この半年間についた罪や穢を祓い浄める「夏越の大祓なごしのおおはらえ」
6/30に行なわれる「夏越の大祓」に参列出来ない方のためにと
大神神社拝殿前には、三ツ鳥居に因んだ三つの大きな「茅の輪」が設置されていました。(6/17〜7/10の期間、どなたでもくぐれます。)
私も半年間お世話になった「赤御幣」を新しくいただき
大神神社、狭井神社、久延彦神社・・・とお詣りしました。
ちょうど「ささゆり園」が開園中でした。
(6/26まで。開園時間は9:00〜16:00です。)
「ささゆり園」ができたきっかけは・・・
かつて、ささゆりは三輪山にたくさん咲いていましたが、環境に敏感な植生である為、近年は近くの野山でも珍しい花となりました。
うつむき加減に楚々と咲いているささゆりの清楚な姿。そこで平成5年にささゆりの咲き誇る三輪山の復活を目指して
「ささゆり奉仕団」が結成され、これを機に「ささゆり園」の準備が始められ、平成12年より一般公開を始めました。(HPより引用) 笹百合は日本にだけ生息するユリの原種だそうで
名前の由来は、その葉が笹に似ていることや
笹原に自生していることが多いために付けられたと云われています。
「ささゆり園」でいただいたパンフレットによりますと
種子から開花まで何と6年の歳月がかかるのだそう。
手間ひまかけて生育されたささゆり。
いつの日か「古事記」の時代のように
狭井川のほとり一帯に ささゆりが咲き匂ってくれればいいですね。
いつの日か「古事記」の時代のように
狭井川のほとり一帯に ささゆりが咲き匂ってくれればいいですね。
大神神社の御神花「ささゆり」と率川神社の「三枝祭」のことや
「古事記」によるいわれについてはHPによると・・・
奈良市最古の神社である率川神社は五十鈴姫命をお祀りし、6月17日の三枝祭では、姫神様にお喜びいただくために酒壺や酒樽を三輪山のささゆりで飾り、巫女はささゆりを手に優雅に神楽を舞います。「古事記」によるいわれについてはHPによると・・・
「古事記」によると古代の三輪山の麓、狭井川のほとりに大物主大神の御子神、媛蹈鞴五十鈴姫命ひめたたらいすずひめのみことがお住まいでした。
狭井川のほとりはささゆりが咲き匂う美しい所で、やがて五十鈴姫命は神武天皇に見初められて皇后様になられたと記されています。
狭井川のほとりはささゆりが咲き匂う美しい所で、やがて五十鈴姫命は神武天皇に見初められて皇后様になられたと記されています。
所々にささゆりが咲いている大神神社の杜を歩きながら
そして展望台から望む大和三山を眺めながら
遠く神話の世界に思いを馳せていました。
可憐なささゆりの足元には・・・!
これって茸ですよね??