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2017年4月28日金曜日

5月のお出かけ情報①〜GWの寺社伝統行事

風薫る5月。
GW期間中の奈良県内寺社伝統行事についてご案内致します。

◇5/1 11:00~ 氷室神社献氷祭
14:00~15:00 舞楽奉納
17:00〜21:00前後「氷献灯」
問合せ:0742-23-7297

◇5/1〜5/10 宝山寺「大般若会式」
問合せ:0743-73-2006

◇5/2 13:00~ 東大寺「聖武天皇祭」
8:00~11:30頃に天皇殿で法要
この法要中と法要後の14時まで天皇殿を屋外から参拝可。
13:00~式衆僧侶や稚児による練り行列
大仏殿到着後「聖武天皇御忌法要」
13:30頃 鏡池水上舞楽台にて舞楽奉納

◇5/3 東大寺「山陵祭」
8:30に東大寺大仏殿を出発
東大寺一山の僧侶が佐保御陵に参拝されます。
11:00~裏千家による献茶式
大仏殿東回廊の施茶席では参拝者にお抹茶が振る舞われます。
(大仏殿を参拝された方は自由に席に入ることができます。)
約4000人分準備され15:00頃には終了します。

◇5/3 11:00~ 船宿寺「花まつり」
千株の平戸ツツジや石楠花、牡丹やツツジが美しい池泉回遊式庭園の
ある境内で法要の後、本尊薬師如来像が特別開扉される。(~17:00)
問合せ:0745-66-0036

◇5/3 3:00~5:00 大峯山寺「戸開式」
修験道の祖・役小角が開いた山上の大峯山寺の戸が開けられる。鍵渡し式のあと人馬を組んだ講中が本堂の3つの戸の鍵を取り合う荒々しい行事。女人禁制の大峯山は9月23日の戸閉式まで賑わう。
問合せ:0746-32-5011(桜本坊)

◇5/3 15:00~  久米寺二十五菩薩練供養
聖徳太子の弟、来目皇子の創建という久米寺は久米仙人の伝説でも名高い。護国道場から金堂にかけた来迎橋を、観音・勢至など25菩薩に扮して渡る。
13:00~法要
問合せ:0744-27-2470

◇5/3 11:00~ 信貴山朝護孫子寺「空鉢護法大祭」
問合せ:0745-72-2277

◇5/5 薬師寺 「玄奘三蔵会」
法相宗の祖、玄奘三蔵を顕彰する行事。
15:45〜伎楽隊・出仕僧大行列
16:00~玄奘三蔵会法要・17:00〜伎楽奉納
???19:00〜21:00(5/4・5/5)万燈会(玄奘三蔵院伽藍)
問合せ:0742-33-6001

◇5/5 春日大社「菖蒲祭」
10:00~端午の節句祭
13:00~萬葉雅楽会 萬葉植物園にて

◇5/5 12:00~ 野口神社「蛇穴さらぎの汁かけ祭り」
昔は参詣者にワカメの味噌汁をかけ豊作を祈ったので汁かけ祭という。現在は御所蛇穴の各家をワラでつくった長さ10メートルの大蛇を子供達が担いで回り野口神社の蛇塚に収める。頭部は前日の朝、胴体は当日8:00から作り11:00頃に完成して神事、12:00頃から16:00頃まで町内を練り歩く。
問合せ:0745-62-3346(御所市観光協会)

◇5/5 10:00~12:00(時間は目安)  田原本町矢部の「綱掛」
前日に当家の表口から裏口までの長さの綱を作り、綱一面に藁を垂らす。又、村の家の数だけ鍬と鋤のミニチュア農具と牛の木版画を作る。当日に農具や牛五穀豊穣や牛馬の健康を祈願し、綱をかついで村中を練り回り、最後によのみの木にこの綱をかけて行事を終える。
問合せ:0744-32-4404(田原本町文化財保存課)

◇5/5 10:00~ 往馬大社御田植祭
問合せ: 0743-77-8001

◇5/5 14:00着火 売太神社「人形昇天祭」
大切にしてきた人形に感謝しながら別れを告げる「人形昇天祭」
地域住民の要望を受けて始まった行事で、毎年5月5日の子どもの日に行っている。
問合せ:0743-52-4669

◇5/5 11:00~ 信貴山大本山玉蔵院「出世毘沙門天大祭」
問合せ: 0745-72-2881

◇5/5 11:00~ 大神神社久延彦神社「就学安全祈願祭
子供の日に因み、智恵の神様・久延彦神社で学力向上、学業安全を祈るお祭り。参列者には学業安全鉛筆が授与される。
問合せ:0744-42-6633

◇5/7 14:00〜 大安寺「勤操大徳忌」
奈良時代末期、大安寺の別当をされ、また弘法大師の師ともいわれている勤操大徳の御忌法要。当日は、勤操大徳の御影をお祀りします。
問合せ:0742-61-6312

2017年4月27日木曜日

ナラノヤエザクラ*開花すすむ

23日に開花しているナラノヤエザクラを見つけてから4日経ち、今日はもう少し花開いているかな~と思ったのですが、まだちらほら状態。
4/27、奈良倶楽部から一番近い鼓阪小学校前のナラノヤエザクラは、開花し始めたばかりで、その可憐な様子にうっとりしながらのカメラ撮影。・・・なのですが、ここでアクシデント発生!
カメラを構えてもシャッターを押せず、レンズが装着していないという表示が出ます。取り外してみてみると一部破損している部分があり・・・(どれだけ扱いがぞんざいだったか!)結局一枚の写真を撮ったのみでした。
というわけで、この後にまわる予定も取りやめて、レンズは取り急ぎは修理に出して。 こちらの写真は2日前の県庁東のナラノヤエザクラ。↑↓
雰囲気としては今日もこんな感じでした。
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ここでちょこっとナラノヤエザクラのミニ知識おさらいです。

◆「ナラノヤエザクラ」とは、奈良に咲く八重桜、ではなく、「ナラノヤエザクラ」という桜の一品種を言います。
◆ 開花期は4月下旬から5月と、あらゆる桜の中で一番の遅咲きです。
◆ 蕾は紅色、花びらが開くと淡いピンク色、そして散り際に再び紅色になります。
◆ 「ナラノヤエザクラ」は山桜を先祖としているので葉陰にそっと咲きます。また、蕾と一緒に葉も出ます。

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これから一週間ほど楽しめると思いますので、奈良公園散策の折に是非探して愛でてくださいね。

2017年4月26日水曜日

山吹満開の般若寺*

4/26、今日の奈良はしっとりとした雨が降り、新緑には恵みの慈雨。
木々の緑がより一層 鮮やかに輝いてきたように思えます。
今日は、GWを前に色々な準備や休養も兼ねてお休みをいただき、午後から所用で出かけた帰りに、ちょっと寄り道いたしました。
寄り道先は般若寺さん。境内には約200株の八重・一重の山吹が植えられて、ちょうど今が見ごろの満開でした。
しとしと雨の下で しずくが滴りおちる山吹も美しいなぁ、綺麗なぁとカメラに収めて
 白山吹や

牡丹や
そして矢車草も。
こうして写真を撮ってる時が楽しくストレス解消になっています^^

般若寺
9:00~17:00
4/29より「白鳳秘仏 春季特別公開」が始まります。(~5/10)

2017年4月25日火曜日

奈良国立博物館「快慶」展

6月4日まで奈良国立博物館で開催中の特別展「快慶」
今日4月25日からはいよいよ醍醐寺の「弥勒菩薩坐像」もお出ましになりますので、これから奈良へ旅されるなら、是非「快慶」展へ行って観ていただきたいお奨めの展覧会です。
桜満開の頃に観に行って、とても感動したことを思い出しながら、ブログでも感想を書いてみたいと思います。
鎌倉時代を代表する仏師といえば、運慶と快慶。
二人が造った東大寺南大門の金剛力士像をいつも間近に見ていることもあって、「運慶快慶=仁王さん」と「天才仏師」のイメージが強過ぎるのでしたが
快慶作と判明している全仏像の8割が一堂に介する今回の展覧会。
たっぷりと快慶仏の魅力に触れることができ、「人間快慶」にスポットを当てたところから、御仏への厚い信仰心やストイックなまでの制作態度に触れ、快慶仏をまた違った視点で鑑賞できるようになりました。
個人的な好みもありますが、展覧会全体を観て「快慶仏は何て美しく格調高いのだろう」と思いました。
快慶初期の「弥勒菩薩立像」↑にして、もう完成された美しさ!
パンフ↓のメインビジュアルでもある「釈迦如来立像」↑にもうっとり。
どちらもボストンやキンベルなどアメリカの美術館所蔵というのが悔しいのでしたが、今回の機会で観ることができたのは有り難いこと。

東大寺俊乗堂にいらっしゃる「阿弥陀如来立像」↑は端正なお顔立ち。でも、博物館とお堂ではまた違ってみえるから不思議です。
同じく東大寺の「地蔵菩薩立像」↑
キャプションには「秀麗な顔立ちと整理のゆきとどいた衣紋は形式美の極地というにふさわしく、入念な彩色も含め快慶様式の完成を示す」とあり、ただただ美しいと感じました。(台座も背中も!)
そしてこちらも東大寺で何度も拝観している「僧形八幡神坐像」
(僧形八幡神坐像については→東大寺HP
生気溢れる相貌、生き生きと写実性に富みながらも神々しいばかりに超越した神像。袈裟に描かれた文様や彩色などがはっきりと美しく、博物館で拝する醍醐味も味わいながら鑑賞しました。
快慶仏の格調高く気品のある様子は、忿怒相ながら気品ある顔立の不動明王像にも表れているのですね。
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展覧会の構成にも工夫が色々あって、7章に分けられたテーマと内容がわかりやすかったのも観ていて楽しく勉強になりました。
最後の章「安阿弥様の追求」では、三尺阿弥陀像をまとめて展示されていて、これは本当に素晴らしかったです。
また、第6章「霊像の再生ー長谷寺本尊再興ー」のキャプションで紹介されている、長谷寺再興縁起に快慶のことを『その身浄行なり、もっとも清撰にたるか』と書かれていること。これは『仏師持戒を守るなど造仏作法にのっとって如法に造立したことを示している』こと で、快慶仏をずっと鑑賞してきて、そこに書かれていることの意味がわかるような気がしました。
『斎戒を持して如法に仏像をつくることを意識しつづけた、信仰者としての快慶』(図録のトップページに掲載の、奈良博主任研究員・山口隆介氏の文章より)・・・それだからこそ、快慶のつくる御仏はかくも格調高く美しいのかと腑に落ちたのでした。
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4/25から出陳の「弥勒菩薩坐像」↑や、5/16から出陳の「地蔵菩薩立像」↓も楽しみで、会期後半にもまた伺う予定です。
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図録には、出展されていない快慶仏や、銘文の集成、截金文様のアップ、X線画像なども掲載されていて見どころ満載です。
 (截金文様好きにはタマラナイ!)
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特別展「快慶」日本人を魅了した仏のかたち
会場:奈良国立博物館
会期:6/4まで
休館日:毎週月曜日(ただし5/1は開館)
開館時間:9:30~17:00(毎週金土曜日は19時まで)
詳細はこちら:奈良博のページ/読売テレビのページ 

2017年4月24日月曜日

ナラノヤエザクラが開花*

桜の花のしんがりをつとめる「奈良八重桜ナラノヤエザクラ
4/23のお昼過ぎに一輪二輪と開花しているのを見つけました!
戒壇院と大仏殿の間の南向きの斜面のところ。
ここには十数本のナラノヤエザクラがあり、南向きということもあって、奈良公園中のどの木よりも早く開花するのです。
と言っても、全部の木が開花しているのではなく。
また一本の木のすべての花が一斉に開花しているのでもなく。
何気なく見ていたら、蕾が濃い紅色になっていて、もうすぐ膨らみそう・・・と思って、もう少しよ~く見たら、あ!今にも開花しそうな一輪を発見!
写真を撮りながら少し離れて見てみると
ところどころに開花した花を発見!

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他の場所のナラノヤエザクラも見て回りたかったのですが、今日は時間に余裕がなくてここで引き返しました。
帰りの道中、鼓阪小学校前↑と正倉院西側の塀沿い↓のところのナラノヤエザクラも開花しているのを見かけました。
来週にまた時間を見つけてあちこち回ってみたいと思います。
取り急ぎの報告でした。

2017年4月23日日曜日

仁和寺の御室桜*

原谷苑で見た御室桜がとても美しい状態だったので、帰りに仁和寺に寄ることにしました。
仁和寺には来たことがなく、初めての拝観になります。ドキドキ。
御室桜が見ごろの時期は伽藍特別入山券が必要で、訪れた4/20は有料入山の最終日でした。(伽藍へは普段は無料で入山できます)
伽藍への参道沿いにも色々な桜が咲いていて、入山するまでにすでにテンションが高くなっています。
「有明」桜↑と「大沢桜」↓

「御衣黄」桜↑と「関山」桜↓
向こうに見える中門をくぐると、入ってすぐの左手に
遅咲きで低木の「御室桜」の林があります。
桜の林の中をぐるっと一周、鑑賞しながらまわります。
「落花さかん」という様子でしたが、まだ頑張っている花もあり
桜色の絨毯もまた美しく
五重塔が桜の海の向こうに見えたり
新緑に包まれたり。
経蔵↑↓や

金堂↑↓

鐘楼↑↓や

御影堂↑↓など、花々と共にゆっくり拝観させていただきました。
仁和寺境内の詳しい情報はこちらから
そのページの中の建物印をクリックすると説明が出てきます。
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宸殿、白書院、庭園などの旧御室御所御殿も見学しました。


久しぶりの京都のお寺。
書院を見学したり、庭園を眺めたり・・・
ふっと思ったのですが、奈良のお寺ではご本尊様にお参りする、祈るという気持ちが強いのですが、京都のお寺では、靴を脱いで上がってしばしゆっくり気持ちを緩めさせていただくという感じでしょうか。
庭園を眺めながら縁側でぼーっと。
これも中々いいものですね。
さて、この後はどうしようかな~。
もう一か所、拝観するには時間が差し迫っているしで、仁和寺を出たところにちょうど四条河原町行きのバスが来て、とりあえずはそれに飛び乗ったのでした。
で、バスの中で、はたと気が付いたのです。妙心寺の退蔵院
帰宅してからHPを覗いてみたら、春の特別公開がこの日までだったのでした!(こういうの、ちょっと惜しいですよね)
もしこのブログをご覧になって「原谷苑」「仁和寺」と見学されたら、この時期にだけ「春の特別公開」をされている退蔵院にも是非お立ち寄りくださいね。