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2016年12月19日月曜日

おん祭2016*「お旅所祭」

12月17日
若宮さまの神遊の一日。今年は昨年見学した「お旅所祭」の続きから拝見できればいいなと、割とゆっくりめに奈良倶楽部を出発しました。
東大寺境内を抜けてお旅所まで歩いて行ったのですが、大仏殿裏辺りまで来ると鼉太鼓の音がドーンと響いて聞こえてきます。
そして南大門辺りまで来ると、笙や笛の音色がはっきりと聞こえ、気持ちも急ぎ足になりお旅所へと向うのでした。
昨年同様「おん祭保存会」に入会しているので、御假殿前の舞台のすぐそばまで入って拝見させていただきました。
予定では「 蘭陵王らんりょうおう、納曽利なそり 」の前の「和舞やまとまい 」から拝見したいと思っていたのですが、出かける時間が少々遅かったようです。お旅所到着20時半頃。「競馬」での勝敗で 蘭陵王(左舞)と納曽利(右舞)のどちらが先に舞われるかが決まるのですが、今年は「 蘭陵王」が先だったようです。
ということで、「 納曽利」↑の途中から鑑賞です。
「散手さんじゅ
「貴徳きとく
「抜頭ばとう
最後は納曽利の二人舞「落蹲らくそん
舞い終えて退場される舞人たち。
お名残惜しい気持ちと、素晴らしい空間の余韻と・・・
若宮さまもきっときっとご満足あそばされたのではと思います。
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「還幸の儀」は若宮社までお伴せずに、途中で列を離脱して帰りました。(さすがに二晩続いて遅くまでの参列は翌朝の仕事に差し支えるような気もして・・・)
帰りも東大寺境内を抜けて・・・南大門までくると
おやおや!イノシシに遭遇しましたよ。
翌日の朝食の席では、最後までお伴された方のお話や、それぞれの見学した場所からの様子など、色々な貴重なお話もお客樣方から伺うことができ、また充実した2日間を堪能していただけたようで何よりでした。