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2011年10月7日金曜日

「奈良旅手帖2012」今年も販売しています*

”奈良を旅してあったら便利”という情報満載の「奈良旅手帖」
今年も奈良倶楽部で販売させていただいています**


今年は昨年以上にパワーアップ&ボリュームアップして
作り手の奈良への熱い想いが手帖の隅々から伝わってきます。

例えば・・・
まず「紐しおり」や、ビニールカバーには「ペンホルダー」もついてより使いやすくなっています。
ページ数も160P→168Pに増え「奈良県内すべての市町村が書かれた地図」も増えました。
そして「歴代天皇の名前」や、マニアックに「天智系、天武系の飛鳥・奈良時代の系図」もまとめられていて、遥か昔ここに都があった時代を重ねて妄想しながら旅を楽しめるようになっています。
神社仏閣情報だけでなく「美術館博物館情報」もコンパクトにまとめてあるし、「バスの路線図」「奈良交通路線バス一日フリー乗車券情報」も掲載されていて、まさに旅のお伴に欲しい情報が満載です。

勿論、今まで掲載の情報もそのまま
・季節ごとのお花情報
・奈良県内の伝統行事やイベントの情報
・寺社の拝観料、拝観時間、駐車場の有無等の基本情報
・御朱印情報
・JRや近鉄の各駅のコインロッカー情報
・バリアフリーなお手洗い情報
・レンタサイクル、レンタカー情報
・路線図、地図
・早朝営業のお店情報
・日の出、日の入り時間や旧暦、六曜、二十四節気
・季節の万葉歌
・奈良市内、山辺の道、葛城古道、明日香村の地図  

でも、このような情報だけでなく、また手帖機能だけでなく
「奈良旅手帖」といえば月々のコラムが毎年の楽しみで。

一昨年も昨年もトラベルライターの多田みのりさんが
歳時記や花便りや美味しいものを交えて、その月ならではの奈良の魅力を紹介するコラムを書いてらっしゃいました。
これがまた「奈良が匂い立つ」というような名文で
もうこれを読んだら、今すぐ奈良に飛んで行きたくなるような。

そして今年のコラムは・・・と言いますと
「この月に行きたい、おすすめの場所」と題して
奈良に関わるさまざまな方達によるコラムとなっています。

1月 一年の計は山上にあり 若草山(安養寺・松島靖郎)
2月 烏梅を招きつつ楽しき終へめ 月ヶ瀬梅渓(ライター・砂川みほ子)
3月 1261回目の祈り 二月堂「お水取り」(奈良倶楽部・谷規佐子)←!!
4月 大和路桜めぐり 奈良県各所(ライター・naka)
5月  歴史の舞台に風薫る 飛鳥(トラベルライター・多田みのり
6月 幻想の夕べ 大宇陀「あきの蛍能」(ライター・砂川みほこ)
7月 ひんやり夏の贅、ふたたび 都祁と福住(奈良女子大学・出田和久)
8月 錫杖の音、法螺貝の音、響いて 天川村洞川(奈良旅手帖・生駒あさみ)
9月 奈良と菊と俳聖と 生駒山暗峠(奈良文化財研究所・馬場基)
10月 ようこそ、美しき錦秋へ 長谷・室生(ライター・多田みのり)
11月 歴史の重層を凝縮 奈良国立博物館(あかい奈良編集長・倉橋みどり)
12月 高円逍遥 高畑界隈(奈良文化財研究所副所長・井上和人) (敬称略)

先日のブログでも紹介しましたが・・・実は私も
3月に訪れたい奈良のお奨めとして
修二会期間中の二月堂の場の磁力についてコラムを書いています。

勿論、私のことですから、執筆の産みの苦しみというか
すごい悪戦苦闘の数々があったのですが
こうして活字になって出来上がった手帖を前にすると
まぁそんな焦りまくりの記憶は一瞬にして忘却の彼方に飛んで
唯々、多くの方の目に触れる機会をいただいたことに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

また、お客さまへのお礼が最後になりましたが
「奈良旅手帖2012」にコラムを*のブログ記事を読んで
手帖の予約をして下さったお客さまが大変多いと聞いています。
本当にどうもありがとうございました。


手帖は1冊1600円。奈良倶楽部では売り上げの一部(200円)を
「奈良県南部台風12号災害義援金」に寄付させていただきます。

これから行ってみたい奈良。
旅から帰って思い出の中の奈良。
遠くにいても奈良を感じる「奈良旅手帖」を手に取って
日常の生活の中で 時々ふっと奈良を思い出してくださいね。

::

今日はおまけの画像が2点。
まずこちら。かわいい鹿のカードホルダーに注目!
(手書きの字の下手具合は目をつむってスルーして)

(フルコトさんで一目惚れ^^ 500円

そしてこちらは・・・

手帖の13種の表紙のうち、古墳と古事記モチーフのデザインをされたKさんが、デザインの隠れた意味について説明して下さって、お客さまも大満足でした。