いよいよ会期も最終週となった「春日大社のすべて」展。
先日のテレビ番組「歴史秘話ヒストリア」で取り上げられた ” 神仏習合 ”で、この展覧会が何度も登場していたこともあり、二度目の鑑賞は ” 神仏習合 ” の展示をしっかり見ようと思いながら観てまわりました。
異国から到来した仏が日本の民衆を救うために変身したのが神の姿とする「本地垂迹思想」を表した曼荼羅や仏舎利容器、春日の神様に奉納された「大般若経とお厨子」。
以前に鑑賞した時には、ただ美しきものとして見ていたものが、また違った視点でとらえることができました。
後期展示の中では「平胡簶ひらやなぐい」が目を引きました。
胡簶とは矢を入れて携帯するための道具だそうで、蝶や鳥などの装飾が美しく、また復元模造品も出陳されていて、興味深かったです。
会期は6/10(日)まで。まだ鑑賞されていない方は是非!
併せて6/10までは、庭園も解放されています。
参考までに、会期早々に鑑賞した時のブログ記事はこちら★です。
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創建1250年記念特別展「国宝 春日大社のすべて」
会期:平成30年4月14日(土)~6月10日(日)
会場: 奈良国立博物館 東新館・西新館
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分~午後5時(金・土曜日は午後7時まで)
※入館は閉館の30分前まで