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2018年10月8日月曜日

「さくら寮生」奈良へ*

奈良倶楽部開業5周年から支援を続けている、タイ山岳民族の文化と子供たちの教育を支援するNGO「さくらプロジェクト」。この支援もかれこれ25年も継続して、今年から里子も3代目となりました。
上の写真の右側が、今年から里子になる9歳のウィライワーンさん。
将来の夢はお医者さんになることだそうで頼もしいかぎりです。
そして左側が小学4年から大学卒業まで里親をさせてもらった2代目のパチャリーさん。優秀な成績で大学を卒業して社会人となりました。
入寮当初は甘えっこで、寮にいたくないと泣いてばかりだった彼女が、他の寮生が次々と寮を去っていく中で(実は退寮者も割と多いらしい)、最後までよく頑張って勉学を続けてくれたことに里親としてこれほど嬉しいことはないのです。
パチャリーさんについてのブログ内過去記事はこちら→ 
さくらプロジェクトでは、毎年秋に開催される「グローバルフェスタ」に合わせて、寮内試験を突破した数名の寮生が来日します。
今年も9月下旬から3名の寮生が来日して、後半は関西の支援者さん宅にホームステイ。奈良へも日帰りで遊びに来てくださいました。
ちょうど3連休中で忙しく、観光のアテンドはできませんでしたが、お昼のひとときを奈良倶楽部でみんなでお弁当をいただきながら歓談する機会を作ってもらいました。
「いそじ」さんの竹の皮御飯弁当。日本人メンバーには大受けで、皆さんに美味しいと喜んでいただけたのですが・・・。
寮生たちはナンプラーと唐辛子粉をふりかけて・・・と、ちょっとカルチャーギャップを感じてしまいましたが、でも楽しいひとときをみんなで分かち合えてよかったです。
最後に記念写真を。
敢えてこの写真、トリミングなしでアップです。
実は建物正面の左側、台風21号で屋根瓦が一枚飛んでいます。
みっともない姿で申し訳ないですが、早くて半年先まで修理に来られないそうで、取り急ぎの応急処置された奈良倶楽部。
もし記念撮影される場合はトリミングしていただければ幸いです。
・・・て、話が脱線しましたが、「さくらプロジェクト」では随時、里親さんを募集中です。(詳細はこちら
それほどの負担がないので、私たちでも細々と続けてこられました。興味を持っていただければ、是非よろしくお願い申し上げます。