」は神職さんが、一人一部屋に詰めて集中して作ります。その他の神饌は氏子さん達が10月になってから神社に集まって作っていくそうです。
嘉吉祭は10月の第2日曜日。今年は10/14に行われます。
当日は、十三重塔から本殿へ、これらの神饌を10数人で手渡ししながら受け渡していく献饌の様子が見どころでもあるので、是非9時頃から行って見てくださいと、野本さん。
祭が終わった後は、拝殿のショーケースに入れて一年間飾られるので、嘉吉祭当日でなくても是非ご覧になってください。
この「百味の御食」は明治以前は文字通り100種類もの神饌が用意されたそうですが、今は50種類二組が用意されています。
このように材料の変遷は、時代によって変わることもあり、大事なのは美味しいもの・近辺で採れたものを召し上がっていただくという心。
お供えする時の先頭は「無垢人むくびと」と呼ばれる人形で、手にしている釣り竿は以前からこれを持っているのかどうかはわからない。
上の写真↑の右側、向こうには鶏頭の花が供えられていて、倉橋さんの印象として、鶏頭の花がお供えではよく見かけるということでした。
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当日のメモを参考に長々と書き留めましたが、最後に、倉橋さんが神饌の取材を通して教えられた大切なこととして
「人間ではなく神様のためにしている。先人が続けてきたことは続けていく。理由はいらない」ということを挙げておられました。
私も「神饌ー供えるこころー」の本を持っていて、神饌の写真もよく眺めていたつもりでしたが、こうしてお話を聞いてみると、神様にお供えすることの真髄がより一層よくわかって、大変有意義な時間でした。
どうもありがとうございました。
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10月初めのお祭りとしては
10/5 手向山八幡宮転害会(前日夜の宵宮では奉納舞も)
10/8 奈良豆比古神社翁舞(翌日は神事相撲19時頃)
1014 談山神社嘉吉祭
ぜひお出かけになってみてくださいね。
2018年9月13日木曜日
「東海発!小さなひとり旅」に掲載*
少し前に取材に来てくださった雑誌が発行されました。
『ぴあMOOK中部』発行の「東海発!小さなひとり旅」という旅雑誌。
”ひとり気ままに旅に出よう!日帰り&1泊2日のお手軽コース“ という案内で、名古屋から片道3時間以内で行ける、日帰り&1泊2日のお奨め15エリアが紹介されています。
1泊2日コースでは、金沢・松本・京都・奈良が取り上げられて
奈良は「おいしい朝食と奈良の朝」をテーマに
奈良ホテルさんと奈良倶楽部が紹介され、朝のお散歩コースとして
奈良ホテル→春日大社→ささやきの小径→浮見堂
奈良倶楽部→講堂跡→二月堂裏参道→二月堂お参り→大仏殿
というコースがご案内されています。
取材を受けた時のブログにも書きましたが、奈良観光の切り口として「奈良の朝の清々しさの中を散策する」気持ちよさと、ホテルに戻っての朝食について取り上げていただいたことが何より嬉しかったです。
その他に奈良のページでは、中川政七商店の「茶論 奈良町店」や「吉野葛 佐久良」「粟 奈良町店」などが紹介されています。
名古屋を起点に特集された中部エリアで販売されている雑誌ですが、Amazonでも購入可能です。こちら→★
「おひとりさま歓迎の温泉宿」や、エリアとしては浜松・飛騨・伊勢・常滑・湯の山・山中温泉・松本・京都・金沢・奈良が取り上げられています。よろしければ お手元に一冊、是非どうぞ!
『ぴあMOOK中部』発行の「東海発!小さなひとり旅」という旅雑誌。
”ひとり気ままに旅に出よう!日帰り&1泊2日のお手軽コース“ という案内で、名古屋から片道3時間以内で行ける、日帰り&1泊2日のお奨め15エリアが紹介されています。
1泊2日コースでは、金沢・松本・京都・奈良が取り上げられて
奈良は「おいしい朝食と奈良の朝」をテーマに
奈良ホテルさんと奈良倶楽部が紹介され、朝のお散歩コースとして
奈良ホテル→春日大社→ささやきの小径→浮見堂
奈良倶楽部→講堂跡→二月堂裏参道→二月堂お参り→大仏殿
というコースがご案内されています。
取材を受けた時のブログにも書きましたが、奈良観光の切り口として「奈良の朝の清々しさの中を散策する」気持ちよさと、ホテルに戻っての朝食について取り上げていただいたことが何より嬉しかったです。
その他に奈良のページでは、中川政七商店の「茶論 奈良町店」や「吉野葛 佐久良」「粟 奈良町店」などが紹介されています。
名古屋を起点に特集された中部エリアで販売されている雑誌ですが、Amazonでも購入可能です。こちら→★
「おひとりさま歓迎の温泉宿」や、エリアとしては浜松・飛騨・伊勢・常滑・湯の山・山中温泉・松本・京都・金沢・奈良が取り上げられています。よろしければ お手元に一冊、是非どうぞ!
2018年8月11日土曜日
「奈良旅手帖2019」予約開始されてます*
お待たせしました。奈良旅手帖2019の予約が開始されました!
今年の表紙も可愛いです。
「雲と蓮鹿」デザイン:生駒あさみ ★
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「漆背金銀平脱鏡」デザイン:生駒あさみ ★
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「丹青色鹿」デザイン:生駒あさみ ★
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「麻の葉模様」デザイン:上村恭子 ★
::
「平成のおわりに」デザイン:上村恭子 ★
::
「花鳥草夾纈屏風」デザイン:上村恭子 ★
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「はじまりの座(くら)」デザイン:伊藤いらか ★
::
「鹿さん縁起絵巻」デザイン:ヨシノマホ ★
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今年の表紙は8種類。生駒あさみさん・上村恭子さん・伊藤いらかさん・ヨシノマホさんのデザインで、それぞれ個性があって素敵です。
奈良旅手帖は、毎年、奈良倶楽部でも販売させていただいているのですが、事前にご予約で購入された方がお値段的にもお得です。
予約価格は、送料込・税込で1990円(一般販売価格は送料別・税込2050円)+予約特典付き。
是非この機会にご予約購入してみてください。
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予約締切:10/20頃
予約方法:こちら★から、よろしくお願いします。
今年の表紙も可愛いです。
「雲と蓮鹿」デザイン:生駒あさみ ★
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「漆背金銀平脱鏡」デザイン:生駒あさみ ★
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「丹青色鹿」デザイン:生駒あさみ ★
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「麻の葉模様」デザイン:上村恭子 ★
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「平成のおわりに」デザイン:上村恭子 ★
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「花鳥草夾纈屏風」デザイン:上村恭子 ★
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「はじまりの座(くら)」デザイン:伊藤いらか ★
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「鹿さん縁起絵巻」デザイン:ヨシノマホ ★
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今年の表紙は8種類。生駒あさみさん・上村恭子さん・伊藤いらかさん・ヨシノマホさんのデザインで、それぞれ個性があって素敵です。
奈良旅手帖は、毎年、奈良倶楽部でも販売させていただいているのですが、事前にご予約で購入された方がお値段的にもお得です。
予約価格は、送料込・税込で1990円(一般販売価格は送料別・税込2050円)+予約特典付き。
是非この機会にご予約購入してみてください。
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予約締切:10/20頃
予約方法:こちら★から、よろしくお願いします。
2018年7月24日火曜日
8/21「写真家が語る奈良の神饌〜供えるこころ〜」
東京日本橋にある「奈良まほろば館」での講座案内です。
「写真家が語る奈良の神饌〜供えるこころ〜」
日時:8月21日(火)18:30〜20:00
講師:写真家・野本暉房氏 / 聞き手:倉橋みどり氏
会場:奈良まほろば館2階
資料代:500円
定員:70名(先着順)
申込方法:下記①または②のどちらかで要申込
①ハガキまたはFAX:講演名・講演日時・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢を明記し、奈良まほろば館へ送付。
103-0022東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
TEL:03-3516-3931/ FAX:03-3516-3932
講師は野本暉房氏、聞き手は奈良の編集者で同書の編集・執筆を担当した倉橋みどり氏。豊富な写真作品をスライドで紹介しながら、ぜひ実際に足を運んでみてほしい奈良県内の祭りについて、歴史、スケジュール、参列するには・・・などの情報もふんだんにお伝えします。
(まほろば館サイトより)
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野本さんの写真集についてのブログ内過去記事はこちら★
関東圏の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
「写真家が語る奈良の神饌〜供えるこころ〜」
日時:8月21日(火)18:30〜20:00
講師:写真家・野本暉房氏 / 聞き手:倉橋みどり氏
会場:奈良まほろば館2階
資料代:500円
定員:70名(先着順)
申込方法:下記①または②のどちらかで要申込
①ハガキまたはFAX:講演名・講演日時・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢を明記し、奈良まほろば館へ送付。
103-0022東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
TEL:03-3516-3931/ FAX:03-3516-3932
②ホームページ:「申込フォーム」から申込み。
奈良県内の祭りは個性豊かです。その一端がお供えもの~神饌の豊かさにあらわれています。長年、県内の祭りをこまめに取材、撮影してきた写真家 野本暉房氏が今春、出版した『神饌 供えるこころ 奈良大和路の祭りと人』(淡交社)も好評を博しています。神饌を通し、奈良県内の祭りの「豊かさ」「奥深さ」を知ることで、奈良への関心も一歩進んだものにしてみませんか。講師は野本暉房氏、聞き手は奈良の編集者で同書の編集・執筆を担当した倉橋みどり氏。豊富な写真作品をスライドで紹介しながら、ぜひ実際に足を運んでみてほしい奈良県内の祭りについて、歴史、スケジュール、参列するには・・・などの情報もふんだんにお伝えします。
(まほろば館サイトより)
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野本さんの写真集についてのブログ内過去記事はこちら★
関東圏の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
2018年5月11日金曜日
生駒山 宝山寺参道へ*
「女将の会」の勉強会で生駒山 宝山寺参道の
「茶店 たからや」さんと「城山旅館」さんにおじゃましました。
「たからや」さんは以前は旅館をされていたのですが、今は代替わりして、生駒聖天宝山寺のご縁日になる毎月1日と16日に、茶店を営業されています。
門を入って左側が茶店、奥にはお茶室があり、そのお茶室からは奈良盆地が見下ろせて、何とも素晴らしいロケーション。
今回は勉強会の前に、そのお茶室でお茶を点てていただきました。
茶店の中も懐かしい雰囲気で、何だかほっこり落ち着きます。
その後、同じ参道にある「城山旅館」さんに場所を移して、女将のたしなみとしての教養や奈良の奥深い歴史などをご指導いただく勉強会。短時間を集中して熱心に学びます。
そして勉強会の後のお楽しみ・・・
城山旅館さんのバーべーキューサイトで御馳走をいただきました。
ここから望む奈良のまち。手前が矢田丘陵でその向こうに奈良盆地、そして奈良市から天理・桜井と続く山並み。清々しい空気に鳥の声。
生駒へは、近鉄電車から生駒ケーブルに乗ってお出かけしました。
車だとちょっとそこまでという距離ですが、みんなで駅で待ち合わせをして、まるで遠足気分で楽しい半日でした。
お世話になった「たからや」さん「城山旅館」さん、どうもありがとうございました。
::
ところで、先日のtetsudaさんのブログでもご紹介されていました「生駒聖天 参道ご縁市」。この、春と秋に開催される「生駒聖天 参道ご縁市」と、秋分の日の「万燈会」は、参道が大変賑わうイベントで、これらのイベントのお話を伺って、参道のお店の皆さんのパワーも素晴らしいなぁと感心していました。
::
また、今日の勉強会では増田隆さんの「沈黙する伝承」をテキストに後南朝について教えていただきました。いつかブログでも後南朝についてご紹介できればと(もちろん著作からの受け売りですが^^;)思っています・・・が、中々難しくて、いつになることやらですので、もしご興味あるようでしたら、こちら★からこの本の購入ができますので、よろしければ是非どうぞ。
「茶店 たからや」さんと「城山旅館」さんにおじゃましました。
「たからや」さんは以前は旅館をされていたのですが、今は代替わりして、生駒聖天宝山寺のご縁日になる毎月1日と16日に、茶店を営業されています。
門を入って左側が茶店、奥にはお茶室があり、そのお茶室からは奈良盆地が見下ろせて、何とも素晴らしいロケーション。
今回は勉強会の前に、そのお茶室でお茶を点てていただきました。
茶店の中も懐かしい雰囲気で、何だかほっこり落ち着きます。
その後、同じ参道にある「城山旅館」さんに場所を移して、女将のたしなみとしての教養や奈良の奥深い歴史などをご指導いただく勉強会。短時間を集中して熱心に学びます。
そして勉強会の後のお楽しみ・・・
城山旅館さんのバーべーキューサイトで御馳走をいただきました。
ここから望む奈良のまち。手前が矢田丘陵でその向こうに奈良盆地、そして奈良市から天理・桜井と続く山並み。清々しい空気に鳥の声。
生駒へは、近鉄電車から生駒ケーブルに乗ってお出かけしました。
車だとちょっとそこまでという距離ですが、みんなで駅で待ち合わせをして、まるで遠足気分で楽しい半日でした。
お世話になった「たからや」さん「城山旅館」さん、どうもありがとうございました。
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ところで、先日のtetsudaさんのブログでもご紹介されていました「生駒聖天 参道ご縁市」。この、春と秋に開催される「生駒聖天 参道ご縁市」と、秋分の日の「万燈会」は、参道が大変賑わうイベントで、これらのイベントのお話を伺って、参道のお店の皆さんのパワーも素晴らしいなぁと感心していました。
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また、今日の勉強会では増田隆さんの「沈黙する伝承」をテキストに後南朝について教えていただきました。いつかブログでも後南朝についてご紹介できればと(もちろん著作からの受け売りですが^^;)思っています・・・が、中々難しくて、いつになることやらですので、もしご興味あるようでしたら、こちら★からこの本の購入ができますので、よろしければ是非どうぞ。
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