「おん祭」のタイムスケジュールをブログにアップしていますが、その諸神事をできるだけ自分の写真と文章で紹介したいと、仕事の合間に毎年少しずつ拝見して楽しんでいます。
今年は、以前から気になっていた「埒明け」と「競馬」に焦点を当てて見学しました。
おん祭のサイトに紹介されている「埒」についての説明。
それにもう一つ有名であるのは「金春の埒(らち)あけ」と言われるもので柴の垣に結びつけた白紙を金春太夫がお旅所前で解いてから祭場へ入るというもので「埒があく」という言葉もこれからおこったと伝えられている。
一体全体どういう風に開けられるのでしょうか?
お渡りで松の下式を終えられた「猿楽座」がお旅所前にこられました。
こちらに到着される直前に、枝を編んだような柵(柴の垣)をお旅所の入口に持ってきて待ってらっしゃいます。
金春太夫が進み出て
柴垣に結ばれた白い紙をほどかれます。(切るのではなく)
白紙を解いて祭場へ
その後、一同続々と入場されて行かれました。
・・・と、あっという間の出来事だったのですが
以前にお客さまから「埒あけ」を教えていただいて以来
ようやく実際に目にすることができました。