先週末は、関西圏に就職された息子さんを訪ねてこられて、奈良への小旅行という母子二人旅の方が、同じ日に2組も。
この週始めは、奈良市内在住の方と県外のお友達という二人旅の方が、同じ日に2組いらっしゃって。
時々そうした偶然がある奈良倶楽部で、だから何?といえばそうなんですが、近隣に住む方にお泊まりいただけることも嬉しくて、仕事の上での励みになっています。
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写真は大仏殿と田植えが終わった田んぼの風景。(6/16撮影)
「奈良の景色の中で田んぼのある風景を見てみたかった」 というお客様。「連泊してゆっくり回りたかったけれど、少し体調が心配なので早い目に切り上げて帰ります」「たった一日だったけれど、二月堂や三月堂にも行けて、裏参道に田んぼがあることも知って、奈良倶楽部の朝食も美味しく食べることができて、本当にいい一日でした」
チェックアウトの時にそんな会話をしたお客様は、今年89歳のリピーターさん。12年ぶりに再訪して下さいました。
「たった一日だったけれど、いい一日でした」という旅の一日の中に、奈良倶楽部も思い出の一コマとして在ればと願いながら、「どうぞいつまでもお元気で」とお見送りしたのでした。
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山梨からのお客様より「銅版画を勉強していて、やっと作品ができ上がりました」と、お水取りのエッチングのお葉書が今日届きました。「ぜひまた奈良に行きます。」という一文が添えらて・・・・。どうもありがとうございます!ぜひお越し下さいませ。お待ちしています。
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6月下旬から7月中頃までは、ご宿泊のお客様も少なくなるoff シーズン。でも、それだけに一期一会の有難さを日々感じています。
ご宿泊の中の短い時間ですが、お客様との交流を通して、あたたかな思いをたくさんいただいています。どうもありがとうございます。