昨年に比べて今年の蓮の開花状況は少しゆっくりめですね。
藤原宮跡の蓮の花*ようやく見頃のようです。
そしてまだまだ楽しめそうですよ。
藤原宮跡、朝堂院跡東側にある池の蓮の花。
畝傍山や耳成山といった大和三山を背景に彩られた蓮のある風景は
うっとり美しい極楽浄土の世界。まさに天上に咲く花のイメージです。
これから花開くところの蓮の花って可憐ですよね。
美しさが匂い立つような蓮の群生も好き好き。
最後の花びらが別れを惜しんで「グッバイ」って挨拶しているよう。
唐招提寺や県農業総合センターなどから株分けしてもらって育てた
たくさんの種類の蓮の花たち。私のお気に入りNO.1は・・・
清楚な姿の「法華寺蓮」
白にうっすらピンクが染まって丸みを帯びた形が上品で可愛いです。
こちらの白い蓮もお気に入り♪「碧台蓮」
名前の通り、花の台あたりが薄いみどり色、花は乳白色の蓮です。
「唐招提寺蓮」のボリュームある八重の花も好きです。
鑑真和上が唐から伝えたとされる「唐招提寺蓮」。開きかけの花↑と
開ききった花↓と。
ハス博士と云われた故大賀一郎博士が、縄文時代に咲いていた古代蓮の種3粒を発見し、そのうちの一粒の開花に成功したという貴重な蓮
「大賀蓮」や↓
「小舞妃蓮」↑ や「皇居和蓮」↓ など。
いろいろ個性豊かな蓮の花を楽しめるのも藤原宮跡の魅力ですね。
では最後にもう一度、畝傍山を背景に蓮の群生を・・・☆
今年も藤原宮跡の蓮の花を堪能できて幸せでした。
奈良県中南部音痴(あー、ついにカミングアウトしてしまった〜)の私のために
もう一度お付き合い下さったしをんさん、ありがとうございました。
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(写真は7/20の午前中に撮影したものです。)
藤原宮跡 5つの花ゾーン
住所:奈良県橿原市高殿町外
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