ページ

2017年2月23日木曜日

修二会の準備すすむ二月堂*

まとまったお休みをいただいていましたが、奈良に帰ってます。
一晩中ふっていた雨の湿気に街中が包まれたせいか、奈良に帰った翌朝、家の外へ出た途端に「奈良の匂い」を感じました。森の植物と土の匂いに何かもうちょっと違うものが混じったような・・・一瞬だったけれど、どこにもない独特の懐かしいような匂いでした。
留守中に二月堂修二会参籠の皆さまの別火坊入りも「社参」も済んでいて、こちらも早く修二会モードに切り替えないと・・・と、朝から二月堂さんへお参り散歩に出かけてきました。
山々からけむり立つ雲を見ながら「奈良の匂い」をもう一度再確認。
21日の社参の後に張られる結界の注連縄や
お水取りの間だけの菱灯籠がちょうど掛けられていたり

竹矢来の準備も着々と進んでいる二月堂でした。

::
この度は休暇中にも関わらず、ご予約メールやお電話などいただきありがとうございました。
まだ少し2月はお休みを取っている日もありますが、お水取り期間中のご予約やお問い合わせなどご対応していますので、どうぞよろしくお願いします。

2017年2月19日日曜日

2月の休館日のお知らせ*

本日19日より22日まで奈良倶楽部はお休みをいただいています。
期間中は、通常通りにメール(ktnaraclub@gmail.com)やお電話(090-9253-5387)でのご予約・お問合せを承っています。
メールのお返事や、HPの空室情報の書き換えに、少々の時間がかかるかもしれませんので、どうぞよろしくご了承下さい。

2017年2月18日土曜日

第2回「川路聖謨と奈良を学ぶ会」は3/4開催

お待たせいたしました!「川路聖謨と奈良を学ぶ会」の第2回講座は
3/4(土)19:00より、県立文化会館小ホールで開催されます。
講師は、深澤吉隆さん。春日中学校の教頭先生です。
江戸時代に「奈良町」でどんな事件があったのか! 
奈良奉行・川路聖謨の日記『寧府紀事』を元にお話をされます。
(桜奉行こと奈良町奉行の「川路聖謨かわじとしあきらと奈良を学ぶ会」連続講座の第1回めのブログ内記事はこちら

また第3回は、4/9(日)13:30~15:00に奈良県立図書情報館にて
直木賞作家・出久根達郎氏による「川路聖謨ってどんな人?―『桜奉行』の著者が語る 川路聖謨の虚像と実像―」が予定されています。
::
余談ですが……私の中にようやく「奈良は天平時代だけじゃないよ」というような、もっと中世から近世・近代の奈良を知らなければという気運が高まりつつあります。
例えば、興福寺や春日大社を通していかに近世の奈良が豊かであったかということや、もっと時代を遡れば「後南朝」のこと、また明治維新のきっかけともなった「天誅組」のことなどを岡本彰夫先生の講演から学び、また「奈良晒」の展覧会を見、きたまちの観光案内所で定期的に開催されている勉強会は「松屋会記を学ぶ」という戦国時代の茶会のことなど(こちらにはまだ参加出来ずにいますが)。
都が京都へ遷って、奈良がそこで廃れてしまったのではなく、反対に都での戦乱がなかったからこそ残っている文化や歴史遺産。
豊かな暮らしや文化が歴史に埋もれながらも連綿と続いてきていること。そういう積み重ねが神仏への信仰を支えていることなどが、色々なテーマでクローズアップされてきています。
私自身は何と言っても、かつて都があった時代の奈良が大好きですし、その時代の歴史的な遺構に興味を持っているのですが、それだからこそ、その大いなる歴史遺産を大切に守り伝え残してこられた先人が生きていた時代の奈良も学びたいと思っています。

2017年2月17日金曜日

「小さなお水取り展」*カフェハルヒノ

「小さなお水取り展」3月3日~14日(7日休)
 先日、「なら瑠璃絵」期間中におじゃました「春日野窯はるひのがま」さん併設の「カフェハルヒノ」にて、「小さなお水取り展~お水取りを愛してやまぬ女子たちへ~」という作品展が3/3~3/14に開催されます。
練行衆人形、糊こぼしグッズ、漫画生原稿、回り燈籠・・・
お水取り愛あふれる女人たちによる玉手箱のような作品展です。
「カフェハルヒノ」さんは二月堂から徒歩7、8分のところにあるとても素敵なカフェです。期間中、是非どうぞお立ち寄りくださいませ。
::
「小さなお水取り展~お水取りを愛してやまぬ女子たちへ~」
会期:3/3(金)~3/14(火)12:00~18:30
休廊日:3/7
会場:カフェハルヒノ
住所:奈良市春日野町158-9
電話:0742-23-3557

2017年2月16日木曜日

奈良の朝ごはんMAP

先日、「奈良の朝ごはんMAP」が届きました。
「奈良の早起き朝ごはんの会」が企画して発行されたフリーペーパー。自費制作ということで部数に限りがあり、奈良倶楽部も数部いただくことができました。
ということで、ほんの少ししかなくて申し訳ないのですが、素泊りプランのお客様で、早い時間に朝食をいただけるところをお探しでしたら、チェックインの際にお尋ねくださいませ。
map面には19店の朝食処と社寺開門時間や朝のお散歩にお奨めのところなどの情報が載っていて
その裏面にはmapで取り上げられた各店舗情報が掲載されています。
7時から開いているお店もあるので、夜行バスなどで早朝に奈良にご到着のお客様にも、朝食のお店が色々選べる楽しみなmapですね。
::
map掲載の19店舗の情報を「続きを読む」の下に記載してますので、行かれる場合は各自もう一度確認してからお出かけください。
<<また下記の情報は2017年2月現在のもので「奈良の朝ごはんMAP」より転載させていただいた情報です。>>

2017年2月15日水曜日

きたまちにnew open*「ラ・フォルム・ド・エテルニテ」

新しいレストランが一軒、きたまちの商店街にオープンしました。
ラ・フォルム・ド・エテルニテ
近鉄奈良駅から東向北商店街を奈良女子大の方へ真っ直ぐ歩いて突き当たりの手前、左側。大阪靭本町の人気フレンチレストランが、シェフの地元奈良へ移転オープンされたお店です。
他のお客さまが来られる前に、店内の写真を撮らせていただきました。
クロスを使用しないテーブル、そして椅子は私の憧れの「徳永家具工房」制作のもの!それだけでテンションが上がってしまいました。
お食事の前にちょっとしたパフォーマンスでおしぼりが登場しますよ。
::
ではランチのコースメニューを写真とともにどうぞ++

明日香たるたる農園の野菜のグレックとタラのブランダード
カリフワラワーと菊芋 鳥取のモサエビと白バイ貝
パンは大和郡山の「パン ドゥ キュイソン」。
写真には少ししか写っていませんが、パンケースとお店の方のエプロンは、きたまちの「Fu-ra」制作で、またまたテンション上がっておりました。
鳥取の天然ヒラメとブールブランソース
榛原牛のポッシェ 明日香たるたる農園の野菜にフォンが注がれます。
奈良古都華のクロッカンとクレームダンジュ
和歌山産デコポンのババ・オ・ラム
お茶菓子と健一自然農園の紅茶または珈琲
・・・といったコースでいただきました。
いや〜、とてもとても美味しかったです!幸せな時間でした。
::
ランチは要予約でコースメニューのみですが
ディナーはアラカルトのみの新展開だそうで、本格的な料理をカジュアルに楽しめるビストロノミーのスタイル。郷土色あふれるクラシックな料理を予約なしでも利用できるので、次は夜に是非お伺いしたいです。
::
ラ フォルム ド エテルニテ (la forme d’eternite)
住所:奈良市花芝町7-2 松村ビル1階
電話:0742-20-6933
定休日:水曜日
ランチ:12:00~13:00(L.O.) ※ランチのみ完全予約制
ディナー:18:00~21:00(L.O.) ※ディナーは予約なしでも利用可

2017年2月14日火曜日

今年も「珠光茶会」へ*

今年も「珠光茶会」へ行ってきました。
もう会期も終わってしまって、行ってきたという記録としてのブログアップになりますが・・・。
今年はいつもの各社寺でのお茶席の他に、参加七流派(表千家・裏千家・武者小路千家・遠州流・石州流・藪内流・宗徧流)のお点前実演などが拝見できる「七流派 おもてなしの共演」が新しくプログラムに加わりましたので、10日午前の部の「表千家・武者小路千家・藪内流」に行ってきました。

会場は東大寺総合文化センター小ホール。
3流派のお茶席が設えられていまして、2時間の間に三席点てられ、自由に見学できるようになっています。
まずは表千家のお点前から拝見。
お点前の流れからお道具まで一つ一つ丁寧に説明をして下さいます。
一席に二服点てられて、希望者がいただけるようになっていました。
こちらは武者小路千家。
こちらでは「烏帽子」の形に袱紗を棚(その名も烏帽子棚だったような?)に飾られて、ちょっと珍しいと思いました。
最後に拝見したのは藪内流。
若宗匠のお点前は姿勢がひとときも崩れずに大変美しいお点前で、でも男性のお点前だからなのでしょうか、美しいながらも大振りな所作に「武家点前」と云われているのも、成る程と納得いたしました。
また、こちらでは袱紗を腰の右側につけてらっしゃいます。
お茶を点てる前後にご自身で説明もして下さいます。
この台が置いてあるのが珍しいなぁと思っていましたら「よく拝見できるように持ってきました」ということで、普段は置いていないそうです。
また、お床にお花が生けられていなかったので、これも流派の作法かと思いましたら、「お花は他の流派が生けられるので 箱書を飾りました」と何ともユニークな(融通の利く)考え方!
若宗匠のお人柄もあるのでしょうか、とても和やかな場となり、堅苦しくなく楽しくお茶席を拝見させていただきました。
::
お茶席拝見の後は、呈茶席へ。
樫舎のご主人がその場で百合根きんとんを作ってくださって、奈良産のお抹茶をいただきました。
わずかな時間でしたが、楽しく過ごさせていただきました。
::
毎年、着物友達と参加している「珠光茶会」。
実はお茶会の後のランチも楽しみの一つでして、今年は新しくできたお店を早速予約して伺ったのでした。(明日に続く)

2017年2月13日月曜日

法華堂夜間拝観

「なら瑠璃絵」期間中の共催企画『学びの夜 ―祈りの回廊』
今年は事前申込み制を取られていたので、休館日にしていた9日の催し
「文化財修理とその維持について~法華堂諸尊像の場合~」に申し込んでおきました。
午前中に降り積もった雪も夕方には半分溶けていましたが
奈良の冬の真髄とも言える底冷えの厳しい一日。
とぼとぼ歩いて、東大寺金鐘ホール到着。
まず最初に「法華堂修理」の朝日放送の記録映像が上映され、その後、レジュメを補足される形で狭川普文管長のお話を伺いました。
記録映像の中で一番印象に残ったのは・・・
諸尊像修理にあたって施された剥落止めに、薄い糊の膜で覆う場面があり、その糊の水分が乾くまでの10分程の時間しか見られなかったそうですが、梵天像の甲冑の胸当の部分に鳥の絵が描かれてあったのです。
天平時代に描かれた鮮やかな彩色が現れ、すーっと引いていく・・・幻を見たような場面でした。
明治の修理以来お御簾から出られたことがなかった執金剛神像の背中を拝見できたことも印象深いことでした。
また、狭川管長の軽妙なお話の中にも、東大寺という寺を守るという強い意志を感じました。
今回の修理では、ご本尊の八角形の台座の構成部材を年代測定すると、729年と730年の伐採年代が判明したのだそうです。このことから、東大寺の前身寺院金鐘寺・法華堂(三月堂)は、728年に亡くなられた基親王の菩提を弔うために創建されたということ、東大寺創建の意味がここにあるとおっしゃってました。(おそらく祈りの心にあるということでしょうか)
その他に、江戸時代に二月堂が焼失して修二会が出来なかった時には法華堂で2度されたことから修二会の話に少し逸れたのですが、修二会がこれほど長く続いているのは、東大寺の中からの自発的な法要で国家に強制されてしているものではない、守ってきた人々の心と厳しい自己規制の上に続いているのだということ。そして信仰の深い人々がいたから続いてきたのだとお話されていました。
(あつい信仰心を持って修二会を聴聞されている方々の末席にいる者の胸を打つお言葉でした。有り難や。)
その後、2班に分かれて夜の法華堂参拝に向いました。
天平時代の御像ばかりの法華堂。天平時代につくられた仏さまはすっと立っていらっしゃるので、ちょっと斜めから見ると宙に浮いているように見えるのだとか。(狭川管長談)
内陣に入室して、狭川管長が唱えられる般若心経に参拝者一同で唱和してお参りして、法華堂から外に出た時に思わず出たのは「なんて幸せな夜なんだろう・・・」という言葉。
何ともいい時間を頂きありがとうございました。
(写真は2/9撮影。この後にまわったところはこちら

2017年2月12日日曜日

粉雪舞う二月堂*

2月11日
お松明の竹を奉納する「竹送り」一行の到着を待つ二月堂。


::
少し前、今年は鐘楼のところから竹送りを見学しました。



無事二月堂に到着。こうして竹が並べられると、あっという間にお水取りが始まりそうです。

2017年2月11日土曜日

2/11 きたまちマーケット中止のお知らせ

<<本日2/11(土)きたまちマーケット中止のお知らせ>>
取り急ぎのご連絡です。
本日、県立美術館で予定されていました「きたまちマーケット」は、お昼前後の天候不順および雷注意報発令中のため中止させていただくことになりました。
マーケットは中止ですが、美術館は開館していますので「なら瑠璃絵」などお出かけの前に暖かい館内へどうぞお立ち寄りくださいませ。
「きたまちマーケット」は、次回 3月4日に開催予定です。
どうぞよろしくお願いします。
追記>>
「奈良きたまち歴史発見ツアー」「若草中学校吹奏楽部の演奏」も午後からの雷注意報のため中止となりました。
楽しみにしてくださっていた皆様には申し訳ございません。
「奈良きたまち歴史発見ツアー」は、この後
2/18・3/3は天平時代編 2/19は近現代ハイカラさん編で開催されます。
どうぞよろしくお願いします。

2017年2月10日金曜日

「なら瑠璃絵」と切り絵展*

今年の「なら瑠璃絵」のポスターにも作品が使われている石賀直之さんの切り絵展が、ただ今「春日野窯」にて開催中です。
直接作品を拝見するのは初めてでしたので、その見事なカットワークにただただ驚くばかり。
繊細で美しい・・・!
会場の「春日野窯」さんは春日大社水谷神社の少し上の方(キッシュのレ・カーセさんの手前)にあります。
お店ではカフェもランチもされているのですが、オーナーさんは陶芸家でもあり、今回は春日野窯の陶芸作品とのコラボでもあります。
「なら瑠璃絵」の前に是非お立ち寄りくださいね。
::
石賀直之『刻~奈良の煌 瑠璃絵によせて~』
会場:春日野窯
会期:2/8〜2/14 (期間中無休)
開催時間:11:00〜18:00
石賀直之さんのHPはこちら
::
さて、今年も「なら瑠璃絵」に行ってきました。
メイン会場だけを見ただけなのですが、やっぱりとっても綺麗でした。       






「なら瑠璃絵」
2/14まで、18:00〜21:00開催。
詳細は公式HPでご確認下さい。