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2018年8月31日金曜日

旅から戻っています*

夏休みをいただき、息子家族の住む南ドイツに行ってました。
長いお休み中にも関わらず、たくさんのご宿泊予約をいただきありがとうございました。ただ、ご予約電話の方は転送電話にしているため、海外滞在中は取ることができず、一日おいてのお返事なってしまったりで、迅速な対応ができずに申し訳ございませんでした。
明日明後日と所用があって、もうしばらくお休みをいただいていますが、ご予約のお問合せにはすぐに対応できると思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年8月26日日曜日

南ドイツ*旅の思い出④ロマンティック街道へ

ロマンティック街道沿いのアウグスブルグとノイシュバンシュタイン城にもそれぞれ一泊ずつ立ち寄りました。
早朝のアウグスブルク。
ようやく旅に慣れてきた私たち。3家族で一緒に行動するのでなく、出発時間まで別行動でそれぞれが気になるところを観光してまわるというようになり、アウグスブルクでは建築的にお奨めの「白い教会」へ。
通称「白い教会」正式名称「サンモリッツ教会」は、1000年以上も前に設立された教会で、幾度もの災禍や戦火にさらされながらも改修を重ねてきた歴史ある教会だそうで。
実は、外観が地味で、あまり期待しないで中に入ってびっくり。教会内部のシンプルで厳かな祈りの空間にいきなり魂わしづかみ状態に。
聞けばジョン・ポーソンというイギリスの建築家の設計だそうで
余分なものを削ぎ落したミニマルな内装ですが、シンプルながらも温かみを感じるのは、教会の中がやわらかな光で包まれているから。
(帰国後にググってみると建築関係の方のブログなどには、「より柔らかい光を教会内に拡散するために、窓ガラスの上に細かく脈のある半透明の白いオニキス石の薄い板が設置されている」というようなことが書かれていました。)

ヨーロッパのどこの街にもある重厚な大聖堂も素晴らしいと思いますが、この白い教会のようなモダンな教会にも心惹かれ、とても印象的でした。
白い教会の後にもう一か所、モーツアルト父の生家である「モーツアルトハウス」も見学。
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アウグスブルクの翌日はミュンヘンへ。
ミュンヘン編は別に書くとして、レンタカーで回る旅の4泊目はノイシュバンシュタイン城観光です。
ロマンティック街道といえばノイシュバンシュタイン城というくらい、人気の観光スポット。せっかく南ドイツに来たからには一度は行ってみたいと、麓のホテルに泊まって翌朝に気合を入れて出発です。
ホテル前から馬車に乗って出発。もうこの時点で中世のお城へ誘われている気分満点だったのですが・・・お城に着くまで知らなかった、このお城がわずか150年前に建てられたものだという事実!
(ドイツ在住の息子に旅のアレンジを任せきっていたので、何も下調べもしていなかったことがここでバレバレです。)
ところで、ノイシュバンシュタイン城のチケットは事前にネット予約しておくのがベターです。お城の内部は個人で自由に見学できず、見学ガイドツアーに参加する必要があるのですが、ガイドツアーの時間に遅れると入場できないようなので、余裕を持った時間をネット予約して、当日チケットセンターで支払い後に、ツアー開始時間までにお城の入場口に行きます。・・・チケットセンターからお城までを馬車で移動したのでしたが、これが中々乗れなくてちょっと心配しながら、何とかツアー開始時間までに到着しました。
自分たちのツアー番号がモニターに表示されれば、モニター下のゲートをくぐって入場できます。一回のツアー見学人数は30人くらいでしょうか。たまたま日本人は私たちだけでした。
お城に入ったところで貸し出される音声ガイド。ここでもこの音声ガイドが大活躍でした。
色んな国の人がいて、それぞれの言語の音声ガイドを受け取ります。
一組の参加者全員が、一人のガイドさんについてぞろぞろ進み、城内の見どころスポットに着くとガイドさんは全員が部屋に入ったことを確認して、音声ガイドの再生ボタンを押します。するとイヤホンからそれぞれの言葉で解説が始まるのです。
城内は写真撮影禁止でしたが、そのおかげで集中して見学できて、このお城がつくられたいわれなど、より知識を深めることができました。

それにしても、ドイツの観光地の徹底した音声ガイドの使い方に、観光業者の一人として脱帽しています。
ヘルマンヘッセ資料館・モーツアルト父の生家・ノイシュバンシュタイン城と音声ガイドに助けられて観光して、この後、シュトゥットガルトに戻って「ベンツミュージアム」でも、この音声ガイドに感心しながら見学したのですが、それはまた後程に。

2018年8月25日土曜日

南ドイツ*旅の思い出③国境を越えてフランスへ

レンタカーの旅の一日目の、シュトゥットガルト→カルフ→黒い森の後は、独仏国境を越えてフランスのストラスブールで一泊しました。
国境はライン川の真ん中だそうですが、その国境の川べりが何とも牧歌的な雰囲気で。野の花が咲く土手にはコンクリート片の一つもなく、長閑な田舎の風景が広がっています。

フランス・アルザス地方の都市ストラスブールは、ドイツと国境を接しているので、かつては領有地争いが絶えなかったところ。
息子の住むシュトゥットガルトから鉄道や車でも2時間半ほどの近いところにあり、ドイツにはないセンスのいいお洒落なモノを求めて、こちらまでお買い物に来る人も多いのだとか。
確かに・・・フランスというだけで、なんだかドイツと違って街の雰囲気もお洒落に感じでしまうところがありました。
観光地巡りとしては大聖堂の上まで登ったくらいでしょうか。

ストラスブールでは、街歩きや街の雰囲気を楽しむといった一日。


大昔にパリで泊まったホテルヨーロッパと同じ系列のホテルに泊まり、街のノスタルジックな雰囲気と合わせて郷愁に浸る一日となり、ドイツだけでなくお隣の国を訪れることができたのも今となっては旅のいい思い出となりました。

2018年8月24日金曜日

南ドイツ*旅の思い出②ヘルマンヘッセゆかりの観光地

南ドイツをレンタカーで観光地巡りの記録++
出発前に、シュトゥットガルトに所縁の作家・ヘルマンヘッセの「車輪の下」を読み直した夫の希望で、ヘッセに関連の深いところを何箇所か回りました。
「ヘッセの生誕地カルフ」
ヘッセの生家も今は洋服屋さんに・・・。

可愛い木組みの家が並ぶマルクト広場。
ニコラス橋とその橋の真ん中にはヘッセの等身大の像。
「車輪の下」に出てくるところが実際にあって、読者は大興奮しておりましたが。
さて、ヘッセ博物館では音声ガイドを特に何も思わず借りたのでしたが、これがすごい優れものでした。
この後に訪れた観光名所でも当たり前のように音声ガイドが用意されていて、言葉の分からない外国人としては大変助かりましたが、そのシステムがまたよくできているのです。
ある展示室に入ると、その部屋の概要が勝手に流れるようになっています。その後、展示品についている番号を押すと、その展示に関するより詳しい情報がアナウンスされるようになっているのです。
私の知る限りでは、この音声ガイドを借りるために別料金を払ったようではなかったと思います。料金に含まれていて、各国の言語に対応されていて素晴らしいシステムだと思いました。(日本では果たしてどうなのだろうと・・・つい観光業者の目で見てしまうのでしたが)

「黒い森」
ここも夫の希望で。でもあいにくの悪天候で黒い森を車で抜けただけとなりました。写真は途中休憩で立ち寄ったところの湖。

「マウルブロウ修道院」
世界遺産「マウルブロン修道院」へ。
ここはヘルマンヘッセも学んだ神学校を併設する修道院で、12世紀頃に建てられた、建築的にも見所の多いところ。
修道院の周りの、レストランや市庁舎など、今でも現役で使われている建物も、この修道院で使われていた建物だそう。↓

さてこちらでも、インフォメーションセンターで日本語のイヤホンガイドを借りて、とても詳しく丁寧に説明を聞きながら見学することができました。
そんな説明から得た豆知識ですが・・・当時、修道院に暮らす人々は「修道士」と「平修道士」の2種類に分かれていて「修道士」はひたすら神に祈りを捧げ、「平修道士」は肉体労働をこなし、それぞれの生活スペースは、寝る場所も、祈る場所も、ごはんを食べる場所も、すべて別々になっていたそうなんです。
そんな、ちょっとした豆知識も盛り込まれたイヤホンガイド。お堅くないところがいいですね。

2018年8月23日木曜日

南ドイツ*旅の思い出①旅の朝の散策

8月の終わりに、息子家族が住む南ドイツへ旅した記録です++
ドイツの南の都市シュトゥットガルト。
息子の住むエリアは街中よりもちょっと田舎の小さな住宅街にあり、住宅地のすぐそばにもトウモロコシ畑やリンゴ畑が広がり、リスも見かける自然豊かなところでした。
時差ぼけもあって毎朝早起きして、日の出とともに朝のお散歩に出かけました。(朝焼けの風景↓)
初めて訪れる町、人も車もまだ多くない静かな時間帯にあちこち歩くのはとても楽しいものです。
小さな町でも、早朝から開いているパン屋さんも多く、散歩の帰り際に朝食用のパンを買うのも楽しみでした。
(ドイツパンと言えばプレッツェル。ヒマワリの種がいっぱいのプレッツェルにすっかりハマってました。)
湖の水辺でひとやすみしたり。水鳥が道路まで出てきたり。
シュトゥットガルト郊外は森も湖も巨木もあり、至る所に公園もあり、子育てしやすいところと感じました。公園の遊具はほとんどが木でできていて、メンテナンスもしっかりされているし、公園ごとに遊具の種類が違って、子供にとっても飽きないようにできているようです。
こちらの遊具は恐竜をイメージしています。
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お散歩道中に公園を見つけて、ちょっと思い出したこと。
30数年前、海外赴任地の中東からヨーロッパに旅して、旅先に着いたらまずは街の公園を探して、1歳と3歳の子供たちを遊ばせていたこと。
今回の旅は「小さな子供を連れての海外赴任」という括りで、どこかで自分たちが通って来たひとときを思い出す、ノスタルジックジャーニーになりそうな気配もありですが。実は、お嫁ちゃんのご両親との「じぃじ・ばぁば4人組」の旅でもありました。
孫の春ちゃんと息子夫婦の7人で、旅行中の間の4泊をレンタカーで南ドイツを周って、しっかり観光もしました。
でも最初の2泊と帰国前の2泊は、シュトゥットガルト郊外の田舎の風景の中で宿泊しましたので、観光地巡りやショッピングも旅の楽しみですが、綺麗な空気、緑、のんびりと過ごす朝の時間・・・・など、旅の中で朝の散策は欠かせないなぁと思うのでした。
・・・・はい、『南ドイツ*旅の思い出』の第1話は、「奈良の朝散歩」を一押しにしている奈良倶楽部らしい投稿となりました。
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おまけの画像>>
息子がこちらでお世話になっている会社にもご挨拶に伺いました。
また、夏休み中でしたが、孫が通う現地の幼稚園も見学に。
会社ではとってもフレンドリーな方々に囲まれて仕事をしている息子の様子に、また自然豊かな幼稚園の様子に、ホッとする母であり ばぁばであるのでした。
この二つの見学で旅の目的はほぼ果たしたような気にもなってますが、この後、観光地巡り編に続きますのでご覧いただければ幸いです。

2018年8月22日水曜日

奈良倶楽部*夏季休暇のお知らせ

本日より夏期休暇をいただいています。
ご宿泊は 9/3(月)より承りますが、お休み中のご予約やお問合わせは メール(ktnaraclub@gmail.com) または、お電話(0742-22-3450)Fax(0742-22-3490)にご連絡いただければ、一両日中にスタッフからお返事させていただきます。
ご予約やお問合わせへの対応に迅速なお返事ができず申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年8月21日火曜日

9月のお出かけ情報②〜寺社伝統行事

9月に行なわれる寺社伝統行事のご案内です。

◇9/1 11:00~ 大神神社「久延彦神社例祭」
問合せ:0744-42-6633

◇9/1   13:00~ 吉田寺「放生会」
問合せ:0745-74-2651

◇9/1~9/7   9:00~16:00 松尾寺「修験道まつり」
問合せ:0743-53-5023

◇9/9 17:00~ 橿原神宮「献燈祭」
問合せ:0744-22-3271

◇9/9 13:30~ 南明寺「重陽薬師会」
舞楽奉納は2曲演奏されます。
問合せ:0742-93-0392

◇9/15 13:00〜 霊山寺「柴燈護摩法要」
役行者大峰参拝ゆかりの伝燈護摩法要が行われます。
問合せ:0742-45-0081

◇9/15 10:30~12:00 葛城一言主神社「秋季大祭」
問合せ:0745-66-0178

◇9/17 東大寺二月堂「十七夜盆踊り」
法要18:00~、盆踊り18:30~21:00
問合せ:0742-22-3386
ブログ内過去記事→2007年 2008年 2009年 2010年 2012年
2013年  2014年


◇9/17 10:30~ 休ヶ岡八幡宮大祭「奉納相撲大会」
子供達による奉納相撲大会もあります。
問合せ:0742-33-6001

◇9/17 10:30~ 白毫寺「志貴親王御忌 」
志貴皇子の追慕の法要と献花式が行なわれます。
問合せ:0742-26-3392

◇9/23 17:00~ 生駒聖天お彼岸万燈会
問合せ:0743-73-2006
1万灯を超える灯明が供えられます。

◇9/23 大和神社秋の大祭 紅しで踊り奉納
問合せ:0743-66-0044
秋季大祭 10:30~、紅しで踊り 13:30~

◇9/23 10:00~ 法隆寺「彼岸会」
問合せ:0745-75-2555

◇9/23  3:00~ 大峰山寺「大峯山戸閉式」
問合せ:0747-64-0001(龍泉寺)

◇9/24 中秋の名月
(各社寺での観月会については9月中頃にブログアップの予定です)

◇9/27 10:00~ 如意輪寺「後醍醐天皇御忌 正辰祭」
問合せ: 0746-32-3008
2016年の正辰祭に参列したブログ記事→

◇9/27 10:30~ 吉野神宮「秋の大祭」
問合せ:0746-32-3088

◇9/28 10:00~ 笠山荒神社「笠荒神九月大祭」
問合せ:0744-48-8312

2018年8月20日月曜日

9月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開

9月の「秘宝秘仏特別公開」のご案内です。
初秋の奈良への旅のご参考にどうぞ++

<<開催中のもの>>
◇〜11/30 9:00~16:00 松尾寺日本唯一の舎人親王像公開
問合せ:0743-53-5023

<<9月より始まる特別公開>>
◆9/1・9/2 吉田寺「多宝塔・秘仏特別開扉」
室町時代に創建の多宝塔内の秘仏「大日如来坐像」が公開。
問合せ:0745-74-2651

◆9/1~9/7 松尾寺「役行者像特別公開」
日本最大の役行者像が公開される。
9/2には柴燈大護摩が奉修されます。(10:00)
問合せ:0743-53-5023

◆9/1~11/10 松尾寺「秋の寺宝展」千手観音像トルソー
◆9/1~11/10 松尾寺「海北友松画 放馬図屏風特別公開」
 問合せ:0743-53-5023

◆9/1~11/30 安倍文殊院秋の寺宝展
一般公開されていない金閣浮御堂の内陣を参拝することができる。
問合せ:0744-43-0002

◆9/2 9:00~16:00 東鳴川観音講「不空羂索観音坐像」
興福寺南円堂が1180年に焼失する以前の不空羂索観音坐像の姿を模したものと考えられる不空羂索観音坐像の特別開帳(毎月第1日曜日)
問合せ:0742-34-5369

◆9/8 浄瑠璃寺「三重塔・薬師如来坐像特別公開」
※雨天、荒天時は中止
問合せ:0774-76-2390

◆9/9 南明寺「重陽薬師会」
問合せ:0742-93-0392
ブログ内過去記事はこちら
南明寺の如来三尊像〜薬師如来坐像、釈迦如来坐像、阿弥陀如来坐像(すべて重文)は、通常非公開(要予約で拝観可)ですが、この日は
予約無しで拝観できます。(法要は13:30~)

◆9/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊導き観音ご開帳
問合せ:0745-48-2001

◆9/16~11/30 薬師寺
玄奘三蔵院伽藍 大唐西域壁画公開
西塔初層内陣釈迦四相像特別公開」「食堂特別公開
問合せ:0742-33-6001

◆9/20~9/26 興善寺「観経曼陀羅」拝観

◆9/20~11/11 般若寺「白鳳秘仏特別公開」
問合せ:0742-22-6287
ブログ内過去記事はこちら

◆9/22~11/30 法隆寺秘宝展 秋
問合せ:0745-75-2555

2018年8月18日土曜日

中将姫さまと称讃浄土経

8/18 平城宮跡・いざない館にて開催された講座「中将姫さまを想う~ようこそ、称讃浄土経の世界へ~」に参加致しました。
4月から始まった當麻寺中之坊さんでの「称讃浄土経」のお写経に通いながら、文字を書き写すのにまだ一生懸命で、今一つ、お経について理解できていなかったので、「中将姫さまと称讃浄土経」について教えていただけるのを楽しみに伺いました。

講座では、まず中将姫さまの生涯を年表で教えていただきました。
資料より、称讃浄土経との関連を拾ってみますと
数え年4歳の時に白狐に「称讃浄土経」を授かる。
14歳の時に暗殺されかかり雲雀山に逃れる。
15歳で都に戻り、称讃浄土経1000巻書写を開始する。
16歳で称讃浄土経1000巻書写を成し遂げる。
その時、夕陽の中に阿弥陀仏が浮かび上がり、仏に仕えたいと願い當麻寺へ。当時女人禁制だったが、中将姫の信心と奇跡に心打たれ、女人禁制を解き當麻寺に迎え入れられる。
17歳で極楽浄土を表現した綴織當麻曼荼羅を一夜にして織上げる。
29歳 二十五菩薩が来迎され、生きたまま西方極楽浄土へ旅立たれる。
次に、當麻寺中之坊院主・松村實昭師より「称讃浄土経」とは何かについて教えていただきます。
まず、鳩摩羅什くまらじゅう訳(旧約)の「仏説阿弥陀経」と玄奘三蔵訳(新訳)の「称讃浄土経」についてどういう違いがあるのか…から、「称讃浄土経」の内容について詳しく解説していただきました。

一巻5mもの長いお経を、當麻寺では15回に分けて写経できるのですが、その1回1回ごとの要約と解説、阿弥陀経との違いなどを丁寧に教えていただきました。
でも簡単にいうと「称讃浄土経」とは「お浄土はいいところ」と書いてあるお経であり、美しく素晴らしい極楽浄土を荘厳する世界をより詳しく具体的に書いてあるお経であるということ。

今回の講座を企画された倉橋みどりさん、生駒あさみさん達に誘っていただいて、當麻寺へお写経に通って5回めを写経したばかりですが
4回め5回めのお写経では、極楽浄土にはこんな美しくて素晴らしいものがあるよ…と極楽を称讃する言葉がたくさん出てきて、院主さんの解説を聞きながら、「なるほど~こういうことだったのか」と、少し内容が理解できたのも嬉しいことでした。

そして「称讃浄土経」の最後は、『お釈迦様が説き終わると、大声聞たち、菩薩たち、一切大衆、大いに歓喜し、信受して、奉行せり』という、喜びの場面でお経が終わっているというのも、これから写経を続けていく上で有難いことだなぁと思うのです。

その他に、仏教で大切な瞑想について、當麻曼荼羅の右側には瞑想の仕方が13段階に分けて描かれていることや、
當麻寺では、数百年ごとに當麻曼荼羅の模本が作られ、現在では「文亀曼荼羅」がご本尊であり、国宝の「綴織當麻曼荼羅」(「糸のみほとけ」展に出展中の)は引退した曼荼羅という位置づけだということ、
それでも、会期中の7/24(蓮華会式の翌日)に奈良博の綴織當麻曼荼羅の前で法要をされた時に「やはりこちらが・・・と思った」ことなどを、院主さんのお話から興味深く伺いました。

「称讃浄土経」1000巻書写を一年で成し遂げた中将姫さま。
いわゆる中将姫伝説で伝わるイメージとは違った、とても意志の強い女性であったと思うのですが、15~16歳という年齢を想うと、とても真面目で熱心な方なのかもと・・・講座の最後に、中将姫さまのイメージを思い描いた時にふとそう思ったのでした。
そして美しい言葉や喜びに満ちた世界が描かれたお経の書写を続けていくことによって、その喜びをご自身のものとされていかれたのかもと思いました。

奇しくも今日 8/18は中将姫さまのお誕生日だそうで、その日に、かつて都であった平城宮跡で、中将姫さまと称讃浄土経について詳しく教えていただける機会に恵まれ、時空を超えたご縁も感じたのでした。

2018年8月15日水曜日

大仏殿へ*

8/15 大仏殿万灯供養会






ここ10年ほど毎年献灯させていただいている灯籠。
初盆の今年は父の菩提を弔む献灯をしようと、そんなことを実家で話していたら、弟嫁も亡き父の供養に献灯したいということで、今日は弟夫婦と一緒に大仏殿へ。
二つの灯籠が仲良く並んで、ひょっとして二人で何か話しながらこちらを見ていてくれているかも・・・そんなことを想像しながら、しばし父を想っていました。
まだ数えるほどしか大仏殿にきたことがないと言う弟嫁は、大仏様の厳かな美しさに感動してくれて。いや、しょっちゅう大仏殿に来ている私でさえ、今日は特別と、大仏様の威厳に満ちた美しさに触れて有難い思いでいっぱいになるのでした。