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2013年7月22日月曜日

イタリア旅日記⑤〜モザイクの町ラヴェンナ

この旅日記を書いているのは、旅から帰って1年後の2014年8月です。
アドリア海に面した古都ラヴェンナは、5~6世紀のビザンチン様式のモザイク美術に溢れる町です。
一泊だけの滞在でしたので、到着早々、教会や遺跡をまわりました。
ラヴェンナの観光名所はほとんどが歩いて回れるくらいの距離で、奈良と同じくらいコンパクトで小さな町です。
その町の主だった世界遺産5ヶ所共通チケットがとても格安で販売されていて(確か5ヶ所で1200円くらいだったかな?そして7日間有効だったような。)これが、観光客的にはとても嬉しいシステムでした。こういうお得共通券のシステムは、観光地奈良でも参考にしてもいいのではと思います。
撮影OKの施設もありましたので、素晴らしいモザイク画の一端ですが、写真でご覧下さい。
私達はモザイク美術を見て楽しむだけでしたが、町の中にはモザイクの工房も有り、体験レッスンもできるようです。FBの友人で奈良にもお越しいただいたTさんのブログのこちらに詳しく書いてありました。(モザイク工房のHPはこちら



こちらサンタポッリナーレ・ヌオーヴォ教会。6世紀初めにゴート族の王によって建てられた王宮教会です。外観からは想像もできないくらい、教会内部は素晴らしいモザイク画でびっしりと飾られています。
ちょうど宿泊していた日の夜、この教会の壁面を使って3Dプロジェクションマッピングが行なわれました。
日暮れから夜遅くまでの間に何回か上映されるので
空いていそうな遅い時間に行ってみました。
素晴らしい映像の数々、一年経ってもいい思い出になっています。



こちらは宿泊先のホテル「アルべルゴカペッロ
日本でネットで探したホテルでしたが、かなり満足!
ホテルの建物の外に設えられたテーブル席。
3Dプロジェクションマッピングを見に行くまでの時間、ここでディナーをいただきました。
通りを自転車で走って行く家族連れ、町中の人が教会のイベントへ行くみたい。町の中に溶け込みながらのディナータイムは楽しいひとときでした。
勿論、お料理も大変おいしかったです。

翌朝の朝食も通りのテーブルでいただきました。
ホテルのお隣は八百屋さんだった。
自転車置き場も何だかお洒落ですね。

帰国してから1年後の旅日記になってしまいましたが
ラヴェンナはもう一度行ってみたいと思うくらい魅力的な町でした。

この後は旅の最終地ヴェニスへ、レンタカーで出発です。(続く)