早咲きコスモスが見頃の般若寺へ行ってきました。
まるで、石の仏さまに手向けられたように咲いているコスモスの花。
お供えされているのはコスモスだけじゃないよ。
たくさんの種類の山紫陽花も満開を迎えて目を楽しませてくれました。
こちらはノリウツギという山紫陽花↓
柏葉アジサイも!
境内には約3万本の早咲きコスモスが植えられていて
6月いっぱいから7月上旬まで見頃が続くということです。
お花の咲き具合は般若寺公式サイトのこちらでチェックして下さい。
ところで、般若寺では+++
毎週日曜日 11:00~/14:00~約30分間、住職または副住職が般若寺の色々な説明をしながら境内をまわるという「般若寺あれこれ立ち話」が始まりました。途中参加、退席もOKの気軽な会だそうです。
(ただし、秋のシーズン中の開催は未定です。)
「般若寺あれこれ立ち話」の集合場所は、本堂裏の休憩所です↓
また6/29(土)11:00~12:00には「ムジークフェスト」の会場として、梅沢和人氏のヴァイオリンの世界を楽しんで頂けます。
「お寺でバッハ〜コスモスの寺で聴くヴァイオリンの調べ〜」
(公演は無料。ただし拝観料500円別途必要)
山門前に、新しい顕彰碑「南朝御聖蹟顕彰碑」が建っていました。
これは、後醍醐天皇に仕えた文観もんかん上人らの功績を伝えるもので
先日、除幕式があり笠置寺の長老ら歴史に縁のある関係者らが出席されたそうです。(朝日新聞デジタルより)
般若寺は、文観上人が、後醍醐天皇の倒幕成就を祈願した場所であり
後醍醐天皇が立てこもった笠置寺が幕府軍に攻め落とされると、天皇の皇子・大塔宮護良親王おおとうのみや もりながしんのうは般若寺に避難されました。本堂には、幕府軍に攻められた時に親王が隠れたという唐櫃が 今も残り「般若寺の御危難」として大正時代の尋常小学読本にも紹介されていたそうです。
除幕式にあわせて、文観上人が倒幕祈願した今の本尊・文殊菩薩騎獅像の脇侍の一つ、優填王うてんおう像が約30年ぶりに般若寺に帰ってきました。江戸時代の作で、高さ約65cmの寄せ木造り。竜の絵が描かれた赤い衣をまとっています。(本堂で拝観できます)
では、中へ入ってみようかにゃ♫