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2011年7月24日日曜日

東京プライベート日記*

先日のブログにも書きました、所属している美術団体の作品展。
自分自身の出品作を見がてら、東京へ遊びに行ってきました。
といっても以前のように5泊もしたり、美術館を一日に3館もハシゴしたりというような元気もありません。夫に世話をまかせた老犬goutグー も気になるしで、そこそこ楽しんで帰ってきました。

東京駅に着いて、まずは丸の内ブリックスクエア界隈を散策。
もう閉館時間になっていたので入館できませんでしたが、丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」をレプリカ再建した「三菱一号館美術館」も建物外側から見学しました。
お洒落でセンスのいいお店が多くて、こんなところにオフィスがあったら素敵だなぁと思ったり。

丸の内の丸善ギャラリーでは、奈良倶楽部絵画教室でお世話になっていた小林英一先生の個展が開催中でした。
今はもう奈良倶楽部で絵画教室を開いていないので、会期中に偶然上京でき先生に久しぶりにお目にかかる機会を得て嬉しかったです。

翌日は作品展を開催中の埼玉県立近代美術館へ。
家で描いている時は大きいなぁと思っても、やっぱり美術館では小さいですね。今年も賞は取れずに終わりました。見に来たこの日一日は
「ようし来年こそ頑張るぞ!」と燃えるのだけれど(笑)
いつものようにクレーとポジャギを意識した空間構成。
明るくて透明感ある色彩が私の特徴でしょうか。

同じ美術館で開催中の企画展「彫刻家エル・アナツイのアフリカ」
見応えありました。 ガーナ出身のアーティスト、アナツイがつくる
金属製の瓶のキャップをひとつひとつ繋いでつくられたテキスタイル状の巨大なインスタレーション。そして旧作の木彫作品。どちらも素朴でダイナミックです。

北浦和の美術館を出た後は表参道の、行ってみたかった「kurkku」というカフェへ。こちらはap bankが食と農をテーマに立ち上げたお店です。

その後は、友人達との待ち合わせの時間まで
「奈良まほろば館」に立ち寄ったり、同じ界隈にある「ヒナタノオト」にお邪魔したり。
「奈良まほろば館」では奈良産の野菜が販売されていて、新鮮で安価で人気の的なのだそう。これから会う友人達のお土産に花びら茸を買っちゃいました。

「ヒナタノオト」は好きなお店で時々お邪魔しています。奈良倶楽部のインテリアにちょっと彩りを添えてくれるものがあったりするのです。
新しく引っ越された小舟町は「奈良まほろば館」から歩いてすぐのところでした。

そして夕方、また丸の内へ。
学生時代の友人達との夕食は新幹線にすぐに乗れるところがいいでしょうと、丸ビルのレストランで。楽しいひとときもあっという間。台風が接近中の19日でしたので最終より少し早めて帰宅の途につきました。

これもプライベートな話ですが、入籍したばかりの娘の新居に一泊しました。息子夫婦も交えて一緒に過ごす時間は何ものにも代え難いひとときでした。