奈良倶楽部という場所でイベントを行なうのが数年ぶりという久しぶりさなので、前夜から少しだけ緊張していた私。とっても美味しいサンドイッチや焼き菓子を用意して下さったさだぱんさんもどうやら緊張されている様子だし、色んな交渉役としてこの会をまとめて下さった、リノワのりっちゃんも緊張の面持ちで。主催者3人がドキドキしながらスタートした、まゆみさんとのお茶会。
思えば、この3人の出会いもつい一週間程前。名前と顔は知っていても、一つのことでチームワークを組むとは今まで思ってもみなかったなぁ・・・と準備をしながら、ついクスッとしたり。私達ってきっと気持ちが柔軟なんや・・と心の中で自分を褒めたりして。
::
では、お話の中で印象に残っていることを少し・・・。
頭と心だけでなく身体を作り直すためにヨガが必要である。
そして自分の中心軸の背骨を真っ直ぐに伸ばして
大地をしっかり踏みしめて立つということも。
食べることで健康になるように、正しい食事、正しい食べ方が大切。
一緒に作って一緒にご飯を食べるということも。
小田さんは毎日の食事の前に「食事の偈」というお祈りを唱えられるそうなのですが、その言葉をここに引用させていただきます。
この食べ物は全宇宙からいただいたもの。 大地、海、空、そしてたくさんの人々の労働。 これをいただくに値する人になれますように。 私達の不親切な心を変えて、 むさぼらない食べ方が学べますように。 この食べ物が私たちの力になり、 病気から守ってくれますように。 理解と愛の道を歩くことができますように。 今、世界に沢山の人々が飢えで苦しんでいることを 忘れないように、この食事をいただきます。
この「食事の偈(げ)」のお話が出た時に、何をするにも「偈(げ)」というものが大事だとおっしゃって、例えば「電話の偈」というのは「電話を取る前に深呼吸を3回して出る」とか、とにかく何かをする前には呼吸を整え意識を集中して感謝の気持ちを持って臨むこととお話下さいました。
例え話に出た「電話の偈」。これは実は私が意識して行なっていることだったのでちょっとびっくりでした。
奈良倶楽部とお客さまとの最初の接点が電話ということが多いので、電話に出る前には意識して一呼吸落ち着かせているのです。たったそれだけで、電話での受け答えが気持ち良くできるのですから不思議です。
知らないでしていたことが大事なことだった「電話の偈」。
身近なことだったので印象深いお話でした。
::
小田まゆみさんのお話を聞きたいという、3人の思いが実現した素敵な時間。動き出す時というのは、気持ちに無理なくすーっとできるものなのですね。来て下 さった方々も一緒に心地いい時間を過ごせて、本当に有り難いことだなと思いました。ご縁をいただいた皆様、どうもありがとうございました。
::
追記です。
当日の様子を詳しくブログアップして下さった方がいらっしゃいました。ご本人の許可を得てリンクさせていただきます。こちら→★
また、ひょんなことからお誘いしてお越し下さった「カフェサンカク」さんもブログに書いて下さってます。こちら→★