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2014年7月17日木曜日

尾鷲*飛鳥神社の巨樹巨木

大台ケ原を下りて向かったのは三重県尾鷲市。
道中、奈良県南東の村で三重県との県境にある上北山村や下北山村を初めて通過しながら、奈良県南部の山深さ奥深さに今更ながら驚きつつ、日没前に尾鷲市の南に位置する賀田湾沿いの旅館に到着しました。
(旅館については下段に・・・)
旅館の手前に古びた神社があって、とても気持ちが惹かれましたので
翌朝、朝食前にその神社に行ってみました。
境内の裏手(旅館からすぐのところ)にそびえ立つ巨木!
樹齢1000年以上、幹回り11.5m、高さ30mのクスノキです。

てっぺんは見上げても視界に入らないくらいの大きさで
こういう時こそ、スマホのパノラマ撮影です↓

ここは飛鳥神社といい、名前を知った途端に親近感もわきます。奈良の明日香と何か関係があるのかな?和歌山県新宮市にある阿須賀神社の末社だそうですが。
鳥居を入ったところにも巨木が!(巨木好きとしてテンション上がりまくり!)

そしてついパノラマ撮影↓

鳥居から入って短い参道を通り神社の正面へ。
丸い石で積まれた石垣の中にも大きな木!

枝をいっぱい伸ばしたクスノキ、幹の下は空洞になっていて


ついパノラマ撮影してしまいます。

小さな神社ですが、深い森に囲まれ太古の昔からあったような神社。
賀田湾に面して、本当に海のすぐそばにあるのです。
千年の樹齢を持つ巨木が林立する鎮守の森。
旅先で偶然に知った神社ですが、とても心に残りました。

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尾鷲で宿泊したのは、クエ料理で有名な「尾鷲シーサイドビュー」



尾鷲産のクエは、他地域産のクエにはない脂がたっぷり含まれているのが美味しさの違いだとか。それでいて灰汁は出ないし、30分ほど煮込むとトロトロに柔らかくなって、思わず唸ってしまう美味しさでした。
名物料理を求めてリピーターさんが多いのも頷けます。
まさに「誘客の決めては食に有り」ですね。

また、この地は熊野古道の「伊勢路 」ルートの道中にあたり
「曽根次郎坂太郎坂コース」の登り口に位置しているのですね。
旅館でいただいた「熊野古道・伊勢路」ルートマップが秀逸で
いつかまた訪ねてみたいところとなりました。