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2018年1月31日水曜日

2/3 節分の日の奈良博は*

2月3日(土)は、奈良国立博物館の無料観覧日です。
また当日は、9時30分から12時30分までの時間に、普段閉鎖している「なら仏像館」の西側玄関が開けられます。
(雨天・強風等、悪天候の場合は中止)
3日は午後8時まで開館していますので、ライトアップも楽しめます。
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そして、奈良博お隣の興福寺では・・・
中金堂再建を記念し、興福寺で祈祷した米を使った五色巻きずし「興福巻」が、2/3の正午から東金堂前特設ブースで販売されます。(限定300本/税込み800円)
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・・・・ということで、節分の日の番外情報でした。


2018年1月30日火曜日

奈良博「お水取り展鑑賞とお松明2018」

かぎろひさんのブログ「かぎろひNOW」より
奈良国立博物館特別支援会員「結の会」主催の「お水取り展鑑賞とお松明」についての記事があり、今年は、映像作家・保山耕一さんのお話と作品上映があると知りました。
奈良博のサイトにも情報がアップされていて、講座の申込み受付が昨日より始まっています。(先着順で、毎年人気の講座です。気になる方は早い目のお申し込みを!)

以下は「かぎろひNOW」よりコピペです。
●とき:
平成30年3月6日(火)午後2時開会(受付は午後1時15分から)
*奈良国立博物館新館正面入口前にご集合ください。
●ところ:
1.奈良国立博物館(午後2時~午後4時30分)
2.東大寺本坊大広間(午後5時~午後6時15分)
3.東大寺二月堂(午後6時30分~午後7時30分)
*午後7時30分に現地解散となります。
●内容:
1.映像作家=保山耕一氏の講演と作品上映(奈良博講堂)
「テレビカメラマンから見たお水取り」「映像詩・東大寺」
2.特別陳列「お水取り」及び「なら仏像館」鑑賞
3.上野道善東大寺長老の講話(東大寺本坊大広間)
4.お食事(東大寺本坊大広間)
5.お松明観賞(東大寺二月堂)
●会費:6,000円(食事、松明箸、御香水、入場料等の費用)
*お松明に使用した竹から作った箸、御香水をお持ち帰りください。
*会費は当日頂戴いたします。
●定員:100人(先着)

保山さんの作品上映の中で、テレビカメラマンとして2009年に撮影された番組「THE 世界遺産〜壮大なる祈りの世界、奈良・東大寺」の映像も上映されます。
東大寺の中で修二会を中心とした25分の番組で、修二会好きの方なら見逃せない内容です。
実は、2015年2月にこの映像を拝見する機会がありました。
保山耕一さんというカメラマンを初めて知ったのもこの時でした。そして、有り難いことに、その映像作品をDVDでいただいたのです。
今、このブログ記事を書くにあたってもう一度鑑賞したのですが、随所に保山さんらしいカットが入っていて、楽しませていただきました。
我が家の照明が画面に写りこんでいますが、雫や、霜柱、水面に映る吉岡幸雄さんなど・・・保山さんらしい手法が見受けられ、そして、2009年の練行衆の方々も、お声明も大導師さんの祈りも、松明からはぜる火の粉の匂いまで感じられる映像でした。

2018年1月29日月曜日

2月のお出かけ情報③〜寺社行事や年中行事

寒さ厳しい日が続いています。
それでも以前より少し日が長くなって「春近し」と心待ちの2月です。


◇2/1 7:00~ 登彌神社「粥占い(筒粥祭)」
早朝の4:30から細い竹筒を入れた大釜で小豆粥を炊き
37本の竹筒それぞれの中に米や小豆の粒がいくら入ったかで
収穫する37種類の作物の豊凶を占う神事。
奈良市指定の無形民俗文化財です。
問合せ:登彌神社(tel:0742-45-3965)

◇2/1 矢田寺修二会
問合せ:矢田寺(tel:0743-53-1445)

◇2/1 13:00~ 當麻寺中之坊「だらにすけ加持会」
問合せ:當麻寺(tel:0745-48-2001)

◇2/1~2/3 法隆寺西円堂修二会
西円堂本尊薬師如来に祈願する薬師悔過の法要
2/1・2/2は13:00〜、2/3は17:00〜 堂外より参拝可。
2/3 19:00~「追儺会
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/1~2/3 17:00~ 霊山寺修二会
1300年の歴史を持つ霊山寺に受け継がれた薬師悔過の法要
問合せ:霊山寺(tel:0742-45-0081)

◇2/2 17:30~ 石上神宮「玉の緒祭」
問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/3 「節分行事」県内各寺社の行事の案内はこちらに。

◇2/4 14:00~  飛鳥坐神社「おんだ祭」
農耕の所作を演じた後、天狗とお多福が夫婦和合の姿を演じる。
子宝に恵まれるといわれる“福(拭く)の神(紙)”が
最後にまかれて参拝者はそれを奪い合う。
五穀豊穣、子孫繁栄を祈る神事、天下の奇祭とも言われる。
問合せ:飛鳥坐神社(tel:0744-54-2071)

◇2/5 10:00〜 法隆寺三経院「三蔵会
玄奘三蔵(三蔵法師)の遺徳をしのび命日に行う法要。
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/5 10:00〜12:00 川上村「朝拝式」

◇2/5 14:00~ 大神神社卜定祭
地元特産「三輪素麺」の新しい年の販売価格を占う。
祝詞奏上の後、古式に則って卜定が行われ、ご神意のまにまに素麺の卸値として「高値」「中値」「安値」の中から今年の価格が決まります。
また祭典後拝殿前斎庭で三輪素麺掛唄保存会の皆さんによる踊り「三輪素麺掛け唄」も奉納されます。

◇2/6 10:30~ 大神神社おんだ祭
拝殿向拝を田に見立てて行われるお田植え神事
問合せ:大神神社(tel:0744-42-6633)

◇2/7 「初午法要」
奈良市内では慈眼寺(tel:0742-26-2936)
県下では松尾寺(tel:0743-53-5023)など。

◇2/8~2/14 14:00~ 長谷寺修二会
問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/10 14:00~ 大和神社お田植え祭
問合せ:大和神社(tel:0743-66-0044)

◇2/11「紀元祭」
石上神宮(tel:0743-62-0900)8:00~
大神神社(tel:0744-42-6633)9:00~
談山神社(tel:0744-49-0001)9:00~
橿原神宮(tel:0744-22-3271)11:00~

◇2/11 16:00 村屋神社(田原本町)「御田祭
問合せ:村屋神社(tel:0744-32-3308)
大神神社別宮 縁結びの神社です。

◇2/11 14:00~15:00 廣瀬神社「砂かけ祭り」
砂を雨になぞらえ、豊作を願って激しい砂かけ合戦が行われる。
参拝には砂よけビニールをお忘れなくということです。
問合せ:廣瀬神社(tel:0745-56-2065)

◇2/11 8:00~14:00 春日神社、市杵島神社「江包・大西お綱祭り」
問合せ:桜井市観光協会(tel:0744-42-9111)

◇2/11 二月堂修二会「竹送り」
「竹送り」のブログ内過去記事はこちらをご覧下さい。 
7:45〜 京田辺市普賢寺大御堂観音寺駐車場に集合
根付きの竹を掘り起こします。
9:10〜   普賢寺にて道中安全祈願の法要が行われた後、車で出発。
           普賢寺には、十一面観音菩薩(国宝)が祀られています。
※今年はルートが変更され、転害門まで車で運ばれてきます。
10:30頃 転害門広場到着後、お迎え式。(和太鼓演奏や善哉の振舞いなど)
11:20頃 転害門出発
12:20頃 東大寺二月堂到着

10:30頃  奈良阪到着後、大八車に移され徒歩で二月堂を目指します。
11:00頃  転害門前広場にてお迎え式。地元有志による接待。
12:00過ぎ 東大寺二月堂に奉納。
(※時間は 前後します。)

◇2/13 9:00〜16:00 弘仁寺星供祈願会

◇2/14 15:00~ 長谷寺だだおし
ほら貝や太鼓が打たれる中をだだおしの鬼が大松明をかついで走り回る行事です。
問合せ:長谷寺(tel:0744-47-7001)

◇2/15 五劫院「涅槃会」
問合せ:五劫院(tel:0742-22-7694)※拝観は要予約

◇2/15 10:00~ 興福寺「涅槃会」
涅槃画像を掲げ釈迦の遺徳を偲ぶ行事。
涅槃図は16:00まで公開されている。
本坊の北客殿で行なわれ、誰でも参拝でき甘酒の接待もあります。
問合せ:興福寺(tel:0742-22-7755)

◇2/15 唐招提寺礼堂「涅槃会」
問合せ:唐招提寺(0742-33-7900)

◇2/15 13:30〜 法隆寺大講堂「涅槃会
問合せ:法隆寺(tel:0745-75-2555)

◇2/15 法輪寺妙見護摩祈祷
問合せ:法輪寺(tel: 0745-75-2686)

◇2/17 10:00〜「祈年祭」
大神神社(tel:0744-42-6633)
談山神社(tel:0744-49-0001)

◇2/18 10:00~ 二月堂「油量り」
2011年のブログ内記事はこちら

◇2/19 11:00~ 石上神宮「祈年祭」
問合せ:石上神宮(tel:0743-62-0900)

◇2/18 鏡作神社(田原本町)「御田祭
鏡作神社の例祭で、古い伝統のある農耕神事。
10:00〜神前に山の幸・海の幸と松苗を献じ、祈年祭が行われ
13:00〜「御田植舞」「豊年舞」の奉納と牛使いの神事が行われる。
牛使いが乱暴にするとその年は慈雨に恵まれるという。
神事の後、拝殿から御田の松苗や御供が撒かれ参拝者は競って拾う。
問合せ:鏡作神社(tel:0744-32-2965)

◇2/18  14:00~ 池神社(田原本町)「御田祭
問合せ:池神社(tel:0744-32-2391)

◇2/24 當麻寺奥院「御忌大法要」
法然上人の命日法要。
法然上人像(重要文化財)も特別公開されます。
問合せ:當麻寺奥院(tel:0745-48-2008)

◇2/25  菅原天満宮「おんだ祭」
神輿倉の前で狂言形式で奉納される農耕神事
13:00〜祈念祭 14:00〜おんだ祭
問合せ:菅原天満宮(tel:0742-45-3576)

◇2/25  八坂神社(田原本町)「華鎮祭けいちんさい
問合せ:八坂神社(tel:0744-32-3308)

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◇2/20~2/28 二月堂修二会「別火」についての過去記事
★2/20「別火入り」(2009年
★2/21「社参」13:00~ ( 2008年 2015年 2016年
★2/21「注連縄張り」(2008年 2016年
★2/21「注連撒き」(2009年)
★2/25「社参」13:00~(2010年 2012年 2017年
★2/28 15:00~「練行衆 別火坊出発」2009年 2012年 2014年  2016年 2017年
★2/28 18:00~「大中臣祓い」(2009年 2012年 2014年

2018年1月28日日曜日

2/1発売「ならら」修二会特集号*

「月刊大和路ならら」2月号は、毎年恒例の修二会特集号!
今回の特集は「悔過と祈りの声明 東大寺二月堂修二会」!!!
今まで触れてこられなかった「声明」について、満を持して取り組まれた素晴らしい内容の一冊となっています。


以下は「月刊大和路ならら」のFBページより引用。

今回なららでは「悔過けか」と「声明しょうみょう」に注目しました。
悔過とは過ちを悔いることで、東大寺二月堂修二会では、11人の練行衆と呼ばれる僧侶がこの世のあらゆる罪障を人々に代わって懺悔します。

祈りの込められた悔過法会の臨場感あふれるようす、声明の世界からみる修二会の魅力をたっぷりとご堪能ください。

今回原稿を寄せて頂いた小島裕子さんの「修二会を声明の世界から」では、修二会声明についての新知見を述べていただいています。

また30回にわたって修二会の参籠を経験された華厳宗管長・狹川普文さんへのインタビューは大必見です!

例年にも増して修二会の世界に深く入り込んだボリューム満点の修二会特集号となっていますので、修二会マスターからビギナーの方まで幅広くお楽しみいただけると思います!

言葉と音楽からみた修二会の声明の世界、かなり専門的な内容です。
これから心して読ませていただいて、もっともっと深く勉強していかなければと思っています。

2018年1月27日土曜日

若草山焼き*追記あり

 お客さま皆さんお出かけの後に、スマホ片手に大仏池まで
 すでに花火は半分を過ぎていたけれど、十分楽しめて
花火の後の山焼きは、空気が乾燥していたので、よく燃えました。
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この日、遊びに来てくれた息子家族が若草山の山麓で撮影した花火の写真を追加でアップしておきます。
同じスマホカメラで撮影したものですが、至近距離で写したので、とてもきれいに撮れていますよね。
来年は久しぶりに山麓まででかけてみようかな・・・。


2018年1月26日金曜日

2月のお出かけ情報②〜秘宝秘仏公開

冬の奈良の秘宝秘仏公開は、春や秋に比べると、さすがにそれほど多くはありませんが、静かな冬ならではの奈良もまた良しです。
◇〜2/4 9:00~16:30 西大寺「愛染明王」「聚宝館」特別公開

◇〜2/28 9:00~16:30 當麻寺中之坊布袋尊百童子屏風ご開帳

◇〜2/28 8:30~16:30 談山神社新春特別公開

◇2/1〜2/28  9:00~16:00 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王像特別公開

◇2/3 金剛寺星供曼荼羅、星祭九曜星本尊公開

◇2/3〜2/4 8:00~17:00 松尾寺
「松尾山七福神特別開扉」「大黒天念持仏公開」

◇2/4 9:00~16:00 東鳴川観音講「不空羂索観音坐像」
興福寺南円堂が1180年に焼失する以前の不空羂索観音坐像の姿を模したものと考えられる不空羂索観音坐像の特別開帳(毎月第1日曜日)
問合せ:0742-34-5369

◇2/7 8:00~19:00 慈眼寺「聖観世音菩薩特別公開」

◇2/8 10:00~16:00 浄瑠璃寺「三重塔特別開扉

◇2/12〜2/18 9:00~15:00 五劫院「五劫思惟阿弥陀仏」特別開扉
*但し、見学希望の時間を電話にて申し込むこと(0742-22-7694)

◇2/15 法輪寺「秘仏妙見菩薩像」特別開扉

◇2/15  興福寺「涅槃図拝観」

◇2/16 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳

◇2/24 11:00~16:00 當麻寺奥院法然上人像特別開帳

2018年1月25日木曜日

ふわふわホロロンおにぎり作り体験

いつもお花のお稽古でお世話になっている「gallery 艸小路」さんの貸し町家「木屋 KIYA 」にて、奈良産米を使用した「ふわふわホロロンおにぎり作り体験講座」があり、参加しました。
これは、奈良ブランド推進課主催の「奈良市産米消費拡大事業体験講座」の一環で、奈良産米のヒノヒカリを使って「オニギリストazuma」さんから、おにぎりの握り方、握り加減などのコツを教わりました。
まずは、お米を炊く前の研ぎ方、浸水の目安、浸水後の水切りの大切さなどを教わりました。
参加者のほとんどが同じ想いでしたが、主婦歴も長くなると、簡単な基本的なことほど、自分にあったやり方に(つまり割と自己流に)なっていくもので、こうして新ためて基本を学ぶと、目から鱗なことも多く、たいへん勉強になりました。
お米が炊きあがるまでの時間、握り方や握り加減のコツを教わり

手に取るお水の加減や、塩の量など
なるほど〜と思うことばかり。
そうこうするうちに、ツヤツヤにご飯が炊きあがってきました。
みんなで一緒におにぎりを握るのは楽しいですね。
出来上がったおにぎりと一緒にいただくのは温かい豚汁です。
こちらも奈良産の食材にこだわって、ごぼう、大根、人参、里芋、豆腐、こんにゃくなど具沢山なお味噌汁です。
最後に先生がおっしゃった一言「コメや小麦や芋など、世界中で主食となっている食物は種であり、主食は種を食べている。つまり命をいただいているということです」に、一同、深く納得でした。
おにぎりは日本の誇るべきソウルフードなのですね。

食後にお抹茶とお菓子をいただいて楽しい時間はあっという間でした。
次回の「奈良市産米消費拡大事業体験講座」は2/16・2/17に飯田むつみさんによる「奈良の茶がゆを楽しむ」です。

2018年1月24日水曜日

2月のお出かけ情報①〜2/3の節分行事



<まず、奈良倶楽部から徒歩圏内のところを時間を追ってご案内>

◇10:00~ 二月堂「還宮作法古いお札の焚き上げ
前日までに二月堂受付に古くなったお札を持参しておくと
浄火で焚き上げてもらえます。
2012年の過去記事はこちらに→


◇11:00~ 手向山八幡宮「お田植え祭」 
巫女を先頭に牛に扮した牛童、翁の面をつけた田主が
拝殿を田に見立て古式ゆかしく農耕儀礼を行う。
2012年の過去記事はこちらに→


◇13:00~ 元興寺柴燈護摩会
山伏姿の修験者による火渡りの行が行われる。
一般参拝者も渡ることができますので是非どうぞ!
節分当日の元興寺拝観料は無料です。(収蔵庫は閉館)
2008年の過去記事はこちらに→













◇14:00~ 二月堂「豆まき」
福鈴と福寿の豆まきが行われます。
過去記事はこちらに→2016年 2013年

◇15:00~ 元興寺「豆まき」
火渡り行事のあとに行われる豆まき

◇17:30~ 春日大社「直会殿で舞楽奉納」
◇18:00~ 春日大社「節分万燈籠」
境内約3000基の燈籠に火が灯され幽玄の世界が広がる。20:30閉門


◇18:00〜 二月堂「星供養」
2010年過去記事はこちらに→

◇19:00~ 興福寺「鬼追い式」「豆まき」

ほら貝を合図に6匹の鬼が現れ、毘沙門天、大黒さんが鬼を追う。
その後福引入りの豆まきが行われる。 

<その他、奈良市郊外や奈良県下の節分行事もご案内> 

2/2 19:00〜 天河神社「鬼の宿」鬼迎えの神事
 2/3 11:00〜 天河神社「節分祭」

長谷寺節分大黒天祭
9:30〜 景品の当たる福引つき福徳豆授与(有料300円)
11:00〜「豆まき」

9:00〜16:00 安倍文殊院節分銭ぶつけ厄除法要
堂内の秘仏十二天の内、その年の恵方の守護神お軸が御開帳され、このお軸に対して祈願者自身の年齢の数だけ銭をぶつけて、お金より大切な命をお守り下さいと、今年の厄払いを祈願する古来より伝わる行法です。

◇10:00~ 金峯山寺  「節分会

10:00~「法要」11:00~「星供秘宝」「鬼の調伏式」13:00~「豆まき」 
吉野の金峯山寺には節分で追われた鬼たちが全国から集まってくる。
鬼の調伏式では「福は内、鬼は内」と唱えられる。

◇11:00~大神神社節分祭」  
ご神体山の三輪山にちなみ「福は山」というかけ声で
豆まきが行われる。

◇14:00~、15:00~ 西大寺愛染堂「星祭法要」「豆まき」

14:00〜 霊山寺弁天堂「節分星祭法会

◇14:00〜 大安寺節分会豆まきは15:00~

15:00~ 石上神宮「節分祭」

◇17:00〜 朝護孫子寺「節分星祭大法要」「鬼追い式

◇18:00~ 帯解寺節分星祭

◇19:00~ 法隆寺西円堂「追儺式 」

黒鬼・青鬼・赤鬼の順に羅生門から現れ持っていた松明を群集めがけて投げ、最後に毘沙門天によって追い払われる。

◇19:00〜 大和神社鬼やらい式


2/3 ・ 2/4  8:00〜17:00 松尾寺
「節分立春厄除祭」「松尾寺七福神祭」

2018年1月23日火曜日

「そらみつやまと」に掲載*

JR東海の「うまし うるわし 奈良」 ”東大寺編” がスタートしました。
「東大寺は日本が叶えた大きな夢だった」
大きく優しく包み込んでくださる大仏様と、世界最大級の木造建築である大仏殿を中心に、東大寺境内にある他の伽藍や仏像など、数多くの見どころが紹介されています。

さて、その「うまし うるわし 奈良」の「奈良を学ぶ」から、奈良をもっと味わいたい方のための会員組織「やまとみちの会」が発行している会報誌「そらみつやまと」。
今号は特集記事も東大寺と関連して「運慶」が取り上げられています。
その他に「奈良ひねもす街あるき」のページでは、東大寺に隣接するエリアとして「奈良きたまち」が取り上げられています。
この中に、ちょこっと奈良倶楽部も掲載していただきました。
転害門観光案内所や入江泰吉旧居や子規の庭の他に、「TEGAIMON CAFE」や「「koharu cafe」「きたまち豆腐」「ワインの王子様」「Allez!! Le Trefle」の各店、そして「小さなホテル奈良倶楽部」も。
夕食に外出して、きたまちを歩いていると東大寺の鐘の音が聴こえ、翌朝は東大寺境内へ朝のお散歩というコースを上村恭子さんのイラストで掲載していただきました。
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会報誌「そらみつやまと」を今回じっくり拝読させていただきましたが、考古学・万葉集・仏教など各分野の専門家による連載や、歴史文化の特集、民族催事の連載などもあり、読み応え充分。
一般には販売されていなくて「やまとみちの会」の会員になれば届きますので(他にも会員限定イベントや割引特典もあり)、この機会に申し込もうと思っています。
取り合えず、一冊は見本でいただいていますので、奈良倶楽部のラウンジスペースにしばらく置いておきます。どうぞご覧になってください。
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「やまと歳時記」のページは、一度拝見したいと思っていた「朝拝式」について。
話が飛びますが・・・この写真を提供された野本暉房氏の写真展が、「薬師寺東京別院」で開催されます。(2/10~2/21 9時〜17時) 
薬師寺の修二会 花会式の写真を中心に竪儀の写真なども展示予定だそうです。東京方面の皆様、よろしければお出かけくださいませ。 

2018年1月22日月曜日

県美関連イベントのご案内*

今週末1/27(土)から奈良県立美術館で始まる 
「赤膚焼・奈良一刀彫・奈良漆器・・・悠久の美と技」
奈良の伝統工芸として赤膚焼・奈良一刀彫・奈良漆器を取り上げた興味深い展覧会で開催が楽しみなのですが、併せて企画されている講演会や公開講座なども魅力的です。
また展覧会期間中の連携展示「奈良きたまちの古今拝見」のシリーズ講座も見逃せないものばかりで、今日のブログでは「講座」に焦点をあててご紹介します。
・日にち順に記載(■印は美術館主催/◇印は文化創造アルカ主催)
・会場は全てレクチャールームで、当日先着順(30分前開場)
・美術館主催イベント(■印)は講座は無料ですが観覧券が必要
・アルカ主催イベント(◇印)は参加料300円が必要

■1/28(日)13:30~15:30
講演会「大和の美術工芸~近世から近代へ~」岡本彰夫氏
先着80名・要観覧券

◇2/4(日)11:00~12:00  
「高僧忍性と北山十八間戸」般若寺副住職 工藤顕任師
先着80名・参加費300円
■2/4(日)13:30~15:30
公開講座「赤膚焼研究会」辻井由紀子氏・村上泰昭氏 
先着80名・要観覧券

◇2/11(日)11:00~12:00 
「松永久秀と多聞城」北村雅昭氏
 先着80名・参加費300円
■2/11(日)13:00~15:00
公開講座 「能楽研究会~能装束の着付け実演~」金春穂高氏
先着60名・要観覧券

◇2/18(日)11:00~12:00 
「東向北町が残した萬大帳」桑原文子氏
 先着80名・参加費300円

◇2/25(日)11:00~12:00 
「奈良きたまちに松屋がいた!」倉橋みどり氏
先着80名・参加費300円

◇3/4(日)11:00~12:00 
「奈良奉行所の名奉行、川路聖謨」深澤吉隆氏
 先着80名・参加費300円

■3/11(日)11:00~ / 15:00~
ワークショップ「漆で箸に絵付けをしよう」小西寧子氏
要申込:詳細はこちら (2/18締切り・有料)

■3/18(日)13:30~14:30
美術講座「奈良の伝統工芸・これまでと現在」県美学芸員
先着80名・要観覧券

 連携展示の企画イベントでは、その他に
◇1/27(土)13:00~13:15
「宝亀殿による和太鼓演奏」美術館前庭
◇3/11(日)13:00〜
「若草中学校吹奏楽部ミニコンサート」美術館前庭(荒天中止)
◇3/18(日)12:00~16:00
「奈良きたまちマーケット」美術館前庭(荒天中止)
・・・などが予定されています。
是非、展覧会と併せてお出かけ下さいませ。

2018年1月20日土曜日

たつみ茶園出張WS「温度で知る美味しいお茶の味 」@器人器人

奈良倶楽部のご近所「器と雑貨の器人器人きときとさんで、参加してみたいなぁと思うイベントが開催されますので、ブログでご案内させていまだきます。

たつみ茶園さん出張ワークショップ
「温度で知る美味しいお茶の味」
ー茶農家が教えるほんとにほんとに美味しい淹れ方-

◆日時:2018年1月27日(土)
①11:00~12:30 ②13:30~15:00 ③16:00~17:30 
※1/20現在のご予約状況は以下の通り。
①11:00~12:30→後3名様
②13:30~15:00→まだお席がございます。
③16:00~17:30→後2名様 
◆会場:「器人器人」奈良市東包永町61-2
◆定員:各時間帯 4名様まで
◆参加費:2500円( 焼き立ての「お餅」付き)
◆申込方法:器人器人の店頭、TEL またはmailにて受付
t e l :0742-26-8102
mail :kitokito26◎gmail.com
(メールアドレスの◎を@にして送信下さい。)
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WS内容:
「みんな知りたい湯冷ましの仕方」
「ほうじ茶の美味しい淹れ方」
「毎日お茶を楽しむための向き合い方」
「家で使う道具のこと」
「当日までシークレットな〇〇〇」
知っていそうで知らなくて、でもとても興味深いお茶にまつわるお話と共に、美味しいお茶の淹れ方などを、月ヶ瀬の茶農家、巽さん夫妻にレクチャーしていただくワークショップです。
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私事ですが、今月・来月は仕事の合間や仕事のない日のほとんどを京都市内まで通っています。そんなこんなで、ブログ「奈良倶楽部通信」のコンセプトでもある「奈良倶楽部のオーナーがお届けする、奈良のあれこれ」といった情報を、自分自身がインプットできないことも多くなっています。
ただ有難いことに、フェイスブックやインスタグラムを通して情報を知ることもできるので、その中で、私自身が「あ、これ行ってみたい」とか「これはブログ読者の方に知ってもらいたい」というイベントを、ブログでご案内できればと思っています。しばらくこのようなブログになりますが、どうぞよろしくお願いします。

2018年1月19日金曜日

今日の夕景*

出先から奈良市内に帰る途中の、陽が沈みかけの時間。
間に合うかな~と思案しながら二月堂まで走る。
日没の瞬間には間に合わなかったけれど
生駒山の向こうに、お日さまが沈んだ後のやわらかな空の色。
このやわらかな空の色に、今日一日の張りつめていた緊張がほわ~っとほぐれていって、一日の終わりにこんな時間もいいなぁと。
特に夕焼けが紅く燃えるのではなく、それだけに静かな夕暮れに
しみじみと一日をふりかえるのでした。

2018年1月18日木曜日

「やまとびとツアーズ」のご案内

会員制季刊誌「やまとびと」の定期購読をしていて、時々「やまとびとツアーズ」のご案内をいただきます。
今日届いたDMより、ちょっと参加してみたいなと思ったツアーをご紹介させていただきます。
◆2/4(日)10:00集合~16:30解散
『川上村に残る後南朝の史跡を訪ねる』
悲運の最期を遂げた自天王を偲び、560年に渡り続けられている「御朝拝式」の前日に、川上村に残る後南朝の史跡をたどります。
ツアー翌日の2/5(月)10:00より、金剛寺において「御朝拝式」が執り行われます。ツアー終了後に川上村に宿泊して、「御朝拝式」に参加されるのもお薦めです。
・旅行代金:お一人様 5400円
(行程内交通費、昼食代、ガイド代、 保険料、消費税込)
・定員:19名
・申込み:こちら
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◆2/11(日) 13:00~17:10
『大和妖怪ツアー ~砂かけ婆発祥の地!? 河合町編~』
「ゲゲゲの鬼太郎」でもお馴染みの「砂かけ婆」は、河合町がゆかりの地であるとも言われています。
町内各地で「木の上から何者かに砂をかけられた」、「タヌキが砂をかけていたずらしていた」等々、砂かけ妖怪に関する不思議な言い伝えが残っています。
ツアー当日は、廣瀬大社にて行われる、雨に見立て砂を投げ合う大和随一の奇祭「砂かけ祭」をご観覧いただき、神社周辺の妖怪スポットを巡ります。後半には正蓮寺にて「大和妖怪講座」を開催いたします。
・旅行代金:お一人様 5400円
(行程内交通費、講師料、保険料、消費税込)
・定員:20名
・申込み:こちら

2018年1月15日月曜日

冬の朝*梅ほころぶ

おはようございます。
霜がおりて、空気もキーンと冷たい朝です。
ぐんと冷え込んではいても、今朝は風もなく、空の蒼さを見上げながら歩いていくと、気持ちも身体も元気に温まってきます。
お正月が過ぎて、あっという間に節分が近づいてきました。
二月堂さんで星供養の祈祷を申込み、いつもの不動堂へ。
飯道社の上の紅梅が少し咲き始めていました。
散策道中にある桜の木々にも、春を待つ花芽がしっかり準備されていて、真冬の真っ直中ながら、春を想う季節ですね。
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1/6に、この東大寺で一番最初に咲く梅の、最初の一輪を撮影された保山耕一さんの美しい映像もリンクさせていただきます。こちら