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2018年7月20日金曜日

當麻寺で称讃浄土経お写経とイベントのご案内

先日、當麻寺中之坊にて、中将姫のものと伝わる「称讃浄土仏摂受経」3回目のお写経をしてきました。(ブログ過去記事:1回目 2回目
今回も誘っていただいて、倉橋みどりさん、生駒あさみさん、伊藤多恵さん達と一緒に伺いました。月に一度のペースで、皆さんは今回4回目のお写経になり、私は約2か月ぶりの参加です。
「お写経カード」も作っていただきました。15回を続けるモチベーションが高まって嬉しいです。頑張ろう!
中将姫さまの少し癖のある文字、一回目はちょっと悪戦苦闘しましたが、3回目にしてようやく、お経に書いてある内容にも心が向かうようになりました。
毎回思うことですが、奈良時代に書かれた文字を写す…という得難い体験から、何年も前の方なのに中将姫さまを身近に感じることができ、ある部分では今と変わらないのだ、千年以上の時間は連綿と今に繋がっているのだと思うのでした。
訪れるたびに季節のお花が咲き誇って、今回は木槿が満開でした。
ご本堂の前の蓮池にも、蓮の花が少し咲いていました。
蓮の花といえば・・・中将姫様は蓮糸を使い一晩で當麻曼荼羅を織り上げられたと伝わっています。
その、中将姫様の織られた當麻曼荼羅の材料とされる蓮糸が、この蓮池の蓮から使われたと伝わる「角刺つぬさし神社」へもお参りしました。
ちょうど一輪だけ咲いていた蓮の花。
何とも有難い気持ちで、この後、お写経に臨んだのでした。
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さて、中将姫様が織られたとされる奈良時代の「綴織當麻曼荼羅」(国宝)の修理完成を記念して、先週末より、奈良国立博物館では、綴織と刺繡による仏の像を一堂に集める特別展「糸のみほとけ」展が開催されています。(8/26まで)
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また、8/18(土)には『中将姫さまを想う~ようこそ、称賛浄土経の世界へ~』という講座が、當麻寺中之坊・松村實昭師を招いて「天平いざない館」で行われます。

「中将姫さまを想う~ようこそ、称賛浄土経の世界へ~」
開催日:8/18(土)11:00~12:30(講座)
会場:天平いざない館 多目的室
講師:當麻寺中之坊 松村實昭師/生駒あさみ/倉橋みどり
参加費:2500円
特典:中之坊拝観券 / オリジナルお写経用ミニトートバッグ
希望者のみ講座後、称讃浄土経1回目のお写経(13:00~14:00/別途1500円)
申込み:こちら
奈良時代の伝説の女性、中将姫様をご存知ですか?
深く信じるこころ、決断力、芯の強さなど、いまの私たちからみても魅力的な女性です。その中将姫様が千巻写したのが、称讃浄土経です。今回の講座では、その称讃土経とはどんなお経なのかについて、當麻寺中之坊・松村實昭師をお招きし、わかりやすくお話しいただきます。
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お写経に通っているうちに、もっと中将姫さまについて知りたい学びたいと思うようになってきましたので、ベストタイミングな企画に早速申し込んでみました。