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2018年7月2日月曜日

東大寺で歌おう!出演者大募集!

『合掌合唱みんな集まれ in 東大寺本坊大広間』
東大寺で歌おう!出演者大募集!

100年前から吹く歌の風は心を結ぶ贈りもの。
自然や四季を紡いだ童謡は歌詞もメロディも大切なメッセージを伝え、誰からも愛され、歌い継がれています。
本年7月1日は童謡が誕生して100年目を迎える日です。
東大寺ではその日に一山の僧侶やその家族、職員の皆さんをはじめ、日頃お世話になっている方々で結成した 『奈良の大仏さま合掌(合唱)団』 が童謡を歌う会を開催。
そこで、8月にはより多くの方々と歌の感動を分かち合えることを願い、会場は7月1日と同じく本坊大広間において歌っていただく機会をつくりました。普段は一般公開されない特別な場所に集い、歌でつながる一期一会。音楽は“和”になり、“輪”を描きます。この夏の思い出に素晴らしいひとときをお楽しみください。(チラシより)
※申込方法や詳細は下段に記載しています。
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「童謡誕生100年」の日の7月1日。
東大寺本坊では「奈良の大仏さま合掌(合唱)団」による童謡を歌う会が催され、ご縁をいただいてお邪魔してきました。
大仏さまへ合掌、そして狭川普文管長さまのお話は、大仏殿の前に立つ八角灯籠の音声菩薩像に触れて「音楽は人種も性別も年齢も国境をも超えることを聖武天皇はご存知だったので、大仏様の前に音声菩薩さまがいらっしゃるのだ」というメッセージから始まった童謡を歌う会。
合唱のあいだに、管長さまの楽しいトークや、もうすぐ98歳を迎えられる狭川宗玄長老さまのお話も時々入って笑いもあり、わらべ歌と童謡、唱歌の違いや、まどみちおさんについても教えていただいたり。
また、「一番はじめは」という手遊び歌の替え歌として、管長さまが作詞をされた「重源上人賛歌」「公慶上人賛歌」も素晴らしく
終わりの言葉として、昭和21年の修二会の司日記を長老様が朗読。
蛍の光のメロディの「空より高く」、そして上司永慶師がよく歌ってらっしゃった「金魚の昼寝」のリクエストもあり、最後は「ふるさと」を合唱してフィナーレでした。
トークを挟みながらも、約30数曲の童謡を次々に歌った1時間半。
懐かしい歌詞やメロディは、もう半世紀以上前の幼稚園の頃に歌っていた歌ばかりでしたが、そのほとんどを覚えていたことに我ながら驚くとともに、懐かしさも込み上げてきて、ほろりとしながらもとても楽しい時間でした。

・・・ということで、歌の感動を分かち合えることを願って、歌でつながる一期一会の会の「出演者大募集!」のご案内です。
ソロで、グループで、家族であなたも歌ってみませんか?
歌と一緒に振付や演奏、朗読、楽器演奏のみも歓迎です。

「合掌合唱みんな集まれin 東大寺本坊大広間」
◆開催日時:8/22(水)、 24(金)、 25(土)、26(日)
13:30開演 /15:00 終演予定(集合12:30)
※応募者多数の場合 は、8/20(月)8/21(火)を追加。
◆参加費:無料
◆会場:東大寺本坊大広間
◆進行役:上司直子さん(東大寺持宝院)
◆参加対象:どなたでも参加できます。
◆選曲対象:童謡、唱歌など子供にちなんだ歌
◆演奏時間:1 組5 分程度
◆定員:各日 15 組(1 組あたり 1~8 名)
◆申込締切:7/15
◆応募方法:こちらから要申込み

尚、7/1は、作家・鈴木三重吉が児童文芸誌〈赤い鳥〉を創刊した日で、今年でちょうど100年となります。