今年もブログで「奈良の紅葉便り」をアップしていこうと思います。
時々の不定期連載になりますが宜しくお願いします。
奈良公園の紅葉のトップバッターはナンキンハゼから・・・。
まずは、荒池の御蓋山が見える風景を・・・。
朝陽で逆光になってわかりづらいのですが、随分と紅葉していました。
今夏の猛暑の影響で浮草が大量発生し、水面が真っ赤に染まった荒池も、県の方で除去作業などが行なわれ少し落ち着いてきたようです。
御蓋山が見える風景、もう一ヶ所は飛火野から。
こちらも紅葉が進んで、落葉しているものもあり。
朝陽に照り葉の彩りが見事です。
飛火野の次は、浮雲園地にきました。
ここにもナンキンハゼの大木があるのです。
10月下旬でこんなに紅葉して、いつもより早いなぁという印象です。
そして驚いたのは、至る所ににイノシシが地面を掘り返した跡が!
でこぼこの穴の中に鹿たちがまったりと憩っておりましたが・・・。
::
そして大仏池まで帰ってきました。
お馴染みのところからですが、5日前の写真と比べると少しずつ紅葉が進んでいますね。
::
紅葉シーズンのトップを切って紅く色づくナンキンハゼですが・・・
実は中国原産の外来種で、鹿が全く食べないためにナンキンハゼの分布が拡大傾向にあり、特別天然記念物「春日山原始林」にも侵入し始めています。自然地防御のため、県は原則駆除の方針で、これ以上増えないようにされているのです。