もう終わっちゃったけれど、パステル画家「五想庵」さんの個展の最終日にどうにか滑り込んで見せていただいたパステルの原画がとてもよかったのです。
個展では、以前住んでらした東京新宿の風景をテーマに描いたタロットカード(2007~2008年制作)や、奈良に越してからインスピレーションを得て描いたタロットカード(新作4点)の原画パステルが展示されていました。
タロットカードについてはほとんどよく知らないのですが
それでも、奈良の風景や風土から創作のイメージが湧き上がるものなのだろうかと、以前彼女が奈良に越してこられたばかりの頃に知り合って、これから奈良でこういう仕事をしていきたいと話されていたのを聞いた時は、奈良とタロットのイメージが結びつかなかったのでしたが、今回見せていただいて、「こういう視点でこういう表現をするんだ」とちょっと新鮮な驚きで、それでいて完成度の高い作品に脱帽しました。
奈良の町の風景がもう空気みたいに当たり前になっている私にとって、こんな風な見方ができる彼女がちょっと羨ましいです。
そして何より原画の持つ魅力。
パステル画の柔らかな風合い、優しい色の重なりが原画でこそ味わえるのだと再認識。彼女曰く「額装しない方がもっと柔らかでいい」らしいです。
土日祝日のみオープンの、彼女の自宅ギャラリー「五想庵」でも
奈良モチーフのタロット新作4点が飾られているそうです。
個展を見逃した皆様、「五想庵」で是非ご覧下さいませ。
この個展会場だった夢キューブの「Sankaku」さん↓は
新しい場所に引っ越して10/7にニューオープンされます。
また楽しい出会いがnew「Sankaku」から生まれることでしょうね。
さて、この日は私にとっても懐かしい出会いがありました。
Sankakuさん向かいの「robin」さん↓は中学の先輩のお店だったり
斜め向かいの「スパーク」さん↓も奈良倶楽部とご縁のある方のお店だったのです。
2軒のお店ともキュートがぎゅっとつまった楽しいお店でしたよ。
久しぶりの懐かしい出会いに感謝です。