2010年8月27日金曜日
1300年祭「平城宮跡会場」11/8以降は?
一つ気になることがあります。
それは2010年11月8日以降の平城宮跡会場について
展示施設などの運営はどうなるのかしら?ということ。
先日、夏季フェア中の施設の開館時間について
コールセンターに問い合わせたついでにお尋ねしましたら
歴史館も大極殿も一旦11/7を持って入館は終了し
翌日から入館できるかどうかは今のところ未定ということ。
また仮設で設営した施設(物販施設や交流広場など)は
解体して行く方向であるということ。(翌日すぐからではないが。)
ええ〜!と驚く反面、やっぱりそうなのかと思ったり。
しかしですよ。
まだ正倉院展開催中でもありますし、11月は秋の深まりとともに
益々多くの方が奈良にお越し下さるトップシーズンでもあります。
せっかく奈良に来たのだから、フェアはしていなくても
平城宮跡ってどんなところか見ておこうと思う方も多いはずです。
(5/10以降の入場者数を見て下さってもわかると思います)
せっかくお越しいただいたお客さまが、展示施設には入れないわ
平城宮跡が解体工事現場になっているわだと申し訳ないことですし
それに、こういうことが一言も公式HPに記載されていないので
期待をして来場して下さったら、もっと申し訳ないことです。
それでもう一度、きちんと宮跡事務所に問い合わせてみました。
秋季フェア終了後も、会場の設備をもう少しこのままの状態にして
おいてほしいという要望は、他にも多く寄せられているようで
本来は秋季フェア終了とともに宮跡会場はクローズされる予定だった
のですが、ただ今関係各所と交渉中だそうです。
仮設物の解体工事も早々にはされないように動いているらしいです。
ただ、今の時点では、いつまでとかいつからとか
はっきりしたことが何も発表できないということでした。
11/8以降の平城宮跡会場の運営がどうなるのか
「アバウトでいいからいつ頃わかりますか?」とお尋ねしましたら
「秋季フェア(平城京フェア10/9~11/7)開催までには
わかるようにします。」ということでした。
その詳細は公式HPでお知らせいただけるということです。
運営に携わる関係者の方々には、本当に大変ご苦労様なことと
思いますが、1300年祭は2010年の一年間を通して
奈良県下で繰り広げられるお祭りだという認識でしたら
できれば12/31の大晦日まで、でもそこまででなくても
せめて秋の観光のトップシーズンである11月いっぱいまででも
会場の施設がこのまま運営されればいいのにな〜と
思ったりしています・・・。
イベント的な催しにはどこかで冷めて見ていたところのある私ですが
(すみません!カミングアウトしてしまいました。)
奈良倶楽部のような小さな宿泊施設にご宿泊のお客さまをみても
ほとんどのお客さまが平城宮跡会場に足を運んでらっしゃいました。
そのために今年は奈良に来たという方も多いです。
11/8以降に奈良旅行を予定されている方々の中にも、きっと
そのような計画をされている方もいらっしゃると思います。
仮設施設がクローズしてもすぐには解体されませんよう、
せめて大極殿だけでもそのまま入場できますように・・・。
ここを訪れた人々が1300年の歴史の流れに想いを馳せる地となりますように・・・。 そのように願っています。
(トップの写真は4/25に撮影した大極殿のようすです。)