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2017年6月28日水曜日

水無月の唐招提寺*

「ロータスロード」開催中の唐招提寺へ。
でも特に蓮の花が目的という訳ではなく
雨に濡れた御廟の緑の絨毯を目にしたり
しっとりと落ち着いた境内に身を置きたくて行ってきました。
時々、気が重くなって滞っているかな?と思ったら、お参りがてら訪れる好きなお寺や神社が何箇所かあって、その中の一つが唐招提寺さん。
ゆっくり歩いて、清々しい空気を胸いっぱい吸い込んで
 心も身体も緩めてリラックスして・・・
ほぼ一年ぶりの再訪となりましたが、今回もリフレッシュできました。
 この唐招提寺が持つ不思議な魅力を、一年前のブログには
御廟の静かな佇まいと緑の絨毯、葉影、緑陰、緑風・・・
鑑真和上への敬愛が千年以上も途絶えず続いている、その信仰の深さをどこかで感じるからなのか・・・と書いていたのですが
金堂におわします、廬舎那仏坐像、薬師如来立像、千手観音立像、それぞれの仏さまの大らかなで温かな包容力にも惹かれると、今日は確信したのです。
お昼過ぎの蓮の花たちは、ちょっと自堕落な感じで
凛とした美しいコに出会わなかったのがちょっと残念。

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奈良・西ノ京ロータスロード2017」の企画として
唐招提寺では7/1(土)と7/16(日)の早朝7:00~8:00に「早朝参拝」が催されます。(要予約/有料/詳細はこちら

2017年6月27日火曜日

インド家庭料理「vanam」で「COLORS」展

ちょうど一年ぶり!偶然にも昨年と同じ日に、奈良市東部の田原地区にあるインド家庭料理のお店「vanam」さんへ。
昨年は「ほがしわ弁当を作るワークショップ」に参加したのでした。そのWSの前にいただいたランチがとっても美味しかったのでの再訪です。(と言っても一年も経ってしまったのですが)
野菜がたっぷり、そしてたくさんのスパイスのハーモニー。
カレー好きの夫も「美味い!」と唸っておりました。
お店の2階では6/29から始まる「COLORS」展が準備中で
作家のShibuta Kaoru氏が、現場で制作中のところを拝見させていただきました。
瑞々しく綺麗な色で表現された作品はとても素敵!
会期は7/23まで、会期中にもう一度お伺いしたいと思います。
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「インド家庭料理 vanam」
住所:奈良市矢田原町743
Tel:0742-81-0350
定休日/毎週月・水曜日
営業時間/11:00〜日没まで

2017年6月26日月曜日

7月のお出かけ情報② ~寺社伝統行事


◇7/1 10:30〜 天理市氷室神社「献氷祭」
氷室神社は闘鶏つげの氷室といい、朝廷に氷を献上した地であります。氏子らが大勢集まり拝殿で献氷祭が行われます。
問合せ:0743-63-1001

◇7/1 13:00~19:00 往馬大社七夕銀河祭
問合せ: 0743-77-8001

◇7/1~8/31 7:00~16:30 おふさ観音 「風鈴まつり
問合せ: 0744-22-2212

◇7/2 11:00〜金峯山寺蔵王堂「半夏生・大般若転読法要
問合せ:0746-32-8371

◇7/2 10:30~22:00 龍田大社風鎮大祭 ふうちんたいさい
祭りの起源は約2100年前。第10代崇神天皇の御代、風水害・凶作・疫病を鎮めるために“風の神”を龍田大社にお祀りしました。以降、豊作を祈願し、丁重にお祭りが斎行されています。午前中は祝詞の奏上。午後には「風神太鼓」、地元氏子による「河内音頭」の奉納。
クライマックスには「風神花火」が打ち上げられ神賑行事が営まれます。(風神花火は21:00頃~ )
2011年に見学したブログ記事はこちら→
問合せ: 0745-73-1138
◇7/2 10:00~ 霊山寺解除会・茅の輪くぐり・象鼻杯
問合せ:0742-45-0081

◇7/2 20:00~ 信貴山朝護孫子寺信貴山燈火会」(雨天中止)
◇7/3 深夜3:00〜 信貴山朝護孫子寺毘沙門天王御出現大祭
問合せ:0745-72-2277

◇7/5 8:00〜 東大寺「俊乗忌」
鎌倉期の復興に尽力した俊乗房重源上人のご遠忌法要
問合せ:0742-22-5511

◇7/7 11:00~11:30 元興寺蛙石供養
大阪城の堀に有った淀君の霊が宿っていると言われる
蛙の形をしている自然石の供養。
問合せ:0742-23-1377

◇7/7 10:00〜 興福寺弁才天供
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。三重塔内に安置してある窪弁才天像は、世尊院からの客仏であるが、古様を伝える像である。
問合せ:0742-22-7755

◇7/7 大安寺弁才天夏祭り
問合せ:0742-61-6312

◇7/7 夕刻 法隆寺弁天会
問合せ:0745-75-2555

◇7/7 10:00~12:00 「奥田の蓮とり行事 」 
大和高田市大字奥田には、この日朝暁から多くの修験者が訪れ
捨篠池すてしのいけでは蓮とり船も出て蓮切りが行われます。
ここは、役小角の母、刀良売とらめが住んでいたところです。
役小角が産湯をつかったところともいわれる弁天神社の周囲の蓮池から清浄な蓮の花を特別に集め、蔵王権現にお供えします。
蓮切りが終わると、修験者達は、町内の行者堂、刀良売の墓、弁天神社などに蓮華を献じ、古式にのっとり採燈大護摩供を行ったのち、吉野山へ向かって出発します。
場所 : 大和高田市大字奥田
交通 :近鉄大和高田駅下車、無料臨時バス運行
問合せ:0745-53-8200(大和高田市文化振興課)
2016年に見学したブログ記事はこちら→

◇7/7  金峯山寺蔵王堂「蓮華会・蛙飛び
※蛙飛び行事は16:00頃

大和高田市奥田・弁天池の蓮の花を蔵王権現に供える法会。
・大青蛙を乗せた太鼓台が竹林院前を12:30出発
・蓮華会内法要:15:30ごろ
・蛙飛び行事 :16:00ごろ
・採灯大護摩供:17:00ごろ
問合せ: 07463-2-8371
2016年に見学したブログ記事はこちら→

◇7/7 19:00〜 薬師寺「弁天祭」
問合せ:0742-33-6001

◇7/7 棚機神社「棚機祭り」
「タナバタサン」の地は、有志による保存会が結成され、平成4年に棚機神社として祭祀が復活しました。7/7、この棚機神社において「七夕祭り」がささや かに営まれています。岩橋山を背に、大和平野を見下ろす傾斜地に静かに鎮座する神社ですが、この日は笹飾りで華やかに彩られます。
問合せ:0745-48-2811

◇7/7 地福寺「蓮華祭」
13:00~法要 14:00~護摩焚き
問合せ:07472-2-4476

◇7/8 17:00〜 丹生川上神社上社夏越大祓式・七夕燈籠祭
問合せ:0746-52-0733
(例年第1土曜日だが今年は第2土曜日で)

◇7/10 9:00~12:00 阿日寺「恵心忌大法要」
問合せ:0745-76-5561

◇7/13 17:00〜八坂神社「祇園祭り宵宮祭」
奈良きたまちの小さな神社です。
今年の宵宮では、きたまちのお店が出店します。
どうぞお楽しみに!そしてどうぞお越しくださいませ。
過去記事はこちら→2011年 2015年 2016年

◇7/15 18:00~ 正蓮寺「大日さん」
問合せ:0744-22-4001

◇7/15・7/16  喜光寺盂蘭盆会」 
問合せ: 0742-45-4630

◇7/16 20:00頃 鴨都波神社 夏祭り「すすき提灯献灯献灯行事
問合せ: 0745-62-2176

◇7/16 17:00~ 龍田神社「風鎮祭」
問合せ:0745-75-3163

◇7/16、7/17 10:00~ 天河大辨財天社例大祭」   
7/16 19:00〜宵宮祭 
7/17 10:00〜神楽奉納 採燈護摩 能楽奉納
問合わせ:0747-63-0558

◇7/17 17:00〜 法華寺蓮華会式  
本堂前の茅の輪をくぐり、夏の厄除け祈願をする法要。
2009年7月に訪れた様子はこちら→
19:00〜法要、20:30頃まで。
問合せ:0742-33-2261

◇7/17 17:00~21:00 おふさ観音夏祭り
問合せ:0744-22-2212

◇7/17 19:30〜 笛吹神社(葛木坐火雷神社)夏越祭
問合せ:0745-62-5024

◇7/20 14:00〜 西大寺「饒益坊忌」
問合せ:0742-45-4700

◇7/23 15:00~  西大寺「奥の院 地蔵会式」
問合せ:0742-45-4700

◇7/23  16:00~  伝香寺地蔵会 着せ替え法要  
裸のお地蔵さんとして知られる秘仏地蔵菩薩立像が本堂内で特別公開されます。衣の着せ替えは何よりの供えとして興福寺の妙法尼が母の菩提を弔うため1228年より始められました。
問合せ: 0742-22-1120

◇7/23 17:30~20:00 福智院地蔵盆夏祭り
問合せ:0742-22-1358
2009年7月に訪れた様子はこちら→

◇7/23 18:00~20:00 十輪院地蔵盆
本堂の軒下に多数の提灯を吊るし堂内を照らします。
問合せ:0742-26-6635

◇7/23 14:00~ 當麻寺蓮華法会と写仏会
中将姫が當麻曼荼羅を織り上げた日に因み、曼荼羅完成を祝う行事。
中之坊写仏道場の當麻曼荼羅の前で、伝統の法会が営まれます。
美しい絵天井の下で、蓮華法会のゆるやかな声明・読経の声を聞きながら写仏をすることができます。
問合せ: 0745-48-2001

◇7/23、7/24  帯解寺子安地蔵会 
7/23のみ 19:00〜紅白の岩田帯を持って町中を練り歩き、本尊にその帯をお供えして安産や求子を祈願する岩田帯練供養が行われます。
7/23、24 19:30〜大法要厳修
本尊の子安地蔵は鎌倉時代の寄木造。(重要文化財)
問合せ:0742-61-3861

◇7/24 8:00~ 東大寺知足院「地蔵会 」
毎年7/24の朝に一般公開されるのみ。
8:00から1時間程の法要の後にお参りさせていただけます。
2016年の様子はこちら→

◇7/24 18:00~ 法隆寺東院地蔵会
伝法堂が特別開扉されて法要が行われます。
問合せ:0745-75-2555

◇7/25 13:00〜 元山上 千光寺「きゅうり加持」
問合せ: 0745-45-0652

◇7/28 東大寺「解除会げじょえ 
大仏様の前に茅草で作った約2mもの茅の輪が設けられ
東大寺の僧侶がこれをくぐって 
盧舎那仏に夏越しを祈る法要が行われる。
法要は8:00~9:00
茅の輪くぐりは8:00~、一般参拝者9:00〜15:00
問合せ:0742-22-5511
2014年の様子はこちら→ 

◇7/28 10:00〜11:00 円成寺「不動尊護摩供養」
問合せ:0742-93-0353

◇7/28 11:00〜12:00 元興寺「肘塚不動尊供養」
問合せ: 0742-23-1377

10:00〜祭典 
問合せ:0744-22-4960

◇7/30・7/31 綱越神社 「おんぱら祭」
7/30 16:30〜宵宮祭 7/31 10:00〜例祭 19:30〜奉納花火大会
問合せ:0744-42-6633

◇7/31 16:00~ 吉野神宮「茅の輪くぐり」
問合せ:0746-32-3088

◇7/31 19:00〜 高鴨神社夏越の大祓い
問合せ:0745-66-0609

2017年6月25日日曜日

7月のお出かけ情報①〜秘宝秘仏公開


<<公開中の秘宝秘仏>>
◇〜7/31 談山神社秘仏談峯如意輪観音」8:30~16:30
談山神社に残る唯一の仏像。
問合せ:0744-49-0001

◇〜8/16 
喜光寺「宇賀神特別開帳」
問合せ:0742-45-4630  

◇〜8/31 安倍文殊院金閣浮御堂 夏の寺宝展」9:00~17:00
問合せ:0744-43-0002

◇〜8/31 おふさ観音秘宝生き人形
問合せ:0744-22-221

◇〜11/30 9:00~16:00 松尾寺日本唯一の舎人親王像公開
問合せ:0743-53-5023

<<今月からの特別公開>>
◇7/1~7/5 9:00~16:00 
信貴山朝護孫子寺 「毘沙門天王」秘仏特別開扉 
問合せ:0745-72-2277

◇7/1〜7/31 東大寺「俊乗堂」「大湯屋」特別公開
問合せ: 0742-22-5511

◇7/2 応現寺東鳴川観音講「木造不空羂索観音坐像」特別開帳

◇7/7 9:00~16:00 興福寺 「三重塔内陣」特別公開  
興福寺の弁才天は、窪弁才天と称し、弘法大師が天川の弁才天を勧請したと伝えられる。
三重塔内に安置してあるこの窪弁才天像をお祭りするため、
一年に一度法要が営まれこの日に内陣が拝観できます。
興福寺といえば五重塔が有名ですが、三重塔も。
南円堂西側に建ってる現在の塔は、鎌倉時代初期の再建で
内陣四方の板には、薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来が
それぞれ千体ずつ描かれています。
問合せ:0742-22-7755

◇7/8 浄瑠璃寺三重塔内「薬師如来坐像」公開
問合せ:0774-76-2390

◇7/9 福応寺「板仏公開」
14:00~16:00 法要
14:30~21:00 板仏公開
問合せ:0745-79-5570

◇7/10   9:00〜12:00 阿日寺「地獄絵図特別公開」
問合せ:0745-76-5561

◇7/15 10:00~ 正蓮寺「大日如来坐像公開」
「大日さん」祭典は18:00〜

◇7/16 13:30~15:00 當麻寺中之坊「導き観音ご開帳」
問合せ:0745-48-2001

◇7/23 伝香寺「地蔵菩薩衣更法要」特別公開
お地蔵さんの着せかえ法要は16:00〜
問合せ:0742-22-1120

◇7/24 東大寺知足院「地蔵菩薩像」特別公開 
昨年の過去記事より、年々拝観時間短くなっています。
8:00より法要の後、10:00過ぎまで拝観可能。

◇7/24 18:00 法隆寺  「伝法堂」特別開扉
問合せ: 0745-75-2555
特別公開される日付順に記載しています。
特別公開の時間や拝観料、寺社の場所などは各サイトでお調べ下さい。

2017年6月24日土曜日

梅雨の晴れ間の百日紅*

奈良公園や東大寺境内の中にたくさんある百日紅の中でも、おそらく一番に咲いたかもしれない、法華堂前の百日紅。
まだまだ咲き初めという感じですが
盛夏を彩る百日紅が早くも咲き始めたことに季節の巡りを感じます。

この「百日紅咲き初め情報」は、朝のお散歩にお出かけのお客様から教えていただきました。
そして「二月堂手水舎の上の定家葛に覆いかぶさるアケビの蔓から青い実が垂れていました」という貴重な情報もいただきました。
アケビの蔓が見事に覆いかぶさってますね。
手水舎の方から見ると、ありました!
割と大きな実が一つ、ごろんと生っています。
これから実が熟していく様子の定点観測も楽しみです。
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二月堂近辺、今朝の様子です。
田植えも済んだ 二月堂お供田。
 二月堂の柘榴は花びらが散って実がなりつつ。

 不動堂横の木蓮の青い実が落ちては、鹿さんが拾って食べて。

法華堂横の百日紅の植わっているスペースで微睡む鹿たち。
気持ちよさそうな朝の風景でした。
(写真は6/24撮影)

2017年6月23日金曜日

「やまと尼寺精進日記」音羽山観音寺と聖林寺へ

NHK Eテレ、毎月第4日曜に放映の「やまと尼寺精進日記
全国放送の人気番組だそうで、ご存知の方も多いと思います。
奈良県桜井市、山の中にある音羽山観音寺に暮らすご住職たち3人の女性達の、山や里で採れた自然の恵みで丁寧に作られたお料理や、何とも愉快でユーモアに包まれた暮らしぶりが番組で紹介されています。
私もテレビを通してすっかりファンになり、一度行ってみたいと思っていたら、何度か観音寺を訪れたことがある友人がご一緒しましょうと誘って下さったのです。
(私が初めて見た番組は「やまと尼寺精進日記 霜月は忙しい」です)
観音寺の駐車場に車を置いてそこから、健脚の人なら約30分で登る山道。同行の友人からは、とにかく山道が急で険しい!と聞いていたので、運動靴にリュック、飲み水とタオルも用意して、杖をつきながら万全の体制でスタート。
道中ところどころに手作りの看板があり、頑張ろうと励まされます。
この日の予約は一ヶ月前に取ったので、梅雨入り中の大雨の心配もあったのですが、当日は好天に恵まれ、険しい坂道はさておき、木漏れ日の中を歩くのは楽しかったです。
30分ではちょっと無理、45分くらいかかって、最後の坂道。
この看板が見えたら、もうすぐそこです。
ほーっ、着きました。
この日に精進料理を予約していたのは私たちの他に、もう一組。
でもお寺にはハイキングがてらの参拝客が大勢いらっしゃいました。
本堂でお参り中に、七夕飾りの短冊に願い事を書いたり。
今月末から来月初めまでの一週間は、7月末放送予定のロケが入るそうで、この短冊もひょっとしたらテレビに映るかもしれません。
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そうこうするうちにお昼の用意が整い、場所を移ってお食事です。
お食事の前に出してくださった綺麗な色のお茶はドクダミ茶。
なんと、採れたての葉をお水と一緒にミキサーにかけただけというもので、ドライフルーツと一緒にさっぱりと美味しくいただきました。
そして左から一の膳、二の膳、三の膳とたくさんのお料理がならんだお膳に感嘆の声、まずは眼福をいただきます。
一の膳は青梅の甘露煮や梅ジュース、胡麻豆腐に筍団子も美味しく
二の膳では、マタタビの葉の天ぷら、芹やギンナンも天ぷらにしてあって、珍しい食材をいただきました。
手前は赤大根(大根を梅酢で紅く染め)に大葉と梅味噌を挟んで巻いてあるものや、いぶりがっこに手作りクリームチーズを巻いたもの。ベビーコーン、生麩、ズッキーニそれぞれに添えられた手作り味噌の美味しかったこと。
三の膳では、三輪そうめんのお鍋とデザートの手作りヨーグルト。このヨーグルトからクリームチーズも作られるのです。
完食できるか心配なくらいのボリュームでしたが、一つ一つに滋味があり 口福を感じながら、しっかりといただきました。ご馳走様でした。
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食後は少し境内散策。

この立派な大銀杏は、樹齢約600年。
イチョウの葉と一体になった珍しい実をつけるため「お葉つき銀杏」と呼ばれ、県の天然記念物に指定されているのだそうです。
お寺のパンフレットによると、胞子で増えるシダ植物から、種を持つ裸子植物への進化を証す古代銀杏ということです。
観音寺は眼病霊験の寺とあります。
同行の友人いわく、ここの湧水が目にいいそうでペットボトルに少しいただいて帰りました。副住職さんからも、先々代住職が水の成分を調べてもらったら「ホウ酸」が多く入っていたというお話を伺い、そういうところからも眼病霊験のようです。
また、ご本尊の千手千眼十一面観音様は、実際に千本の手を持ち、その手に眼がある、病気平癒に霊験のある「音羽の観音さん」と古来より親しまれてきた観音様。
平成の大修理の時に、台座から古銭(796年頃鋳造)が大量に出土し、創建は1200年以上も前ということ。いただいたパンフレットの「音羽観音縁起」を読んでも、談山神社創建の際に鬼門除けの寺として建てられたとあります。
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テレビの影響で、つい精進料理にばかり気を取られていましたが、ご由緒のある霊験あらたかなお寺と知り、また近いうちにもう一度お参りに伺いたいと思いました。
詳細はお寺のホームページをご覧ください。
(精進料理は要予約/3000円~です)
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観音寺は談山神社と聖林寺の間くらいに位置しています。
夕方少し前に下山できたので(山道の下りも、覚悟して下山ください)近くの聖林寺さんへもお参りに伺いました。
こちらも、先日の「新・日曜美術館」の中で紹介されたお寺です。
山門から見る大和盆地の眺めは、相変わらず美しく心癒されます。
いつもここでは「やまとは国のまほろば たたなづく青垣 山ごもれる やまとしうるわし」の歌が頭にうかびます。
山々の重なりが美しい大好きな奈良の風景。
そして年齢を重ねたおかげなのか、今回8年ぶりに訪れた聖林寺(過去記事はこちら)では、十一面観音像はじめ、どっしりとふくよかなご本尊・地蔵菩薩像と脇侍の掌悪童子、掌善童子。そして阿弥陀如来像や聖観音像、如来荒神像など、安置されている御像のすべてがしみじみと美しく、心に染み入ったのでした。
お正月三が日のみ公開されるという秘仏の弁材天・宝蔵天両像もいつか拝観叶いますようにと思いました。
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大満足の大人の遠足。
帰りは「大宇陀温泉あきののゆ」で汗を流しての一日でした。