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2019年5月5日日曜日

奥飛火野の藤と高畑界隈散歩*

忙しかったGWも一段落。今日はお休みを取って久しぶりの外出です。
「令和」になって初めての、そして何と8日ぶりのお出かけ先はどこがいいかな・・・と、GW中、そればかり考えて過ごしておりました。
五月の爽やかな風を感じて気持ちがリフレッシュするところ
渋滞と人出のない外出先と言えば・・・いつもの境内散策から飛火野へのコースでしょうか。
久しぶりに奥飛火野で野生の藤の花に囲まれたいと、予定日を大幅に過ぎて「歩け歩け」の指示が出ている娘たちと一緒に出かけました。
それにしても・・・以前の当たり年の様子を知っているので、今年の藤の花の少なさに期待を外されて、ちょっと残念でしたが。
でも、ちょうど見ごろの時にここにこれてよかったと
広い空間の中を走ったり、巨樹からエネルギーを受け取ったりして
満足な休日の幕開け。
あ、そうそう。下禰宜道から奥飛火野への途中に橋ができていてびっくり。以前は小川の中の小石を飛びながら渡って行ったのでしたが。
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その後は、入江泰吉記念奈良市写真美術館一般展示室で開催中の「写真展 新薬師寺」へ。出展されている皆さんの、新薬師寺への愛に溢れた素晴らしい作品を拝見させていただきました。
(写真展は明日5/6までです。)
帰り道にナンジャモンジャの大きな木に出会い
素敵なお店「TOMOSHIKI」さんに立ち寄ったりもしました。
そして何より、芽吹き始めたばかりの木や、緑が少し落ち着いて深緑になった木や、新緑の季節と言っても、緑の中に豊かな彩りがあって、そこかしこでそんな緑を目にした一日。
御蓋山も遠近感を見間違うばかりの緑に覆われていました。
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奥飛火野までの道中では「ささやきの小径(下禰宜道)」の木漏れ日の中の緑に癒され
講堂跡へ続く道では、芽吹き始めたナンキンハゼの緑に心躍るのでした。・・・ナンキンハゼは、芽吹きは一番遅いのですが、紅葉するのは奈良公園の木々の中で一番早いのですね。
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最後になりましたが、ゴールデンウィーク期間中はたくさんのお客様にご宿泊いただき、どうもありがとうございました。
10連休も明日で最後、また仕事や学校が始まりますが、奈良への旅の思い出が、良きリフレッシュとなっていますよう願っています。