いよいよ今週末に開催日が迫ってきました「奈良ちとせ祝ぐ寿ぐまつり」。個人的にイマイチだった昨年までの「大立山まつり」と違って、今年は友人知人たちが実行委員で頑張っているので、めちゃくちゃ楽しみにしているところなのですが。
その中でも、これは「大立山まつり」から続いている企画になりますが「大和の伝統芸能とまつり」のお披露目を拝見させていただくのが、実はお楽しみの一つになっています。(「大立山まつり」でもこれだけは見学に行きたいと思っていた次第で)
奈良県下のそれぞれの地域で大切に受け継がれてきている「まつり」や「伝統芸能」。その魅力を一か所で拝見できるのですから、これはちょっと贅沢ですよね。
どのような「まつり」がお披露目されるのかは、こちら★に、日時と一緒に詳しく載っていますのでご参考にしてください。
お披露目会場は、朱雀門基壇のステージだけでなく、朱雀門ひろばのテントの間に大きなステージがあり、参観者の間を通って登場されるなど、より近くで臨場感を持って観覧できるようです。(参観無料)
また、伝統行事やステージ披露演目の関連展示として
◆写真展「大和の伝統行事」
日時:2019/1/15(火)~2/28(木)
場所:平城宮いざない館 企画展示室
奈良の伝統行事や芸能を撮影する、県内在住カメラマン(野本暉房氏、松本純一氏、野口文男氏)による写真を展示しています。
こちらは、昨日観に行ってきました。
小川まつりや砂かけまつりなど、3人のカメラマンが撮影されたお祭りの様子。三者三様の視点で捉えた場面が臨場感あふれていて、とてもよかったです。
◆伝統芸能の映像上映
日時:2019/1/26(土)、1/27(日)
場所:天平つどい館
奈良県に伝わる行事を紹介した貴重な映像を、モニターで随時上映しています。
◆立山の展示
日時:2019/1/26(土)、1/27(日)
場所:朱雀門ひろば
「立山」という、人形ひとがたなどの「造りもの」を身代わりとして、降りかかる厄を落とす江戸時代から伝わる風習があります。今でも奈良県内で行われている立山のうち、「広陵町大垣内地区」「御所市東名柄地区」「橿原市八木地区」の立山を展示しています。
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また、写真展「大和の伝統行事」が開催されている「いざない館 企画展示室」では、古代天皇の正装が再現されて披露されていました。
こちらは称徳天皇が身に着けた儀礼服「礼服らいふくと礼冠らいかん」
間近で拝見できてとても素敵!
こちらは、もう1ランク上の「冕服べんぷくと冕冠べんかん」
当時の天皇の最高級の儀礼服だそうで、一緒に展示しています。
この衣装は、まつりのオープニングとクロージングで、2013年度のミス奈良2名が女帝役として礼服・礼冠を実際に着用し登場されます。
27日のクロージングは、南都のお坊様方も登場されるので、厳粛でありながらも華やかなクロージングになるのではないでしょうか。