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2016年12月30日金曜日

今年も一年、どうもありがとうございました*

今年もたくさんの方にご宿泊いただき、どうもありがとうございました。
何度もお越しいただいたり、あたたかなお言葉をいただいたり、多くのお客様方に支えられ励まされて、今年も楽しく奈良倶楽部を続けてこられ、感謝の気持ちでいっぱいです。
年の瀬の慌ただしさの中で、こうして今年一年を振り返り、反省したり新たな気持ちになったり、気を引き締めたりしています。
今年もあと僅かですが、皆さまどうぞ佳いお年をお迎えくださいませ。
2017年、新しい年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2016年12月29日木曜日

年の瀬に「仏名会」のこと*

毎年、12月14日は東大寺二月堂で「仏名会」が厳修されます。
今年は11月に「知っとこ!奈良〜東大寺の仏名会を知る〜」(講師は上司永照師)という公民館の講座を受けて、予備知識を仕入れておりましたので、当日は勢いよく出かけたのでした。
東大寺HPより「仏名会」とは
仏名会は、12月中旬の3日間、「過去」「現在」「未来」の三世諸仏の仏名を唱え、その年に犯した罪障を懺悔し、滅罪生善を祈る法会。
古くは奈良時代に宮中で仏名を唱える法会が行われたと伝えられる。
平安時代には宮中恒例の仏事となり、その後、諸国の寺院などでも勤められるようになったという。
東大寺二月堂で現在勤められている「仏名会」は、途絶えていたものを大正年間に再興したもの。
12月14日、薬師如来(過去)・釈迦如来(現在)・阿弥陀如来(未来)を主尊とするそれぞれ一千の仏像をえがいた大きな掛け軸を三本、二月堂礼堂正面に掲げて、その前で「過去」「現在」「未来」いずれかの一千仏に、僧侶が礼拝を行う。
したがって、三年がかりで、「過去」「現在」「未来」の三千仏を巡ることになる。(今年2016年は過去でした。)
この一千仏への礼拝は、仏名を唱えながら、1回毎に、両膝・両肘・額の五体を畳にすりつけては立ち上がる礼拝(五体投地)が基本で、特に下座の者は忠実に実践することが求められ、年によっては千返礼拝を行う若い僧侶の体から立ち上る湯気が格子越しにうかがえるほどである。先導して仏名を唱える導師の役は、管長以下の僧侶10人が順次正面仏前へ出て100回ずつ分担することになっている。
この一千仏の仏名等を唱える節回しは独特で、末座の者が礼拝するたびに献ずるお香の香りや、山茶花の花の色あいとともに、風情があり印象深い。山茶花の花は、二つ並べ置かれた三方さんぽうの片方に 二百個盛られており、一度礼拝するたびに他方の三方に移されてゆく。山茶花の花の盛り具合で仏名の数の進み具合が見て取れる。
「仏さまの名を呼んで謝りお祓いすることによって次に進んで行く」と、講座で上司さんがおっしゃっていた仏名会は、まさに歳末にその年の罪悪を懺悔し、新しい年に進む法会であると言えます。
また当日は、講座で教えていただいた法要の流れを確認しながら拝聴させていただきました。
朝の8時半から始まる法会、二月堂正面西の局に到着したのは15分頃。
礼堂の中の様子が良く見える場所は先客があり、後ろの方で聴聞することになりましたが、扉が開いていることもあってかなりの寒さです。(すでにこの時に、最後まで聴聞する元気をなくしておりました。)
導師の順番は狭川管長が最初に勤められ、そのあとに来年の修二会参籠衆の順番通りに、平岡師、橋村師、上司師と百仏名ごとに導師を勤めて代わっていかれました。
仏様のお名前を詠み上げられるごとにされる五体投地、ご高齢の長老さまは最初から五体投地されず、お若い方の長老さま達は、最初の百仏名の狭川管長が導師の時には一称ごとの五体投地をゆっくり無理のないような姿勢でされてましたが、それ以降は百仏名終わったあとの三仏法号の時のみ五体投地という様子でした。
本当に、かなりの体力が要る法要だと、聴聞していて感じました。皆さん途中で汗を拭ってらっしゃるくらいで、長老樣方には大変なことと思われます。
でもそうして身を挺して懺悔し祈っていただいて、大変有り難い思いでいっぱいになって帰りました。
実は、防寒対策をしっかりして行かなかったために寒さに勝てず、四百仏名を終えられたところで、二月堂を後にしたのです。来年は後半部分からでも参加できればと思っています。

数取りの山茶花の花の色が、途中で立ち上がった時に目に入り、美しいなぁと思いました。席は後ろの方だったので、お焼香されていた様子は見えなかったのですが。
また、少し疑問に思ったのは、山茶花で数取りしても導師の方には見えないのではと思ったのですが、これはきっと諸衆に大体の様子がわかるようにされている計らいなのかもしれませんね。

ブログアップが大変遅くなりましたが、年の瀬に「仏名会」の投稿記事を書いていると、あの時の二月堂内の何ともいえない緊張した空気感が思い出され、自分自身の一年も反省したり、また新たな気持ちになったりしています。

写真は12/14撮影のもの。
3枚目は不動堂横の木蓮。
枝いっぱいの冬芽に春の訪れを約束されたように感じました。
4枚目の写真は二月堂黒板。
「抱かれる子供は良い子に育つ」・・・いい言葉ですね。

2016年12月28日水曜日

奈良少年刑務所の今後について意見交換会

2017年3月末で廃庁と決まった奈良少年刑務所の今後について
「法務省による説明と地元との意見交換会」が開かれます。
日時:2017年1月15日 13:30〜15:30
会場:手貝町会所
(転害門から北へ50m、アトム電器の一軒先の細い路地を入った奥)
主催:奈良少年刑務所を宝に思う会
問合せ:070-5024-9428(松永さん)
参加無料・当日先着100名
7月に法務省から「2017年3月末で廃庁」と突然発表された奈良少年刑務所。明治期の建物は「旧奈良監獄」として重要文化財に指定するよう文化審議会の答申が出て保存される見込みとなりました。
今後の利用については、土地と建物を国(法務省)が所有したまま運営権を民間業者に売却し活用してもらうという方針が示され、12月8日には「事業実施方針」が公表されましたが、実際にどんな新施設になるかは不透明なままであります。
奈良少年刑務所が立地する般若寺町内の道路は狭隘なため、観光施設等として運営するには西側に隣接する奈良市鴻ノ池運動公園方面からのアクセス路の確保が欠かせませんが、それについても今のところ確たる方向性の説明はないままであり、奈良市議会の委員会でも疑問の声が上がっています。
そこで今回、法務省の担当者より、廃庁に至った経緯、計画の進捗、今後の見通し等について説明を聞き、また、地元からの意見・質問・要望などを伝える意見交換会が開催されることになりました。
どなたでも自由に参加できますので、よろしければ是非。

2016年12月27日火曜日

1月のお出かけ情報②〜秘宝秘仏公開

新春に合わせて特別開帳される秘宝秘仏のご案内です。

◇1/1~1/3 10:00~16:00 霊山寺薬師三尊特別公開
かや材一木造りで62cmの薬師如来が公開。
脇侍の日光・月光菩薩の光背には十二神将が描かれている。

◇1/1~1/3  9:00~17:00 慈光院なき龍 本堂絵天井特別公開

◇1/1~1/3 法隆寺「舎利殿・絵殿特別公開」
南無仏舎利を納める南無仏舎利塔は13:00〜の法要の間参拝可能。

◇1/1~1/3  9:00~16:00 聖林寺秘仏・宝蔵天、弁財天特別開扉

◇1/1~1/10  9:00~16:00 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王秘仏御開帳
                          ※祈祷中は拝尊できませんのでご注意下さい。

◇1/1〜1/3 薬師寺国宝・吉祥天女画像特別公開
◇1/4~1/15 薬師寺「平成の吉祥天女像」が公開。
◇1/1~1/15「玄奘三蔵院伽藍・大唐西域壁画殿特別公開

◇1/1~1/15 9:00~16:00 喜光寺宇賀神特別開帳
毎年7月の暁天講座の時にだけ公開されていた、人頭蛇身の姿の宇賀神がこの時期にも特別公開されます。

◇1/1~1/15  10:00~16:00 浄瑠璃寺「秘仏吉祥天女像特別開扉」
◇1/8~1/10 10:00~16:00   浄瑠璃寺「大日如来特別公開」
◇1/8  9:00~17:00 浄瑠璃寺「三重塔特別開扉」

◇1/1~1/31 9:00~16:30  石光寺弥勒堂開帳

◇1/1~1/31 松尾寺「松尾山七福神開扉」「大黒天念持仏公開」
   1/1は0:00~17:00 1/2~1/5は8:00~17:00
 1/6~1/31の平日は9:00~16:00、土日祝日は8:00~17:00

◇1/1~2/28 談山神社談峯龍神像 新春特別公開

◇1/1~2/28 9:00~17:00  當麻寺中之坊布袋尊百童子屏風ご開帳
◇1/16 9:00~17:00 當麻寺中之坊導き観音ご開帳
※當麻寺の金堂および講堂では正月に修正会が厳修されます。
秘仏の牛王像が祀られる期間は一般の入堂できないため、拝観ができません。拝観不可の期間は以下の通りです。
・金堂:1/1~1/3・講堂:1/4~1/5

◇1/15~2/4 9:00~16:30 西大寺「愛染明王」「聚宝館」特別公開

2016年12月26日月曜日

シンポジウム「桜とともに生きる」

6月に東京・虎ノ門ヒルズで開催され、大盛況だったシンポジウム「桜とともに生きる~吉野・命と再生の聖地~」が、12/24に地元奈良でも開催されました。
プログラムは三部構成で・・・
第一部:オープニング
保山耕一さんの「聖地への誘い」がオープニング映像として映し出される中、山伏による法螺貝吹奏と、岡本彰夫先生の「奥大和は日本の床の間」というメッセージが朗読され、そして楽しみにしていた保山さんの「映像詩・桜とともに生きる」が上映されました。

映像詩では・・・如意輪寺と櫻本坊の二つのお寺の奥様のインタビューに胸を打たれました。子供の死によって教えられたこと、残された者の使命、今も一緒に生きているという想い。深い悲しみを乗り越えてこられた方のお話が心にしみました。
吉野の素晴らしい自然、桜の花のさまざまな美しさ、桜の木が吉野に植えられてきた意味、1300年以上再生を繰り返し植え続けられて桜の花の命をつないできたこと、命の輪廻・再生。金峯山寺の蔵王権現像の大迫力、如意輪観音さまの優し気な微笑み。修験道や神さま仏さま、祈りということ・・・美しい映像と素晴らしい音楽(すみかおりさんの生演奏!)を堪能し、吉野への憧憬がますます深まりました。

第二部:講話
巽良仁・櫻本坊住職と加島裕和・如意輪寺副住職の講話、岡本先生の「後南朝を廻る」、後南朝ゆかりの川上村・栗山村長のお話など。
それぞれのお話の内容は大変濃く、深く考えさせられながらも、岡本先生とNHKアナウンサーの原大策さんの軽妙な司会進行で、ほろりとなりながらも楽しく聞かせていただきましたが、中でも強く印象に残ったのは「後南朝」のこと。
「後南朝」については、NHK奈良放送局 「ならナビ 岡本教授の『大和まだある記』」の12/13放送分「後南朝・知られざる歴史」をご覧頂くとわかりやすく理解出来ると思います。(放送された内容は次回の放送日まで動画で視聴できます)
またシンポジウムでいただいたパンフレットの後半部分には、増田隆さんの「後南朝紀行~朝拝式を伝え続ける山峡の里~」というレポートが掲載されています。(来年には本になるそうです!)
「後南朝」という言葉は聞いたことはあっても、その中身を全く知らなかったので、後南朝最後の自天親王の遺愛品を前に朝賀の礼拝を行い 在りし日の親王を偲ぶ「御朝拝式」のことを知った時は、川上村の方たちの心根に涙が出そうになりました。
「御朝拝式」については、川上村のHPに詳しいです。(来年で560回め、開始以来絶えることなく続けてこられたこともすごいです。)

落ちのびて来られた方を親身に受け入れ、また再生を果たす。吉野は望みを捨てなかったところである。望みを果たせた人も、果たせなかった人も、それを語りつぎ祈りついで伝えてきたところが吉野や奥大和なのだと、最後に岡本先生が締めくくられました。
第三部:フリートーク テーマ「祈り」
登壇されたのは、金峯山寺管領・五條良知師、奈良県観光局理事・中西康博氏、岡本先生、原アナウンサーの4名の方。
まず先日11月12日から13日にかけての26時間、金峯山寺にて五條管領自ら奉修されました「八千枚大護摩供」についてのお話。
その行を撮影された保山さんの映像も圧巻で、五條管領がお話しされたことの意味が映像からも伝わり、手に汗を握りながら観させていただきました。
100日前から精進潔斎に入り直前には五穀と塩を断ち、行中は飲まず食わずの一昼夜。自分の身体が自分でなくなるような、十数キロも体重が落ち、背筋腹筋もなくなり背骨だけで身体を支えるようになってくることや、それでいて、護摩木に書かれた人の名前や祈りの言葉もクリアに見え、熱さも感じず、最後は護摩供をさせていただけることに法悦を感じるようになったという五條管領のお話はすごかったです。
今回のシンポジウムは、首都圏で開催された時には奈良県への集客も目的の一つとなり、またこの度の奈良での開催では、奈良県民自身が奈良の素晴らしさ魅力を知って誇りを持とうという意味合いもあったと思います。
そういう実質的なことも、奈良にある目にみえないものへの祈りの心や、吉野に再生の力を見た保山さんの映像が最初にある、ということが大きな一歩だったと思います。
写真↑は終了間際に保山さんへの感謝を伝える皆様。
たくさんのことを感じさせていただけた意義ある時間でした。
どうもありがとうございました。
シンポジウムが終わって、それぞれに感じたことを胸に帰途につく人達。暮れていく空の美しさが心に刻まれました。

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さて、ブログ記事が長くなって読みにくいかもしれませんが、途中からメモを取った、気になることを記しておきますので、興味のある方は「続きを読む」からどうぞ。
※山伏についての補足追記あり

2016年12月25日日曜日

1月のお出かけ情報①〜初詣と寺社新春行事

奈良県内の寺社で行われる越年行事や初詣、お正月の伝統行事など
奈良倶楽部にご宿泊のお客様にお奨めしやすいところをご案内致します。(同じ寺社での行事はまとめて紹介しています。)
春日大社「初詣」
・1/1は0時~20時 1/2、1/3は6時30分~19時が開門時間です。
・1/1  5:00 歳旦祭 摂末社巡拝 (※拝観は不可)
・1/2 10:00〜「日供始式並興福寺貫首社参式
神仏習合時代の神前読経が偲ばれる珍しい行事です。
・1/3 11:00〜「神楽始式」
巫女により本社中門前で神楽が奉納されます。
・1/4、1/5の開門時間は6時30分〜18時です。

東大寺大仏殿無料拝観
・1/1 0:00~8:00
大仏殿中門を開扉。鏡池付近では「とんど」
中門内側大仏殿参道両側の水路では篝火が焚かれます。

◇東大寺二月堂「観音経読経
・1/1 0:00
鏡池辺りの参道から二月堂まで135基の石灯籠に灯が入ります。
またこの時から3日間、二月堂内では万灯明を灯しています。
・1/3と1/5 10:00~ 「大般若法要」
11:00~13:30 お雑煮ふるまい(万灯明、お鏡餅の申込み者)

興福寺「新春護摩祈祷」
・1/1~1/3 14:00頃~ 南円堂そばの不動堂にて(要申込)
・1/2 「春日社参式」

護国神社「御火焚祭」
・12/31 から1/3まで
除夜祭の後、浄暗の中、県下一の「大とんど」に点火( 23:30点火)
天高く立ち上る炎のもとでの年越し。
・1/3 11:00〜新春祈願祭 祭典後、古式包丁式を奉納
「大とんど」は3日間絶えることなく燃え続けます。
三が日の参詣者には白神酒が振舞われます。

大安寺除夜の竹明かり
・1/1 0:00~
除夜の鐘の響きとともに、本堂では大般若会が修されて
松三宝昆布挟みの儀が執りおこなわれ
護摩堂では越年の護摩が焚かれます。
また境内には108本の竹明かりが灯されます。

元興寺「国宝五重小塔開眼法要」
・1/1 9:00〜
五重小塔開眼法要参列者を含め先着888名に記念散華の授与あり。
 
◇唐招提寺「修正会
・1/1 0:00~2:00 修正会護摩供
・1/3 18:00~20:00 修正会護摩供 餅談義

◇薬師寺「修正会 吉祥悔過法要
・12/31 23:45~ 「国宝吉祥天女画像」を本尊として金堂にお祀りし、一年の吉祥招福などを祈願する法要。
(771年より1000年を超えて続く法要)
・1/1~1/3 8:30~17:00「国宝吉祥天女画像特別開扉」
・1/4~1/15は新たに造顕された平成の吉祥天女像を公開
・1/1 0:30~「年頭法話」(東僧房)
・1/1~1/3 9:00~「写経会」(写経道場)
・1/1~1/3 10:00~「初護摩祈祷」(大講堂前)
・1/1~1/3 13:00~「修正会吉祥悔過法要」(金堂)
・1/1~1/3 13:30~「新春法話」(東僧坊)

霊山寺修正会
・1/1 0:00~5:00(奥の院、本堂、弁天堂)17:00~(本堂)
・1/2・1/3 17:00~(本堂)
・1/1~1/3 10:00~16:00 聚楽殿にて初福茶
・1/1~1/3 10:00~16:00「本堂薬師三尊の特別開扉」

帯解寺修正会
・1/1 0:30~2:00

率川神社御神火拝戴祭
・1/1 0:45~
本社・大神神社の繞道祭の御神火を受けて大松明に点火。
火縄に移して家庭に持ち帰り新年の火種にしていただきます。

大神神社繞道祭にょうどうさい
・1/1 1:00~
拝殿奥・ご神体山三輪山でご神火が切り出され(0:00)
灯篭から大松明と火が移され
三輪山麓の摂社末社18社を大松明を担いで巡拝する。

石上神宮「新春初太鼓 神火祭」
・1/1 0:00〜
・1/1 5:00〜「歳旦祭」

信貴山朝護孫子寺修正会
・1/1〜1/3 17:00〜本堂にて
一山総出仕により、うるしの木を打つ行事はダイナミックです。
・1/1〜1/10 9:00〜16:00 「毘沙門天王秘仏御開帳」
・1/3 4:00「新年初寅」

宝山寺「初聖天」
・1/1〜1/3 福財布の授与
・1/1〜1/15 午前中〜14:00 新年特別祈祷会

松尾寺「七福神祭」
・1/1 0:00~17:00  1/2~1/5 8:00~17:00
・1/3 10:00~歳旦祭(松尾山神社にて)神楽奉納も。

長谷寺 「観音万燈会
・12/31 19:00〜 1/1 5:00
仁王門から登廊、本堂に明かりが灯ります。
・1/1~1/3は17:00~20:00(登廊 釣り灯籠のみ)
※大晦日16:30より1/3までは入山無料

◇法隆寺「舎利講
・1/1~1/3 13:00~(夢殿北、東院舎利殿にて。参拝可) 
絵殿も特別公開

聖林寺「新春特別公開」
・1/1 ~1/3 「秘仏宝蔵天・秘仏弁財天特別開扉」(通常拝観料要)

橿原神宮「御垣内特別参拝」
・1/1~1/5 9:00~17:00(3日は正午から)初穂料 1000円以上

大和神社新春行事
・1/1 2:30~「歳旦祭」
・1/1 14:00~「御神楽祭」
・1/3 10:00~「元始祭」
・1/4 13:00~ 「御弓始祭」
※「御弓始祭」祭典前(11:50)から参拝者にぜんざいの接待あり。
(500食限定で、無くなり次第終了。)

談山神社「新春行事」(1/1~1/3:入山無料・内庭特別参拝)
・1/1 0:00 開門、初太鼓
・1/1 10:00~「元旦祭」
・1/2 13:00~「神楽式 談山翁」
・1/2・1/3 10:00~15:00「書き初め
・1/3 9:00「元始祭」11:30「福禄寿大神新春大祭」14:00「雅楽始め」

金峯山寺蔵王堂「新春行事
・1/1 0:00~ 蔵王堂内で初護摩供 御神酒鏡割り
・1/1~1/3 11:00~ 修正会 

正暦寺修正会
・1/3~1/5 13:00~16:00
年頭祈願、五穀豊穣を祈る薬師悔過法要。
正暦寺に古くから伝わる独特の声明によって法要を勤修。

◇1/5 10:30~ 率川神社阿波神社「初戎祭」
奈良市内最古の夷さま。吉兆福笹授与、お神酒・甘酒の振舞い有り。
(1/4 15:00 宵戎祭)

◇1/5 7:00~ 南市恵毘須神社「初戎 」

2016年12月24日土曜日

12月のお出かけ情報③〜大晦日の行事

まずは大晦日に行なわれる「年越大祓式」 のご案内を**
春日大社 15:00〜 春日大社内 祓戸神社
(大祓詞を唱える会12:00~16:00も→詳細
護国神社 15:00〜
大神神社 14:00〜 祈祷殿前斎庭
石上神宮 15:00〜
談山神社 15:00〜


次に「除夜の鐘」のご案内ですが**
奈良倶楽部通信では、ご宿泊のお客さまが徒歩や車で動ける範囲のお寺で撞ける除夜の鐘のみご案内しています。その他、奈良県下の寺院の除夜の鐘につきましてはこちらをご参照下さい。

◇「五劫院」の除夜の鐘◇

奈良倶楽部の2軒お隣、23:45より参加者全員が順番に撞けます。
甘酒・福酒の振舞いや合格鉛筆、破魔矢の授与
また、五劫思惟阿弥陀仏像も拝観できます。
 五劫院の鐘

「東大寺」の除夜の鐘

22時半頃より整理券配布され、先着800名まで。
元旦の0:00より、8人一組で撞きます。
※整理券配布時間は人出の具合で決めるため前後する可能性あり。
また、列から離れると整理券は無効になります。
 
「興福寺」の除夜の鐘
南円堂と菩提院大御堂の2ヶ所で撞けます。
23:00より各先着100名(計200名)に整理券配布。

「薬師寺」の除夜の鐘

23:00より東僧坊で番号札を全員に配布。(越年写経の方優先)
23:45より5人一組で鐘を撞きます。
鐘を撞いた方にはお餅の接待もあり(数量限定です)

「唐招提寺」の除夜の鐘
23:00より南大門で先着108名に番号札を配布。
23:40より鐘をつくことができます。
参詣者には千手観音の御守札を授与。(拝観無料)

「西大寺」の除夜の鐘

23:45頃より開始。整理券なしで参加者全員が撞けます。
・・・・・・・・・・・・・・
大晦日から元旦にかけて、奈良倶楽部は門限フリーにしております。
奈良で迎える新年をどうぞお楽しみ下さい。

2016年12月23日金曜日

奈良基督教会チャペルコンサートへ*

先日いいだむつみさんのフランスシターのコンサートに伺いました。
フランスシターの繊細で優しい音色に、クリスマスの時期に静かに心の奥深くへ内省する機会を得たような、癒された気分をいただきました。
コンサートが終わって、フランスシターを拝見させていただきながら少し写真を撮ってもいい雰囲気に。思い切って礼拝堂内部の写真撮影の許可いただきましたので、ブログでもご紹介させていただきます。
(掲載許可もいただいています。)
礼拝堂後部には、壁面いっぱいのパイプオルガン。
重厚でそれでいて優しい調べを奏でます。
天井や欄間などは吉野杉の数寄屋造り、純和風の建築は信徒で宮大工だった方の設計で、昨年国の重要文化財に指定されました。
礼拝堂正面には4本の丸柱があり、これらの丸柱は吉野檜だそうです。
(今はもう、このような太くて長い柱を一本の檜で調達するのはむつかしいかも・・・とおっしゃってました。)
かつての興福寺境内に建てられた和風建築の教会。夕方6時には興福寺の鐘の音が聞こえて、宗教の垣根にとらわれない奈良ならではの風景に思いました。
23日は18:00~19:30「クリスマスコンサート〜聖なる調べ〜」
24日は19:00よりキャンドルライト礼拝が行なわれます。
信徒でなくても自由に参加出来ますので、よろしければ是非。
「奈良基督教会」HPはこちら

2016年12月22日木曜日

奈良の名品揃い*「gallery 艸小路」

ならまちの南、紀寺草小路町の「gallery 艸小路」さんへ。
今年の夏7月にオープンしたギャラリーは、奈良の伝統工芸品や、奈良で活躍する作り手さんの作品など「奈良にこだわった」ものが集められています。

奈良一刀彫りや赤膚焼や螺鈿細工などの奈良の伝統工芸品、春日さんにちなんだものなど、オーナーさんの好みはどれも素敵で、見ているだけでこちらも目の保養をさせていただけたようです。
また、次代の奈良の工芸を牽引する若手作家さんの作品にも力強い美しさを感じました。
こうした「奈良の工芸」の伝統品や現代のものなどが、これほど一堂に会したところは、他にあまりないのではないでしょうか。

作品だけでなく、古い町家を改装してオープンされたギャラリーの内装やインテリアのそこかしこにも、ちょっとした素敵なアイデアがあって、とても楽しいところでした。
例えば、小袖簞笥を分割して高さを揃えるために足元に作ったアイアンや、また床に敷き詰められた角材のモザイク効果に、なるほど〜と感心したり。
喫茶スペースにあるこのテーブル↑も、小袖簞笥の抽き出し一つを再利用されたもの。とても素敵ですよね。
ギャラリースペースのお隣には喫茶処もあり、こちらでも「奈良産にこだわった」ものが提供されています。
 ::
「gallery 艸小路」
展示作品や営業日のご案内はフェイスブックページをご覧下さい。
住所:奈良市紀寺町912
電話:0742-93-8878
営業日:木・金・土曜日(時々、臨時休業あり。※12/24臨休)
営業時間:11:00〜17:00
駐車場:有り(3台)

2016年12月21日水曜日

霧の朝*

朝霧の中をいつものお散歩コースで・・・
お馴染みの風景も霧におおわれると
魔法がかかったように幻想的な景色になりました。
























おまけの画像>>

正倉院東側の通りと北側の通りで。
朝9時と10時、往きと帰りの同じ場所にて定点観測でした。