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2015年1月17日土曜日

20年

1月17日、神戸の地震から20年という年月が経った朝。
日付が変わった深夜から「20年前の今この時間にはまだ・・・」というようなことが去来して、明け方5時半過ぎに目が覚めて胸の内で合掌。
あの時、奈良でもかなり強く揺れました。
たまたま前日の宿泊がなくお客様への対応などに何事もなかったのですが、こういう時の危機管理をいつも念頭に置くことを身を以て体験しました。
その後、山陽新幹線も春まで不通であったことや大惨事が起こった中での旅行は気分的にもできないなどで、宿泊キャンセルが続いたこと。(観光業というのはつくづく水モノだと思ったこと。)
そんな気運が続いていた中で、「まだ避難所にいるのだけれど、少し旅に出てリフレッシュしたかったの」と神戸からのお客様がGW頃にいらっしゃって、どんなにひどい状況になっても、いえそれだからこそ、「旅をする」ということは世の中からなくならないと、自分の仕事に希望を持ったこと。
あの時に感じていたことを、20年という節目の年に改めて思い出しています。自分に出来ることをしっかりやっていきたいと思います。