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2016年9月25日日曜日

春日大社第六十次式年造替「正遷宮」について

20年に一度執り行われる御本殿の大修理、ご造替にともなって、昨年(2015年)3月に仮御殿にお遷りになられた春日の神様たち。
御本殿の修復もまもなく終了し、11月6日にはまた元の御本殿にお還りになられる「正遷宮」の日を迎えます。
「正遷宮」をお祝いして奉納される奉祝行事の数々を、お客様へのご案内とともに自分用メモも兼ねて、ブログでまとめてみたのですが

春日大社「正遷宮」奉祝行事のご案内
その①「正遷宮」前の10月の行事(お砂持ち行事・国宝殿開館)
その②「正遷宮」後の奉祝行事(要陪観料・要事前申込のもの)
その③「正遷宮」初参りについて(11/11~11/13)
その④「正遷宮」後の奉祝行事(陪観無料のもの)

そのブログ記事を書きながら、「おめでたいなぁ、ありがたいなぁ」という、何とも言えない気持ちが沸き起こってきて、早く初参りに行きたい(その前にお砂持ちにも!)気持ちになっております。

秋のシーズンで忙しい時期でもあるのですが、豪華絢爛たる奉祝行事の一つでも、時間が許せばどこかで陪観させていただければと思っている次第。

それにしても・・・神護景雲2年(768年)の創建以来1200年にわたって、御殿の建て替えと御神宝の新調がほぼ20年に一度、繰り返しご奉仕され続けてきた春日大社の式年造替。その真意を知れば知るほどすごい「神まつり」だと思うのです。

以下の文章は「ご造替」について、春日大社のサイトより引用ですが。
造り替え、ご修繕を行うことによって、神さまのお住まいを新たにし、神さまの尊さを認識し更に次世代へとご存在を伝え継ぐ行事であると共に人造りの叡智でもあります。常日頃のお恵みに感謝し、真心をつくしてのご奉仕を行い、そのお恵みをありがたく拝し、ただただ感謝申し上げる。これが神々への祈り・御造替の原点です。

尊き神様の存在を身近に感じることができ、本当に有難いことだと思います。