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2014年11月25日火曜日

山装う秋*山並と大仏殿

昨日までの好天とはうってかわって今日は雨降りの一日でした。
午後からどうにか雨も上がって、東の山々を見ると
嬉しくなるような風景が!

昨日はこの山に夕陽が射して「照る山もみじ〜♫」という風情でしたが
雨の日はまた山々がしっとり美しく見えていいものですね。
上の写真↑は御蓋山が見えるところをトリミングしたのですが、全景はこんな感じ↓です。まさに「山装う」ですね!
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この場所は、国道369号線沿いから見える風景。

定点観測好きで、大仏殿を入れて撮るのが大好きなので、実は 今年の春から今日まで、季節の折り折りをこの場所で撮り綴ってきました。

稲刈の秋

山滴る夏

田植えの初夏

山笑う春
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木津川市方面へ買い出しに出かけることが多いのですが、帰りの車中
奈良阪を越えて奈良市内に入ると、まず目に飛び込むのが大仏殿。
遠くに見える大仏殿が、段々と近づいてくるにつれて、奈良に帰ってきたという安堵感とともに、 遠い昔の人達も、京から寧楽に入った時に、この同じような風景を見て「ああ、奈良はすぐそこだ」と、ちょっと気持ちを緩めていたのでは・・・と、想像してしまうのです。

若草山、春日山へと連なる旧奈良市街東部の山並と大仏殿。
余談ですが・・・
奈良への入口に位置するこの風景が一番良く見える所からは、実は電線もたくさん見えるのです。初めて奈良に来られた時の印象のためにも、この辺りの電線がなくなることを切に願っています。