大野寺の後に室生寺へ行きました。
石楠花の時期も過ぎ、今は秘仏公開もされていないので
境内は本当にひっそりとしていました。
緑陰に涼風とおり抜けて、緑滴る初夏の室生寺。
お地蔵様がいらっしゃる金堂↑も、本堂↓も緑の中に静かに佇み
室生寺では「伽藍と自然の調和の美しさ」というものを再発見します。
あ、そうそう。モリアオガエルが木の幹に産卵していました。
仁王門を入ってすぐの池にかかる枝の上に白い大きな袋が見えます。
一つの袋の中には300〜600個の卵が守られていて
オタマジャクシになったらぼっとんと池の中に落ちるのですって。
水中を目を凝らして捜したけれどオタマジャクシの姿もモリアオガエルも見つけられません。でも、初めてこんな珍しい卵を見ることができました。
::
室生寺についての詳細は公式サイトをご覧下さい。
サイトのトップページの画像の一番右端が今回お詣りさせていただいた地蔵菩薩像(重文・平安初期の作)です。
2年前の6月に室生寺を訪ねたブログ内記事もよかったらどうぞ。
帰りに近くの龍穴神社にも立ち寄りました。
ここもまた大自然の懐に包まれた気持ちのいいところ。
いつかは龍穴まで行ってみよう・・。