4年に一度の秋分の日に注連縄が掛け替えられる転害門。
今年は、その年に当たります。
下の写真は、真新しい注連縄に掛け替えられた転害門です。
この注連縄は、奈良倶楽部のご近所の川上町雑司町が、当番町に当たる4年に一度の年に、農家組合の方々によって付け替えられます。
4年前と違って、今年は朝の8時から作業が始まりました。
注連縄を藁で綯うのは、奈良倶楽部の前の道を東に行った突き当たりの
川上町の会所前でです。私もちょこっと見学に。お客様のチェックアウト後の10時過ぎに様子を見に行ったら、もう完成直前でした。
細かい箇所を点検しながら
注連縄の先端を綺麗に切り揃えたり。
何でも、今回の注連縄には
宇佐八幡の小学生が育てた稲藁も入っているそうですよ。
では、そろそろ転害門に向かって出発です。
予定より早い時間、10:40頃には運び出され始めました。
五劫院と細田家住宅の前を通って
奈良倶楽部の前も通過。
iphoneの写真に指が写っているけれど(笑)↓気にしないでね。
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その後、仕事を済ませてから転害門まで追いかけて行きました。
クレーン車を使って掛けかえ作業。
全体のバランスを計りながらの掛けかえ作業は
大勢の人の手を借りながら
大勢の人に見守られながら進んでいきます。
ここまでで約10分ほどの時間がかかりました。
最後まで見学したかったのですが、何しろ私はまだルームメイキングの途中でしたので、後ろ髪引かれながら奈良倶楽部に戻りました。
ところで、これは↓〆の子しめのこというもので
転害門の注連縄には5つ付けられています。
今回「転害門観光案内所」の展示用に2つ作ってもらってます。
この〆の子↑と紙垂↓の取り付けの写真は
きたまち繋がりのIさん撮影のもの。
さて、朝の仕事を終えて、もう一度転害門まで向かいました。
すっかり装い新たに綺麗になった転害門。
真新しくて、とても清々しい気がしました。
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ちなみに・・・
before↑(9/22撮影)& after↓(9/23撮影)
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ところで、どうして4年に一度の掛けかえなのでしょうか?
昔に、5年に一度とも聞いたこともあったのですが・・・。
それは・・・手向山八幡宮の氏子町34自治会を4分割して
川上・雑司の農家組合が当番町に当たる4年に一度の年に
農家組合の方々によって付け替えられるからだそうです。
また、かつては人口も多かったので34自治会を5分割して
5年に一度の掛けかえだったそうです。
では、最後にもう一度
本日、転害門の写真をたくさん撮影された皆様へ++
「奈良市きたまち転害門観光案内所」では
只今
「転害門のある風景」の写真を絶賛大募集中です!
詳細はブログのこちら★ に案内していますが
応募期間は 9/1~ 10/25 、 展示期間は11/17(日)~ 12/25(水)です。
よろしくお願いいたします。