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2018年7月29日日曜日

久しぶりの境内散策*

7月27日  猛暑が続いて中々出かけられず、気になっていた「功徳日およく」の万灯明をお願いしに二月堂さんまで。
登廊の石段は、熱中症予防と称してずっとクーラーの中で過ごしていた足腰にはきついと喘ぎながらの、久しぶりのお参り散歩です。
不動堂からいつものコースで、もう百日紅が咲いているかなと
三月堂へ。車で走っていても、今年は百日紅の花をあまり見かけないと、何となく感じていたのですが
 何本かある木のうち、花が咲いていたのは一本だけ。
それもそんなにたくさん咲いていないし・・・。
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7月28日 解除会。
お昼の休憩時間。台風の進路が気になりながらも、まだお天気は崩れず、自転車で風が気持ちいいと大仏殿まで走りました。
 道中、もうギンナンがたわわに生っているのを見つけて驚きながら
大仏殿では、今年前半の色々あった諸々の罪穢れを祓い給えと茅の輪をくぐりました。外国の方達も見様見真似で茅の輪くぐりを。
そしてその後は、今日の目的の一つでもあるこちらの展覧会へ。
「東京藝術大学が育む文化財保護の若き担い手達」展 
仏像制作について知識のない者にも大変わかりやすく解説された展示で、とても面白かったです。(8/7まで本坊で)
本坊のお庭には蓮の花が涼しげなようすで咲いていました。
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昨日、三月堂前で見た百日紅の花の少なさが気になって、帰りは境内の百日紅スポットを要チェックしてみましたが・・・
大仏殿鏡池の前の百日紅↑も、講堂跡の百日紅↓も、花が咲いていない 木の方が多く、これはいったいどうしたことなのでしょう・・・。
酷暑が続いたせいなのでしょうか?奈良公園の浮雲園地や浮見堂などの百日紅スポットもまた見にいくことにしましょう。
・・・と、二日続けて出かけた東大寺境内。
久しぶりに、日常を綴ったブログになりました。
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<<おまけの画像>>
今日の寄り道は境内・鐘楼のそばの「鹿鳴園」さんでかき氷。
お店に入る前に、お店から出てこられた写真家の三好さんにばったり。
ちょうど本坊の「東京藝術大学が育む文化財保護の若き担い手達」展 で、この展覧会のポスターにも使われている「執金剛神立像」の復元彩色映像を見てきた後だったので、この豪華絢爛な極彩色が今もまだ残っているところを三好先生が撮影された写真を、先日の展覧会で拝見したからこそ、”極彩色”が 1300年の時空を超えて現在に繋がるというリアルを感じることができたと、お伝えしました。
いつもの徳島弁で「ほ~か、ほ~か」と喜んで下さって記念写真も。
「鹿鳴園」さんでは貴重なDVDもお借りして、楽しい境内散策となりました。ありがとうございました。