先日のブログでも登場しましたが、支援している「タイ山岳民族 さくらプロジェクト」訪日メンバーに、今年は私達の里子のパチャリーさんが選抜され、10〜11日は奈良滞在でした。
1994年から始めた支援も今年で17年、里子も2人目になります。
年に2~3回の簡単な手紙のやり取りという関係ですが
短かな近況報告の中に、親孝行で、真摯に勉学に励む姿や
里親の私達の健康を気遣ってくれる言葉など
手紙をもらったあとは微笑ましくも温かな気持ちになります。
一生懸命勉強して日本に来られるのを楽しみにしていたんだなと思うと、会えるのが楽しみでしかたありませんでした。
好き嫌いはないと聞いていましたが、何が好物なんだろう、何でも食べてくれるかな?と色々考えながら準備した歓迎会。
(歓迎会の様子はこちらのブログでも→☆)
(左より「さくらプロジェクト」代表の三輪さん、さくら寮スタッフのタンヤラットさん、寮生のパチャリーさん、元「さくら」ボランティアスタッフのガク君。)
翌朝はお昼まで東大寺や興福寺を観光というルートで
私もガイド役を勤めながら一緒に歩きました。
まずは二月堂へ・・・。
裏参道の柿も色づき、すっかり秋なのですね。
初めて見る鹿がめずらしくて仕様がない。
鹿せんべいのあげ方、初めてにしては慣れた手つきです。
奈良太郎の大きさにびっくり。
訪れた日は平日でしたが多くの観光客で賑わう東大寺。
外国人観光客も多くなったように感じました。
恒例の、大仏様の鼻の穴くぐり。何とか通り抜けできました。
楽しみにしていた東大寺ミュージアムにも入館。
南大門前でも記念撮影。
興福寺では国宝館に入りました。
阿修羅像はじめ、諸仏像を丁寧に熱心に見入って
メモを取る姿勢が印象的でした。
興福寺を出て東向商店街へ。
ちょうどお昼時、食べたいとリクエストのあった担々麺を前にご機嫌のパチャリーさん。(中華料理「飛天」にて)
ランチの後は近鉄奈良駅で別れてご一行は大阪のホストファミリー宅へと向かいました。
「奈良はとても静かでゆっくりできます」という彼女の感想。
僅かな奈良滞在時間でしたが、一緒に過ごせた時間は貴重でした。
2週間に渡る日本でのたくさんの思い出は一生忘れられないものになるでしょうね。
さて、さくらメンバーと別れた私達は
この後「HANARART」見学のため五條市へ・・・(続く)
5年前にタイ・チェンライにある「さくら寮」訪問の旅で、パチャリーさんの実家のあるアカ族が住む山岳地帯を訪ねた時のスナップ。
この時小学5年生だったパチャリーさんも小さかったけれど
私達も若くてスマートだったよね^^
一番下の写真はパチャリー家でご馳走になったお料理。
どれもこれもとても美味しかったのでした。