10月27日、お休みをいただいた翌日の朝。
先日もご紹介したヒライさんの「#鹿活」写真に誘発されて、早起きして飛火野まで行ってきました。
5時40分、家を出た時にはうっすらとした霧が、30分後、飛火野に着いた時には濃い霧となり、一寸先も見えないほど。
予期せぬ出来事にワクワクしながら「#鹿活」開始。
そう、今朝は「鹿のいる奈良の朝の風景」をカメラに収めるのです。
と言いながらも、ナンキンハゼがかなり紅葉しているのが気になって
鹿活ナンキンハゼ紅葉バージョンをパチリパチリ。
思えば、これほど集中して鹿写真を撮ったことがなかったかも。
私の写真は、花や木々の向こうに社寺があるというパターンが多くて、どうしても好みの構図に偏ってしまうのですが
今回「#鹿活」という命題を課してカメラを覗いてみると
やはり鹿あってこその奈良の風景。
ここでしか出会えない素晴らしい風景だと再確認。
そして、偶然にもこんな決定的瞬間を撮ることができたのです。
鹿がこうして立ち上がった場面は何度か目にしているのですが、「あっ」と思ってカメラを取り出した時にはすでに遅しのことばかり。
霧に包まれた飛火野でこのような写真を撮れたことが嬉しくて、久しぶりの朝散歩でご褒美をいただいたような気分を味わって帰りました。
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スマホカメラとは別に、一応、一眼レフカメラでも撮ってみました。
(いつもオートでしか撮らないナンチャッテ写真ですが)
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こちらはスマホのカメラで。
7時過ぎ。陽が上っているのに、ますます霧が濃くなって
帰る頃の飛火野は淡い桜色に包まれていました。
大仏池まで戻って7時半頃。
池の向こうの大仏殿がまったく見えなかったのでした。