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2018年5月31日木曜日

6/1~6/30「子鹿公開 赤ちゃん鹿大集合!」

今年も6/1より始まりますよ~。

「子鹿公開〜赤ちゃん鹿 大集合!〜」
日程:2018年6月1日〜30日
時間:11:00〜14:00(入場13:30まで)
会場:鹿苑子鹿公開会場
料金:一般 300円、高校生以下 無料
※奈良の鹿愛護会会員様はご同伴者様1名まで無料
※収益は全て「奈良のシカ」保護のために活用されます。
奈良公園には雌鹿が約700頭生息し、毎年5月中旬から7月頃まで赤ちゃん鹿が誕生するシーズンを迎えます。人と鹿とのトラブル防止策として、毎年4月から妊娠しているお母さん鹿を「鹿苑」に保護し(約200頭)、赤ちゃん鹿がお母さん鹿と一緒に行動できるようになる7月中旬までの期間中に、特別イベント 「子鹿公開」を開催し、可愛らしい子鹿を公開しています。
また、今の季節、「鹿苑」に収容されずにいた母鹿や、生まれたばかりの子鹿に出会えることもある奈良公園。
でも近づかないでそっと静かに見るだけにしておいてくださいね。

2018年5月30日水曜日

「あすか燻製工房」内覧会*

きたまちの「さくらバーガー」さんの2号店が明日香村に「燻製工房」として、7月頃にオープンの予定です。
建物の引き渡しができたと、この4日間、内覧会がありました。
(内覧会は5/30まで。12:00~18:00です。)
場所は「カフェことだま」さんと「犬養万葉記念館」の間の道を東にちょっと入ったところ。立派な長屋門を抜けると
りっぱな母屋があり、母屋を通り抜けると蔵があります。
上の写真↑の左側が蔵を改造した「燻製工房」
写真右側はお隣の醤油醸造所。生醤油の匂いが漂って、燻製工房の燻製も始まると何とも美味しい匂いに包まれたところとなるのでしょう。
この燻製工房の中の見学が今回の内覧会の目玉です。
上の写真はごく一部の様子ですが、中にはたくさんの器械があり、まさしく食品工房という感じです。
この蔵の改修を出かけられた建築家「フタコブラクダ」さんのブログに、今回の工事の様子が掲載されています。
こちらは母屋です。この母屋の改築は明日香村でされたもの。
こちらも借りておられますので、工房が始まって落ち着いてこられたら、何か素敵なスペースになるような予感です。
ボイルしたソーセージを試食させていただきました。美味しい!
::
燻製工房から徒歩2分という近さの「カフェことだま」さん。
もちろん美味しいランチをいただいてきました。
内覧会の最終日のブログアップとなってしまいましたが、工房が本格的にオープンしたらまたお知らせさせていただきますね。

2018年5月29日火曜日

6月のお出かけ情報②~寺社伝統行事

紫陽花、入梅、蛍・・・、6月は、緑滴る奈良の美しさを
一番感じていただける季節かもしれません。
6月に行われる寺社の伝統行事や年中行事をご案内致します。
奈良への旅の参考にどうぞ。

◆6/1 大和神社高龗神社例祭」11:00~
水の神様である高龗たかおおかみ神社の御例祭。
水は商いにも通じ商売繁盛と辰年生まれの出世開運も祈願する。
問合せ:0743-66-0044

◆6/3 「今里の蛇巻き・鍵の蛇巻き
今里は新麦わらで、鍵は新稲わらで蛇を作り
13~17歳の少年が担いで歩く豊穣祈願のお祭りです。
今里はお昼過ぎ頃から作り15時頃から練り歩き
鍵は朝から作り13:30頃から練り歩き(時間は前後し、目安です)
問合せ:0744-34-2080(田原本町産業観光課)

◆6/3 元興寺「扇供養」14:00~
問合せ:0742-23-1377

◆6/4  弘願寺「歯がため地蔵祭」13:00~
関屋地蔵に虫歯予防、健康祈願の後、数珠繰り・千巻心経が行われます。参拝者先着50名に加持祈祷済みの歯ブラシが無料授与されます。
問合せ:0746-32-3855

◆6/4 丹生川上神社中社「水神祭」10:30~
全国より水を生業とする多数の崇敬者が参集し
水の神様に感謝、事業の発展、繁栄を祈願する祭
問合せ:0746-42-0032

◆6/5 「シャカシャカ祭り
麦わらで作った8寸位の蛇を子供達が担いで町内を練り歩き  
ヨノミの木に巻きつけ蛇の供養が行われます。
橿原市上品寺町集会所スタート16:00~
問合せ:0744-22-4001(橿原市観光課)

◆6/5〜6/6 唐招提寺「開山忌舎利会」
・6/5 9:00~ 御影堂宸殿にてお身代わり像へ献香、献茶。
16:00~ 講堂で御宿忌法要
・6/6 13:00~ 講堂で舎利会御諱法要
15:00~ 東室で記念講演
問合せ:0742-33-7900
※御影堂の平成大修理のため鑑真大和上坐像は新宝蔵で開扉。
※東山魁夷画伯の障壁画の特別公開はしばらくありません。

◆6/6 矢田寺「開山忌」6:00~7:00
問合せ: 0743-53-1522

◆6/7 金峯山寺高祖会大法要」 11:00~正午
修験道の開祖である役行者報恩のため
古法に添った法衣を着けた「千衣法要」が行われる。
問合せ:0746-32-8371

◆6/7 龍泉寺「三宝院門跡花供入峰」
醍醐寺・三宝院門跡が全国から集まった300名余りの修験者を従え
大峯山中に蓮華の花を供える行事。洞川温泉街を練り歩く門跡御一行を
地元の住民や小中学生が「ようおまいり」と言いながら出迎えます。
13:00過頃 洞川温泉到着~お練り~14:00過頃 龍泉寺にて柴橙護摩厳修
問合せ:0747-64-0001

◆6/9 安倍文殊院「ウォーナー博士報恩供養会」9:00過ぎ~
アメリカの日本文学者で、太平洋戦争の際、奈良・京都を空襲から守るようにアメリカ政府に働きかけたと言われるウォーナー博士の供養会。
問合せ:0744-43-0002

◆6/10 10:00~ 談山神社「鏡女王祭」 場所:東殿
◆6/24 11:00~ 談山神社「観音講まつり」
問合せ:0744-49-0001

◆6/13 弘仁寺「黄金こがねちまき会式」9:00~
黄金色の紐で結んだ厄除けのちまきを
ご本尊虚空蔵菩薩に供え五穀豊穣を祈願する。
ちまきには家内安全無病息災の功徳があるといわれています。
14:00~ 柴燈大護摩
問合せ:0742-62-9303

◆6/15 大安寺「青葉祭り弘法大師誕生会」14:00~
弘法大師空海の誕生を祝う法要です。
大師の稚児像に甘茶をかけ、大師の高徳を偲びます。
甘茶のふるまいあり。
問合せ: 0742-61-6312

◆6/16 「虫おくり」18:30頃天理市の指定無形民俗文化財。
行事は「藏輪寺」での祈祷会で始まり、その後、三つの地区ごとに祈祷札が渡され、各地区の出発地と到着地点に祈祷札が立てられます。夕刻になると各家はそ れぞれの出発点松明を持ち寄り、火を付け、鉦や太鼓の音と共に一列に並び、町内の田を練り歩きます。町外れに着くと、竹の串に挟んだ「害虫駆除五穀豊穣」 の祈祷札を川に立て、そこに持ち寄った松明を重ね、燃やして終了となります。多くの人が夕暮れ時に松明を持って練り歩く様は妖艶で美しいものです。
問合せ:0743-63-1001(天理市観光課)

◆6/16 當麻寺中之坊中将姫髪供養会・諸願祈祷祭」14:00~
髪供養は、天平宝字7年6月15日に剃髪した中将法如が 
翌日16日その髪をもって阿弥陀三尊の梵字を刺繍して
阿弥陀如来への感謝を表現したという故事に基づき、
髪に感謝を込めて供養し、諸願成就を願う祈願祭です。
参拝者は自身の頭髪を少し切り半紙に包んで持参すれば、
14時より行われる法会にて供養され髪塚に収められます。
(当日お寺で切ることも可能)
問合せ:0745-48-2001

◆6/16・6/17 率川神社三枝祭-ゆり祭-
率川神社は大神神社の摂社で平城遷都以前からある
奈良市最古の神社です。
三枝祭は飛鳥時代から伝わる日本最古の祭の一つ。
文武天皇の時代の「大宝令」にも国家の祭として定められている。
問合せ:0742-22-0832
・6/16 11:09に大神神社で祈願を受けた「ささゆり」が
JR奈良駅到着。神職たちが列を整え
三条通りを率川神社へ向かい
13:00~ささゆり奉献祭が行われる。
15:00~宵宮
・6/17 10:30~神事 13:15~七媛女・稚児行列
清楚な百合が、神楽を舞う巫女や奉仕の乙女達を飾る
という百合づくしの古式ゆかしい神事です。
お供えの百合の花は、疫病除けとして
参拝者に授けられます。
昨年、少しだけ拝見させていただきました。こちら

◆6/17 漢國神社「鎮華・三枝祭」10:30~
清和四條流式包丁儀式奉納
問合せ:0742-22-0612

◆6/17 金峯山寺東南院「多宝塔夏季大祭」11:00~
問合せ:0746-32-3005

◆6/18 福智院「玄昉忌」13:00〜15:00
問合せ: 0742-22-1358

◆6/23 大安寺 「竹供養」と「ガン封じの祈祷法要」
古来中国ではこの日に竹を植えるとよく育つと云われる
故事に倣って青竹の供養奉納が行われる。
当日はガン封じに薬効があるといわれる笹酒が振舞われる。
8:00~16:00 法要は13:00~
問合せ:0742-61-6312

◆6/25 菅原天満宮「誕生祭と鷽替神事」13:00〜
「鷽替神事」に参加したときの過去記事はこちら
問合せ:0742-45-3576

◆6/25 大神神社「御田植祭」10:00~
問合せ:0744-42-6633

◆6/30 石上神宮「でんでん祭り」
13:00〜神剣渡御祭(でんでん祭)
            石上神宮から末社神田神社への神剣のお渡り
14:00〜神田神社でお田植え神事
問合せ:0743-62-0900

◆6/30「夏越の大祓い」
春日大社「夏越大祓式」15:00~
大神神社「大祓みわの茅の輪神事」15:00~
橿原神宮「大祓」15:00~
談山神社「中臣大祓式」15:00~ 
大和神社「夏越の大祓式・茅の輪くぐり」17:00~
石上神宮「夏越の祓」17:00~
他、各地で。

2018年5月28日月曜日

奈良-365の季節「保山耕一作品上映会」

5/26(土)県立図書情報館で館で開催された、映像作家保山耕一さんの作品上映会と、岡本彰夫先生とのトークイベントに行ってきました。
冒頭でご挨拶された図書情報館・千田稔館長がおっしゃった~保山さんの映像から受ける印象は、「美しい」を超えた世界、「浄らかな」世界だ~という言葉に深く納得しながら、映像の世界へ。
最初の15分間にあっと驚くような映像を用意されているらしいので、ドキドキしながら開始を待ちました。
「1・2・3・・・・」数字と一緒に、奈良の風景の一瞬一瞬が、軽快な音楽とともにテンポよく次々に映し出されて、「あ、これは奈良にある365の季節が映されているのだ」と理解しながら、一緒にわくわく心躍らせて365のシーンを追いかけました。
とても楽しい仕掛けです。そして最後の365シーン目はどこ?と期待していると、何と大仏様が!こんなに嬉しいことはありませんでした。そうよね、やっぱり大仏様よね!
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上映された作品は、まずは「佐保川の桜」。満開になったと同時に散っていく、桜の一番美しい一日を写した映像です。

次に、夜明け前から撮影に出かけて撮った中から、奈良の朝を一編の作品にされた「神々の夜明け」。この映像の冒頭が大仏池の朝の風景でしたので、私は感動ひとしおでした。
また、御蓋山からお日さまが上る夜明けのシーンも神々しいばかり。
御蓋山に五色の雲がかかっている映像。保山さんの説明によると、それはそうめずらしいことではないのですが、五色の雲がかかるのは御蓋山にだけなのだそうです。

御蓋山のお話が出たところで、岡本先生のご登場。
岡本先生と保山さんの出会いのお話も感動的でした。
上映作品の説明を挟みながら、お二人+司会進行役の大垣知哉さんとのトークと共に上映会は進んでいきます。

この後は「映像詩・春日大社」とされた5作品の春日大社の映像を。
一作品ずつの説明を聞いて、保山さんの撮影に対する真摯な姿は、岡本先生からいただいた言葉「神様は真心のこもったものしか受け取って下さらない」を心に刻んで撮影に臨まれているのだと、それだからこそ奇跡のような一瞬に出会うことが許されているのだと深く納得しました。
「映像詩・春日大社」の内容は・春日大社南門の満開のしだれ桜・春日大社の藤・祓戸神社の銀杏が散る日・飛火野の霜・飛火野の雪の朝の5作品から構成されていて、それぞれの撮影についてのお話も興味深かったです。

休憩前の最後の上映作品は、岡本先生のご著書「道歌入門」から
『この秋は 雨か嵐か 知らねども けふのつとめに 田草とるなり』
『見む人の ためにはあらで 奥山に おのが誠を 咲く桜かな』
この二首に合わせた映像作品と、道歌の意味など。
トークが盛り上がって長時間になり、この後の休憩で後ろ髪引かれながら私は仕事に戻りました。最後まで参加できずに残念でしたが、充分に楽しませていただき有難いことでした。
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2枚目の写真は、図書情報館2F東側正面入り口に設置の200インチスクリーンにて、常設上映されている保山さんの映像です。
図書情報館にお出かけの節は是非ご覧くださいませ。

2018年5月27日日曜日

東大寺本坊でのイベント情報*

先日のブログでご案内した「東大寺本坊 音楽の調べ」に続いて、東大寺本坊で開催される芸術イベントの第2弾のご案内が、東大寺友の会よりチラシで送られてきました。
チラシのイベントと新しい情報をご案内します。

◇6/14(木)~6/28(木) 9:30~17:30(最終受付17:00)
『古美術からみる東大寺の美~二月堂焼経と日の丸盆を中心に~』
特別陳列 小泉淳作画伯 東大寺本坊襖絵「蓮絵」
白洲 信哉氏キューレーションによる「古美術からみる東大寺の美」と題した一度限りの展覧会 。東大寺創建よりおよそ1300年という長い間遺されてきた什器などの古美術品と共に、特別陳列として小泉淳作画伯 東大寺本坊襖絵「蓮絵」も展示致します。
拝観料 :中学生以上1000円/小学生500円

◇6/16(土) 白洲 信哉氏によるギャラリートーク『古美術入門』
 第一部11:00~11:30 (開場10:30) / 第二部14:00~14:30 (開場13:30)
 会場:東大寺本坊内 写経道場
 定員:30名(先着順)
 聴講は無料ですが「古美術からみる東大寺の美」展の拝観料必要
 1時間前より入場整理券をお一人様につき1枚配布。

◇7/15(日)15:00~  7/16(祝)11:00~/15:00~
『お座敷オペラ・OZASHIKI OPERA in 東大寺本坊』
アーティスト:京都オペラシアター
料金:3000円(お抹茶・お菓子付き)

◇7/21(土)13:00~ /15:00~   7/22(日)11:00~ /13:00~
東大寺本坊 芸術の裏切り
山道弥栄自主企画『三輪 -義太夫とコンテンポラリーダンスによる-』
内容:奈良の三輪山伝説を題材にしたオリジナル作品を、日本の古典音楽である義太夫節とコンテンポラリーダンスによって描きます。広大な空間にたゆたう古典の音と現代の身体のコラボレーションをご堪能ください。また公演時間外にも本坊広間を開放し、書道パフォーマンスを行います。(上演時間は約20分)
参加費:無料 / 予約申込み:不要
問合せ:山道弥栄 https://twitter.com/18k36

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東大寺ミュージアム休館(4/16~9/14)のかわりに企画された「東大寺本坊でのイベント」の数々、魅力的な催しが多くて楽しみなことです。

2018年5月26日土曜日

6月のお出かけ情報①~秘宝秘仏公開


<<公開中の秘宝秘仏は・・・>>
◇〜6/10 法華寺国史跡名勝庭園特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇〜6/30 薬師寺玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画公開
平山郁夫画伯の大唐西域壁画の公開です。
◇~6/30 薬師寺西塔初層内陣釈迦四相像特別公開
◇〜6/30 薬師寺食堂公開
問合せ:0742-33-6001

◇〜8/31 おふさ観音「秘宝生き人形」
問合せ:0744-22-2212

◇~11/30 松尾寺「日本唯一の舎人親王像」公開
問合せ:0743-53-5023

<<今月から始まる特別公開は・・・>>

◇6/1〜6/15 東明寺「薬師如来坐像」特別開帳 9:30~17:00
問合せ:0743-52-7320

◇6/1〜6/30 矢田寺「地蔵菩薩立像」 9:30~16:30 
◇6/1〜6/30 矢田寺 「 閻魔堂」開扉 9:30~16:30 
閻魔堂の蔀戸が開扉され、閻魔大王・十王像等の拝観ができる。
(堂の正面より。入堂はできません。)
問合せ:0743-52-3871

◇6/1〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001 

◇6/1〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇6/3 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇6/5~6/7 唐招提寺鑑真和上坐像特別公開
鑑真和上の命日にあわせた特別公開。9:00~16:00
御影堂大修理のため、新宝蔵にて。
問合せ:0742-33-7900

◇6/5~6/10 法華寺国宝十一面観音像特別開扉
問合せ:0742-33-2261

◇6/6 秋篠寺大元帥明王像特別開扉」9:30~16:30 
奈良時代最後の天皇である光仁天皇の勅願により開かれ
言密教の場として隆盛を極めたお寺。 
大元帥明王が出現されたという伝説があり、
一年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
問合せ: 0742-45-4600

◇6/6 常光寺「歓喜天」特別開扉 9:30~16:30
奈良市押熊町にある常光寺で、毎年6月6日のみ特別開扉
問合せ:0742-45-3272

◇6/8 浄瑠璃寺「三重塔 薬師如来坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2390

◇6/16 當麻寺中之坊「導き観音」特別開帳13:30~15:00
問合せ:0745-48-2001

◇6/15〜8/19 喜光寺「宇賀神特別開帳」
問合せ:0742-45-4630 

特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。

2018年5月25日金曜日

6/2・6/3「よしよしよしの in よしの」


6/2(土)、6/3(日)  吉野で \よしよしよしのinよしの/ 開催!
会場は、奈良県吉野郡吉野町上市にある、三奇楼 / ねじまき堂 / 上市スタンドの三箇所で、講演会にワークショップ、お買い物して飲んで食べて歩く2日間。
主催をするのは、奈良きたまちの「フルコト」さんです。

◆イベント一覧◆
※各イベントのリンク先やタイムスケジュールなどは
 \よしよしよしのinよしの/ よりご確認ください。

2日、3日両日
吉野スタイルによる上市まちあるき
フルコト物販
ことのまあかり(かき氷、珈琲などドリンク)
とほん(新刊、古本)
上村恭子個展
上村恭子直筆うちわ塗り絵WS(要事前予約)
SNB放送局(新井忍のラジオ)
木の茶の間輪BAR(1日夜(プレ)、2日夜)
花水土香(にくまんあんまん&トマト販売)
つまびきや(消しゴムはんこで制作したカードなど)
ポニーの里(随時WS、物販、飲食)
full spring(麻紐結い、随時WS、物販)
十八製作所(WS、物販)
川上村やまいき市(生鮮販売、ホッ土倉庄三郎(ホットドック)
生活介護事業所しふぉん(めはり寿司など)
花井商店(面皮ワークショップ、面皮・木の雑貨)

2日のみ
梅ちゃんの眼診
柳四丁目文字書きセンター
吉野町歴史資料館 池田先生講座「吉野川流域を知る夕べ」
講座後、三奇楼デッキでBBQ懇親会
イタチノイタ(カレー、ドリンク)
吉野の和紙キャンドルホルダーづくりWS(かみのきのわ)

3日のみ
つむぎ(マフィン、カレー)
すいーと・わた(甘いもの)
SIMMER THE SAUCE(てぬぐいなど)
狩森さんの金箔貼りWS(※一部事前予約になります)
狩森さんの奈良の山、登山家トーク

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ところで、「きたまち」と「吉野」の繋がりって?と思いますが、これは2013年の「きたまちweek」で、フルコト主催の「よしよしよしの」を、さくらバーガー2Fの「ホ・スセリ」でイベントしたことがきっかけとなっています。

その時のことを、吉野スタイルの磯崎さんがフェイスブックで書いてらっしゃいました。
そもそも「よしよしよしの」は5年前、奈良のフルコトさんのお誘いを受けて、さくらバーガーさん2Fの「ホ・スセリ」さんの「奈良きたまちweek」に参加させて戴いた事に始まります。吉野の素材をふんだんに使った「マクロビランチ」と原木しいたけを使った「原木しいたけバーガー」を、奈良の方々に食べて戴きました。材料は林豆腐店の豆乳、新鮮しいたけおかもとの原木しいたけ、吉野葛は中井春風堂、料理は矢的庵の久美子さん。そして箱庭テーブルを風人園、しつらいは坪岡林業、割箸は吉野製箸、ランチョンマットは福西和紙、そしてウェイトレスには旅館歌藤の女将、そして吉野スタイル2人もサポート。今ではすっかりビックネームとなった吉野の若者達がチームを組んで出店しました。今回は逆に奈良のフルコトさんがセレクトしてくれたお店や作家さん達を連れて上市に来てくれます。
この年は、奈良倶楽部でも盛大なイベントしていたので、残念ながら私自身は覗きに行けてなかったのですが、翌2014年にはちょこっと顔を出しています。(ブログ記事
また、この繋がりから奈良倶楽部でも、吉野スタイルの磯崎さんに吉野を案内してもらったり、中井春風堂さんに葛のWSをしていただいたりと、吉野の方と親しくさせていただくようになりました。
「吉野」と「きたまち」のご縁から続くイベント \よしよしよしのinよしの/ に是非どうぞお出かけくださいませ!

2018年5月24日木曜日

當麻寺で中将姫願経写経*2回目

當麻寺中之坊にて、中将姫のものと伝わる「称讃浄土仏摂受経」写経の2回目に参加させていただきました。(1回目のブログはこちら
『称讃浄土経』は一巻およそ5メートル、258行におよぶ経典で、一度に書き写すことができないため、17行前後ずつに分け、全15回で完成するようにされています。
第一回目に参加したメンバーに新たに2名参加で、全15回をコツコツと続けていく予定で、第2回目に臨みました。
今回もメンバーの一人による解説があり、それによると・・・
15回分のうちの2回目は、極楽浄土のすばらしさの説明が書かれているのだそう。(現代語訳は下段に)現代語訳を少し知っていると、お写経をしていても随分違うと思うのですが、実際は少々癖のある(?)文字をなぞるのに精いっぱいで、結構な集中力を要します。それだからこそ、無心になれていいのかもしれませんが。
文字の癖も2回目になると、少しだけ把握できてくるのですが、中将姫さまの書かれたその文字からは、意外にも、すごく意志の強い女性なのではと思えるのでした。
お写経が終わって、中之坊さんのお庭を散策。
咲き始めた睡蓮や花々に心癒されほっといたします。

コバノズイナ↑やシモツケ↓どこかで見たことがあるのだけれど
名前が思い出せなかったり名前も知らなかったり。
でもそんな草花に目を楽しませていただきました。
霊宝館では5/28まで中将姫願経『称讃浄土佛摂受経』(奈良時代)が 特別公開されています。少しだけ書き写させていただいただけですが、何だか懐かしい文字に出会った不思議な気持ちでした。
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帰りはみんなで、下関名物の「瓦そば」とねり天をいただきました。
瓦の上にお蕎麦がのって、石焼のようになっています。
山口出身の友人が一押しの郷土料理、大変おいしくいただきました。
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Webから探してきてくださった現代語訳は以下のようです。
「舎利弗よ、その国をなぜ極楽と名づけるかというと、その国の人々は、何の苦しみもなく、ただいろいろな楽しみだけを受けているから、極楽というのである。
また舎利弗よ、その極楽世界には七重にかこむ玉垣と七重におおう宝の網飾りと七重につらなる並木がある。そしてそれらはみな金・銀・瑠璃・水晶の四つの宝でできていて、国中のいたるところにめぐりわたっている。それでその国を極楽と名づけるのである。
また舎利弗よ、極楽世界には七つの宝でできた池があって、不可思議な力を持った水がなみなみとたたえられている。」

2018年5月22日火曜日

創建1300年の元興寺へ*

今年、創建1300年となる元興寺へ行ってきました。
お参りをしてから
境内の法輪館で開催中の、元興寺創建1300年 記念企画展『佛法元興-飛鳥から平城京へ-』を拝見。(展示は5/27まで)
元興寺が平城京に創建される前身である法興寺(飛鳥寺)は、588年に蘇我馬子が発願し、596年に飛鳥に創建されました。
「仏法元興の場 聖教最初の地」として、聖徳太子や推古天皇による仏法興隆の中心となった、日本で最も古い本格的な寺院で「三蔵法師」の直弟子道昭や行基もここに住しました。
この企画展では、元興寺創建の前史として、法興寺の実像に出土遺物などから迫るとともに、関連寺院をはじめ各地に残された法興寺に関わる有形無形の文化遺産を紹介し、元興寺創建への道程を展望しています。
この展覧会は5/27までですが、秋には(9/13~11/11)元興寺の創建からの歴史を取り上げる「大元興寺展」が開催されます。
チラシ↑より、秋に開催予定のものは(予定だそうですが)
9/15講演と鼎談・対談「未来に受け継ぐ、元興寺の信仰・伝承・文化財」
9/29シンポジウム「古代・中世の元興寺」
10/14・10/21・10/28ウォーキング「ならまち歴史ウォーク」など。
その他に、国宝禅室の屋根裏体験↑(ブログ紹介記事
チラシの裏面↓を見るとこちらも秋(10/13~11/11)に開催予定。
元興寺文化財研究所 総合文化財センター施設見学会も↓
職員の案内による研究所作業空間の見学会です。
これはちょっと行ってみたいような・・・
開催日は7/11(水)8/8(水)9/12(水)10/10(水)11/14(水)12/12(水)1/9(水)2/13(水)15:30~16:30
定員:先着30名(要申込み)
見学料:500円(資料代含む)
12/12までの連続講座もあります。
詳細は元興寺HPでご確認くださいませ。

2018年5月21日月曜日

奈良マラソン前日12/8のご予約受付は6/1より

奈良マラソン前日12/8(土)のご宿泊予約について++
奈良マラソン2018の一般枠のインターネットでの受付開始は6/13(水)20:00より、先着順で受付されます。(奈良県民枠は6/6より)
詳細はこちら
奈良倶楽部では、お問合せの多い奈良マラソン前日12/8(土)のご宿泊予約について、6月1日0時よりメールで受付させていただきます。
ただ、まだエントリー前になりますので、先着順に仮予約としてお受けし、その後、マラソンにエントリー完了されてから本予約となります。
ご予約は奈良倶楽部HPよりご予約フォームで、またはメール ktnaraclub@gmail.comで お申し込みください。
6/1 0時より申込みできますが、お返事は朝の仕事が一段落した10時以降になります。どうぞよろしくお願いします。
(写真は2017年の奈良マラソン10kmコース、大仏殿裏でのスナップです)

2018年5月20日日曜日

若草山に登る*

お天気も良くて5月らしい爽やかな日曜日。
こんなに気持ちのいいハイキング日和にどこへも出かけないなんて!と、朝のお掃除の後、奈良倶楽部から徒歩20分の若草山登山口へ。
入山料大人150円で北口ゲートから中に入って登っていきます。
中に入ってすぐのところに同じ高さで、御蓋山を確認して、早速テンション上げております。それにしても、急に思い立って半時間後にはこんな風景を見られるなんて!
普段から足腰を鍛えていないので、実は結構きついのですが、素晴らしい景色を目の前に頑張って歩き登っていきます。
一重目の休憩処の「氷」の文字に気を引かれながらも、ここで休まず一気に山頂めざします。
一重目から遥か遠くに吉野の山々も見え(手前の濃い緑の山が御蓋山)
大仏殿も見え、遠く生駒山までの奈良盆地も見下ろして
次は二重目を目指します。
二重目から三重目(山頂)までは、急な階段はなく、緩やかな山の斜面を歩いて行くので、足取りも軽く本当に気持ちよく歩けます。
途中で御蓋山を見たり↑、下を振り返って↓奈良盆地を眼下に見たり。

段々と登って行くにつれて、御蓋山↑と奈良盆地↓もこんな感じに。

三重目が見えてきました!
この辺りでは御蓋山を下に見ることになります。
ご存知のように「御蓋山LOVE」な私は、こんなに間近にお山を感じて歩けて、それだけでちょっとHappy気分をいただいております。
三重目の山頂に40分ほどかかって到着。
今日は日曜日のせいか、とても大勢の人達で賑わっておりました。
その後、帰りは春日奥山遊歩道を下っていきます。
青葉若葉の中を歩ける幸せ。
梅雨入りまでに、この木漏れ日の中をもう一度歩きたいですね。