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2014年11月11日火曜日

錦秋の東大寺境内*紅葉散歩

紅葉が日ごとにすすんで秋の深まりを感じる季節。
東大寺大仏殿の裏を通りながら、いつものコースを紅葉散歩しました。



二月堂裏参道から二月堂へ
二月堂さんへお詣りは、本当に久しぶり。ここ最近はさすがに忙しくてこられなかったのでしたが、黒板の絵もまた新しくなっていました。
「寒うなっても求道の旅は続けましょう」
「はーい」と、ついお返事してしまいそう。
三月堂↑のナラノヤエザクラの紅葉はまだ葉が落ちていませんでした。
手向山八幡宮↑↓も「もみじの錦、神のまにまに」

手向山八幡宮の校倉は奈良時代建立だったね↑
四月堂と開山堂の間を抜けて、上之坊へ。白壁に楓の影が美しく。
猫段から、上を見たり↑、下を見たり↓
そして大仏殿をぐるっと廻って、正倉院正面へ。
大勢の人達が「正倉」見学のために正倉院へと歩いています。
大仏池東畔の大銀杏はまだこれから。
今年は銀杏よりも楓の紅葉の方が早いみたいですね。
ナンキンハゼの紅葉グラデーション。
葉っぱの形が可愛くて、秋になると一番最初に色づき始めるナンキンハゼ。すっかり奈良公園の景観を形作る樹木のひとつになっていますが、実は中国産の外来種で、特別天然記念物「春日山原始林」にも侵入してきているために、これから駆除の対象となるというのです。確かに、上の写真↑のように池の畔にたくさんの若木が芽を出して、ほっておくと大変なことになっていくのでしょう。
大仏池の周りは、南はナンキンハゼ。
東畔は銀杏、北の畔は楓。
青空に白い雲、水面も深く青く、まさしく錦繍の秋!
1時間ちょっとのお散歩コースでしたが、朝食前に是非どうぞ。