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2018年6月23日土曜日

宿泊者限定「ほうせき箱」かき氷プラン*

昨年、大好評だった「ほうせき箱のかき氷プラン」。
今年も「ほうせき箱」さんよりお声がけいただいて
奈良倶楽部にご宿泊のお客様には、当日整理券取得なしで
ご希望の時間にかき氷を召し上がっていただけるようになりました。

期間は、7/1(日)より8/20(月)の10:00〜19:00(12:00~13:00除く)で、入店時間は毎時 0分と30分になります。
ご宿泊当日でも、翌チェックアウト後でも召し上がっていただけますが、奈良倶楽部からお席の予約を入れますので、ご宿泊前日の夕方までに、奈良倶楽部まで必ずお電話(0742-22-3450 )
または 090-9253-5387までショートメッセージ、
または ktnaraclub@gmai.com までメールでご連絡下さい。
◆「ほうせき箱」のかき氷が確実に食べられる宿泊プラン◆
期間:6月30日(土)から8月19日(日)にご宿泊の方限定
※「ほうせき箱」木曜定休日のため、その日はご利用いただけません。
入店時間:宿泊日と翌日の10:00〜19:00(12:00~13:00除く)
料金:かき氷代金は直接お店にお支払い下さい。
(ご宿泊料金には含まれておりません)
人数:奈良倶楽部宿泊のお客様で一日5席限定。
※奈良倶楽部からお席の予約を入れますので、ご宿泊前日の夕方までに、奈良倶楽部まで必ず予約のご連絡を下さい。
~お店からご挨拶~

ほうせき箱店主平井です
2015年にオープン以来
応援してくださいますたくさんのお客様と
いつも優しく支えてくださる氷室神社さまのお陰で
4年目を迎えております
店舗を本年3月に移転し従来よりも広く美しくなりました

お陰様で連日沢山のお客様にお越しいただいておりますが
気温の上昇とともに売り切れ時間が早くなっており
せっかく遠方よりお越しいただいても
入店頂けないお客様も増えてまいりました

弊店は通常朝8:30より整理券の配布を行っておりますが
繁忙期に入ると午前中に売り切れてしまうこともしばしばです

このような中、わざわざ遠方より足を運んでいただくお客様に
なんとかほうせき箱のかき氷を召し上がっていただきたいと
ご相談させて頂き、今回特別にこのプランを作っていただきました

お客様には、ご宿泊いただきますことで
弊店のかき氷を確実に召し上がっていただくことが出来る
わたしどもにとりましても、遠方からわざわざお越しくださいますお客様に召し上がっていただける、とっても嬉しいプランでございます

是非ご予約下さいませ!

尚、ほうせき箱さんの宿泊者限定かき氷プランは、昨年同様「ホテルサンルート奈良」さん「旅館松前」さんと「小さなホテル奈良倶楽部」の3館でお取り扱いさせていただいています。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年6月22日金曜日

柳生「花しょうぶ園」の紫陽花*

柳生方面へ所用で出かけた帰りに「花しょうぶ園」へ。
花菖蒲はほとんど見頃を過ぎていましたが、実はここ、紫陽花の名所でもあり、その紫陽花はちょうど今が見頃で見応えがありました。
「花しょうぶ」の名前に隠れて目立ちませんが、広大な園内の中心に花菖蒲、その見学路となる脇道のすべてに紫陽花が植えられていて
散策しているあいだはずっと紫陽花の花を楽しむことができます。
ただ、紫陽花をメインにされているのではないので
珍しい種類があるのではないのですが、でも園内で圧倒的なボリューム感を放って、紫陽花のかくれ名所と言っても過言ではないくらい。





特に、雨上がりの翌日は、十分に水気を含んだ紫陽花が瑞々しく
空気も洗われて緑も美しく、柳生の自然の中に立地する広大な施設の中を歩いているだけで楽しかったのでした。


花菖蒲はほとんど見頃を過ぎていましたので、写真にはこの2枚ほど。
今年は花の時期が早くてやや見頃を過ぎましたが、敷地面積・約1万㎡の園内に450種類、80万本の花菖蒲が咲いているのだそうです。 

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「柳生花しょうぶ園」
開園期間:今年は7/1まで。
開園時間:9:00~16:00
入園料:大人650円 / 小人350円
駐車場:無料
アクセスと施設情報はこちらをご参照下さい。
HPはこちら(開花情報も載っています)
※HPによると・・・
2015年、柳生花しょうぶ園の館長の逝去により開業が危ぶまれましたが、現在は有志による「柳生花菖蒲園復活プロジェクト」を立ち上げ運営されているようです。
ボランティアとして菖蒲園のオープンに向けたお手伝いをしていただける方を募集しております。1度のみのお手伝いでも構いませんのでぜひご参加ください!・・・ということです。

2018年6月21日木曜日

「梅雨の割引きプラン」始まってます

梅雨の季節の奈良は、観光客も少なくなって
緑豊かな中に緩やかな奈良らしい時間が流れています。
そんな梅雨の季節こそ ごゆっくりめの奈良じかんを楽しんでいただけるのではと、ひそかにお薦めのシーズンでもあります。
ご案内が遅くなりましたが「梅雨の割引きプラン」が始まっています。
期間は6/16(土)より7/21(土)まで。
平日は通常料金の1080円割引き、休前日は平日料金になります。
具体的に宿泊料金(税込み)を記しますと・・・
◆お一人様でご宿泊の場合
平日の朝食付き:7020円/素泊まり:5400円
休前日の朝食付き:8100円/素泊まり:6480円
◆ツイン利用の1名様料金
平日の朝食付き:6480円/素泊まり:4860円
休前日の朝食付き:7560円/素泊まり:5940円
◆トリプル・フォース利用の1名様料金
平日の朝食付き:5940円/素泊まり:4320円
休前日の朝食付き:7020円/素泊まり:5400円
◆小人料金
平日の朝食付き:5940円/素泊まり:4320円
休前日の朝食付き:6480円/素泊まり:4860円
(朝食付きプランの場合は、ご宿泊当日の午前中までのご予約になります。ご了承下さいませ。)

ご予約はこちらから、またはお電話(0742-22-3450)でよろしくお願いいたします。皆さまのお越しをお待ちしています。

2018年6月20日水曜日

漢國神社「鎮華・三枝祭」神饌

奈良の社寺で行われる神事や法要などの伝統行事について。
ブログでは、月末に「翌月のお出かけ情報」を時系列に掲載しているのですが、私自身は、観光される方が多い行事ほど奈良倶楽部も忙しくて出かけられず、実は参列した行事はわずかです。
ようやく出かけられても時間的な制約があって途中で帰ったり。そういう積み重ねを何年もしているうちに、長い時間をかけてようやくその行事が理解できたり・・・とこんな見学でも一長一短があったりします。
前置きが長くなりましたが、先日は、漢國神社の「鎮華・三枝祭」に行ってこられたお客様が、神饌の写真を送って下さいました。
こちらの行事も拝見したことがなかったので、大変貴重な写真をありがとうございました。ブログ読者の方にもご覧いただければと思い、許可を得て、アップさせていただきます。
漢國神社の「鎮華・三枝祭はなしずめ・さきぐさまつり」では、清和四條流式包丁儀式奉納が行われます。お出かけ情報をブログに書くときに、行事の時間の確認を電話でお尋ねすることが多いのですが、今回も漢國神社さんに始まる時間を問い合わせましたら、「お供物に手を触れることなく、箸と庖丁を使って切り奉納していただくので、包丁儀式を一番最初に行います」とのこと。
写真を送って下さったお客様は、同時刻に行われた率川神社「三枝祭-ゆり祭-」を拝見してから、漢國神社に向かわれたので、包丁儀式奉納はご覧になってらっしゃいませんが、神前に御供えされた鯉の様子がよくわかって、できれば来年に拝見したいと思いました。
率川神社と同じく笹百合が奉納されます。
三枝とは、正式にはひとつの茎に3つの花がついているもので、今回は100本頼んだうち1本しかなかったそうです。わかりにくいのですが、右手前にあるものがそれです。希少なお花に祈願を込めたのだろうと、神社の方はおっしゃっていました。(お客様より)
御供えの「ぶと」
ぶとは全部で7種類作るとのことでした。(お客様より)
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歴史ある奈良の行事は「今までと同じように、これからもずーっと続くから、いつでも行ける」という、私の甘い考えを一旦封印して、やはり実際に足を運んでこそ理解できることもあるのだから、もっと奥の深いところのせめて入口にでも立って、奈良の歴史の真髄を感じていきたいと思いました。K様、ありがとうございました。

2018年6月18日月曜日

朝の地震・・・

朝の、突然の地震はとても大きく長く揺れてびっくりしました。
皆さまは大丈夫でしたでしょうか?
地震の後に、お客様方からお見舞いのメールをいただき、ご心配おかけしましたが、奈良倶楽部では大きな被害もなく、ご宿泊のお客様方も皆様ご無事でした。
ご連絡頂いた個々の方には、落ち着いてからお返事差し上げましたが、ブログでも「大丈夫」のご報告をさせていただきます。ただ、その後も小さな余震が続いていますので、引き続き気を引き締めてと思います。
ちょうど朝食の調理中に起こった地震。揺れを長く感じたのと、ガスも緊急停止して点かなくなったりで、少しパニックになりかけましたが、カセットコンロで代用したり、スタッフが落ち着いて対応してくれたりで、気持ちを落ち着かせることができました。
本当に、急に何が起こるかわからないという現実、そして、その時にどう対応するのかという危機管理意識。安全安心を常に頭の隅に置いて、過ごさなければと思った次第です。
最後になりましたが・・・大きな被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げますとともに、この地震で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

2018年6月17日日曜日

7/16「きたまちディスカッション」

きたまちweek2018」期間中のイベントご案内 第2弾!
実行委員会主催の企画その2:きたまちディスカッション
「きたまちweek」最終日の7/16(月・祝日)に、今年の企画の目玉イベントが登場します。その名も「きたまちディスカッション」!!

ん?ディスカッションって何?討論会のこと?
そう、今年はちょっと真面目に、「これからの、きたまちの未来について、ざっくばらんに語り合う」という場が設けられました。

『きたまちの魅力をみんなで再確認しつつ、5年後10年後もずっと大好きなまちであり続けるよう、ざっくばらんに語り合いましょう』ということで、まずは・・・
オープニングトークに奈良女子大学教授・寺岡伸悟先生をお迎えして『地域をデザインする方法』と題した講演をしていただきます。
その後、地域のみなさんとのディスカッション『奈良きたまちの これまでとこれから』。パネラーは地域を牽引する方々、そしてコーディネーターとして、きたまちweek実行委員会の倉橋みどりさん。
どのようなご意見が飛び出してくるのか、どういう方向に着地していくのか・・・わくわく楽しみですね。

きたまちディスカッション
会場:鼓阪小学校講堂
日時:7/16(月・祝)13:00~16:00
入場無料・申込み不要
※13:00~ オープニングトーク / 14:30~ ディスカッション
※12:00~16:00 同時開催「きたまち ふれあいマーケット」

「きたまち ふれあいマーケット」参加予定店は・・・
Somi sweets&coffee … 焼き菓子とドリンク
NPO法人 この指とまれ21 … 我楽多市
母と子の貸切ひろば トラパレ
… 「こども古着市」ALL300円(他レトロワンピなど)
とおく&らいぶ café 葉音
… フェアトレードや障がい者支援商品、手づくり品の販売
ブタとエスプレッソと … かき氷
お食事処たちばな 
… とり天弁当、とり天単品、ふてもじ体験、ふでもじ作品販売
古人見トマト(アジアン・マーブル) … トマトの販売
ギャラリー 花matsuri(花の器・食の器ひろし)… 陶器、小物物販
マールイ・ミール 
… マトリョーシカキーホルダー絵付けワークショップ、物販
ミジンコブンコ …スパイス弁当
などのお店が 会場前のスペースにてマーケットを開催します。
是非遊びにいらして下さいね!

2018年6月16日土曜日

7/13祇園祭宵宮「きたまちマーケット」

きたまちweek2018」今年も、7/10(火)~7/16(月)の一週間、「奈良きたまち」エリアの一部参加店で、ちょっとお得なお買い物や個展、講座やお祭などを開催します。
各店舗の自主イベントの他に、実行委員会主催の企画は3つです。
企画その1:7/13「きたまちマーケット祇園祭宵宮
企画その2:7/16「きたまちディスカッション
     (同時開催 きたまちふれあいマーケット)
企画その3:7/14「旧細田家住宅公開
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まずは、企画その1「きたまちマーケット」についてご案内+++
7/13(金)は、「奈良きたまち」押上町の今小路バス停前にある「祇園社・八坂神社」の宵宮です。
今年もきたまちのお店で賑やかに「きたまちマーケット」出店!
マーケットでは、スイーツやドリンク類、雑貨類が祇園祭宵宮に大集合します。是非遊びにいらしてくださいね。

17:00~20:30頃「きたまちマーケット」
18:00ごろ~  宵宮祭典
18:30ごろ~  子供狂言
19:00ごろ~  「大和妃&尺八による舞と歌と和洋音楽」

「きたまちマーケット」参加店舗は・・・
Somi sweets&coffee … 焼き菓子、ドリンク
あじあの薬膳おばんざい 藍布 … 「野菜たっぷり生春巻」の販売
HSP Healing Café カクレミノ家 奈良駅前店 … オーラ撮影
ワインの王子様 … ベルギービール、サイダー
鳥居鍼灸院 … 焙烙灸
お食事処たちばな … そうめん
きたまち豆腐 … スーパーボールすくい、冷奴、ドーナツ販売
ギャラリー 花matsuri(花の器・食の器ひろし)… 陶器、小物物販
アトリエリジッタ … 動物雑貨、動物パン、和菓子、焼き菓子
紅屋 … ソフトクリーム
cafe+zakka+gallery tuBU … ピロシキ、iceキューブ、梅ソーダ
morico … かき氷

※画像は「きたまちweek」のポスターと「祇園祭宵宮」のチラシ。
どちらも上村恭子さんイラストで、ポスターデザインのクリアファイルもありますよ。

2018年6月14日木曜日

東大寺本坊「古美術からみる東大寺の美」

東大寺ミュージアム休館(4/16~9/14)のかわりに企画されている「東大寺本坊でのイベント」の数々。今日から始まった
白洲 信哉氏キューレーションによる「古美術からみる東大寺の美~二月堂焼経と日の丸盆を中心に~」を観に行ってきました。
東大寺創建よりおよそ1300年という長い間遺されてきた什器などの古美術品と共に、小泉淳作画伯 東大寺本坊襖絵「蓮絵」も特別陳列された展覧会。
まず最初に入った大広間。小泉画伯の蓮絵は何度見ても圧巻で、その襖絵の前に「二月堂練行衆盤(日の丸盆)」9点が並べられていました。
このお盆は、二月堂修二会参籠の練行衆が食堂作法で用いたもの。
全面に黒漆を塗って表面に朱漆を重ねた根来塗りで、鮮やかな朱色の丸盆であるところから「日の丸盆」とも称されています。
展示されている「日の丸盆」は、鎌倉時代のもので、全て重文。
経年によって上塗りの朱色がはげ、自然に現れた黒地と朱漆との美しい抽象文様が、まさに時を経て生まれた美、深い味わいを醸し出しています。(日の丸盆9点の内、2点は6/20までの展示です。)
お庭の睡蓮を見ながら次の間へ。ここには「大聖武おおじょうむ」、聖武天皇宸筆の伝承がある賢愚経の一部がありました。
聖武天皇宸筆・・・写真などで見たことはあっても、本物を拝見するのは初めてで、こうして天平時代の天皇の写経された文字を間近に拝見できることが、どれほど凄いことかと思うと鳥肌が立ちます。
次の部屋には文字の大きさが少し小さい「中聖武」も展示されていました。
3番目の、桜の襖絵のお部屋には「二月堂焼経」がずらりと展示されています。「二月堂焼経」とは、奈良時代に書写された「紺紙銀字華厳経」で、江戸時代に二月堂が焼け、灰中から取り出されたために焼痕があり、「二月堂焼経」と称されます。
今回の展示では、東大寺所蔵の切断されていない「二月堂焼経」(重文)もたくさん展示されていました。
また、切断されたものは、それぞれが趣向を凝らして表装されて、それもまた、一幅の絵画のような美しさを醸しています。
表装が違えば全然雰囲気が違って見えるので、そういう面で比べて見るのも面白いです。何より、焼経の紺地に合わせて表装も紺地にされた2つのお軸が素晴らしくて、傍にいらっしゃったキューレーターの白洲さんにお尋ねしましたら、これは杉本博司氏所有のもので、氏が表装のデザインもされたのだとか。(実は杉本博司展で、こちらは見慣れていたので、成程と思いました。他のお軸に比べると現代的な感じです。)
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『古美術からみる東大寺の美~二月堂焼経と日の丸盆を中心に~』
特別陳列 小泉淳作画伯 東大寺本坊襖絵「蓮絵」
6/14(木)~6/28(木) 9:30~17:30(最終受付17:00)
白洲 信哉氏キューレーションによる「古美術からみる東大寺の美」と題した一度限りの展覧会 。東大寺創建よりおよそ1300年という長い間遺されてきた什器などの古美術品と共に、特別陳列として小泉淳作画伯 東大寺本坊襖絵「蓮絵」も展示致します。
拝観料 :中学生以上1000円/小学生500円
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6/16(土)には、白洲信哉氏のギャラリートーク『 古美術入門 』も。
第一部11:00~11:30 (開場10:30) / 第二部14:00~14:30 (開場13:30)
会場:東大寺本坊内 写経道場
定員:30名(先着順)
※聴講は無料ですが「古美術からみる東大寺の美」展の拝観料が必要。
 各講演の1時間前より受付にて入場整理券が配布されます。

2018年6月11日月曜日

「オットー・ネ―ベル」展

京都文化博物館で開催中の「オットー・ネ―ベル」展を観てきました。
「色彩の画家」「知らぜらる画家」などの枕詞がチラシにも書かれていましたが、こんなにクレーやカンディンスキーと同時代にお互いに影響しあい、よく似た作品もある画家を、何故今まで知らなかったのだろうと不思議に思うくらい、好みの作品ばかり。
おまけにクレーやカンディンスキーやシャガールなど、私の好きな画家の作品も同時展示という嬉しい展覧会。
チラシにも使われているメインビジュアルの この絵↑は、実は作品ではなく、「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」のナポリの色彩地図で、トップの写真の絵はポンペイの色彩地図です。
イタリアに滞在した3か月間に制作された「イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)」は、画家がイタリアの各都市の光景を眺めた際に湧きあがった感情や、風景の中の色彩などをカタログ化したもの。
響きが際立ったものほど大きく描かれていて、この尺度が以後の絵画制作に必要不可欠な基礎となったそうです。
図録よりの引用ですが・・・
例えば「シエナⅢ」という作品↓は、レンガ色の建築物の土色が全体を支配し、濃淡、赤錆色とオリーブ色のアクセントでリズムが与えられていて、上のカラーアトラス↑が生かされている・・・ということだそうです。
その土地の風土や光景を、色彩・光・響き・ニュアンスとして捉えて記録するという手法。これは案外できそうで難しいかもしれませんが、でも一度試してみたいですね。
会場では、写真撮影可の作品も一部ありました。
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若き頃に建築技術も学んだ画家の描く「建築的景観」は、単なるコンポジション的な作品でなく、よく観察された上での単純化された抽象画。
カンディンスキーとも共鳴しあう音楽的要素を取り入れた作品。
 スイスに亡命してからの抽象画の自由で踊るような画面。
 記号化したルーン文字を絵画表現した作品。
俳優としても活躍した画家の描く人物画。
晩年の近東シリーズは、目指してきた抽象画の集大成ではないかと思えるくらい、凝縮した美を感じる素晴らしい作品ばかり。
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図録より、一部の作品の写真を掲載しましたが
一人の画家の生涯の絵画作品を通してみる多様性に感心しながらも
若き初期の頃の、夢がいっぱい詰まったような色彩があふれる作品もまた楽しいと、ずっと心躍らせて鑑賞した展覧会でした。
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「オットー・ネ―ベル」展
会期:6/24(日)まで
休館日:月曜日
開室時間:10:00〜18:00 / 金曜日は19:30まで(入室はそれぞれ30分前まで)
会場:京都文化博物館 

2018年6月10日日曜日

奈良町「古白」

奈良町にあるゲストハウス「古白」さん。
4月にお宿の名前も「琥珀」から「古白」となり
誰でも気軽に立ち寄れる「喫茶室」を併設した宿泊施設としてリニューアルオープンされました。
ずっと気になりながら、中々伺える機会がなかったのですが、ようやく小雨降る日曜日の夕暮れ時に、奈良町に所用で出た帰りに立ち寄ってみました。
オーナーの境祐希さんは、学生時代に仏像中心の美術史を学ばれて、ゲストハウスでは仏像講座や社寺巡礼なども企画もされています。
そして奥様のとびきりの笑顔に迎えられて、初めてでも とても居心地よく過ごさせていただきました。
珈琲もパンナコッタも美味しい!
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「古白」ホームページはこちらです。