さて、春日大社の朝拝に参加した後は、そのまま自転車で
奈良町の南、紀寺の璉珹寺(れんじょうじ)へ向かいました。
毎年5月いっぱい特別公開されている「阿弥陀如来立像」
今まで訪れる機会がなかったので1300年祭の今年こそと
お参りに伺いました。
山門に続く土塀・・・隠れ寺のようなひっそりとした佇まいです。
山門から中門を見て。↑
中門から本堂を見る。↓
本堂縁側より・・至る所に、さりげなく野の花が生けられています。
境内にはニオイバンマツリや
オオヤマレンゲなど美しい花々が咲き誇っています。
下向きのオオヤマレンゲ↑
上向きのオオヤマレンゲ↓
璉珹寺のご本尊「阿弥陀如来像」は
白色の彩色がなされためずらしい裸形の仏像で
西陣織の美しい袴を纏っておられます。
この袴は50年に一度、着替えられ(前回は平成10年でした)
その際に裸のお姿を拝することができるのだそうです。
前回まで穿いておられた袴は堂内裏手のお部屋に展示されてます。
以前は、50年に一度しか開扉されなかった絶対秘仏でしたが
今では50年の「5」にちなみ、5月いっぱいが特別公開の期間となっています。ただ、今年に限り「祈りの回廊」として 10月中も公開されます。
小さなお寺ですが、庭には花々が咲きほこって
ちょっとほっこり、心安まるお寺でした。
璉珹寺についての詳しいことはこちらを参考にして下さい。