蓮の花がそろそろ見頃の喜光寺へ行ってきました。
蓮鉢の間がゆっくり空いているいるので、並べられた鉢の間を
お花畑を歩くような気分で散策しながら撮影を楽しみました。
本堂を背景にしたショットを幾つか・・・。
喜光寺は721年に行基菩薩によって創建されました。
「試みの大仏殿」とも言われる喜光寺の本堂。東大寺大仏殿造営に当り、行基菩薩は喜光寺の本堂を参考にされたと伝えられています。
現在の本堂は室町時代の再建で、大仏殿のちょうど10分の1の大きさに造られているのだそうです。
では次に、昨年 450年ぶりに再建されました南大門を背景に。
こちらは境内の石仏群を背景に。
47体ある石仏群は江戸時代に造られたもの。境内に散在していたものを
一カ所に集めて安置されたそうです。
約200鉢、100種類の蓮の鉢が置かれているそうですが
まだそれほどたくさんの種類が咲いている訳ではありません。
蓮の開花は8月上旬頃まで楽しめるそうです。
これからもっとたくさんの種類が咲いてきて
きっと見事な様子でしょうね!
最後にもう一度、今日のお気に入りの蓮花を*
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南大門が再興される前、2008年6月のブログ内記事はこちらです。
3年前と随分様子が変わって、ちょっとびっくりしながらの喜光寺探訪でしたが、ご本尊阿弥陀如来像の、変わらない優しげで静かな佇まいに、ほっと心和ませていました。
創建当時は菅原寺と呼ばれていたお寺が、聖武天皇が行幸の折に、ご本尊から放たれる不思議な光明を感知されて、喜光寺と改名されたそうですが、この創建当時のご本尊は今は不明で、何であったかが知りたいところですね。
喜光寺
住所:奈良市菅原町508
tel:0742-45-4630
拝観料:500円
拝観時間:9:00 〜16:30
蓮の見頃時は朝早くから拝観できるそうです。
(お寺へお問合せ下さい。)
駐車場:無料