ページ

2016年7月14日木曜日

地域とつながる*

昨晩13日の「八坂神社祇園社」の宵宮祭に今年は、「きたまちweek」参加店舗が屋台を出して、今までにないくらいのたくさんの方々がお参りに来てくださいました。(屋台につられたわけではないのですが)
神社の奉賛会や地元自治会の方達にも大変喜んでいただけたようですし
縁日の賑わいだけでなく、手向山八幡宮の宮司さんによるお祓いを、境内にいる全員が拝礼した瞬間の静けさと、お宮の背後の竹林が風にざわざわ揺れた様子にも何か特別な気配を感じました。
そして何より、参加店舗の皆さんからも、こんな声が届いています。
(青字はフェイスブックのコメント欄より)

テキ屋あっての縁日ってイメージだから「えぇ…僕らが…」って感じやったです正直!最初は!でも、お声掛けしてもろてよかったです!これはきたまちに世話になってるもんとしては、続けていかなあきませんな!(Yさん)

地元のお祭りであんな風にワイワイ楽しい雰囲気の中 出店させて頂けて楽しかったです。来年以降も地域の人達と地域で営む商店で盛り上がれたらなあと願ってます〜。(Hさん)

昨日の八坂神社祇園社の宵宮。
あれだけ雨が降ってたのに、宵宮が始まるとピタリとやみました。さすがは須佐之男命。
奉賛会や商進会、地域の方々がとても大切に神社を守ってこられ、今回きたまちweekに縁日の声をかけてくださいました。それをとてもうれしく思いました。ようやく地元の方々と商店ときたまちweekがひとつ繋がることができ、続けてきてよかったなぁと実感できた1日でした。(きたまちweek実行委員長)

縁あって、きたまちに店を構え、地元でお世話にもなっている。でもそこで生まれ育ったわけではないから、いつもどこかで「よそ者」感もあり、でも機会があれば地元を盛り上げていきたい、地元にお返しをしたいという気持ちもあり・・・・
そんな思いの「きたまちweek」のメンバーと、今回の出店がきっかけで、奉賛会や地元の商店街、地域の自治会などと、ひとつに繋がることができた第一歩だと思いました。
大人気moricoさんのかき氷・美味しかったミジンコブンコさんのベジカレー
きたまち豆腐さんハマりすぎ!・虹の吹き出し作りに大忙しのTさん。
古墳クッションや台湾のマステも大人気のアジアンさんの屋台。
テガイハウスさんの紙芝居に子ども達のリクエストが何度も!
実行委員長の笑顔に疲れが吹き飛びますよ~。
::
そして、奈良倶楽部のご近所でも・・・
 バス停から奈良倶楽部に向かう道中にある小さなお社の祇園さん。
同じく13日に宵宮、14日にお祭があり、今年、我が家は20数年ぶりに、このお祭の当屋にあたっていました。
お当番の皆さんで朝からお供えしたりお掃除したりと準備を整え
「町内安全」と刻まれた小さな石灯籠の前で2日間、交代で守り役をします。
14日朝には手向山八幡宮宮司さんがお参りくださり、町内の世話役さん達と一緒にお祓いを受けお参りし
夜には、みんなで般若心経をお唱えして直会へ突入~。
なぜ神社で般若心境?と尋ねる私に「そういうもんなんや」という答え。
そういうもんなんですね~。
川上町・雑司町・北御門町の主に農家組合の皆さん方、来年は手向山さんの当番にあたり、転害門の注連縄付け替えをされる面々です。
もち米の藁が手に入りにくいという話から、下の写真は手向山さんの宮司さんより見せていただいた写真ですが、大分宇佐八幡宮の地元の小学校で、転害門の注連縄用のもち米を作っているところがあるそうです。

また雑司町ぞうしちょうの方からは、かつて東大寺の雑役を司っていたご町内の四方山話・裏話をいっぱいお聞きしました。
・・・ということで、今日のブログタイトル「地域とつながる」は、奈良倶楽部にも言えることで、28年もこの地で営業しながら、どこか「よそ者」的な遠慮も感じていたのでしたが、今晩は垣根を一つ越えられたような気持ちです。