般若寺の国宝楼門の開門が土日限定ではなく、コスモスシーズン中は、毎日開門されることになっていました。11/10頃までの予定です。
ただ、雨風の強い日は閉門されますのでご注意を。
般若寺の近くには明治43年竣工、赤煉瓦の名建築「奈良少年刑務所」
明治政府が全国に建築した「五大監獄」の一つで、当時の姿をとどめる奈良少年刑務所の建物を保存しようと、市民有志による「近代の名建築 奈良少年刑務所を宝に思う会」が10/18に設立されます。設計者の孫でジャズピアニストの山下洋輔さんが会長に就かれ、国に重要文化財への指定を求め、署名活動や勉強会を始めます。(奈良倶楽部も地元民として「奈良少年刑務所を宝に思う会」賛同メンバーの一員です。)
設立イベントとして、10/18(土)14時から、奈良市鼓阪小学校の講堂で、山下洋輔さんも登壇予定「近代の名建築 奈良少年刑務所」トークショーが開催されます。(予約不要・無料)
「奈良少年刑務所を重文に」・・・興味のある方は是非ご参加下さいませ!(またブログで詳しく取り上げる予定です。)
さて、自転車に乗り換えて、午後からは多門町の方へ。
町内をうろうろしている母子鹿に遭遇。
いつもこの辺りに出没しているそうですが、この通りの先に、間もなく開店の「Fu-ra」さんがあります。「きたまちweek」初参加のお店で、ちょうど「きたまちweek」の前日11/6にオープンされます。(早速エプロンをオーダーしてみました^^)
その後は、長い夏休みから、ようやく9/30にお店を再開された「いちのき菓子店」へ。奈良倶楽部のお客さまの中にもファンが多い「いちのき」さんの手づくり飴、久しぶりにまた買うことができました。
散華美術館では秋冬バージョンの散華ポストカードを仕入れて。
最後は倉橋みどりさんの「踏花舎」へ立寄り、倉橋さんが文章を書かれた本日発売の「奈良大和路の紅葉」(淡交社から「奈良を愉しむ」シリーズの第1弾)を、奈良倶楽部でもお預かりすることになりました。(一冊・税別1600円)
「奈良大和路の紅葉」(淡交社)については、tetsuda さんのブログでもご紹介されていましたが、「奈良を愉しむ」という新シリーズが、京都の出版社からこれから続々と出版されるというのが嬉しいですね。
『万葉集』や『小倉百人一首』にも詠われる古来の名所から、知られざるかくれスポットまで、奈良県全域の紅葉・黄葉の見どころ約60 ヶ所を奈良在住のカメラマン桑原英文氏の写真で紹介、奈良にゆかりある作家・学者・宗教者のエッセイと解説を織り交ぜて構成します。奈良市、葛城、飛鳥、山の 辺の道など、他府県にはない歴史に彩られた落ち着きと雄大さ、そして様々な草木の紅葉・黄葉が楽しめる奈良の「もみじ」の魅力を満載する一冊です。(淡交社のサイトより)
正倉院展の頃になると、雑誌で奈良特集も多くなりますね。
観光に重宝な「SAVVY」や奈良を取り上げた「婦人画報」、お馴染みの「ならら」正倉院展特集号などと一緒に、ラウンジスペースでお読みいただけます。
今日のお昼前後に新報配布がてら回った、きたまちのあちこちで拾ったTOPICを、奈良倶楽部と絡めながらご紹介致しました。