「koharu cafe」さんの奥の路地を入ると、もう一軒の古民家が。
こちらの2階が「フルコト」さん。ちなみに1階部分は
6/26オープン予定の器のセレクトショップ「器人器人キトキト」さん。
(※追記 「器人器人」さんのオープン日は6/26になりました。)
では中へ入ってみましょう。いつものことながら
開店早々のお店特有の緊張感とハッピーテンションのオーラを感じる瞬間がたまらなく好きです。そういう店主さんたちの張りつめた空気感とは別に・・・
店内は、古民家のよき佇まいをそのまま残した、どこか懐かしいような雰囲気で、ほっこりと、いつまでも寛いでいたいような空間です。
「フルコト」は、奈良を愛する5人のあるじ達によって運営され
取扱い商品のコンセプトは奈良に関連したもの。
古くから奈良と関係のあった土地のモノや奈良の作家さんの作品。
古代の奈良や古事記をモチーフにしたデザインの雑貨や小物。
奈良に関する写真集や本、奈良ファンの作るモノ・・・などなど。
また、奈良の地図やフリーペーパーやショップカードなども置いて
旅の情報交換スペースとしても使ってもらいたい、奈良を知って、楽しむ場所にしていただきたいと意気込んでらっしゃいます。
・・・前置きが長くなりましたが
撮ってきた写真でちょこっと取扱い商品などをご紹介させて下さい。
(写真は商品のほんの一部です。)
フリーの編集ライター・砂川ミホコさんのセレクトコーナー↑↓
「木の茶の間 輪」さんセレクトの木製品↓
こちらに写真家木村昭彦さんの「大和路慕情」「東大寺お水取り」が
追加されています。↓
旅する古本屋「ぼちぼち堂」さんのセレクトされた古本の数々↓
時代意匠考案作家・金田アオイさんは奈良モチーフのデザインでお馴染み。(お店で写真を撮り忘れたので自前の一筆戔をアップ↓)
そして奈良をこよなく愛する「奈良旅手帖」生駒あさみさんは
奈良を旅して今までに出会った、自分がほしいなと思った小物や本などを。(旅の人・あさみさんが感じる奈良モノに、地元民の私はちょっと興味津々で、結構たくさん写真を撮ってしまいました。)
カキモトさんの華倭里行灯↑と、奈良モチーフのストラップ↓
天川でだけ採掘できるレインボーガーネットという石↓
「野兎の眼」という本(写真の右上)↓
今年の4月に刊行されたばかりの本は、写真家・松本典子さんが天川村の夏祭りで出会った14歳の女の子を10年間撮り続けた本で、天川村の美しい情景も掲載されています。
生駒あさみさん著「ふたりでいく奈良」も置いてますよ。↑
「ミドリさんとカラクリ屋敷」については、このブログページの下段に詳しいお知らせを載せています。
宮崎みどりさん著「古事記のものがたり」↑
そして、びっくり!奈良出身の若手日本画家・三瀬夏之介さんの本がある!(勿論、即購入)
土日営業のみの「プティ・マルシェ」さんの豆腐ビスコッティ↑
平日にビスコッティが恋しくなったら「フルコト」へ!
奈良愛にあふれた奈良モチーフの手作り消しゴムはんこ↑
(左が法華寺のお守り犬、右が御霊神社の笑う狛犬がモチーフ)
若草山をモチーフにした美しい色彩の天平グラス↑
(この窓から若草山が見えますよ。)
ポストカードなども奈良モチーフ↑
「五想庵」さんの散華の栞↑や
奈良倶楽部にも置いている散華ポストカードもあります。↓
こちらは、奈良本の蔵書コーナー↑(多田みのりさんの蔵書も有り)
販売はされていないのですが、店内で読んだりできるのだそう。
(販売している他の古本も読めるそうです。)
・・・ということで、旅の方も奈良の方も楽しめるお店です。
そして、「フルコト」を楽しみがてら
「奈良きたまち」の散策もお楽しみ下さいね!
「旅とくらしの玉手箱 フルコト」
住所:奈良市東包永町61-2
tel&fax:0742-26-3755
営業時間:11:00〜平日19:00/土日17:00(6/5は16:00まで)
定休日:毎週木曜日
※営業時間についてはかなり変則のようです。
16:00からオープンの日もあるようですので
必ずHPのこちらでチェックしてお出かけ下さい。
では、最後に
奈良女子大学卒業生、鈴木遥さん著
『ミドリさんとカラクリ屋敷』(なんと開高健ノンフィクション大賞の次点作)
についてのお知らせです。
『ミドリさんとカラクリ屋敷』刊行記念 トーク&サイン会
日時:6月11日(土)14時〜
会場:啓林堂書店奈良ビブレ店(奈良市小西町27 奈良ビブレB1)
対談者:田中ひろみさん
(仏像イラストレーター&文筆家。奈良観光大使。
『拝んで幸せ奈良の仏像100』など著書30冊以上。)
啓林堂全店で鈴木遥さんか田中ひろみさんのどちらかの著書を購入すると、トーク&サイン会の整理券がもらえます。