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2018年9月28日金曜日

吉野「如意輪寺」へ*

昨日9/27は後醍醐天皇(1288~1339年)のご命日で、一昨年に約70年ぶりに復興したご命日法要「後醍醐天皇御忌」が、今年も如意輪寺さんで執り行われました。
今年は後醍醐天皇御即位700年の節目の年であり、御忌法要も岡本彰夫先生の多大なご尽力で趣向を凝らしたものが・・・とお聞きしましたので、楽しみに参列させていただきました。
如意輪寺本堂の背後にある、後醍醐天皇の京都への思いを示すといわれる北向きの天皇陵。まずは宮内庁により正辰祭が執り行われ、続いて本堂にて御忌法要が厳修されました。
法要では、後醍醐天皇自作の御像が輿にお乗りになり、南朝ゆかりの地下衆によって御霊殿より御本殿へ。ご本尊如意輪観音様の前に遷御され、献饌の儀・散華の儀(嵯峨御流による献花)・献楽の儀(尺八吹奏)そして御忌法要厳修、参列者による焼香と続き、また再び御霊殿へと還御されるという運びとなっていました。
後醍醐天皇御像がお輿に乗って法要の場にいらっしゃるということ。
厳かながらも、その場が温かな空気に包まれて感動しておりました。
岡本先生のフェイスブックより当日の様子を引用させていただきます。
後醍醐天皇様御忌厳修。御霊殿より御躰を輿にお乗せ申し上げ、南朝ゆかりの地下衆が奉舁申し、御本堂へと遷御。丁重な法儀の後、再び御霊殿へと還御遊ばされました。尊儀の御菩提と天下太平・万民和楽が祈られました。

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さて、如意輪寺では、天皇の誕生日11/2をお祝いして「後醍醐天皇御霊殿開扉・後醍醐天皇像特別公開」が11/2~11/18に行われます。

そして11/3 14:00からは山村若女・若瑞母娘による座敷舞ライブ「舞華会」が如意輪寺報国殿にて開催されます!
詳細はこちら
申込みは wakame.yamamura@gmail.com へ。
よろしくお願いします。