GW期間中はたくさんの方にご宿泊いただきありがとうございました。
初めてお泊りの方や、何度もお越しいただいている方々、皆さんそれぞれの奈良を愉しんでらっしゃったようで、その楽しいお話のお裾分けをいただく時がこの仕事をしていてよかったなぁと思う時でもあります。
そんなゴールデンウィークの一週間。
お客様方との交友録*交流録を久しぶりに綴ってみたいと思います。
こちらはお泊りではなくご近所の花好きさんから。
早朝散歩の寄り道でお庭のナニワイバラを奈良倶楽部の玄関先に置いて下さっていて、ちょっと嬉しいサプライズ。ありがとうございました。
そのナニワイバラをスマホのズームで撮ってみました^^
(連休中はほとんど外出していないのでこんなことをして遊んでおりました)
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奈良国立博物館で開催中の「快慶」展。
連休中には、このために奈良に来ましたという方も大勢いらっしゃって、「快慶」展の素晴らしさでお話が盛り上がったりするのも楽しかったです。
そんな中で、この阿弥陀さまをお祀りしている京都のお寺「遣迎院」の方もお泊りに。ファイルやチケットホルダーなどいただいて、お寺のお話など伺いました。
普段は非公開のお寺ですが4/8のみ一般参拝ができるそうです。
寺名の「遣迎」は、発遣の釈迦と来迎の阿弥陀、つまり西方極楽浄土へ送り出すお釈迦様と迎える阿弥陀様の両如来像をご本尊とすることによるそうで、いつかお参りに伺いたいと思ったのでした。
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「快慶」展と並んで、お客様方が足を運ばれたのは、興福寺の「阿修羅 天平乾漆群像展」でした。天平時代の西金堂の内陣をイメージして群像安置された宗教空間がとても良かったと大好評。
その仮講堂での特別公開を楽しみに、「興福寺友の会」に入会して3日間で4回も通われたのは、奈良倶楽部25周年イベントで募集した『奈良の旅人エッセイ』で、阿修羅さんが好きと、当時10歳で応募して下さったWHさん。
あれから4年経って、しっかりと奈良の魅力をとらえて下さっていることを嬉しく思っています。
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ブログで何度も登場のおかげもあって、「ナラノヤエザクラ」の存在を知って下さる方が徐々に増えているのも嬉しいことでした。
「奈良博の庭園に咲いている桜がナラノヤエザクラですか?」「三月堂の前に今咲いているのがそうですか?」と。「ブログで初めて知りました」と興味を持って下さり、今年はGW期間中ずっと咲いていてくれたので実際に目にしていただくことができてよかったです。
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大阪や東京から奈良に集合してお泊り下さった方々は、奈良公園のどこかで野点のつもりが、奈良倶楽部のラウンジスペースで一服お茶を楽しんでらっしゃいました。私もお相伴にあずからせていただいたのですが、旅の道中でお茶をたしなむ優雅なひとときもいいものですね。
お茶といえば…、奈良倶楽部ご近所の五劫院さんで行われていた「五重相伝」でのお茶席のお手伝いに一日だけ伺いました。
その席で、初めてご一緒の先生に「お茶は作法が大事なのではないの、召し上がっていただくということが大事なの」と教わったのです。カタチばかり気にして、一番大切ことを二の次にしていたこと、目から鱗でした。
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そうそう、今年の奈良倶楽部のGW期間中は、いつもとちょっと違ったのです。
学生アルバイトの人手が足らずに募集した「短期アルバイト」に、カンボジアからの留学生さんが来てくれたのでした。言葉の壁や、微妙なニュアンスが伝わるかしら?と始まる前までは、胃がきりきり痛むほど悩んでいたのですが、実際には「案ずるよりも生むが易し」で、帰国するまで週末に来てもらうこととなったのでした。
それにしても、日本語の理解度の高さもさることながら、一生懸命な彼女の姿に学ぶことも多かったです。
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ゴールデンウィークという期間に限っての、お客様とのひとときを綴らせていただきましたが、この一週間に限らず、またここに綴った方々だけでなく、たくさんの素敵な出会いを、いつもいつもありがとうございます。ありがとうございました。