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2016年5月31日火曜日

東大寺 第222世別当普山式

昨日(5/30)東大寺で、狹川普文師の第二百二十二世別当・華厳宗管長就任を披露する晋山式が行なわれました。
本坊をご出発されて大仏殿に向われる様子を拝しに伺いました。
朱色の法服に金色の袈裟をまとわれ
「轅えん」と呼ばれる輿に乗って、中門まで進まれます。

中門からは、お出迎の僧侶の方々と歩いて大仏殿へ。

大仏殿ではご本尊の大仏さまに就任を奉告する法要が営まれ
「次世代を担う幼き子の命を護り、人類の智慧が再び輝くことを祈る」などと奉告文を読み上げられたそうです。
第二百二十二世別当・華厳宗管長ご就任おめでとうございます。

2016年5月30日月曜日

「時代別きたまち魅力発見ツアー!天平時代コース」レポ*

「きたまちweek2016」初日の本日30日(月)は
きたまちエリアの天平時代を訪ねるまち歩きを楽しみました。
戒壇院、正倉院、転害門、聖武天皇陵を巡り
ガイドの谷口さんの軽妙かつ詳しいお話をうかがいます。
谷口さんは地元きたまち在住の「まほろばソムリエ」さん。
特に正倉院については大変な知識をお持ちで、かなり専門的なお話を聞くことができます。今日も閉門間際までアツく楽しく語ってくださいました。それを、天平時代に創建された建物に向き合いながら、聴くことができるのですからとても贅沢なことですね!
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今回のツアーでは餅飯殿センター街「きらっ都奈良」にお店を構える『装束散歩710』さんの協力を得て、天平人に扮してのまち巡りを楽しむことができました。

こんな機会でもない限り・・・と、この歳で装束散歩に初挑戦!
で、これが意外に楽しくて癖になりそうなのです。
まち歩きの道中でもたくさんの人が写真を撮ってくださり(外国人の方が多かったのですが一緒に記念撮影し、旅の思い出の一コマとなることができたのでした。)
こちらも、街中でばったり出会った友人が撮ってくれました。
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「きらっ都奈良」の『装束散歩710』さん。

男性貴族の衣装やこども用の衣装も揃っています。
ブラウス、スカート、ベストをそれぞれ好みの柄や色から選びます。ショールやベルト、カチューシャになっている髪飾りなど小物をプラスする頃には、気持ちもなり切っているのですから不思議です。
「時代別まち歩き」6/1(水)は戦国時代、6/3(金)は近現代で
まだまだ参加者募集中です。参加申し込みはこちらから。
どうぞよろしくお願いします。

「藤城清治展」半券+「きたまち」のお店でちょっとお得なサービス*

5/30(月)、今日から一週間「きたまちweek2016」が始まります!
初日の今日は「時代別!きたまち魅力発見ツアー」の天平時代コースのまち歩きを開催。2時~4時の間、きたまち界隈で天平衣装を着た参加者さんの姿を見かけることがあるかも!

さて、その「きたまちweek」と県立美術館がタッグを組んだお得なサービスがありますので、ご案内いたします。
奈良きたまちにある奈良県立美術館。
ただいま「藤城清治~光のメルヘン展」開催中で、連日多くの方で賑わっています。
この会場で、ちょっとオトクなチラシが配布されています。
展覧会の半券提示で「奈良きたまちweek」参加店のうち16店で、100円割引か、ミニプレゼントがもらえるのです!
(飲食や買い物をされたお客様が対象。利用金額など条件がある場合があります。)
参加店やそれぞれの「オトク」は、チラシをゲットして・・・。

展覧会にいかれた方は、ぜひ窓口で「きたまちでオトクに使えるチラシをください」とお声かけくださいませ。
チラシの有効期間は7月末日までです。(展覧会は7/3まで)
2枚目の写真は「奈良県立美術館」のFBページより拝借しました。
お得なサービス、是非ご利用くださいね!

2016年5月29日日曜日

志賀直哉旧居で「諸紙布」展

志賀直哉旧居で開催中の「諸紙布もろじふ」展へ行ってきました。
「諸紙布もろじふ」とは聞き慣れない言葉ですが、これは経糸たていと、緯糸よこいと共に紙糸を用いた紙布のこと。
で「紙布しふ」とは、その名の通り和紙を糸にして織られた布のことなのですが、通常は経糸には絹や綿、麻などを用い、緯糸に和紙の紙糸を織り込んだ布を指します。
紙で出来た布と言えば、修二会の練行衆が着る紙衣かみこをつい思い描いてしまうのですが、経糸緯糸共に紙糸を用いた「諸紙布」は、紙をそのまま衣類に用いた紙衣からは想像も出来ないくらい繊細で美しく、極上の芸術だと思いました。

この「諸紙布」をつくってらっしゃるのが軽野裕子さんという方。
(色々検索してみると布茶さんのブログにいきついてしまいました)
会場で軽野さんに、紙から糸を作る工程を説明していただきました。
まず和紙を4等分に折り、2mm間隔に切り↑、コンクリートブロックの上などで柔らかく揉みこみ、こよりのように細くします。(写真↓の左)

和紙の端を互い違いにちぎっていくと、一本の糸になり(写真の籠の中)
この糸に縒りをかけたものが下の写真↓の上にある生成りの糸。
植物染料で染めた糸とその糸で織られた布も↓
(参考までに・・・紙から糸にしていく工程は、検索していて見つけた「京都造形芸術大学 通信教育部染色ブログ」にわかりやすく載っていました。)
こうし織りあがった一反の布が、障子越しの柔らかな光を孕んで、優しい風合いの中にも凛とした静謐さを漂わせ、見る者を魅了してやまないのでした。・・・本当に、ため息がでる美しさでした。

新潟県の門出和紙(和紙のことを軽野さんは生紙きがみと呼ばれていますが)や、京都府の黒谷和紙など日本の手漉き和紙の強靭さについても、ここで説明してくださいました。
また紙布が生まれた背景には防寒着としての役割があったことなども。
志賀直哉邸のお庭の瑞々しい緑も、「諸紙布」の透明感ある美しさを際立たせているようでした。
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「軽野裕子 諸紙布展」は5/30(月)まで。10:00~16:30です。

2016年5月28日土曜日

「きたまちweek」イベント案内④フルコト主催のワークショップ

毎回わくわく楽しいイベントやワークショップを企画される「フルコト」さん。
今年の「きたまちweek」でも、参加してみたいイベントが盛りだくさん!
すでに募集定員に達したWSもあるのですが、まだ残席のあるワークショップをこちらでご紹介いたします。
※詳細は「飛び出せフルコト!in きたまちweek2016」をご参照ください。

◆「正倉院文様を染める!ワークショップ」
日時:6/2(木)13時~15時半、6/4(土)13時~15時半
会場:えぼしDyed design labo 工房(近鉄奈良駅から徒歩5分)
費用:3500円(材料費、作品発送費込)
飛び出せフルコト! in きたまちWeek2016-06
正倉院文様を手染めするワークショップ。
染める文様は「紅牙撥鏤尺」と「緑牙撥鏤尺」だとか!

◆「カレースパイスづくりワークショップ」
日時:6/3(金)11時~12時、14時半~15時半
会場:ホ・スセリ(さくらバーガー2F)
費用:1600円(材料費込)
飛び出せフルコト! in きたまちWeek2016-07
15種類以上のスパイスから自分好みのスパイスを調合して作ります。
ターメリックやカルダモン、チリペッパーなどの他に、大和当帰葉やよもぎといった奈良県の薬草たちを加えることができ、さらに、人参や菊芋など野菜パウダーもブレンドできます。

◆「バスソルトづくりワークショップ」
日時:6/3(金)12時半~13時半、16時~17時    
会場:ホ・スセリ(さくらバーガー2F)
費用:1600円(材料費込)
飛び出せフルコト! in きたまちWeek2016-08
製薬売薬業が盛んな奈良県高取町は古来より薬草の産地。
その地で栽培されている「大和当帰」は、奈良県固有の薬草であり、根は生薬、葉は食用として使用できます。「大和当帰」を少しでも身近に感じていただこうと、「葉」を使ったワークショップを企画しました。

◆「好きな香りを自分で作るワークショップ~お線香」
日時:6/4(土)11時~14時
会場:ホ・スセリ(さくらバーガー2F)
費用:4000円(材料費込)
飛び出せフルコト! in きたまちWeek2016-09
貴重な香木をベースに、白檀、龍脳、丁子、甘松、桂皮、かっ香、木香、安息香、乳香などの各種天然香料を調合し本格的ながらも円錐型の可愛らしいお線香を作ります。

◆「好きな香りを自分で作るワークショップ~塗香」
日時:6/4(土)15時~17時
会場:ホ・スセリ(さくらバーガー2F)
費用:4000円(材料費込)
飛び出せフルコト! in きたまちWeek2016-10
浄めのためのお香として歴史ある塗香を作ります。
ボディパウダーとしても、香水代わりにも、文香などに使ったり、天然の薫りに癒されながら 安らぎのひとときをお楽しみください。
使用するものは、白檀、龍脳、丁子、甘松、桂皮、かっ香、木香、安息香、乳香など、心身に安心安全な天然香原料のみ使用です。
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奈良県産の素材を使ったりと、材料にもこだわりのある、フルコトさんならではのワークショップばかりですね。
平日開催のWSはまだお席に余裕があるようです。
ご興味のある方はこの機会に是非ご参加くださいませ。
事前予約制になっていますので、お申込みはこちらから。
どうぞよろしくお願いいたします。

2016年5月27日金曜日

きたまち「K3Factory&Gallery」で萩原桂子切り絵展*

奈良きたまち多聞町の「K3Factory&Gallery」さんで
『萩原桂子切り絵展-脈-』が開催中です。
葉脈の一筋一筋、細部に至るまで繊細で
ピーンと張りつめた緊張感のある美しさ。



立体作品として、町家の白い壁や床の間に吊るした作品が
かすかに揺らいで出来る陰影の美しさにも溜息がでます。



カードや小品の展示も充実していますので
きたまちを散策しながら是非お立ち寄り下さいませ。

『萩原桂子 切り絵展 ー 脈 ー』
会期は「きたまちweek」最終日の6/5まで。(土曜日はお休み)
開催時間:11:00 〜 17:00
作家在廊日:5/29(日)・6/5(日)

会場:K3 factory&gallery

2016年5月26日木曜日

6月のお出かけ情報②〜秘宝秘仏公開


先月より公開中の秘宝秘仏++

◇〜6/10 法華寺国史跡名勝庭園特別公開
問合せ:0742-33-2261

◇〜6/19 橿原神宮「文華殿春季特別公開」
問合せ:0744-22-3271

◇〜6/30 薬師寺玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画公開
平山郁夫画伯の大唐西域壁画の公開です。
◇〜6/30 薬師寺西塔初層内陣 釈迦四相像特別公開
問合せ:0742-33-6001

◇~6/30 法隆寺大宝蔵殿での秘宝展
国宝・重文指定される宝物が2300点余りある法隆寺で、通常拝観できない寺宝が春と秋の年2回特別公開されます。
問合せ:0745-75-2555

◇~6/30 長谷寺「本尊大観音尊像特別拝観・春季特別寺宝展」
問合せ:0744-22-2212

◇〜8/31 おふさ観音秘宝生き人形
問合せ:0744-22-2212

今月から始まる特別公開++

◇6/1〜6/15 東明寺「薬師如来坐像」特別開帳 9:00~17:00
問合せ:0743-52-7320

◇6/1〜6/30 矢田寺地蔵菩薩立像」 9:30~16:30 
◇6/1〜6/30 矢田寺 閻魔堂」開扉 10:00~16:00
閻魔堂の蔀戸が開扉され、閻魔大王・十王像等の拝観ができる。
(堂の正面より。入堂はできません。)
問合せ:0743-52-3871

◇6/1〜6/30 春日大社慶雲殿「御神前獅子狛犬展」9:00~16:30
問合せ:0742-22-7788

◇6/1〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001 

◇6/1〜8/31 安倍文殊院「金閣浮御堂 夏の寺宝展」
問合せ:0744-43-0002

◇6/5 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇6/5~6/7 唐招提寺鑑真和上坐像開扉
鑑真和上の命日にあわせた特別開扉。9:00~16:00
御影堂大修理のため、新宝蔵にて。
問合せ:0742-33-7900

◇6/5~6/10 法華寺国宝十一面観音像特別開扉
問合せ:0742-33-2261

◇6/6 秋篠寺「大元帥明王像特別開扉」9:30~16:30 
奈良時代最後の天皇である光仁天皇の勅願により開かれ
言密教の場として隆盛を極めたお寺。 
大元帥明王が出現されたという伝説があり、
一年に1日だけ秘仏大元帥明王像が特別開扉されます。
過去日記はこちら→
問合せ: 0742-45-4600

◇6/6 常光寺「歓喜天」特別開扉 9:30~16:30
奈良市押熊町にある常光寺で、毎年6月6日のみ特別開扉
問合せ:0742-45-3272 

◇6/8 浄瑠璃寺「三重塔 薬師如来坐像特別公開」
問合せ:0774-76-2390 


◇6/16 當麻寺中之坊「導き観音」特別開帳
問合せ:0745-48-2001

◇6/16〜8/16 喜光寺「宇賀神特別開帳」
問合せ:0742-45-4630  

特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。

印はブログ内の関連過去記事です。

2016年5月25日水曜日

6月のお出かけ情報①〜寺社伝統行事

紫陽花、入梅、蛍・・・、6月は、緑滴る奈良の美しさを
一番感じていただける季節かもしれません。
6月に行われる寺社の伝統行事や年中行事をご案内致します。
奈良への旅の参考にどうぞ。

◆6/1〜7/31 談山神社「観音講まつり」
期間中の祭典行事
・6/11 10:00~ 鏡女王墓前祭 場所:忍阪・鏡女王墓
※鏡女王墓は談山神社の境内にはありません。(神社から車で約20分)
・6/11 12:30~ 鏡女王祭御奉納能舞「呼子鳥」
・6/12 11:00~ 鏡女王祭 場所:東殿
・6/26 11:00~ 観音講まつり
問合せ:0744-49-0001

◆6/1  大和神社高龗神社例祭」11:00~
水の神様である高龗たかおおかみ神社の御例祭。
水は商いにも通じ商売繁盛と辰年生まれの出世開運も祈願する。
問合せ:0743-66-0044

◆6/4 丹生川上神社中社「水神祭」10:30~
全国より水を生業とする多数の崇敬者が参集し
水の神様に感謝、事業の発展、繁栄を祈願する祭
2010年4月に訪れた様子はこちら→
問合せ:0746-42-0032

◆6/5 「シャカシャカ祭り
麦わらで作った8寸位の蛇を子供達が担いで町内を練り歩き  
ヨノミの木に巻きつけ蛇の供養が行われます。
橿原市上品寺町集会所スタート16:00~
問合せ:0744-22-4001(橿原市観光課)

◆6/5 「今里の蛇巻き・鍵の蛇巻き」
今里は新麦わらで、鍵は新稲わらで蛇を作り
13~17歳の少年が担いで歩く豊穣祈願のお祭りです。
今里はお昼過ぎ頃から作り15時頃から練り歩き
鍵は朝から作り13:30頃から練り歩き(時間は前後し、目安です)
問合せ:0744-34-2080(田原本町産業観光課)

◆6/5  弘願寺「歯がため地蔵祭」13:00~
関屋地蔵に虫歯予防、健康祈願の後、数珠繰り・千巻心経が行われます。参拝者先着50名に加持祈祷済みの歯ブラシが無料授与されます。
吉野山観光協会サイトには毎年6/4とありますが、6月第1日曜日に行なわれます。
問合せ:0746-32-3855

◆6/5 元興寺「扇供養」14:00~
問合せ:0742-23-1377

◆6/5〜6/6 唐招提寺「開山忌舎利会」
・6/5 9:00~  中興堂にてお身代わり像へ献香、献茶。
            16:00~ 講堂で御宿忌法要
・6/6   13:00~ 講堂で舎利会御諱法要
             15:00~ 東室で記念講演
問合せ:0742-33-7900
※御影堂の平成大修理のため鑑真大和上坐像は新宝蔵で開扉。
※東山魁夷画伯の障壁画の特別公開はしばらくありません。

◆6/6 矢田寺「開山忌」6:00~7:00
問合せ: 0743-53-1522

◆6/7 金峯山寺高祖会大法要 11:00~正午
修験道の開祖である役行者報恩のため
古法に添った法衣を着けた「千衣法要」が行われる。
問合せ:0746-32-8371

◆6/7〜6/8 龍泉寺「三宝院門跡花供入峰
醍醐寺・三宝院門跡が全国から集まった300名余りの修験者を従え
大峯山中に蓮華の花を供える行事。洞川温泉街を練り歩く門跡御一行を
地元の住民や小中学生が「ようおまいり」と言いながら出迎えます。
・6/7 13:00頃 洞川温泉到着
            14:00頃  龍泉寺にて柴橙護摩厳修
・6/8 1:00    龍泉寺にて水行の後、入峰
                          小篠根本道場にて柴橙護摩厳修

◆6/9 安倍文殊院「ウォーナー博士報恩供養会」9:00~
アメリカの日本文学者で、太平洋戦争の際、奈良・京都を空襲から守るようにアメリカ政府に働きかけたと言われるウォーナー博士の供養会。
問合せ:0744-43-0002

◆6/13 弘仁寺「黄金こがねちまき会式9:00~
黄金色の紐で結んだ厄除けのちまきを
ご本尊虚空蔵菩薩に供え五穀豊穣を祈願する。
ちまきには家内安全無病息災の功徳があるといわれています。
14:00~ 柴燈大護摩
問合せ:0742-62-9303

◆6/15 大安寺「青葉祭り弘法大師誕生会14:00~
弘法大師空海の誕生を祝う法要です。
大師の稚児像に甘茶をかけ、大師の高徳を偲びます。
甘茶のふるまいあり。
問合せ: 0742-61-6312

◆6/16 「虫おくり」18:30頃天理市の指定無形民俗文化財。
行事は「藏輪寺」での祈祷会で始まり、その後、三つの地区ごとに祈祷札が渡され、各地区の出発地と到着地点に祈祷札が立てられます。夕刻になると各家はそ れぞれの出発点松明を持ち寄り、火を付け、鉦や太鼓の音と共に一列に並び、町内の田を練り歩きます。町外れに着くと、竹の串に挟んだ「害虫駆除五穀豊穣」 の祈祷札を川に立て、そこに持ち寄った松明を重ね、燃やして終了となります。多くの人が夕暮れ時に松明を持って練り歩く様は妖艶で美しいものです。
問合せ:0743-63-1001(天理市観光課)

◆6/16 當麻寺中之坊中将姫髪供養会・諸願祈祷祭」14:00~
髪供養は、天平宝字7年6月15日に剃髪した中将法如が 
翌日16日その髪をもって阿弥陀三尊の梵字を刺繍して
阿弥陀如来への感謝を表現したという故事に基づき、
髪に感謝を込めて供養し、諸願成就を願う祈願祭です。
参拝者は自身の頭髪を少し切り半紙に包んで持参すれば、
14時より行われる法会にて供養され髪塚に収められます。
(当日お寺で切ることも可能)
問合せ:0745-48-2001

◆6/16・6/17 率川神社「三枝祭-ゆり祭-」
率川神社は大神神社の摂社で平城遷都以前からある
奈良市最古の神社です。
三枝祭は飛鳥時代から伝わる日本最古の祭の一つ。
文武天皇の時代の「大宝令」にも国家の祭として定められている。
問合せ:0742-22-0832
6/16   11:09に大神神社で祈願を受けた「ささゆり」が
                 JR奈良駅到着。神職たちが列を整え
                 三条通りを率川神社へ向かい
                 13:00~ささゆり奉献祭が行われる。
 ・6/17 10:30~神事 13:15~七媛女・稚児行列
                清楚な百合が、神楽を舞う巫女や奉仕の乙女達を飾る
                という百合づくしの古式ゆかしい神事です。
                お供えの百合の花は、疫病除けとして
                参拝者に授けられます。

◆6/18 福智院「玄昉忌」13:00〜15:00
問合せ: 0742-22-1358

◆6/19  法華寺「浴室施浴体験会」
信徒会員でなくても体験できるようになりました。
但し、その日一日の特別会員として別途7000円の会費が必要です。
要申込み。
過去記事はこちら
問合せ:0742-33-2261

◆6/19 金峯山寺東南院「多宝塔夏季大祭」11:00~
問合せ:0746-32-3005

◆6/23 大安寺「竹供養」と「ガン封じの祈祷法要」
古来中国ではこの日に竹を植えるとよく育つと云われる
故事に倣って青竹の供養奉納が行われる。
当日はガン封じに薬効があるといわれる笹酒が振舞われる。
8:00~16:00 法要は13:00~
拝観料:500円(笹酒含)
問合せ:0742-61-6312

◆6/25 菅原天満宮「誕生祭と鷽替神事」13:00〜
「鷽替神事」に参加したときの過去記事はこちら
問合せ:0742-45-3576

◆6/25 大神神社「御田植祭」10:00~

◆6/28 入鹿神社 「すももの荒神さん」17:00~21:00
奈良県下、三大荒神の一つ。火難除け・交通安全祈願の祭り。 
問合せ:0744-21-1115(橿原市観光課)

◆6/30 石上神宮「でんでん祭り」
13:00〜神剣渡御祭(でんでん祭)石上神宮から末社神田神社への神剣のお渡り
14:30〜神田神社でお田植え神事 
 
◆6/30「夏の大祓い」
春日大社「夏越大祓式」15:00~
大神神社「大祓みわの茅の輪神事」15:00~
橿原神宮「大祓」15:00~
談山神社「中臣大祓式」15:00~ 
大和神社「夏越の大祓式・茅の輪くぐり」17:00~
石上神宮「夏越の祓」17:00~
他、各地で。

2016年5月24日火曜日

朝の光の中を歩く*

朝の光はもうすっかり夏を感じる陽射しでした。
でもまだ湿度も高くなく、朝早い時間はとても気持ちがいい。
透明な光がふりそそぐ中を歩くだけで心が洗われるような気分。





今朝は、いつものお参りコースからちょっとそれて
東大寺境内の花木に詳しい方から教えていただいたお花を探してみました。公慶道辺りでマルミノヤマゴボウや
カラスビシャクなどを見つけました。

境内のあちこちにウツギが満開。大仏殿を入れての一枚。
桑の実も少しずつ紅くなってますね。
二月堂では、定家葛や柘榴の花が咲き誇っていました。
最後にアゼムシロは探しきれず・・・
また次回の散策で見つけられればいいのですが。
::
何気ない日常の中で季節を知らせてくれる草花たち。
いつものお散歩コースを歩きながら楽しい思いでいっぱいでした。
教えていただきありがとうざいました。
(撮影は5/24・このコースで6時半に出発して8時帰宅でした。)